私の行くところには全てテレビカメラがあって、私は監視されてるんです。秘密結社が私を狙ってるんです!!
こんにちは、Greenです。今回は過剰な不安や心配症から、抜け出すためのメンタルトレーニング方法について記事にしてみたいなと思っています。
過剰な不安や心配症
あなたはこんな経験をしたことがないでしょうか?
家の鍵を閉めて出てきたのにも関わらず、家の鍵をかけたかどうかが心配になって、せっかく途中まで進んできたのにも関わらず、今来た道を戻って、家の鍵の状態を確認してしまうんです。
あるいは、バックに入れたはずなのに、絶対入れたはずだとわかっていたにしても、携帯電話を本当に持ったかどうか、心配になって改めて、バックの中を探し出すんです。
いくら大丈夫とわかっていても、一度不安な気持ちが出てきてしまうと、その事実を自分の目で再確認しないと、安心ができないんですね。
多かれ少なかれ誰にでも、心配性、不安症的な一面というのは、あるのではないかと思っています。
ただこうした不安症とか心配症、過度に神経症的に強い人もおられます。
過度に強くなればなるほど、極端な話ですが、秘密結社が私を狙ってるんです。そういうことを思ったりするんです。
国家権力が私のことを、色々と調査してるんです!!
インターネットが自分の検索したものが、全部見張られているんだとか、というものを信じてしまって、疑わなくなってしまうんです。
それが真実なんだと思い込んでしまうんです。そういうこともあったりするんです。
私の行くところには全てテレビカメラがあって、私は監視されてるんです。
誰かが夜になると、家の敷地の中まで入ってきて、家の会話を盗聴しているという妄想が、全く頭から離れないんです。
私は夜も眠れないんです。仕事もできないんです!!
もっといえば、レストランとか外に食事に行った時に、もしかしたらこの食べ物の中に、薬が盛り込まれているかもと思うんです。
そんなふうに思ってしまって、食事がままならなくなってしまうんです。
こういう方も、少なからずいますね。
実際にテレビをつければ、事件とか事故とかのニュースばかりですし、新聞は劣等感とか不足感みたいなものを、煽る記事が多いんです。
そもそも私たちの身近な存在に、過剰な不安になってしまう要素、そういうものはすごく多いと感じています。
今回はそうした過剰な方が、過剰な不安や心配から抜け出す簡単なメンタルトレーニングの方法を記事にします。
シンプルなトレーニング
これからお話しする方法というのは、シンプルで簡単な方法なんですが、ただ何回か練習を、ひたすら続けていく必要はあります。
簡単なんですけども、何度も何度も繰り返して、毎日の練習みたいな感じでやっていく必要があると思っています。
ステップ1
頭の中で考えている不安なこと、心配事を、実際に「私は今~と考えている。なぜならば」このようにして主語をはっきりとさせてください。
私は今、~について、こういう不安をもとに考えている。なぜなら、なぜそれが不安だという理由も含めた上で、主語をちゃんと私という風に一人称にした上で、客観的に書き出して欲しいんですね。
あるいは言葉に出してみるんです。これがステップの1番目です。
ステップ2
先ほどのステップ1では、不安なことや心配なことを、書き出したり、言葉に出してみたりしました。
このステップで考えている不安や心配事の代わりに、どんなふうに考えたりすると、自分の気持ちが楽になるのかです。
不安や心配ではなくて、どんな風に考えれば、自分の気持ちが楽になるかです。
同じように「私は」と主語を自分にして、客観的に紙に書き出す、あるいは言葉に出す。
「私はこういう風に考えると、すごく楽になるんです。なぜなら」
理由も明確にして、主語を私にするんです。
これを書き出す。あるいは声に出してみます。これがステップの2番目です。
ステップ3
ステップ1で考えていただいた不安や心配事が、あると思うんですが、それをこの先ず~っと手放さずにいると、自分がさらにどうなっていくのか。
「すごく不安なんです。すごく心配なんです。」
こういうことを手放さずにいると、自分はこの先さらにどんな自分になっていくのか。
かなり悲観的に考えていきます。あえて悲観的にですよ。最悪の状況をどんどん考えていきます。
ここは少し面倒くさくて、大変なところかもしれないですが、例えばどういうことですかというと、このまま家の鍵を心配している自分でいれば、数年後にはどんな自分になっていくのか、そういうことを考えていきます。
こんな自分になるのではとか、そもそも外出も出来なくなるとか、そうすると仕事にも行けなくなります。
電車にも乗れなくなるのではないか。そんな自分でいれば、仕事はさらにどうなっていくのか。
仕事がうまくいかない時に、自分のプライベートはどうなっていきそうなのか。
そうなっていけば、自分の人生自体はどうなっていくのか。
こういうことを悲観的に、どんどんまずは考えてみます。
偏った面。仕事とかだけではなく、どんどん人生全般について、例えば
恋愛面はどうなっていくのか。
健康面はどうなっていくのか。
収入面はどうなっていくのか。
そういうところ人生全般について、あえて悲観的に考えてみます。
言い換えるのであれば、あえて人生の最悪のシナリオを考えます。
ステップ4
最悪のシナリオではなくて、最良のシナリオ。
ステップ2では、本当は自分はこういう風に考えると楽になるんです。本当は自分はこういう風に考えると、ハッピーになれるんです。
ステップ2の考え方で、ず~っとやっていくと、この先どんな人生が待っていそうか。
どんどん今度は楽観的に、ハッピーな方向で考えています。
これも仕事の面だけではなく、人生全般について、健康面、プライベート面、恋愛面とか、いろんな面で、もっと楽に考えることができると、どんな未来が待っていそうか、それを自由に考えていきます。
また書き出します。あるいは、どんどん言葉にします。こういうことをします。
まとめ
ステップはこれだけです。ステップ4のところまで来ると、「そうだよな」と多分、思えると思うんです。
いちいちなんで自分は不安なことばかり考えているのか。
何で起きもしない未来について、心配なことばっかり考えているのか。
「バカみたいだ」と、であれば、もっと楽になれるハッピーな方向に考えてみると、その方が良いんじゃないかと、なんとなくこういう風に思えるようになるんです。
そのためには、ステップ3で少し大変だと思えるんですが、最悪のシナリオを徹底的に考えていきます。
そのステップが、とても重要になります。
ステップ3で徹底的に最悪のシナリオを考えていくことで、ステップ4でハッピーなシナリオを考えた時、「そうだよね、こっちの方が絶対いいよね」
そういう風に腹の底から思えたりするんです。本来であれば、カウンセラーの方からどんどん質問をされながら、そしてどんどん臨場感を高めながら、答えていけば、もっと効果的なんです。
一人でも紙に書き出す。あるいは言葉を多く声に出す。こういうことで結構できます。
それをすれば、過剰な妄想、過剰な不安、過剰な思い込みのせいで、ものすごく必要のない心配事をず~っと握りしめる事、「それは馬鹿みたいだな」と気づけたりできます。
気づくことさえできれば、穏やかに手放すことができますので、自分って結構心配性だな、自分って結構不安症だな、そういうようなこと方は、是非してみてください。
今回は過剰な不安、過剰な心配、心配性みたいなとこから抜け出すためのメンタルトレーニングについて、記事してみました。
いかがでしたでしょうか、所々停止しながら、取り組まれると、結構効果はあります。是非してみてください。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。