日本は古来より、言霊の国。
言葉には不思議な力がある。
悪い言葉を使えば悪いことが起き、いい言葉を使えば、いいことが起きる。
この言霊の力を現代社会に生かし、みんなを幸せに導きたら、どんなにいいことでしょう。
- 前向き発言で、脳の制限器は外れ、現象が変わる
- 何度言わせるつもり? 相手してると疲れるわ?本当はその言葉のせいで疲れてる!?
- 脳には習性がある!!これを知っている人はここ一番に強い!!
- 知っておきたい、円の法則
- 言霊の力自分の発言・思いが現実になる
- 単語法───言霊単語を言うのが一番!!
- 追伸 本当に言霊の作用ってすごいですよ
前向き発言で、脳の制限器は外れ、現象が変わる
体の細胞ひとつひとつに入っている遺伝子は人体の設計図であり、その人の性格やどんな病気にかかりやすいか、と言ったことに大きな影響を与えています。
この遺伝子は、前向きな言葉や考えをすることにより、良い方へ変化するらしい、ということが最近わかり、人間の潜在能力にますます注目が集まっています。
つまり、言霊の力が科学的に証明されつつあるのです。
では、前向きに考えるにはどうしたらいいのでしょうか。
鍵は、言葉です。
脳はいう言葉に支配される性質をもちます。
つまり、言葉を前向きにすれば考えも変わり、人生も好転するのです。
また、一人さんは「いう言葉が変わると世間の見る目が変わり、運命が変わる」といいます。
言葉が変わるとは、例えば、言う言葉が前向きになることです。
仮に、会社で上司に「この馬鹿野郎」と怒鳴られた時、いつもシュンとしてうつむいたまま、何も言えない人がいるとします。
その人が、いつも怒鳴る上司に対して「ご指摘、ありがとうございます。
以後、気をつけます。
また、ご指導よろしくお願いします」などと言ったりとすると、上司はびっくりして、「こいつ、どうしたんだ」と思います。
その後も、部下の言うことが普段と違うと、上司は「あいつ、なかなか、いいこと言うじゃないか」と、部下を見る目が変わってきます。
そして展開が変わり、運命が変わってくるのです。
何度言わせるつもり? 相手してると疲れるわ?
本当はその言葉のせいで疲れてる!?
突然ですが、愚痴や泣き言、不平不満、心配事などアンハッピーな言葉を喋っている人物の表情や様子を思い出してみてください。
フライ漢字、うち沈んでいる、悲しげ・泣き顔、疲労etc。
思い出すのはマイナスな印象ばかりではないでしょうか。
「この人、すごいエネルギッシュだな」とか、「イキイキ輝いてる人だ」とか「若々しい力がみなぎってる人だ」とは思えないはずです。
では、自分が愚痴や泣き言などのハッピーな言葉を喋っている時はどうでしょう。
「この一週間、毎日残業で嫌んなっちゃう。はぁ~疲れた」
とか言いながら力がみなぎってきたことがありますか?
ありませんよね。
「なに、ふざけたこと言ってんだ!! 馬鹿野郎」と怒ったり、口論になったとき、その場で一瞬熱くなるけれど、しばらくすると、ヘロヘロに疲れてしまうでしょう。
そうなんです。
心配事や愚痴、怒りなど、アンハッピーな言葉を喋ったり、心の中で思ったりしていると、体から生命エネルギーが抜けてしまう。
それだけで運が悪くなります。
逆に「愛してます」「ついてる」と言った、みんながハッピーになっちゃうような天国言葉を喋ったり、思っていると、体の中から不思議な力が湧いてきます。
元気が出ます。
その不思議な力が言霊の力なのです。
脳には習性がある!!
これを知っている人はここ一番に強い!!
最悪の状況の時でさえ、幸運の女神が微笑んでくれるような人は決まって天国言葉を使っています。
本当に天国言葉を言えないような時こそ、天国言葉を口にします。
幸運の女神が微笑んでくれるような人になるには、天国言葉が言えないような時でもすっと言えるようになればいいのです。
それには「愛してます、ついてる、嬉しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」を、口癖になるぐらい、毎日10回以上言ってください。
そしてもう一つは、脳の習性を利用することです。
実は、ここ一番に強い人は、脳の習性を見事に生かし切っています。
人の脳は、最初に発した言葉で、次の言葉を連想するようになっているのです。
もし自分がアンハッピーな言葉を言ってしまうと、次に自分が言う言葉もアンハッピーになってしまいます。
例えば「嫌んなっちゃうわ、あの人」と言うとその後は必ず、「こんな嫌味を言って、何してかにして」と、聞いていると気分が滅入ってしまうような地獄言葉が続きます。
しかも、自分の言葉を一番よく聞いているのは自分自身。
嫌な気分になってパワーもダウンしていたところへ、自分のことでさらに嫌な気分になり、パワーをももっとダウンしてしまいます。
ところが、最初にハッピーな言葉を持ってくると、その後はついてるいい話に繋がっていきます。
人間の脳は首尾一貫性のない状態が苦手です。
ですから、最初に「ついてる」といえば、首尾一貫性のある話にしようと、脳はついてる話を引っ張り出します。
そして、感情はその言葉で制御されていますから、「ついてる」といえば、なんだか気持ちが落ち着いてハッピーな気分に。
体には不思議な力がみなぎり、ここ一番という時に勝てるようになるのです。
知っておきたい、円の法則
ハッピーな天国言葉が言えない状況でも、まず最初に天国言葉を持ってきましょうと言うと、「でも、いつも怒鳴りつける嫌な上司がいて職場が暗いんですよ、ついてるなんて思えません」と、おっしゃる方がいます。
確かに、それではついてると思えないですよね。
でも、ここ一番に強い人達は、それでも天国言葉を使います。
なぜなら、自分の言った言葉はやがて必ず自分に返ってくる、という塩の法則を知っているからです。
例えば、人の悪口を言って誰かが傷つくとします。
そうすると、悪口を言われた人を思いやれるような人間になるために、今度はあなたが悪口を言われる立場になります。
必ず自分の言った言葉は自分に戻ってきます。
誰かを褒めれば、いつか自分が褒められ、誰かに不平不満を言えば誰かがあなたに不平不満を言います。
今世、戻らなければ、来世か、さ来世か、もっとあとか、いずれにしても必ず、回り回って返ってきます。
そして、運のいい人たちは知っています。
ハッピーな言葉を言えないようなことが起きた時、本気で「ついてる」と思えるようになるのを待っていたら、ハッピーな言葉を言えないまま、この一生を終えてしまう、ということを。
だから、ここ一番の時には、思っていなくてもハッピーな言葉「天国言葉」を口に出す。
すると、気持ちも前向きになり、幸運の女神が微笑むのです。
言霊の力
自分の発言・思いが現実になる
私の会社で以前、働いていた女性で、お漬物を漬けるのがとっても上手な漬物名人みたいな人がいました。
本当に彼女の漬けた漬物は美味しくて、周りから「おいしいね」「おいしいね」と大評判。
みんなに「お漬物の漬け方、教えて」と言われて、彼女は懇切丁寧に教えていました。
でも、なぜだか分からないけれど、折につけてもカビてしまうのです。
みんな不思議がって、何がどう違うのか探ってみたところ、分かったんです。
彼女はお漬物を漬ける時、「家族が健康で、幸せになってもらいたいな」と思いつつ、「ありがとう。おいしくなってね」など、いい言葉を使いながらつけていたのです。
ところが、ある年、うっかり愚痴を言いながら、つけてしまったのです。
そうしたら、やはり、漬物はカビてしまいました。
その女性は、言霊の力をつくづく感じました。
言霊って、本当に不思議な力があるんです。
ですから、言う言葉には要注意!!
漠然と思ったことをそのまま口にしていると、ついうっかり、よくない言葉を言ってしまって、言葉の不思議な力がマイナスに働いてしまいます。
言霊が自分の人生にプラスに作用するよう、口から出すのは自分も周りも明るく楽しくなるいい言葉、ハッピーな気分になる天国言葉を使うように心がけたいものです。
単語法───言霊単語を言うのが一番!!
言霊の不思議な力を体験したい、という方に、一番オススメしたいのが「単語法」。
これは、単語を何回も何回も繰り返し言うことによって、言霊の力を体験できるものです。
例えば、「いい人と出会いたい」「いい仕事と出会いたい」だけど出会いがない、という時は出会いという単語を1日100回は言うといいです。
それを10日やる。
「出会い、出会い、出会い・・・・・・」と言っているうちに、出会いって、今、自分がいるとこから出て行って会うんだ。
ここにいたって出会いはないんだ、出かけよう、という気になって、行動する。
そうしたら、実際に出会えるようになるのです。
愛が欲しい時は、「愛、愛、愛・・・・・・」と言っているうちに、自分は日頃愛のない言葉を喋っていないだろうか、使う言葉には愛がいるな、など、そういうことが自然とわかってきて、自分の中に愛が満ちて、そして周りから愛される存在になれるのです。
勇気が欲しい時は、「勇気、勇気、勇気・・・・・・」と言っていると、勇気が満ちてくるし、何をすべきかが分かってくる、という単語法。
まだ言霊の不思議を味わったことのない方にぜひおすすめ。
自分の人生が全然違ってきて、わくわく楽しいですよ。
追伸 本当に言霊の作用ってすごいですよ
一人さんによると、言葉には「言霊の作用」というのがあって、一度言った言葉は、もう一度繰り返して言わなければならないそうです。
つまり、「馬鹿野郎」と言ったら、もう一度「馬鹿野郎」と言わなきゃいけない現象が起きるし、「ありがとう」「感謝してるよ」と言うと、もう一度「ありがとう」「感謝してるよ」と言いたくなる・・・・・、良い現象が起こる。
「そんなこと・・・・・」と、鼻で笑う人がいるかもしれない。
私だって、初めて言われた時は、「また、そんないい加減なことを言って」と思いました。
でも、振り返ると確かにそうなんです。
一人さんと出会う前、私は会社の愚痴や上司の悪口をいつも言っていました。
で、一度言い始めると、止まらないんですね、これが。
「信じられないよな、あいつ、あんなところでミスして」
と言い始めると、
「そういえば、この間、経理の〇〇もね・・・・・」
と、もう止まることを知らない。
楽しい話や人を褒める話なんて、そういう時は出てこないんです。
逆に楽しい話をしている時は、愚痴や悪口なんて出てきません。
あれって、言霊の作用だったんですね。
この話を聞いてから、できるだけ地獄行きの言葉を言わないように気を付け、天国行きの言葉を口にするように心がけました。
天国行きの言葉を使っていると、自分の顔も笑顔になるし、周りの人も笑顔になる。
良い事が起きる感じになってくるんです。
「感じ」だけじゃありません。
みんなが助けてくれるようになるから、自然に「ありがとう」「感謝してます」という言葉を口にしたくなる。
毎日が楽しくなってくるんです。
本当に言霊の作用って、凄いですよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。