怒りは少しずつ出して下さいね!!
目次
絶好の機会
会社や家庭、友人関係で イライラ して
誰しもが怒る経験をしていますね。
そんな怒りの感情を相手にぶつけた時は
なんだか後味が悪く損した気分になりますよね。
怒って事態が解決するということはないんです。
突然湧き上がるのが
怒りの感情の困ったところなんですが
怒りを鎮める方法を試して下さい。
心理学では「怒りは感情の蓋」と呼ばれています。
感じていることを抑圧したり我慢したり
している時、一番上にあるのは怒りなんですね。
怒りの下には悲しみや 痛みが隠されています。
自覚せずとも怒りの感情は潜在意識に
貯蓄されています。
いつも怒りを覚えるのは
会社の上司の叱責がうるさいとか
奥さんの小言がうるさいとか
似たようなシチュエーションに
怒りを覚えるのは 抑圧されてきた怒りを
処理する絶好の機会が訪れたとも言えるのです。
怒りを自覚し始めた頃は
潜在意識と顕在意識のギャップに
葛藤状態になるのです。
九つの声
- 助けを求める声
自分の正当性を主張する状態では
恐れを感じている状態なのです。
極度の緊張状態を表すことわざに
「弱い犬ほどよく吠える」
吠えている犬は怖いので
「これ以上近づくな」 と威嚇するのです。
このような時は助けが必要な時ですね。
自信のない裏返しとも言えるのです。
- 裏切りに対しての声
ご主人が浮気をしたり、
信頼していた上司が不正をしたり、
こういう時は怒りを感じやすい状態です。
期待を寄せている相手だからこそ
容赦ない怒りを浴びせるのです。
「理解してほしい」
「自分を愛してほしい」
こういう相手だからこそ
手加減なしに怒りの矛先を向けます。
- 怒りを態度に出す
怒りの感情が湧き上がってきたら
その感情を見逃さないで向き合ってください。
その言い分をしっかりと自分で理解してください。
理解した上で相手に態度に出してください。
怒っている理由がわかれば
内なる怒りを鎮めるためには
自分自身の怒りの感情と寄り添ってください。
感情をしっかり感じることで
鎮めるのではなく鎮まるのです。
- 日頃から我慢をしない
上司はいつも私ばかりに注意をする。
それが積もりに積もって
塵も積もればゴミとなるの例え通り
大きな不満となって爆発する前に
「注意ありがとうございます」と先に言って
人間関係を身につけておきましょう。
- 忙しすぎないようにする
忙しすぎると体調も崩し
心のゆとりもなくなり
すぐにイラっとするのです。
自分の好きなことを出来る時間は作り
出来るだけリラックスしましょう。
そしてリズムを整えましょう。
- 怒りの感情に向き合う時間を持つ
怒りを表現できなかった時は
その怒りの言い分や怒りの下に隠されている
悲しさに心を向けましょう。
まずどんなことを伝えたかったのか
自分自身で理解してはっきりとしておきましょう。
- 自分の要求に素直になりましょう
おこりっぽい人は完全主義者が多く
甘えることに苦手意識があり
その抵抗が 我慢になったりしています。
人に甘えたり、依存したりすること、
その抵抗を自覚することで
怒りは収まります。
そして本当の目的に向かって
集中していけるのです。
- 感受性の豊かさ
感受性の豊かさを受け取るためにも
自分の弱さと戦わずに
その弱さを育てていきましょう。
愛を与えるばかりではなく
惜しみなく愛を受け取りましょう。
そうすることで
自分の欲求を素直に表現できる
人間関係を築き上げてください。
人間は皆対等であるんです。
- 怒りに寄り添う
自分が何に対して怒っているのか
それを考えるだけで怒りが少しは鎮まります。
何事も一人で抱え込まずに
人に相談してみてください。
そうすることで
心にゆとりが生まれます。
怒りの原因を究明して下さいね!!
怒りを上司や家族や友人にぶつけるだけでなく
その怒りと向き合うことがまず第一になります。
本音を伝える時は 怒りと共に伝えてはいけません
湧き上がってきた怒りを一旦自分に飲み込んで
自分で噛み砕いてから 相手に伝えることができれば
それが最善の方法だと思われます。
短気は損気です!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。