私は、自問自答していて、最後は過激な答えにたどりつきます!!
こんにちは、Greenです。今回は人生の質は、質問の質で決まります というテーマで記事にしたいと思います。
思考
ある研究によれば、私たちは5万回とも9万回とも 、正確なところまでは分かりませんが、頭の中で ものすごい思考をしてるわけなんです。
例えば朝起きた瞬間に、 今何時なんだろうなとか、今日の天気はどうなんだろうとか、 なんか頭痛いぞとか、 今日のランチは何にしようかとか、 頭に浮かんでは消えていくような愚にもつかない いろんな思考もあります。
あるいは例えば上司はあの提案について、どうすれば首を縦に振ってくれるか、 いよいよ今日離婚の話を切り出そうとか、 それともどうしようか、 そういうかなり真剣な思考もあります。
そういう思考とかも含めて、 私たちは毎日、毎日とんでもない量の思考を行っているわけです。
ですからどんな思考するかで、私たちの人生の質 というのが、大きく変わって行ったりするんです。
この思考と呼ばれるものは、 実は質問と答えに二つに分解できるんです。
質問と答え
例えば「どうして」「なんで」 「どうすればいいんだろう」 「どれくらい」「何のために」 こういう風に、自分自身に質問を投げかけて、 その質問の答えを出していくという一連の流れが、 いわゆる思考と呼ばれるわけです。
適切な質問を自分に問いかければ、 自分にとってプラスになるんです。
そんなん答えを導き出すことも出来ますし、 逆に自分にとって不適切な質問を問いかけてしまうと、 自分にとってネガティブな要素、自分にとってマイナスの要素、 そういう答えを導き出していくことになるんです。
質問の重要性について、アインシュタインがこういう名言を残されています。
正確なところは、記憶が定かでありませんが、「もし自分が死ぬような局面に置かれたら、死ぬような状況になったとすれば、私は助かる方法を考えるのに、助かる方法を考えるのに1時間あるとすれば、最初の55分間は、適切な質問を考えるために、時間を費やすだろう」
そういうようなことだったと思います。アインシュタインはそのように言ってるんです。
それくらい自分に何を問いかけるか、 つまり質問ですね。 どんな質問を考えて、自分に投げかけるか、 ものすごく大切なんですです。
考えてみて欲しいんですが、 私たちが毎日、意識的に、あるいは無意識的に繰り返している思考、つまり質問と答えなんです 。
ネガティブな質問
自分に数万回も投げかけている質問が、 自分自身をネガティブな状態にするものだったり、 自分の自信を失うものであったり、 自分は価値がないんだという質問を自分は、どんどん自分で問いかけていたら、 どんな人生になりそうですかということです。
例えばどうしてあの時あんなことを、してしまったんだろうか、 どうしてあの時あれをしなかったんだろう。
どうして私ばっかりこんな目にあうんだろうとか、どうして私はみんなから嫌われるんだろうか、 どうして私は男運が悪いんだろうとか、 これは全部質問なんです。
こうした質問を自分に問いかければ、 当たり前なんですけども、 自分をネガティブモードに引き込んでしまう答えを、どんどん導き出してしまうわけなんですね。
空白を嫌うという特性
私たちの脳には、空白を嫌うという特性があるんです。
頭の中にぽっかりと、何か空白状態ができてしまえば、 そこをなんとかして、埋めていこうという機能があるんです。
何か意味がわからないという空白状態が、脳の中に生まれれば、 その空白の穴をどんどん埋めようとして、 どんどん埋めようとするために、脳は頑張って、エンドレスで答えを 導こうとするんです。
答えを探し続けようとするんです。ここは大切なポイントなんですが、繰り返しますが、私たちの脳は、空白を嫌うという特性があります。
空白が埋まるまでは、エンドレスで答えを探し出してしまうんです。
空白を埋めるための簡単な方法は、実は質問なんです。
ちょっと簡単な実験をしてみたいと思います。
私が簡単な質問をするので、その質問の答えを考えないでください。
これから私が皆さんに簡単な質問をしますが、その答えは考えないでください 。
信号機のランプは赤と青ともう一つは何色ですか?
いかがですか、頭の中に黄色という答えが、思い浮かんだのではないですか。
この質問によって空白ができると、 そこの空白を埋めたくなってしまうのが、私たちの脳の機能なんです。
質問を自分に投げかけた時に、 その時に見つからなかったとしても、 私たちの脳はエンドレスで答えを探し続けているんです。
ここが非常に重要なポイントだと思っています。
例えばテレビを見ていて、 この俳優さんの名前は、何だったのかという どうでもいいような質問を投げかけたとします。
独り言のように自分に質問した時に、 その時俳優さんの名前は、実際に思い出すことはできなかったんですが、 知ってるんですが、なかなか思い出せないんです 。
愚にもつかないような質問ですから、 その時自分に質問を投げかけたにしても、意識からは忘れてしまうんです。
ある時お風呂に入っていた時に、 突然思い出すんです。
そういう経験ってありませんか。
あるいは何気なく新聞のテレビ欄を見ていると、 そこにその俳優さんの名前が出ていて、思い出すんです。
俳優さんの名前が、急に目に飛び込んでくるみたいな経験をしたことはありませんか。
なぜそういうことが起きるかというと、 私たちの意識から忘れ去られてたにしても、 私たちの潜在意識が、答えを探し続けていてくれるからなんです。
まるでスマートフォンのアプリのようなんですが、 表面上は使っていないように思えていても、バックで起動はしているんです。
どんどんバッテリーを消耗している。それと似たような状態です。
ですから自分自身にネガティブな質問をすれば、 どんどんネガティブな答えを引き出します。
エネルギーの消耗
自分自身に対して、全く答えの出ない質問ばかりしてしまうと、 どんどんその答えを引き出すために、脳は眠っている間も動いていたりするわけです 。
エネルギーを消耗してしまって、いざという時に、 集中できなかったり、うっかりミスが多くなったりするんです。
エネルギーをどんどん消耗してしまう。 そのような典型的な自分自身に対する質問というのは、 後悔です。
もしもあの時あれをしていれば今頃はとか、 もしあの時あんなことさえしなければとか、どうして自分はあの時あんな馬鹿なことを言ってしまったのか、どうして自分はあの時あんなことをしてしまったのか、これが後悔を生み出してしまう質問なんです。
残念ながら、自分に後悔を生み出すような質問を何回も問いかけても、 タイムマシーンでもない限り、 もう1回起きた出来事を 一からやり直すことはできません。
できないんです。どんなことをしてもできないんです。 なのにできないことを、考えてどうするんですか。
考えれば考えるほど、実際に過去に戻って 、もう1回やり直しが効くんだったら、 徹底的に考えてみれば良いと思います 。
いくら考えても、取り返しはもう効かないんです。
しかし、自分にそういう質問を問いかけてしまうと、 脳は空白を埋めるために、徹底的にいろんなことを 考えて、いろんなことを導き出してしまうんです。
もしあの時あれをやっていれば、今頃こうなっていたんだろう。
もしかしたらこうなったかもしれない。もしあれをやっていれば、こんな風にもなったかもしれない。
そういうことは、どんどん脳が考えてくれるんです。
大概は後悔の質問というのは、自分を責めてしまうんです。自分をネガティブモードにしてしまうような、 答えはを引き出す質問をしてしまうんです。
タイムマシーンでもない限り、やり直しが効きませんから、 いくら自分を責めるような質問をして、 自分を責めるような答えを、脳が頑張って考え出してくれたにしても、 過去には戻れません。
いつまでたっても穴が埋まりません。 空白ができた状態は埋まりません。 ですから脳は空白が埋まるまでまた考えるんです。
でも埋まらない。でも考えるんです。また埋まらない。また考えるわけなんです。 そういうことをず~っと繰り返すわけです。
過激な答え
徹底的に繰り返すんです。最後は過激な答えが出てくるまで、 考えてしまうんです。
過激な答えとはどういうことかと言うと、 これ以上は自分が生きていては無駄だなとか、 こんなことをしてしまう自分には、生きてる価値がないとか 、そういうことを考えるまで、自分の中で質問を繰り返すんです。
その結果、脳は その答えを導き出す機能 を持っているわけなんです。
それもこれも意識することなく、無意識にしている ので、怖いなと思います。
私たちが後悔してしまうような出来事に遭遇してしまった時、 どんな質問を自分に問いかければ、良いんでしょうか ということなんです。
学び
それは自責、つまり自分を責める後悔につながるような質問 ではなくて、 次に学びにつながるような質問を、考えれば良いということです。
学びに繋がるような質問を考えましょうということです。
具体的にはどういうことかと言うと、 今回の嫌な経験から、未来の自分に役立つ 学びとは何なんだろう。
ここから自分は何を学べるんだろう。 この経験が、私に教えてくれていることは何なんだろう。
今のこの嫌な状況、 後悔しているような状況、 こんな状況の中でも、今自分に出来る最善の行動は何なんだろうか。
こういうことを自分に、問いかけていきましょうということです 。
この際に質問に答える時のポイントなんですが、 自分に対して未来につながるような 、学びにつながるような質問を問いかけた時の 答えです。
肯定的な表現
これは肯定的な表現で答えを考えていくということです。
「~しない」「~やめる」という否定的な表現ではなく、 「~する」「~したい」 という肯定的な表現で考えましょうということです。
例えばあんな馬鹿な真似は、もう二度としないようにしようではなくて、 次に同じような場面に遭遇したら、 次はこんなことをしてみよう 。
次はこうするんだ。 肯定的な表現で質問の答えを考えていくということです。
伝わりますでしょうか?
人生の質というのは、質問の質でガラッと変わって行ったりします。
最後に
やはり自分に対してろくでもない質問をしていると、 ろくでもないような答えが出てきます。
残念ながら、ろくでもない人生になってくるんです。
そうではなくて、自分の人生にプラスになるような質問、 自分に対して学びとなるような質問、 自分の自己肯定感を高めるような質問。
どんどん そうすれば、徹底的にそういう答えを探してきてくれますので、是非自分が普段どんな独り言、自分が自分にどんな問いを立てているのか、質問力を磨いてみてはいかがでしょうか ということです。
今回は人生の質は質問の質で 変わるんですよということについてお話ししてみました。
皆さん、独り言をチェックして欲しいんです。幸せも千里の道も独り言から、始まります。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。