コンクラーベ

斉藤一人さんです

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人生の正午

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私は、聞きたいことがあったんです。グリーンさんって、おいくつですか??

 

こんにちは、Greenです。今回は少し重たいと言うか、微妙に悩ましい話題なんですけども、中年の危機についてお話ししたいなと思います。

 

 

私の質問に答えて下さい。

 

私は、26才です。

 

娘さん、大学の4回生ですよね。

 

あの子は、早生まれです。それに私は学生で結婚してますし、若いときに産んでますから。

 

いくつ、サバを読むんですか?

 

私は、年齢は自分が、決めるという揺るぎないアイデンティティがあるんです。引っ込みなさい。

 

 

 

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ミッドライフ・クライシス

 

中年の危機はミッドライフ・クライシスなんて言われたりします。

いわゆる中年の危機と呼ばれてるもので、悩みを抱えてる方が多いなと感じます。

中年の危機という言葉は、最近は耳慣れない言葉かもしれませんが、何十年も前には、この言葉がずいぶん流行ったんです。

結構、本とかなんかでも流行ったりもしました。中年の危機とは何かと言えば、例えば大切な人と別れる。

生別であったり、死別であったりするんですね。会社でリストラされたりとか、親の介護だとか、自分自身が体力が衰えてきたとかです。

 

価値観、信念

 

いろんなきっかけがあるんですが、いずれにしても、ご自身で築き上げてきた価値観が、信念が揺らいでしまうんです。

これまでの過去の人生に、後悔を抱いてしまったり、あるいはこれからの生き方、将来の生き方に対して、不安とか焦りとかそういうものを感じるんです。

簡単に言うと、人生の分岐点みたいなものに、若い時ではなくて、中年になって、改めて正面から向き合うですね。

 

そういう出来事があるわけです。

 

分岐点

 

人生の分岐点に立った時に、どんな風景が見えて、どんなふうに自分の心が動いていくのか、例えば、これまでの人生は最高だったし、これからも最高の人生を生きるんだ。

という風に思えれば別に良いんです。

そうではない場合、どうして自分は、今までこんなことをしてきたんだろうか。

それこそ、どうして自分は結婚してしまったんだろう。

そういうふうに思う場合、何が起きるかと言うと、自分の人生が、足元から崩れていくような虚脱感、諦めの気持ちとか無力感、無価値観とかですね。

 

そういったものを感じてしまうのです。

 

全く仕事に身が入らない、あるいは家庭生活もとたんにつまらなくなってしまうんです。

全然行き違いが起きてしまうとか、そういうことがあるんです。

この記事を読んでくださってる方が、実際に何歳かも分かりませんが、中年の方もいらっしゃると思うんです。

自分の歩いてきた道を振り返って、こんなはずじゃなかった。あるいは、これでよかったんだろうか。

もっとこんなこともできたはずなんだ。きっとどこかの場面で、そんなことを感じたことがあるんじゃないでしょうか。

私自身は、そういう風に思うことが、最近はあります。

もしあなたが、今まさにそういう風に感じているのであれば、それはまさに中年の危機、ミッドライフ・クライシスですね。

中年の危機といえば、怖いイメージがありますが、このミッドライフ・クライシス状態を迎えようとしている、あるいはその真っ最中にいる。

そんなふうに言えるのかもしれないですね。

今回はですね、この中年の危機、このミッドライフ・クライシスを、どんな風に迎えて、どのように乗り切っていけば良いのかを、思いつきレベルなんですけども、記事にしようと思っています。

まずは一般的に中年といえば、どのレベルを指すかというと、四十歳から65歳までWikipediaで見ると、指すみたいなんです。

 

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人生の正午

 

元々中年の危機というのは、心理学者のユングさんが、この中年時代、当時の中年ですから、もしかすれば、今より年齢が若いかもしれないです。

それを人生の正午と言ったんです。中年期にいらっしゃる方を、人生のお昼と言ったんです。

これはどういうことかと言うと、ちょうど人生の中間、真ん中あたり、折り返し地点、それを表して、人生のお昼と言ったんです。

当時の話ですから、今よりは若いとは思うんですけれども、今は日本の平均寿命は80才強ですから、0歳でお亡くなりになった方も入れての平均寿命です。


中年世代

 

何とも言えないんですが、八十歳ということを考えるのであれば、四十歳ぐらいが、人生の正午に当たるのかなと思います。

中年と呼ばれる感じです。

アラフォーとかも含めてもいいかもしれませんが、そこらへんがまずは中年だというところです。

ちなみに40歳前後、あるいは40歳オーバーとかになってくると、当然職場で言えば、大ベテランです。

人によっては、管理職をしておられる方、部下とか後輩を指導される立場の方、そういう方もいらっしゃると思います。

まさにいらっしゃると思います。まさに脂の乗った状態、バリバリの働き盛りみたいな、良い感じではないかと思います。

一方プライベートの話で言うと、結婚されてる方もいらっしゃるでしょうし、恋愛も何回もされて、もしあなたが女性であれば、出産なんかも経験されてるかもしれないです。

はたからみれば、いわゆる、一人前の大人、十分成熟した大人とみられる年代が、いわゆる中年なんです。

完全に自立をして、子供さんがいらっしゃる方であれば、子供さんのことも、ちゃんとやっているんです。

 

というのがいわゆる中年世代と呼ばれたりするわけです。

 

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アイデンティティの崩壊

 

私たちは仕事でもいろんな経験を積みますし、プライベートでもいろんな体験、経験を積みながら、自分なりの価値観とか信念とか、そういったものを形成していくわけです。

そういった価値観とか信念がミックスされながら、自分という人間は、こういった人間なんだというセルフイメージ、自己認識、アイデンティティと言ってもいいと思うんです。

 

そういったものを形成していくわけです。

 

自分はこういう人生を生きるんだと言う人生のストーリー、そういったものを描いたりもするんです。

自分の確固たる価値観とか信念とか、そういったものを持って、周りからは成熟した大人と見られている中年の時期なんです。

しかしながら、内面を掘り下げていくと、実は結構深刻な問題が、潜んでいたりする場合があるんです。

それは何が深刻なのかと言うと、単純に一言で言うのであれば、アイデンティティ、自己認識が崩壊するとまでは言いませんが、グラグラ揺らいでるんです。

自己認識、アイデンティティというのは、これが自分なんだ、自分はこういう人間だとか、いわゆる言い換えるのであれば、自分らしさのことです。

 

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セルフイメージ

 

セルフイメージだと思っていただいて、そんなに遠い話ではないかなと思っています

 

これが自分なんだ。これが自分らしいんだ。そういうのが、グラグラグラとゆらぎ出すわけです。

例えば仕事の話をすると、部下に的確に指示を出して、そういうことをしている自分が、一番自分らしい人間なんだ。

という風に感じている方であれば、自分らしい人間というのは、仕事人間なんだ。そういう風に思っているのが、自己認識、アイデンティティという方も当然いらっしゃると思います。

私たちはアイデンティティを、たくさん持ってるんです。場面場面によって変わるんです。

例えば職場においても、いろんな顔があると思います。部下に対する顔、上司に対する顔とか、あるいは目標に向かって進んでいる時の顔と、部下とか後輩が何か失敗した時に「なんだこの野郎」と怒る顔とか、私たちはいろんな顔を持っているんです。

 

その時の自分らしさを、持っていたりするんです。

 

例えばプライベートで言えば、あなたの趣味が何だかわかりませんが、釣りが趣味の方であれば、釣り人としての趣味に没頭している顔とかを、持っていたりするわけです。

あるいは結婚している方であれば、父親としての顔とか、夫としての顔とか、今ご近所づきあいをしているのであれば、良き隣人としての顔とか、そんなふうに私たちは自分の中に様々なセルフ・イメージをたくさん持ってるんです。

そのアイデンティティなるものは、その人の信念とか価値観とかがたくさんあるんです。

それがミックスされて、一人の人間が形成されているんです。

いわゆる中年の危機になると、今までの自分はこういう自分だよね。信じていた信念とか価値観とかセルフイメージが、グラグラグラと揺らいでくるんです。

 

これはすごい大変なことだと思います。

 

ある知人の話なんですが、中年の危機を迎えた時があったんですが、リストラをしなければならない時があって、人事の仕事をしていたんですね。

彼はリストラをしなければならないという意識があって、その仕事を命じられた時に、その彼の中で、信念とか価値観とかが、大きく揺らいだそうです。

彼にとっては、新卒からずっ~と勤めてるている会社だったんですが、それまで頑張っていて10年とか20年、彼よりも長く勤めている人に対して、あなたの仕事はありません、言わなければならなかったそうです。

その中には、彼がずいぶんお世話になった人も、いたらしいんです。彼にとっては、とてもすごく辛い経験だったんです。

会社の都合で、生活基盤とか、あるいは、やりがいとかを失った人がいるのに、彼は、これからも普通に会社に勤めて、お給料もらっていいんだろうかと思ったんです。

それが本当の自分の人生なの? それで本当に良いのかと彼は考えたんです。

その時彼は夜も眠れなかったんです。彼は仕事も上の空で、仕事どころではなかったんです。

趣味に逃げるんですね。そういう風なことをしてたように記憶しています。

彼の場合は、リストラをしなければならなかったということを、リストラをきっかけにして、会社人として、組織に勤める人間として、彼のアイデンティティにまで、揺らぎが生じたんです。

会社に対する幻想みたいな、全部ゆらぎが表示できて、会社からもらっているお給料で生活をしていることに、揺らぎが生じてきたんです。

こっぱみじんな状態になったわけなんです。大きな喪失体験ですね。

それによって、中年の危機に突入して行って、会社人として今まで人生を歩んできたわけですが、これは違うぞ、ということで、違う道を歩み始めたんです。

 

これも、中年の危機の乗り切り方の一つだと思います。

 

少ない選択肢

 

もし年齢が10代とか20代とかの若い頃であれば、例えばこのような強烈な喪失体験とか、今までの価値観とかが揺らぐ体験をしても、まだまだ、先もあるし、時間もあるし、体力もあるし、そんな風に自分の可能性が無限に、将来にわたって、いくつもの選択肢があるんです。

そんな風に感じたりすることができるので、価値観とか信念が揺らいだとしても、また新しい価値観とか信念を身につければいいんです。

根本的に「自分とは何者だ」と問いただすみたいに、そういうところまではいかないと思います。

ただ、やはり中年期になってくると、体力面とかでもそうですし、残された時間とかを考えてもそうですし、自分の可能性は、本当に無限なのか、そういうことにすら、自然に持ってしまうんです。

 

あと何十年しかないんですね。そういうことに、改めて気付くわけです。

 

自己否定

 

本当に不思議なんですが、突然気付くわけなんです。残りあと何十年みたいなことに、強烈に意識し出すわけです。

 

そういう危機に直面した時に、今まで自分の持っていた信念とか価値観とか自分らしさとかが、通用しなくなるんです。

別の次元の話になるんです。

突然、自己否定とか自己批判みたいなことをするんですね。

今までの生き方は間違ってた。こんなはずじゃなかったんだ。急に行き詰まりを感じ出すんです。そして混乱してしまうんです。

何かこんなふうに、あなたに恐怖感を植え付けるような、おどろおどろしい話をしたいわけではないんです。

中年の危機なんだという話をすると、心の病気ではないかと、ネガティブなものを感じたかもしれないんですが、実は決してそんなことではありません。

 

人生の転換期を迎えて、次の人生、これから先の将来の人生に向けて、より人生を豊かに、どうすれば人生が豊かになるのか、そういうふうに改めて人生を考える良い機会だと、私自身は思っています。

 

実際に私は新しい決断をして、新しい人生をスタートさせたいんです。

どんなふうに乗り切れば良いのかと言うと、結構大切なことというのは、価値観とか信念、そういうことを改めて考え直してみるんです。

そういうことが、すごく大切なことではないかと思っています。

これまで自分は大切にしてきたものは何なんだろう。

これからの人生で、本当に大切にしていきたいものは何なんだだろう。

これまで信じてきたものは何だったんだろう。

これから信じていきたいものはなんだろう。

 

最後に

 

そういったことを理想の人生、これからの人生を歩むにあたって、理想の人生を思い描きながら、大切にしたいこととか、信じたいこととか、自分らしさはなんだろうか。

そういうことを真剣に考えていくことで、よりこれからの人生に、深みとか、豊かさとかが、増すのではないかと思ってるんです。

 

少し深くてディープな話だったと思いますが、長くなってしまいましたが、今回はこの辺にします。

 

また機会があれば、中年の危機、ミッドライフ・クライシスの乗り切り方、迎え方とか、そういうことについて記事にしていこうと思っています。

今回は中年の危機とは、というところになりました。なんとなく乗り切り方というのは、中年の危機というのは、何が起きるのみたいな話で終わってしまいました。

 

いかがでしたでしょうか、あなた方の中年の危機を応援しています。

 

 

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皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

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