私の部下が、過剰に自慢してくるし、過剰にアピールしてくるしるし、過剰に自己評価が高いんです。どうすれば良いんですか!!
こんにちは、Greenです。今回のテーマは、職場のトラブルメールということでお話ししてみたいと思います。
どんな問題を話すかと言うと、過剰に自分のことを、人に対して高く見せようとするということです。
プライドが高い人と言っていいかもしれません。
過大な自己評価
自分はこんなに頑張ってるんです。当然良い評価をください。そこまでしないと気が済まないというぐらいする方ですね。
そこまでアピールしなくていいだろう。そういう風に周りの人が思うくらい、私だけはすごい頑張ってるんです。
周りの人と比較して、自分だけがすごいんです。そういうふうに過剰に自慢してくる、過剰にアピールしてくる、過剰に自己評価が高いんです。
こういう人って、案外いらっしゃったりするんです。
例えば評価からちょっとずれたにしても、周りの人がうんざりしている状況だとしても、どうだ自分はすごいだろうという形で、自慢話をしてくる方は、結構多いです。
例えばS、A、B、C、Dという5段階評価があった時、オールSをつけてくる自分はスーパーマンなんだ。
全部スーパーなんだというふうにしてくる人がいてるんですね。
私の部下が典型的です。
その人に対して、少し待ってください。少し待ってください、あなたの~行動は、~評価に当てはまるんです。
あなたは真ん中ぐらいなんですよと言ったにしても、「あなたの見方はおかしい」と攻撃してくるんです。
それは困るんですね。もう少し客観的に見て欲しいんです。
こうした人は一見すると、自己肯定感が高い、つまり自分に自信があるように思えたりするんです。
しかし、そもそも自己肯定感の高い方、自分に自信のある人は、過度にに自分のことを他人様にアピールしたりはしないんです。
なぜならばということなんですが、他人様にアピールしなくても、大丈夫なんです。
自信がありますから、大丈夫なんです。見てくれてる人は、見てくれてるんだろうな。
万が一見てくれてる人がいなくても、自分はちゃんとこういうことをしているから、大丈夫だなと思えるんです。
いちいち過度に、自分のことをアピールをしないんです。
それでは、過剰に自分のことを「どうだ、すごいだろう」
どうして、もっと、見て、見てみたいなことをするんでしょうか?
反動形成
実はその心の奥深い部分には、抑圧された感情といわゆる心の防衛機制、反動形成と言うんですが、反動形成が潜んでるんではないかと思うんです。
今回これからトラブルメーカーということで、お話ししていくんですが、内容というのは、反動形成について、少し記事にしてみたいなと思ってます。
私
反動形成は何かといえば、私自身も経験しているんですが、たくさんありすぎて分からないくらいです。
例えば、私自身が抑圧していて、反動形成があるんですね。
幼稚園の頃、名前は言いませんが、ある男の子のことが好きだったんです。
本当に好きで、格好のいい子で、仲良くしたいなと思っているんですが、本当は仲良くしたいんです。その子のことが、大好きなんです。
もし好きと言って、嫌われたらどうしようとか、やはりそういう怖れの感情の方が勝ってしまって、自分はこの子のことが好きなんだということを、グッと抑圧するんです。
我慢するんですね。我慢していれば、やはり苦しくなります。隠してるわけなんです。
あなたのことを好きなんですよということを、隠してるわけなんです。
隠していることが、あるどこかのタイミングで、ばれるのではないか、それがとても怖いんですね。
バランス
自分の中でうまくバランスを取って、バランスを取るために、私たちは何をするかといえば、人のことは、本当は自分は嫌いなんだということで、バランスをとるんです。
自分に無理やりバランスを取ろうとするんです。
本当は好きなんですが、好きなんだという気持ちを抑圧して、抑圧していることがボロっと出てしまうことが、怖いんです。
どのようにして好きだということに、蓋をしていくかというのは、嫌いなんだという蓋で覆い隠すんです。
なので、私はその好きな子に何をやったかといえば、いじめてしまうんです。その子が嫌がることをどんどんやるんです。
いろんなことをしましたが、今になって思うと真逆なことをしているんですが、本当は好きなので、本当は仲良くしたいし、一緒に遊びたいのにも関わらず、わざと嫌われるようなことをするんです。
バカだなと思うんですが、これがいわゆるの反動形成です。
こんな風に抑圧して、無意識に我慢をしてるんです。
自分の素直なありのままの欲求を、うっかりするとばれるかもしれないということが、とても怖いんです。
それが現れないように、本来したいことと、真逆の事をしてしまうんです。
こういうことをやったりするんですが、くどいようですが、これを反動形成と言います。
話は元に戻しますが、過度に自分をアピールする、自分の自慢話をしないと気が済まないんです。
抑圧
そういう方は、心の内側で何が起きてるかといえば、その人は自分の欲求をぐっと押さえ込んでいて、大体は劣等感、罪悪感、怒りの感情だったりするんです。
これを抑圧していますから、その反動形成で過度に自分を誇示してしまうんです。
そういうことが起きているわけです。つまりどういうことかといえば、過度に自分のことをアピールしないと、誰も評価してくれない。
つまりもっと自分のことを愛して欲しいとか、自分のことを見て欲しいということを、グッと抑圧してるんです。
過度に頑張らなければ、自分は評価されない。
何を抑圧しているかといえば、自分なんかどうせ何もできない人なんだ。自分なんかどうせあの人みたいにはなれないんだ。
そういう劣等感とかを抑圧しているわけなんです。
こういう人に対して、管理職の人なんかが、評価基準とかに照らし合わせて、もっと客観的に自分のことを見なさい。
そういうことを言ったにしても、そもそも自分の心の無意識の部分で、抑圧していることが山のようにあるんです。
だから自分のことを客観視なんてはできません。残念ながらできないんですよ。
あの人より自分の方が優れているんだ。そういうふうに思わないと、自分の心のバランスが取れないんですね。
そうしないと、いろんなことを抑圧しすぎて、本当にバランスが取れないんです。
ですから、管理職の方からすれば、こういう部下はすごく頭の痛い思いをすると思います。
激しく注意をすれば、ポキッと折れるんです。はたまた、拗ねたりもするんです。
変なところにクレームを言ったりもするんです。アンダーグラウンドのインターネットに、自分の会社の評価性は間違っていると告発したりするんです。
過度に自分の正当性を主張しないと、気が済まないんです。
対処法
それでは、どうして、こういう人と付き合えば良いのかというと、正解はないんですけれども、あくまでも私だったらですが、長期戦で考えて欲しいんです。
大人の対応
あなたはそんなに自分のことをアピールしなくても、ちゃんと私は見てますよということを、やはり地道に伝えていくんですね。
これが一番良いんじゃないかと私は思っています。
できないことはできないと、正直に話して大丈夫なんです。
できないことを無理やり覆い隠して、めちゃくちゃ頑張らなくても大丈夫なんです。安心していいんですよ。
そういうことを長期戦で、いろんな場面を捉えて伝えていくのが、一番良いんじゃないかと思っています。
いわゆる大人の対応ですね。これをしていくのがいいんじゃないかと思います。
ショック療法
ショック療法的なことを、チャレンジしてみたいのであれば、「何あなたそんなに怖がってるの」と言ってあげるんです。
何を隠そうとしているの。本当にあなたの隠したいことは、もうばれてますよ。そういうこと言ってあげるのか、結構グサッと来て、案外それがきっかけで、打ち解けたりもするんですが、それは関係性によるところが大きいです。
関係性ができている時は大丈夫だと思います。
あまり関係性ができてなくて、お互いが様子を見ながらという関係性であれば、「そんな無茶しなくても大丈夫だよ、ちゃんと見てるから」
そういうことをちゃんと伝えてあげるんです。行動で示してあげるんです。
「見てるよ。こういうことしてくれたんだね」とその都度その都度言ってあげるんです。
これが一番良いんじゃないかなと思っています。
多分結構手間がかかると思うんですが、少し大変かなと考えたりもするんですが、していれば間違いなく効果は出てきます。
大丈夫なんだ、どこかで見てくれているんだとスイッチが入った瞬間に、急に過度のアピールや自慢話をしなくなります。
まとめ
今までの自分のしてきたことは、すごく恥ずかしいことなんだということに、気づけますから、地道に長期戦ですればいいと思います。
そういう方には、ちゃんとしてくれとか、しっかりやってほしいとか、そういうアバウトな表現で言っても、その人なりに歪んだほうに解釈して、違う方向に頑張ったりするんです。
具体的にこういう場面では、こういう風にしてほしいんだということを、具体的に言ってあげてほしいんです。
それもすごく大切なことだと思っています。
今回は職場のトラブルメーカーという表現もいかがなものかと思いますが、よくそういう表現を聞くので、今回はそういう表現でやらせてもらっています。
過度に自分のことを、どこまでもアピールしてくる、いわゆるプライドの高い、あるいは視点を変えると、自分に自信があると思えるんですが、実はその奥底には、劣等感とか何かが抑圧していますから、過剰に自分のことをアピールしないと、誰も自分のことを認めてくれない。
いかがでしたでしょうか、そういう風に思ってるんです。いわゆる防衛本能です。それだけでしている話なんですから、広い心で見てあげれば良いというお話をさせていただきました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。