それだけでなく運転手さんは、私の言葉を裏切らないように「いい感じの人」を演じようとするのです。
これを私は「いい感じの魔法」と呼んでいます。
みんなで得意なことを引き出し合う
見事1000万円を達成した時に、「本当によかったね、おめでとう」と一緒に涙を流している人がいます。
それが愛弟子さんなのです。
一人さんが大好きで、特約店さんのことが大好きで、自分も一緒に目標に向かってみたいんだ、という思いが一つになっていき、いつのまにかともに歩いていた仲間たちです。
このまな弟子さん達は、お子さんから90歳以上の方まで、年齢も様々なら職種も様々。
会社員の方や学校の先生、専業主婦のお母さん、学生さん、もちろん商売をやっている人もいます。
みんなで集まった時は、楽しくイベントやお食事会をやってみたり、一人さんの勉強会で盛り上がってみたり、時には相談を持ち寄って愛と光で解決したり・・・・・・。
同じ体験を共有した後は、それぞれの場所に戻って、神様の愛と光に近づくべく、楽しい修行と学びをしています。
また、「〇〇さんは最初に来たことを考えると、別人のように明るくなりました!」
「おしゃれのことだったら〇〇さん、ダンスは〇〇さん、イベントは・・・・って、みんなそれぞれ得意なことが表現できるようになってきたんですよ」。
引き寄せた仲間たちと、愛と光で盛り上がるうちに、今まで気づかなかった得意なことなどを、お互いに「引き出し合い」未知なる自分との出会いが始まったのです。
こんな風に楽しさが渦巻いていくと、成功に向かうエネルギーに勢いがつき、神様の愛と光に近づくたびに加速がかかってきます。
さらに、まるかんでは渡り鳥経営と言って、うまくいったことは惜しみなく教え会うという一人さんの教えがあります。
私たち社長の仲間も、「まるかん」の仕事を発展させてくる中で、ともに教え合い、ともに豊かさを広げています。
そして気付いたら、いつのまにかみんなで垂直に登っていた。
そんなドラマがあちこちで起きているのです。
ちなみに最近、私自身が体験している「引き出し合い」では、こんな楽しいエピソードがあります。
私は皆さんに少しでも憧れてもらえるようなアイドル社長を目指していて、その中でも特にこだわっているのがファッションです。
講演会の衣装やパーティードレス、さらに普段の仕事服に至るまで、こだわりをもって、見ている人に楽しんでもらえるように工夫しています。
そんな数多くの衣装を、引き出しあって一緒に作ってきたのが、デザイナーの早田先生です。
私が先生に「次の講演会は、こんな感じのイメージにしたいな」と提案すると、それにぴったりのデザインや使う生地を、先生が持ってきます。
それを見て私は「ドレスの裾をもっと短くして、帽子をもっとゴージャスに」など、思いつくことを伝えると、先生が私のイメージ以上のものを作って持ってきてくれるのです。
さらに、ふと目にしたファッション雑誌でとか、ファッションショーの映像を見てとか、お互いに閃くことがあると、そのたびに伝え合うので、1日に何度も電話をすることも少なくありません。
それがワクワク楽しくてしょうがないのです。
その結果、早田先生は、これまで作ったことのないデザインの衣装や帽子をいくつも作り出してくれました。
「この仕事をやってきても長いのに、自分の中からまたワクワクするような発想が出てくるなんて、本当に楽しいです」と先生は言いますが、それは私も同じです。
ファッションは私にとって元々楽しい分野でしたが、さらに新しい新しい自分にたくさん出会えたのです。
こんな風に、わくわく楽しい引き出し合いの先には、想像もつかないことが待っているのですね。
皆さんも自分の中で好きなことに挑戦してみると、楽しい引き出し合いや、未知なる自分との出会いが待っているかもしれません。
引き寄せるための魅力づくりとは?
ここからは皆さんも、地球を舞台にした引き寄せゲームを一緒に始めませんか。
神様の愛と光に近づく、「大我」に合わせると言っても、今までそんな発想したことが一度もなかった、いきなりそんな神様みたいな高尚な思いにはなれない、という人もいると思います。
そこで、豊かさを引き寄せるための、自分づくりの話をします。
この地球には、全てのものを引き寄せる引力があるように、私たちには一瞬にして人をひきつけてしまう力があります。
それが魅力です。
その中でも、笑顔については再三再四、語っています。
けれど、それでも何度も語るのは、笑顔には相手を一瞬にして虜にさせてしまう、ものすごいパワーがあり、これを身につけない手はない、と思うからなのです。
よく「楽しいことがないと笑顔になれない」という人がいますが、「楽しいことがない」
→「笑顔になれない」→「だから楽しいことが起こらない」というマイナスのループ(輪)のままだと、そこから抜け出すことができません。
それよりもまず、笑顔になるのです。
すると、「笑顔になる」→「自分の気持ちが楽しくなり、相手の気持ちも楽しくする」→「楽しいことが起こる」と、プラスのループになります。
笑顔で思い出すと人といえば、笑顔の貴公子おがちゃんこと、尾形幸弘さんです。
おばちゃんは一人さんの教えをもとに、札幌で居酒屋をはじめとするいくつもの事業を展開しています。
そして売り上げを垂直ののぼりにあげているのです。
その秘訣が、おばちゃんが挑戦した24時間ずっと笑顔でいることにあるのです。
そしてもう一人、私たち社長仲間の、のぶちゃんこと宇野信行社長ですのぶちゃん。
のぶちゃんは「神様、仏様、宇野様」と言われるくらい、、いつもニコニコしていて、怒った顔を見た事がありません。
のぶちゃんがそこにいるだけで、大きな安心感に包まれるのです。
そんなのぶちゃんも、一人さんと出会った頃は真顔でいることが多く、笑顔に挑戦しようとすると、顔が引きつっていたそうです。
それを見た一人さんは、こんなことを言います。
「のぶちゃん、あそこに綺麗な女の人がいるだろ。
あの人のパンツの色、何色だと思う?」
のぶちゃんは思わずにっこり。
「そうだよ、その笑顔だよのぶちゃん!」と絶賛する一人さん。
「こ、こんなことで笑顔になっていいんですか!」と慌てて聞くのぶちゃんに「四六時中考えてなきゃダメだ」と一人さんは答えました。
それ以来、のぶちゃんはいつも笑顔でいるようになったそうです。
「頭の中ではどんなことを思ってもいいんだ」とは、一人さんがよく言う言葉です。
先に笑顔を作っちゃうことの方がどれだけ大切で効果絶大か、これはやればやるほど分かるのです。
「いい感じですね」は魔法の言葉
笑顔の次に来るのは言葉です。
私は普段、タクシーに乗らない日はない、というくらいタクシーに乗っています。
その時必ずタクシーの運転手さんを褒めるようにしているのです。
きっかけは、短い時間でも、狭い空間の中で一緒にいるのだから、楽しく過ごした方が良いと思ったからでした。
けれどやり始めたら、「こんなに素晴らしい褒め言葉の修行の場はない!」とやみつきになりました。
明るくてハキハキしている運転手さんだったら簡単に「いい感じですね」と褒めることができます。
ところが、最高の修行になるのは、そうじゃない人の場合です。
先日、すごく暗い運転手さんと出会いました。
「〇〇までお願いします!」
「・・・・・・はい」
「運転手さん、分かりますか?」
「・・・・・・はい」
何を聞いても覇気のない返事ばかり。
私はまず自分が大きな声で、「今日はいい天気ですね」と天気の話題を出しました。
すると「あっ、そうですね」と、私の声につられて、少しだけ大きくなります。
そこですかさず「運転手さん、なかなかいい感じですね」と言います。
それを聞いて、運転手さんはびっくり!
「初めて言われました」
私は心の中で「そうだろうな」と思います。
でも本当の事を言ってどうするの?
という一人さんの教えがありますから、
「すごくいい感じですよ。なんか、癒し系ですし」
とさらに褒め言葉を加えます。
いい感じと言われたら、誰だって悪い気はしません。
それだけでなく運転手さんは、私の言葉を裏切らないように「いい感じの人」を演じようとするのです。
これを私は「いい感じの魔法」と呼んでいます。
その後も「運転、お上手ですね」と言うと、混んでいる道もすっと安全に行こうとしてくれますし「優しいですね」と言うと、優しく接してくれます。
最後には運転手さんから「ありがとうございました。今日、あなたを乗せることができてよかったです」と言われると、「いいことしたな~」と思って私も嬉しくなりますし、運転手さんもその後、気持ちよく仕事ができると思うのです。
一度も褒められたことのない人にとって、人生の中でほんの数10分間でも、「いい感じの人」を演じたことは、素敵な経験になりますし、もしかしたらそれが、本当に「いい感じの人」になるきっかけかもしれません。
ところで昔、こんな占いをやっていたことがありました。
その名も「運転手さん占い」です。
その日に出会うタクシーの運転手さんによって、自分をチェックするのです。
「自分の周りにいる人は、自分の波動によって引き寄せられた人なんだよ」ということを一人さんに聞いていたので、車に乗り込んだ時運転手さんがいい感じの人だったら「今日の自分が良い波動だ」、いい感じじゃない人だったら「今日の自分はちょっと良くない波動なんだ。笑顔、天国言葉、テンションを上げていこう!」と思っていました。
その時は占いで終わってしまいましたが、今は「いい感じですね」のエピソードのように相手に左右されることもなく、自分から愛と光を与えて、相手の波動も自分の波動もよくできる、そんな自分になれたことがとても嬉しいのです。
追伸 幸せの第一歩は笑顔
私はもうお金を持っているから嫌なお客と付き合わなくてもすんでいますが、そうでない人はどうすればいいのでしょうか。
その答えは、「笑顔」です。
嫌なお客は相手にしないで、それ以外の普通のお客さんに笑顔で接することです。
笑顔で接していると、お客さんは必ず喜んでくれます。
この世に笑顔の嫌いな人はいないからです。
ただし、笑っているだけでは駄目です。
もっと喜ばれるのはどんな笑顔なんだろうと考えてみましょう。
すると、考えること自体が楽しくなってくると同時に、売上がぐんぐん伸びていきます。
自分も楽しいし、売上も伸びる。
どんどんいい方向に向いていくというわけです。
商人の基本は、人に好かれることです。
人に好かれるためにはどうすればいいかという答えの中に、笑顔があります。
蕎麦屋でも八百屋でも、お客さんは空腹を満たしたり、物を買うためだけに行ってくるわけではありません。
お店に楽しいことがありそうだと思うから来てくれるのです。
それなのに、店の店員が仏頂面をしていたのでは面白いはずがありません。
だからといって、お客さんが店に入ってくると突然映画を作るというのもいけません。
お客さんはあなたが思っているほど馬鹿じゃないから、騙そうと思ってもばれてしまいます。
「私の顔が福沢諭吉に見えるでしょ?」なんてお客さんに言われているようでは、商人として失格です。
心の底から商売を楽しんで、しかもそれをお客さんと分かち合うようにしてみましょう。
その日から売上はぐっと上がってくるはずです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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