私の周りに、不幸自慢する人がいて、聞くだけで、背中が重くなります!!
こんにちは、Greenです。今回は、不幸自慢をする人とは、距離を置きましょう。そういう悩ましいお話です。
日本人は優しくて、共感能力の高い方が多いんです。
誰かから、不幸な話を聞くと、過剰に聞き入ってしまって、相手方の不幸を、自分が背負ってしまうんです。
他人様の罪悪感までを、自分が背負ってしまうんです。そういうことで、余計に、心の悩みを、深くするんです。
今回はこのテーマで、不幸自慢をする人とは、距離を置いた方が良いですということです。
あんまり、人間が人と距離を置く方が良いと、おおっぴらに、言うのはどうかと思いますが、すごく大切な事なんです。
不幸自慢
心の中に、鬱積した恨みつらみ、いわゆる、欲求不満ですね。そういうのを、ぎゅっと詰め込んで、抑圧するんですね。
そういうことをしていれば、どうして自分ばっかり、ひどい目に合うのか分からないんですね。
どうして、私だけ、悲惨な思いを、しなければいけないのか。いろんな手段を使って、証明しようとすることを、止められなくなってるんです。
いわゆる、それを、不幸自慢というんです。
そういった不幸を、自分は、こんなひどい目にあってるんだ。ものすごいパートナーなんです。
そういうことを、証明することで、同情とか、共感を得るんですね。周りからの同情とか、共感を得るわけです。
それによって、自分の中に抑圧された、恨みとかつらみを、擬似発散するんです。
そういう目的を、持ってたりするんですが、擬似発散しながら、自分の居場所も確保するんです。
そういうゆがんだ目的を、持ってたりするんです。そういった不幸自慢を、聞く側は、注意しないければならないことがあって、不幸自慢をやめられない人は、理路整然と証明するんです。
話を聞いてくれる相手に、無意識のうちに、罪悪感を持つことを、強要するんです。
相手が、罪の意識で苦しむように、自分は、この人よりもひどい目にあっていないから、自分は幸せな方だと感じるんです。
私は、こんなに大変な人がいるのに、自分は幸せで駄目なんだと、そういう風に、思うわけなんです。
支配下
そういったものを、強要しようとしたり、罪悪感を使うことによって、その人を、コントロールしようとするんです。
そういうことを、やってくる人というのは、とても、とても多いんです。意識的にしているのか、無意識的にしているのかは、横に置いときましょう。
しかし、その結果、不幸な相手の話を聞いていることによって、罪悪感が、強化されてしまうんです。
自分の劣等感が、さらに強化されてしまうんです。そういうことは、普通に起きたりすることなんです。
なので、不幸自慢をする人の相談に乗る場合は、共感ばかりしていると、無意識のうちに、自分の中に、被害者意識が、刷り込まれるんです。
植えつけられてしまって、相手の恨みや怒りまで、受け取ってしまって、自分の中にある怒りと融合して、どんどん、増幅してしまうわけです。
そういうことが、起きたりするので、本当に注意しなければならないんです。
葛藤
不幸自慢をする人は、こんなに辛いんだ、こんなに惨めなんだ、こんなに苦しいんだと言いつつも、確かに、辛くて、苦しいんでしょうが、しかし、その裏側では、激しく人を、攻撃したいという感情を持っています。
でも、自分には攻撃する勇気とか、度胸がないんです。むしろ、誰かに助けてもらいたいという感情を、持っているんですね。
心の裏側には、葛藤があるんです。本当は、ぶちのめしてやりたいんですが、そんなことはできないんですね。
誰か私を助けてという気持ちを、ものすごく持っているんです。その葛藤を、自分の中に留めておくため、ものすごいエネルギーを、使っているんです。
素直に誰かのアドバイスを聞くとか、素直に本を読むとか、その本を読んだとおりに、行動してみようとか、そっちの方に、エネルギーを、使えるほど残っていないんです。
自分の心の中で、葛藤していることを、抑圧するために、消耗しきっているんです。もうそこには、エネルギーがないんです。
そういう意味では、可哀想なんです。
魔のスパイラル
そのエネルギーを、聞き役の方が、受け取ってしまえば、本当にあっという間に、パンクするんです。
自分の哀れな状況を、周りに嘆いてくる人は、こんなに惨めなんです。こんなに哀れなんです。
そういう人は、自分は、常に正しくて、自分は、楽しいことを、していると思ってるんです。
自分は、こんなにも頑張っている。自分は、こんなにもちゃんとしている。でも、相手が、おかしいと思っているんです。
間違っているのは、相手なんです。相手は、絶対的な悪なんです。そういうことを、自慢してくる人は、不幸自慢に、とらわれてる方なんですね。
絶対的な悪と決めつけられて、不幸自慢の罠にかかっているんです。そうやって、周りの同情を得ようと、頑張るんですね。
あくまでも、自分は、正しいんです。今までの人は、正しい自分を、認めてくれなかったと思っているんです。
だから、せめて、あなただけは、認めてください。そういう風に、同情を得るため、頑張るんです。
頑張れば頑張るほど、大変だねと言って、聞いてくれていた人たちも、一人減り、二人減りしていくんです。
毎回、毎回会うたびに、被害者意識を植え付けられて、そういう話を、聞かせられている方が、苦しくなるんです。
その結果、周りの人は、消えていくんです。そうすれば、どうして私は、こんなに不幸なんだろう。魔のスパイラルに、陥るわけです。
これも、いくつかあるネガティブグループの一つなんですね。
その人たちの話を、止めずに聞いていれば、いつまでも、不幸自慢する人のターゲットになるわけです。
手放してくれなくなりますから、注意が必要なのかと思っています。
不幸依存
世の中には、アルコール依存とか、ギャンブル依存とか、薬物依存とか、万引き依存とか、いろんな依存症の人がいます。
実は、不幸依存という方も居てるわけです。言い換えれば、被害者意識依存ですね。
被害者意識を持つことが、悪いとは、言ってるわけではありません。実際に、世の中には、被害者の方が、たくさんいてるんです。
自分は被害者なんです。もし、周りの人に、アピールするのであれば、二度とこういうことが起きないように、社会を変えていくんです。そういう意識を持つんです。
自分と同じ被害に合ないように、そういう人を一人でも少なくするために、世の中を、動かす意識を持つのが良いですね。
前向きな方向で、どんどん、周りに、これが問題なんです。これが駄目なんです。これが悪なんです。
そういうことを、言うのであれば、全然良いんです。
先頃、煽り運転で、何人か逮捕者が出ていましたが、以前に煽り運転で、被害に遭われたご遺族の方が、インタビューで、自分は被害者だということを、世間に訴えて、役に立つこともあるんです。
だから、被害者意識を、発信しては駄目だということを、伝えたいわけではないんです。
ここは、勘違いしないでください。
代理発散
でも、不幸自慢の方は、周りの人に、自分の不幸を嘆くんですね。自分の不幸を嘆くことで、共感を得てほしいだけなんです。
自分の欲求不満を、代理発散するんです。共感を得ることで、少し鬱積した怒りや欲求不満を、解消するんです。
それだけのために、やってるんです。
それは、いかがなものですかという話を、しているだけなんです。
この人は、不幸自慢なのか、こういう話は、社会に発信していくべき話なのか、聞いていれば、大体は分かると思うんです。
一番わかりやすい方法は、その人が、今の状況を変えるために、頑張って、行動しているかどうかなんです。
これはもう、明確に、聞いていれば、分かると思います。ただただ、不幸を周りに、ふりまいてるだけの人なのか、この現状を、何らかの現象が起きている。
不幸という現象が起きている。そういうところを変えるために、何らかのアクションを起こしている人なのかどうかは、話を聞けば、分かると思うんです。
そこで、明確にジャッジしてください。
最後に
別に現状を嘆いているだけで、それを改善するため、行動を起こしていない方であれば、この人は、不幸自慢の傾向の強い人だと思って、そっと身を引いてください。
なるべく、ドツボにはまる前に、そっと距離を置いて、どんな理由をつけても良いので、その人と、コンタクトを、取らないようにして欲しいんです。
そういう風にしておかないと、相手のペースに、巻き込まれてしまって、不幸の電線が起きてしまうんです。
そこは、すごく要注意した方が良いんです。悩ましい話なんですが、こういうことを知らないために、人の不幸まで背負いこんでしまって、背中の重みを増してしまう方が、本当に多いんです。
いかがでしたでしょうか、少し注意した方がいいんじゃないかということで、今回は説明してみました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。