自分と人が違うのは個性だからです。
その個性を人と比べても仕方ありません。
個性を比べても意味はない
私はこの2年ぐらいの間に講演会へいろんな会で、3000人を超える人とお会いして、いろんな悩みを聞きました。
その中で、1つ分かったことがあります。
それは「人の悩みの原因」です。
その原因は何か?
答えは「人と比べていること」。
これです。
人それぞれに悩む問題は違っても、その原因を追求していくと多くの場合、人と比べているんです。
「自分に自信が持てない」とか「自分はこれでいいんだろうか」「自分はどうしたらいいかわからない」というのも、人と比べるから自分に自信が持てなくなったり、人と比べてこれでいいのかと迷い、どうすればいいのかわからなくなるのです。
自分と人が違うのは個性だからです。
その個性を人と比べても仕方ありません。
一人さんが一番初めに書いて、30万部を超えるベストセラーになった本のタイトルは『変な人の書いた成功法則』です。
この本を出すとき、出版社の人が「変な人が書いた本なんて誰も読みたいと思わないじゃないですか?
違うタイトルにした方がいいんじゃないですか?」と勧めるのに対して、一人さんはこのタイトルでとお願いしました。
それには一人さんなりの、ものすごい理由があったのです。
今でこそ、一人さんの話はたくさんの本にもなっていますが、その当時は、この本の内容が「困ったことは起こらない」とか「節税は一文の得にもならない」など。
世間の言ってることはかなり違っているのを一人さんは知っていたのです。
そうすると、「困ったことは起こる」とか「節税した方が得だ」と思ってる人がこの本を読んだ時に、中には「自分の考えを否定された」と思ってしまう人がいるかもしれません。
その時に「変な人が書いた本ですから」と前置きがあれば、誰も傷つかないで済みます。
つまり一人さんが言いたいのは、この本を読んで賛同してくれる人は似た個性を持った人だから、ぜひ、参考にしてください。
逆に賛同できない人はただ個性が違うだけなので、ご自分の個性を大切にしてくださいということなのです。
そんな一人さんの周りの人への配慮は、常に私たちのはるか上をいつも言っているのです。
みんな違って、みんないい
先日、村上龍さん原作の音楽劇『コインロッカー・ベイビーズ』を観てきました。
そこに出演させられているミュージシャンのローリーさんの、パンフレットに書かれていた紹介文を読んで、私は大受けしました。
それがこれです。
「地に足のついた変態」
いいですよね、これ!!
人に迷惑をかける変態はいけませんが、地に足のついた変態は人に迷惑をかけません。
さらに、自分のことを変態と言ってしまう潔さにもめちゃくちゃ感銘を受けました。
ローリーさんは、自身が経験したいじめや辛い体験をもとに『みんなと違っていいんだよ』(PHP研究所刊)という本を書かれています。
やっぱり、人にはそれぞれ個性があって、それがみんな違うから、みんなが協力し合えて、みんないいんですよね。
自分と他人を比べて、その優劣に悩むのは無駄です。
だって、それは個性だから。
自分の個性を自分自身が認めてあげた時、その人はさらに自分の輝きを発揮できるようになっているのです。
ローリーさんの「地に足のついた変態」のように、明るく楽しく自分の個性を自分がまず認めてあげましょうね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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