とにかく始めましょう!!
まずは始めます
やる気とはなんでしょうか。
1つには「脳の働き方の一種」と解釈できます。そして、それを意識すればやる気を自由に操作出来ます。
自分で積極的に動いたときの反応は10倍
「やりはじめないと、やる気は出ません。脳の側坐核が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。」
まずは始めないと、やる気がでません。これは重要な示唆です。
「やる気がでないからできない」ではなく、「やっていないから、やる気がでない」と、解釈を変更することで、やる気が出ます。試してみてください。
目の疲れに注意します
目が疲れてくると、やる気が落ちます。
例えば動画やマンガ・本・ネットサーフィンなどのをし過ぎると、目を使いますぎますので、やる気に影響が出て来る可能性があります。
- 眼精疲労から来る症状
- 目が乾く、痛む、充血する
- 視力低下(ピントが合わせづらい)
- 目に異物感がある
- 肩こりや頭痛がする
- イライラする、やる気がなくなる など
公園やカフェなどに出かけることで、目の疲れを誘う行為を遮断することはとても良い解決策の1つです。また、適度なマッサージや温湿布などで目の疲れを取ることも、やる気を回復する良い手段です。
目をつぶるだけで良いですね。!!
睡眠
睡眠時間を十分に取ることが、やる気を出す基本です。
しかし、スケジュールの都合などで思うようにいかないときもあります。そのような場合には昼寝をすることが有効です。
午後の短い昼寝で眠気をやり過ごし能率改善
毎日十分な睡眠をとることが基本ではあるが、仕事や生活上の都合で、夜間に必要な睡眠時間を確保できなかった場合には、昼間の仮眠が、その後の覚醒レベルを上げ作業能率の改善を図ることに役立つ可能性がある。
注意点として、昼寝は必要以上に取るとかえって効率が落ちるので、30分以内が望ましいとされています。
エクササイズ
脳は、体の状態に直結しています。
適度な運動は、脳を活性化させ、やる気を起こさせます。
「脳フィットネス」
私たちは脳フィットネスを高める方法として身近な身体運動に着目しています。というのも、最近の生化学、生理学研究、ならびに脳科学研究から、運動の効果はカロリー消費だけにあらず、条件によっては脳を活性化し、感情を好転させ、認知機能を改善しうることなどが示唆されているからです。
「集中力がなくなってきたな」と感じれば、とにかく体を動かしてみるのも悪くないかもしれません。
昔ながらの製造業では、午後3時あたりにラジオ体操をし、集中力を回復させるということを行っていますが、それなりに意味のあることなのです。
グループ
多くの人が経験的に感じているように、グループでの取り組みはやる気を向上させることがわかっています。
「グループの一員」と思えると、やる気が格段に向上する:研究結果
我々の研究から、同じタスクであっても、それぞれ個別に取り組んでいると思わせるより、1つのタスクにともに取り組んでいると思わせる社会的手がかりがあるだけで、やる気が大きく刺激されることがわかりました。
上の研究は、スタンフォード大学の心理学の研究室が検証したものです。
確かに仲間がいるというだけでサボりづらかったり、つまづいたときに相談が可能だったり、さまざまなメリットがあります。
1度に1つ
仕事の出来る人は、一度に複数のことを同時並行でこなす、といったイメージがある方もいるかもしれませんが、やる気にとってはマイナスの影響があるようです。
マルチタスクによって生じる精神的・身体的問題がさまざまな研究から判明
タイムマネジメントを重要視するビジネスの場においても同様で、2005年にはヒューレット・パッカードの資金提供を受けマルチタスクについて研究を進めていたロンドン大学精神医学学科のチームが「Eメールや電話によって気を散らされたときビジネスマンのIQは低下しており、数値で表すとマリファナを吸引したときの約2倍低下している」と研究結果を報告しています。研究チームによれば、マルチタスクは仕事の生産性に悪影響を与えているとのこと。
仕事中はできるだけ1つの作業に対して集中できるようタスクを分解し、あれこれ別のことを考えてしまうという悪しき習慣を見なおしたほうが良いかもしれません。
朝食
東北大学の研究によれば、朝ごはんの習慣はやる気や目標達成度に影響があるとの発表です。
朝ごはんを食べる習慣と、やる気度と幸せ度と目標達成力の関連性が明らかに
今回の調査により朝ごはん習慣を持っている人々のタイムマネジメント力や目標達成力が高いことが明らかになりました。これは午前中にやる気度が急激に上昇した結果、朝から充実して仕事や勉強、家事を行うことができるからと推察できます。
朝ごはんは、単にエネルギーを補給するだけではなく、規則正しい生活や家族とのコミュニケーションにもなり、やる気を促進する要因となるとようです。
目標を小さく
例えば、1つの企画書を書くとしましょう。
「1つの企画書を書く」という目標は、達成までそれなりに時間がかかる大変な作業です。そこで目標をもう少し分割して、小さくしましょう。
具体的には、
【目標】企画書を書く⇒
- 1.企画書のタイトルを決める
- 2.企画書の見出しを決める
- 3.企画書の導入部を書く
- 4.企画書の結論を書く …
といったようにします。
神経学者のJudyWillis氏によれば、小さな目標を達成し続けると、脳の神経の配線が組み替えられ、やる気に繋がる神経伝達物質がより生成されるようになるとのこと。
燃え尽きた脳を再配線する方法 神経科医からのヒント
努力 - 失敗の繰り返しパターンが努力を差し控えることに対する脳の生存反応を設定したので
目標に向けた取り組みのパターンを強化する必要がある場合、成功する可能性があります。大量再建のためのあなたの武器は、それ自身の神経化学 - ドーパミンとそれがもたらす喜び - に対するあなたの脳の非常に強力な原動力から来ることができます。
「努力⇒失敗」というパターンではなく、「努力⇒目標クリア」というパターンを脳に憶えさせることが、重要なのです。そのために目標を小さく分割し、成功パターンを脳に刷り込む必要があります。
最後に
やる気に関してはとかく「精神論」が幅を利かせがちですが、科学者達は日々、研究を重ね、脳の仕組みを明らかにしつつあります。
どうしてもやる気がでないときに、試してみてもよいかもしれませんね。
成功体験の繰り返しですね!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。