気持ちが最高潮の時が印象に残りますね!!
目次
ピーク・エンドの法則
例えばあるレストランで
食事をするとします。
もちろん第一印象は大切ですが
そのお店に行くということは
第一印象がいいというわけですね、
情報などにもよります。
食事が美味しいくて
満足のできる演出を
していただくと 気持ち良くなりますね。
そして食事が終わり帰り際に
丁寧に見送っていただくと
記憶に残り、
また来たいと思いますよね。
メインディッシュの時が
気持ちが最高潮に高まり
見送っていただく時が印象に残ります。
これをピーク・エンドの法則と言います。
ピーク・ピークエンドの法則は
ノーベル経済学賞受賞者の
ダニエル・カーネマンによって提唱されました。
喜怒哀楽が深く印象に残るのは
その出来事のピークとエンドに依存します。
要は最高潮の場面と
最終局面に依存するということです。
ある有名な実験を行いました。
あるグループの人が
大量の不快な騒音にさらされました。
2番目のグループは、
1番目の人々と同じ大音量の
不快な騒音にさらされましたが
その最後に幾分ましな騒音を追加しました。
この2番目のグループの騒音聴取の体験の不快さの評価は
1番目のグループの人達よりも低かったのです。
最初の同一の騒音区間に加え、
不快さを迎えた引き伸ばされた区間があり、
1番目のグループよりさらに不快であった
はずであるにも関わらずである。
映画でもラストシーンが心に残りますね。
ピークエンドの法則の弱点
例えば株式投資で二者択一を迫られた場合
A社はダラダラと値下がりを続け
1年で40%値下がりをしました。
一方 B 社は順調に平均値を
保ち業績も順調でしたが
数日前に悪い材料が出て
40%下がりました。
もし買う決断を迫られた場合には
A 社を選択する人が多いのです。
ピーク・エンドのウイークポイントですね。
ここでもピーク・エンドの法則が働きます。
ブログ
ブログの記事を書く場合において
ピークとエンドを意識することで
ユーザーさんに良い印象を持って
読み終えてもらえればいいですね。
タイトルに印象があっても
中身に印象がなければ
ピークがタイトルになってしまい
面白い記事を読んだという印象が残りません。
ピークを記事の途中で
主張が主張に至った理由を
最高潮に持ってきて
エンドで良い印象を残せれば
また他の記事も読んで見たいと
思ってもらえれば幸いですね。
ピーク・エンドの法則とは、
ある経験をした時に
人は感情のピーク (最高潮)と
その出来事のエンド(終了時)で
経験の全体を判断するという法則のことです。
その出来事の印象を決定付けているのは
「一番印象的なシーン」と
「一番最後のシーン」であるという考え方です。
ブログの記事の中でネガティブな印象を
与える場所があったとしても
ピークとエンドが適切であれば
ポジティブな印象が与えやすいということですね。
誠実さが大切だと思いますね。
皆様、いつもご精読有り難う御座います。