私は自分に自信がありません!!
どんなところが、自信が ないんですか。
自分の行動や言動が間違っているのではないか、周りの期待に応えられないのではないか、上司として誰の役にも立っていないのではないか、そんな自分には、何かの罰を与えないとと思ってしまい、毎日、毎日がとても辛く苦しいです。!!
もう少し、具体的に話してみて。
特に昼休みが一番つらいです。大して仕事もしていないのに、昼の休憩をとってるのではないという目で見られている気がして、食べながら吐き気がして、ひどい時はトイレにこもりきりになっています。!!
プライベートは、どんな感じですか。
休みの日は、だるさと吐き気と涙がひどく、ちょっとしたことで勝手に涙が出てきてしまいます。人生が生き辛くて仕方がありません。こんな私はどうすれば良いでしょうか。!!
もう少し、詳しく話していきましょう。メロンちゃん、 待って、走って逃げないで。
何がきっかけで、自分の行動や言動に自信を失ったのか、こういった詳しいところまでは、全然わかりません。
今回は、罪悪感に基づいて、涙の理由なんかを、話して行きたいと思います。
罪悪感
どうやら、何やら凄い罪悪感みたいなものを抱えていて、ことあるごとに何かと自分を責めてしまうんです。
だから余計に、自分もどんどん自信を失ってしまうんです。そんなネガティブグループに、ズッポリはまっている感じです。
そういう状況なんですね。
食べても吐き気がひどい状態だと、食べても食べても栄養を満足に取れてないですから、体調の方は気がかりなんです。
さて、どうすれば良いかということですが、これまで頑張った自分を、優秀に見せようとして、格好をつけてきたんではないかと思うんです。
でも実際には、大して役には立っていないと思っている自分。
自分に対して、そもそも自信のない自分とか、周りの評価をすごく気にしている情けない自分。
こういうのが本来は自分の中にあるんだ。そんな情けない自分が、自分の中にいるんだ。
ということを諦めるんです。認めてしまうというか、どういうことをまずやってみると良いんじゃないかと思います。
開き直ると言っても良いかもしれません。
本当は自分ならもっとできるはずなんだ。
過大評価
心のどこかで、自分のことを高く評価しているんです。本当の自分がもっとすごいんだ。
そういうふうに自分のことを、高く評価しているのではないかと思うんです。
しかし現実問題は、そんなにすぐできるわけでもなく、そのような現実と自分が思いたい理想像とのギャップがあるんです。
つまりこのギャップに苦しんでいる状態で、その逆を隠そうとしている自分。一生懸命になって、隠そうとしている自分。
そういう自分が、いつかばれてしまうのではないか、それが怖くて、多分苦しんでいるのではないかなと思っているんです。
残念ながらですね、メロンちゃんは、自分が思っているよりも、仕事ができない人なんですね。
まだまだ開発途上の人なんです。まだまだ伸びしろのある人なんです。
ですから、そこを早く認めてしまうんです。自分の中でも、自分には至らないところがあるよね。そんな自分で良いという風に、受け入れてしまうんです。
そうすると結構楽になっていくんではないかなと思います。
ビリーフ
多分メロンちゃんは、上司たるものは、バリバリと仕事ができないといけないとか、部下の500倍できないといけないとか思ってるんですね。
仕事のできない上司は、ダメ上司なんだ。仕事ができない上司というのは、存在意義がないと考えてるんです。
そういうビリーフ、それも強い信念を持っていて、それがために人一倍頑張り続けてきたと思うんです。
もしもメロンちゃんが、なんでもかんでもスマートに仕事をこなすようなことが、できる人であれば、周りの人はメロンちゃんと自分を比較して、周りの人が、今のメロンちゃんと同じように、自分はダメだなと、逆に苦しんでしまうんです。
あるいはうっかりすると、周りの人がメロンちゃんに嫉妬して、「なんだこの野郎、足を引っ張ってやる」
何か引きずり下ろそうとして、画策をしてくるかもしれません。
わざとも仕事でミスをして、メロンちゃんに迷惑をかける。
そういうことをしてくるかもしれないし、仕事ができるようになって来たら来たで、全く別の問題が起きてきたりするんです。
メロンちゃんが、今まで頑張ってきたことが、色々あると思うんですが、頑張れば頑張るほど、面白いんですが、人って、協力者が減っていったりするんです。
どうせあの人は、一人でもできるんだからと、思えば思うほど、「何かお手伝いしましょうか」と言わなくなってきますので、メロンちゃんが、できない仕事があるからこそ、私が代わりにやります。
メロンちゃんは仕事ができないからこそ、他の人が活躍できる場があるんです。
涙の理由
すぐに泣いてしまうというのは、わけもなく涙が溢れてしまうのは、なぜそういうのが起きるかと言うと、自分の本音、ありのままの本心、ありのままの自分を、ずっ~と、隠して隠して、隠してひたすら我慢していくんです。
我慢している入れ物が、もういっぱいいっぱいになっているので、何かあった瞬間に、涙が出てくるんです。
もうやめてくれ、もう隠さないでくれ、そんなに自分のことを責めないでくれ、ありのままの自分でいさせてくれということです。
そういう風にして、涙が溢れててくるんです。
自分が意図しない時に、涙が出てしまうんです。もう、いっぱいいっぱいになってるんです。
ポジティブな振る舞い
特に頑張り屋さんであればあるほど、こういう状態になれば、何をするかと言うと、しがちなことは、無理やりポジティブなことを考えるんです。
無理やりポジティブに振る舞おうとするんです。
無理やりに一生懸命頑張って、さらに行動をしてみるんです。
色んなことをやるんですが、やればやるほど、本来の自分、ありのままの自分、本当は情けなくて、オドオドしていて、ビクビクしていて、自分に自信がないんです。
本当は部下よりもまだまだできない部分があるんです。
そういう自分を隠そうとして、いわゆる抑圧していくんです。
テンション
弱い自分を隠して、強い自分のふりをするんですが、無理やりにテンションを上げたりするんです。
強い自分とかのふりをすればするほど、そっちの方向で頑張れば頑張るほど、余計に苦しくなるんです。
実はそれは、逆効果なんです。
作られた自分、虚像の自分を維持するために頑張るんです。
それはやっているからこそ、今苦しんでいるわけで、そうであれば、逆の事をやりませんか。
自己受容
ありのままの自分、本当は情けなくて、ビビりで大して仕事ができなくて、体して人の役には立っていない自分、そんな自分を、諦めて認めてしまいましょう。
これは勘違いして欲しくないのは、自分は大した人間ではない。もう仕事をさぼってしまう、もう成長するのはやめた。
そういうことでは全くありません。
まずは自己否定はするんです。本来の自分のことを嫌いになったり、本来の自分のことを隠そうとしたり、本来の自分を否定する。
こういう自分ではダメなんだと攻撃をするんです。これをまずはやめましょうということです。
ありのままの自分を、どんどん受け入れていきましょう。こういう自分があっても良いとを受け入れていきましょう。
自分なんですから、受け入れましょう。いわゆる自己受容であり、自己承認です。
明確化
それをするんです。その上で、本当になりたい自分、もっとこういう風になってみたい自分、こうしてみたいんだという自分、そういうところを明確にしていくんです。
これまで身につけてきたスキルとか、これから身につけようとしているスキルとか、どんどん開花していくんです。
花開いていくんです。そういう風になったりしますので、自己承認、自己受容する際には、部下の前で恥をかいても構わないじゃないか。
上司だとしても、部下よりできない仕事があったとしても構わないじゃないか。
何でも完璧にこなさなくてもいいじゃないか。
そんなふうに、今まで信じ切ってきたことと、真逆の言葉を再度刷り込みをかけていくんです。
トレーニングの方法
実際に声に出して言ってみるんです。「良いじゃないの部下より仕事できなくたって」
自分で自分に言い聞かせるんです。そういう練習をされると良いと思うんですよ。
その練習をしている最中に、かなり情けなくなったり、かなり怖くなったり、そんな自分ではダメなんだ。
また自己否定をしたくなる自分がいてるんです。それが顔を出してきた時に、「そんなことを考えてはだめだ」「自分を否定してはだめだ」
さらに自分を否定している自分を、もう一度否定するんです。そうではなくて、こういう自分がいたら、自分のことを責めたくなるんです。そういう風に納得してください。
さらにどんどん全部受容していくんです。全受容です。全部受け取っていくんです。
仕方がないよね、こんな情けない自分だから、責めたくもなるよね。
そういうふうにどんどん受け入れていくのが、良いのではないかと思います。
最後に
虚像の自分、嘘の自分、作られた自分で頑張っているうちは、本来の実力、なかなか100%は発揮できません。
なぜなら、本来の自分を隠すためにエネルギーを、かなり使っているんです。
自信というのは、漢字で自分を信じると書きます。本当にその通りなんです。
本来の自分を隠し続けている間は、自分にやはり、なかなか自信は持ちづらいと思うんです。
自分に対して、嘘をついている状態ですから、自分の事を信じられませんので、ですから少し怖いと思うんですが、ありのままの自分を受け入れるんです。ありのままの自分を周りにさらけ出すんです。
そういう方向に勇気を出して、頑張ると、実際に行動を起こす時は、ものすごく怖いと思うんです。
いざ行動を起こした瞬間に、良い意味で、えっということが起きますので、そっちの方向に向けて、これからは頑張るのが良いと思います。
今の自分、ものすごく情けない自分、全然自分は上司としてダメだよねとか、全然会社で仕事で貢献できてないとかです。
本当に自分はだめだよね。まだまだだよね。
自分を隠す方向に頑張るのではなくて、「ごめんね、自分って情けなくて」というのを、さらけ出す方向にぜひ頑張ってみてください。
いかがでしたでしょうか、実はそうすると、すごくのびのびとを生き生きと仕事ができるようになって、結果がついてくるんですよ。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。