自分を変えるための理論が波動だとすれば、その手段が言葉です。
言葉には言霊と呼ばれるくらい強い波動があり、その力を上手く使えば自分の考え方がを変えることができるのです。
「ついてる」という言葉が人生を変える
自分で波動を変えられるのは人間だけだと一人さんは言います。
犬が犬の波動ですし、猫は猫の波動、金は金の波動を出していて、自分では変われません。
ところが、人間だけは自分の波動を金にも石にもすることができるのだということです。
波動を変えるのに一番簡単な方法は、言葉を変えることだと一人さんは教えてくれます。
「日本は『言霊の国』と言って、日本に生まれてきた人というのは、言葉の修行をメインにするように生まれてきているんだよ。
波動の中でも一番大きな力があるのは、言葉なの。
言葉は「言霊」と呼ばれるくらい強い波動を持っている。
自分本体から出る波動よりはるかに強いの。
だから、自分が落ち込んでいても、『ついてる』という言葉を言っていると、言葉の波動をが自分の波動を変えてくれるんだよ」
弾いている人が同じでも、もつ楽器が変われば、音色も変わります。
例えば、それまで三味線を弾いていた人がバイオリンを持てば、三味線からバイオリンの音色へと変わるわけです。
これと同様に、言っている人は同じでも言葉が変われば、波動は変わるわけです。
つまり、出している言葉を変えることで、強制的にその人の波動が変えられるということなのです。
ですから、気分が落ち込んでいたり、不安だったりする時などに、「ついている」と言うと、その言葉の持つ強い波動によって、自分自身の波動を強制的に良い状態の波動へと変えることができるわけです。
反対に、いくら自分の気分がよい時でも、「嫌だな」とか「疲れたな」とかマイナスの言葉を口にしていると、言葉の強い波動によって、自分の波動がマイナスの方向へと変えられてしまうのです。
そこで、一人さんは言います。
「普段自分の口にしている言葉が、いかに周囲に影響を与えているのか意識しなきゃいけないよ。
言葉の勉強は、一生かけてやるんだよ」
言葉には言霊がある。
言葉を変えると自分が変わる。
これが、言葉によって自分を変えることができるわけなのです。
言霊の国に生まれたからには、一生かけて言葉の力を良い方向に行かせるよう勉強したいものです。
良い言葉を1000回言うと自分が変わる
言葉の波動で自分を変えるために大切なのは、良い波動の言葉を口に出して言うことが最も有効だということです。
電車の中では口に出せませんから、頭の中で言葉を思い浮かべるだけでも効果がないわけではありません。
でも、それよりは、実際に言葉を口に出した方が、さらに良いということなのです。
もう一つ大切なのは、回数を多くするということです。
良い言葉の波動を、1000回を目安に言うと自分が変わってきます。
例えば、誰でも日常的に、「今日も嫌だな」とか「今日もろくなことがなかった」などと、自分の波動を下げるような言葉を言ってしまっているものです。
それを打ち消すには、悪い波動の言葉の影響を圧倒するだけの回数で、良い波動の言葉を言う必要があるのです。
このことは、人間の心を一つのコップと考えると分かりやすくなります。
心のコップに、否定的な言葉が泥水のようにたまっているところを想像してください。
そこに、「嫌だな」とか「疲れたな」と言った言葉が泥水の水滴となって、毎日の生活の中で、一滴また一滴と滴り落ちてきます。
こうして、心のコップはいつも泥水でいっぱいになります。
ここへ、良い波動の言葉を一滴ずつ垂らしていくと、少しずつコップの中の水がきれいになっていきます。
でも一滴やに二滴ではほとんど変わりません。
コップの中をすっかりきれいな水へと変えるには、相当量のきれいな水が必要となります。
夜中に、水道の蛇口の下にコーヒーの入ったコップを置いておき、蛇口からポタポタと水を垂らしていくと、コップの水は翌朝にやっと綺麗になります。
つまり、一滴ずつ水を落として、コップの中をすっかりきれいな水と入れ替えるには、そのぐらいの水滴が必要だということなのです。
このコップの水と同様に、自分の心にある否定的な言葉を肯定的な言葉とすっかり入れ替えるには、1000回という数が必要となります。
つまり、それまでに悪い波動の言葉を何でも言っているので、それを打ち消すのにはそれだけ大量の良い言葉を必要とするのです。
この例でわかりにくければ、こう考えてみてください。
少なくとも良い言葉を言っている間は、否定的な言葉を使ってはいません。
肯定的なことを言いながら否定的なことを考えるのは無理だからです。
ですから、その間は、否定的なことを考えずにすんでいるのです。
肯定的な言葉を纏った回数言えば、しばらくの間は、心の中から否定的なことを追い出していられるわけです。
これはお経を読むのと同じです。
お経を一回読んでも意味は分かりませんが、それを何万回も唱えていれば、その間は悪いことを考える時間がゼロになります。
悪いことを考える時間が短くなれば、不幸を感じる時間はそれだけ減らせるわけです。
そうなれば、不幸な気持ちから不幸な出来事を招いてしまうという悪い連鎖を断ち切ることができます。
否定的な考えの人の心には悪い波動の言葉が溜まっている。
1000回まとめて良い言葉を言う。
これが自分の考え方を変える実践の基本です。
心の中には否定的な言葉の波動による影響が泥水のようにたまっています。
肯定的な言葉を1000回言って、心のコップきれいな水で満たしましょう。
それが、自分を変える第一歩です。
「ついてる」を1日100回、10日間続ける
一人さんは、肯定的な言葉の中でも一番波動が高いのは、「ついてる」という言葉だと言います。
「ついてる」という言葉には、まず、良い事があったという意味が含まれています。
さらには、その良いことが自分の手柄ではないという意味も含んでいます。
天の加護があったり、先祖の加護があったりと、自分以外の要素により、良い事があったというニュアンスになり、それが感謝の気持ちへと繋がる言葉でもあるのです。
このように、「自分はがんばっていないのに、良い事があった。ありがたい」という意味を含んだ言葉なので、色々な悪い波動を調整しやすくなるのです。
この他にも、「豊かだな」「幸せだな」という言葉も直接的でいいですし、「ラッキー」や「ハッピー」という言葉もいいと思います。
とにかく、このような肯定的な言葉を1000回言うことで、心の中に泥水のように溜まった悪い言葉の波動を打ち消すことができるわけです。
いったん心のコップがきれいな水で満たされると、今度は逆に、泥水の水滴が一滴や二滴入っても、きれいな水はほとんどそのままです。
ですから、つい否定的な言葉を言ってしまったとしても、それほど大きな影響を受けずに済むようになるのです。
ちょっとぐらい泥水が入っても、「あ、しまった」と思って、「ついてる」「いや、俺は幸せだ」と肯定的な言葉を入れればすぐに良い波動に戻れます。
でも、最初のうちは「幸せだな」と1回ぐらい言っても、すぐに、「お前、そんなこと言ってもさ」と、心の中から否定的な声が出てしまいます。
まだ、肯定的な言葉より否定的な言葉の影響の方が勝っているからです。
ですから、まず肯定的な言葉を1000回まとめて言って、それからは気づくたびに言うようにすると良いということです。
1000回という回数はどんな風に言っても構いません。
一気に1000回言ってもいいですし、100回を10セットというのも同じです。
実際にやっている人に話を聞くと、1日100回ずつ言って、それを10日の間続けるのがやりやすいようです。
回数は正確に1000回である必要はなく、1000回を超えてから効果が現れるので、これ以上なら何回でも構いません。
1000回に達するまでの間は、それまで溜まっていた泥水を溢れさせるのに使ってしまうので、取り立てて大したことはおこりませんが、これを超えると心の在り方が変わってきます。
「ついてる」と1000回言う。
これで、自分の心が肯定的なものに変わります。
「ついてる」は言いやすい言葉ですし、慣れてくれば100回言うのに1分もかかりません。
これを10日続けてみてはいかがでしょうか。
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