資格取得、営業成績、ダイエットなどを始めるときに「気合いだ、さあ始めよう」とテンションを無理にあげようとする人もいます。
短期的な目標設定なら良いのですが、資格取得、営業成績、ダイエットなどの時間がある程度、必要とされることにはマイナスの効果ですね。
ある程度、時間がいる目標設定の場合、継続するためにはテンションを無理に上げない方が良いということを紹介します。
テンションを使って良いのは短期的な目標設定
私が今まで観察してきたことを、総合すると淡々と、テンションを上げないで、目標設定に少しずつ、少しずつ階段を上がった人の方が結果は良いですね。
短期の目標設定の場合はテンションを上げても持ちますが、周りにも評価されるかも知れませんが、焦らずに成功の道を歩んでいますから、気合いを入れないでゆっくりと進んで下さい。
気合いを入れて、テンションを上げる人は長期の目標設定の場合には継続した人を私は見たことがありません。
テンションをあげて良いのは突発的なことが起きたた時に仕方がないので、上げても良いかもしれませんが、これも淡々と解決する方が良いですね。
テンション
英語の「tension(テンション)」は緊張感の意味で使われ、張り詰めたような状態を表します。
和製英語の代表として取り上げられる「ハイテンション」や「テンションが高い・低い」ですが、英語表現として存在しないわけではありません。
英語のテンションはstress(ストレス)のような緊張感の意味で使われるため、あまり良い意味がありません
こういう意味がありますので、緊張状態を続けて、何年も継続できることは有り得ません。
私は継続して目標を達成するためにはテンションを上げるよりも、継続していくための創意工夫していくことが肝要ですね。
簡単にいえば、目標達成のために必要なのは継続で有り、気合いを入れて、テンションを上げたりしないことが大切です。
モチベーションとテンションの違い
「テンション」と「モチベーション」の違い、よく混同してしまうので整理しておきましょう。
テンションとは、その瞬間の気分や気持ちの抑揚のことですね。
そして、ハイテンションとはある種の興奮状態のことです。
一方、モチベーションとは、やる気や動機といった心の状態のこと。ふつふつと内側から湧いてくるようなものです。
つまり、「テンションが高い」のと「モチベーションが高い」のはよく考えるとやっぱり違うということです。
テンションは、外的な影響を受けやすく比較的簡単に上がったり下がったりします。
テンションは瞬発力、モチベーションは持続力です。
継続するためにはテンションを使わない
目の前のこと、短期的な目標設定ではなくて、長期の目標設定をしてる人はテンションに依存しません。
そういう人は今までに成功体験を繰り返してきていますから、テンションを使うと継続出来なくなり、途中で投げ出す色んな人を見て、限界を理解しているのです。
長期の目標設定をして成功して人はテンションに依存せずに淡々と継続してる人ですね。
うさぎではなく、カメのようにジワジワと
小さなことを積み重ねることが、 とんでもないところに行くただひとつの道
イチロー
これはイチロー選手の有名な言葉です。
人の脳には「レーザービーム、首位打者、ゴールデンクラブ賞」という華やかな部分だけが、記憶に残りがちです。ですが、それらを生んだ本当の要因は、
日々の素振りやストレッチ
厳しい日常生活のルーティン
といった小さい事をコツコツと続けた事にあるのです。
こういった事は短期的に“しんどい事”だと感じられるかもしれません。イチロー選手自身も、素振りをする事について「ちっとも面白くない」と語っています。
「それでも続けられる原動力は何か?」というと、長期的な目線です。例えば「大リーグという大舞台でヒットを重ねる事が自分の幸せだから…」といったものです。
こういった長期的な目線は、イチロー選手に限らず、成功者に共通しています。何故なら成功は短期的な目線を捨てなければ手に入らないからです。要するにテンションに依存しないことです。
これらは成功に必要不可欠なものですが、メンドクサイ事ばかりでしょう?
ですが「この将来の為に、今我慢して行動する」という長期的な目線を持って行動する事が、華やかな部分を生むコツなのです。
習慣化ができる人ほど、本人にとっては努力している意識はなくて、しかしまわりから見ると努力をしているように見えますが、本人は淡々としているだけなのです。
まとめ
何かを始めようとするときに、「よし、やるぞ」と気合いを入れて、テンションを上げて良いのは短期的な目標設定の時だけです。
長期の目標設定に必要なのは継続力です。その為にはテンションを使わないで自分にとって継続できるルーティンを作って下さい。
- 大幅な時間短縮ができる
- 常に高いクオリティの仕事ができる
- 作業にかかるストレスを軽減できる
というメリットがあります。
長期の目標設定のためには継続できるルーティンを作って下さい!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。