コンクラーベ

斉藤一人さんです

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「自分は普通より上」平均以上効果

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私の彼も田舎の祖父も車の運転が、酷くて助手席に乗れないぐらいなのに、安全で腕の良いドライバーだと思い込んでいるんです!!

 

ストックホルム大学のオーラ・スヴェンソンは1981年の研究で、被験者たちにこう頼んだ。

 

「自分の運転の安全性について、あなた方はどう思っているか知りたいです。みんながみんな、同じようにように安全なドライバーだとは限りません。・・・この実験集団の中で自分がどのくらいの位置にいるかと思うか、自己評価してください」

 

実はこれは、被験者の運転能力に対する自己評価を調べるものではなく、過信について調べる初期の研究の一つだった。

 

その結果、アメリカ人とスウェーデン人の圧倒的多数が、自分は平均的なドライバーではなく、安全かつ腕のいいドライバーだと考えていることがわかった。

 

それだけではなく、被験者に自分と特定の調査サンプルの平均値とを比べさせたところ、被験者は年齢も知的能力も自分と同じ人たちより、自分の方が優れていると考えていることがわかった。

 

同様の他の研究でも、ほとんどの人は自分は平均より知的で魅力的で有能だと考えているという結果が出ている。

 

 ある特性や能力において、一般平均以上であると自己評価する傾向のことを平均以上効果と言います。こうした思考の傾向は、自分自身を好ましく考える自己奉仕バイアス(self-serving bias)の一種とみなすことが出来ます。

 

こんにちは、Greenです。前節が長くなりましたが、お付き合い下さい。今回は平気以上効果を紹介します!!

 

 

 

 

 

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平気以上効果の具体例 

 

社会問題化している高齢者ドライバーによる事故が、悪い意味で右肩上がりです。

男性の健康年齢が伸びてはいますが、72才です。それなのに何故、反射神経、注意力が必要とされる車の運転をするのでしょうか。

車の運転さえしなければ、これだけ事故は多発しません。

その理由は平均以上効果によって「私は一般的な高齢者と比較して脳も体も元気な方だ!」と過信してしまっている高齢者の方が多いからです。

事故の多さから高齢者の自動車免許の返納が叫ばれて久しいですが、錯覚しておられるので、返納には問題があります。

脳は現状維持維持を望みます、命を守るよりも脳が怠けることを優先します。

もちろん、地方の山間部など車がないと生活が出来ない地域の方がいるという理由もありますが、平均以上効果によって「まだまだ大丈夫!」と思いこんでいる方が多いのが、ベルリンの壁よりも大きな壁となって立ちはだかっています。

 

 

 

 

主観と客観の評価

 

そのギャップはおよそ20%程度と言われています。

周囲の評価よりも「若干高め」に見積もり、小さな優越感によって自分を下支えしているところがあります。

自己評価が少しくらい、高くても、それはほとんどの人がしている事ですから、仕方がないんです 。

 

問題はギャップが大きすぎる場合です!!

 頭の悪い人、能力のない人、嫌われる人ほど、自己評価と客観評価の乖離が大きくなります。

ダニング=クルーガー効果

以前にも記事にしたことがありますが

 

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「能力が低いから自分を客観視できない」のか「自分を客観視できないから能力が低い」のかはわかりません。しかし、この研究は心理学では広く認知され、博士らの名前にちなんで「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれるようになりました。

この効果の面白いところは、ダニング=クルーガー効果について初めて知った人の多くが「たしかに自分を勘違いしている人はいますね。身近な人の顔が具体的に思い浮かびますよ」と笑顔で答えてくれることです。つまり多くの人は「まさに自分が該当する」かもしれない可能性に思い至らず、自分を棚に上げて、他人に例を探し始めるのです。

これこそが冒頭で説明した「気が利かない人は自分の気の利かなさに気づいていない」ことに相当します。これもまたダニング=クルーガー効果の亜型で、とくに「バイアスの盲点」と呼ばれます。

いずれにしても、ここで見逃せないポイントは、脳が無意識のうちに判断をミスしてしまうという点です。決して「わざと」でなく、あくまでも自動的で反射的な思考として「そう思ってしまう」わけです。

つまり、脳には特定の「思考癖」があるというわけです。

そうした脳のクセは「認知バイアス」と呼ばれます。認知バイアスは曲者で、しばしば奇妙で、ときに理不尽でさえあります。こうした心理のクセに気づいていないと、ふとしたところで判断を誤ったり、損したりしかねません。だとしたら、これをよく理解しておくことは、日常をよりよく生きることにつながります。

平均以上効果は これにとても類似性がある考え方です。

 

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悪代官

 

日本人は世界の中でも「平均以下効果」(過小評価)の人が多いのですが、女性よりも男性のほうに「平均以上」が目立ちます。

なぜ自分を過大評価し、悪代官状態になるのか、それは運転をしていて、反応が遅れて、ハンドルを切り損ねて、事故を起こすとします。

現実を直視せずに、逃げ場を探すんです。そしてそんな不振が続けば滅入ってしまい、果ては自我崩壊に陥る可能性も潜んでいます。

とりわけ自分で自分を褒めまくり、能力を認めない主張をしたりして虚栄心を満たすのです。

自分を正義の味方にするためには、環境や第三者を攻撃することもためらいません。

過大評価の人の特徴は努力をしないんです、他人よりも優れているといった勝手な思い込みも有ります。

そこでまた客観視出来ないため、主観と客観の差が広がり続けます、それを補うために平均以上効果を使って正義の味方になろうとします。これほどはた迷惑な回避はないでしょう。

 

いわゆる、負のスパイラルです。これを避ける方法は自己を客観視することとか、正当な評価に、辛いでしょうが素直に聞いて下さい!!

 

まとめ

 

ほとんどの人が自分の運転能力は平均以上だと考え、それ以外にも様々な面で自分を過大評価してしまいます。

ちなみに自分の能力を過大評価すると、それ以上成長できませんので自分を過大評価したり、変に自信を持つのは生きていく上でマイナスにしかなりません。

何か新し事を始めて下さい、していないんですから過大評価は出来ません。常に新しい自分を作り出していけば、過大評価はなくなります。

 

平均以上効果も程度問題です、営業をすれば数字で分かりますから、営業職に就くのも良いですね!!

 

 

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皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

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