この運を動かす、それがまさに運動なのです
「運」を「動」かすのが運動
一人さんがあるとき、こんな話をしてくれました。
「もし、誰かにあなたの耳いくらで売ってくれますかって言われたら、あなたならいくらって答えますか?
1つ20万円くらいでどうですかと言われても、ちょっと困るよね。
じゃあ200万円ならどうですかと言われても、私だったら断ります
これがタダより高いものはないの本当の意味なんだよ」
何十万円でも、何百万円でも売りたくないような目や耳、体を、私たちは全部無料でもらっちゃっているのです。
それだけで、ものすごい運を手にしていると思いませんか?
この運を動かす、それがまさに運動なのです。
これも運を良くするために欠かせないものだと思います。
まずは自分の体を愛すること、大切にすることだと思います。
あの人にこれをやってあげたい、あれをやってあげたいと思っても、体、が元気じゃなかったらできないですよね。
それに、身体が健康でいるためのことを自分が実践できていたら、それも役立つ情報として人に伝えてあげられて、ますます運が良くなると思います。
運をつかむ3つのクセ
それは一に素直、二に勉強癖、三に勉強癖だと一人さんは言います。
私は一人さんに「本を読みなさい」「本を読みなさい」とずっと言われ続けてきました。
私は小さい頃から行動癖が人1倍あった分、勉強癖がなかったんですね。
「誰かに教わらなくても自分の力でできる」と思っていて、人に教わるということを、どこかで嫌だなと思っていました。
だけど一人さんの、ある一言で変わりました。
「恵美子さんくらい坑道癖のある人が、本を読んだら凄いことになるよ」
この言葉でその気になった私は、本を読むようになりました。
そして勉強したことを頭に出てから行動すると、体験することが1つ1つ変わっていきました。
するとその先にあったものは、湧き上がる知恵やアイデア、これだったんです。
更に知恵が集まってくると次は、いざというときに「これ」と決められるような眼力が養われていきました。
金運を上げる方法とは?
「私すごく運がいいんです」と言っていても、その人が住んでいるところや、食べ物や着るものがあまりに質素で、辛そうに日々の暮らしをしていたら、周りから見ると「本当に運がいいのかな」って思っしまいますよね。
やっぱり、運がいい人イコール、楽しそうでお金と縁がある人だと私は思うんです。
では、金運を良くするためにはどうすればいいのでしょうか?
まず、金を良くするためにはお金に愛されていなければなりません。
お金を儲けることに罪悪感を持っていたり、お金は汚いものだというような気持ちがあると、金運は良くならないんです。
だって、誰だって嫌われてる人のところに行きたいとは思いませんよね。
お金だって同じです。
「お金は悪いものだ」というのと、「お金さえあれば幸せになれる」というのは、多くの人が思い込んでいるニ大勘違いです。
だからお金に愛されたければまず、自分からお金を大切にしい、愛さなければいけないのです。
一人さんはよく、「借金はしちゃだめだよ」と言っていました。
これには2つの理由があります。
一つは、インフレの時代はお金を借りても、買ったものの価値が金利以上に上がったから得することもできたんです。
でも、今はデフレの時代なので、借金して買ったものは価値も下がるし、そのうえ金利もつくから損をするんです。
それともう一つの理由は、借金をしていると、お金がないというマイナスの波動が出ます。
お金にはより豊かな方に流れるという性質がありますから、豊かな波動を出していないとお金が寄ってこなくなってしまいます。
私は一人さんに、「恵美子は、まず10億円、貯めなさい」と言われました。
それは私の事業規模で、銀行から借り入れをすることなく、健全経営をするために必要な額なんです。
だからといって、みんなが何億と貯金しなければならないというわけではありません。
まずはできる範囲内で貯金していくようにしましょう。
最初は月に5000円でもいいから貯金していくと、それが月に1万円できるようになり、さらに加速の法則で2万円、3万円と必ず増えていきます。
経済とはお金の流れ
ただ、お金をためこみばいいかというと、そうではありません。
お金はお足といって、動かさないとダメなんです。
だから無駄使いはもちろんダメですが、お金が生きる使い方をしないとダメなんです。
お金で大切なのは流れです。
今日本の経済が不況だって言われているのは、お金の流れが悪くなっているからなんです。
「経済」と聞くと何か難しいことのように思いますが、一人さん曰く、経済とは、「あなたにとってのお金の流れ」で、その延長線上にあるのが、国の大きな経済の流れだということです。
まずは自分のお金の流れを知ることが、経済を知る第1歩なんです。
自分が働いてお給料をもらいます。
もらったら何か使いたいものに使います。
するとお金がお店やレストラン、銀行などいろんなところに流れていきます。
これがあなたの経済、お金の流れですね。
この流れをもっとよくするためには、お金の稼ぎ方を知ることです。
一人さんは「お金は神様の霊感である」と言います。
この霊感というのは「神頼み」の話にもあったように「目の前の人を喜ばせてくださいね」「お役に立ってくださいね」という神様からの頼み事を、あなたがどれだけできているかということなんです。
それに対する報酬がお金なんですね。
なので、皆さんが働いてお給料をもらうというのは、その会社の役に立っている分だけもらえるようになっています。
そして稼ぎ方がわかったら、今度は使い方がわかります。
もともと「人の役に立ちたい」と思ってお金を稼ぐと、使い方も違ってきます。
自分だけが満足するもので終わってしまうのではなく、誰かを喜ばせたいと思って使ったり、自分にとっても人にとっても役立つものに使ったりと、発想が変わってきます。
するとますますお金が入ってきてまた使って、と流れが良くなってきます。
それをどんどん極めていく人が、経済に強い人、運のいい人だと思います。
小金は努力、大金は神の力
それでは一人さんは、なぜ日本一と言える大きなお金を手にすることができたのでしょうか。
お金の大切さや、経済のことを誰よりも知っていたということもあります。
仕事が大好きで、商売のことを人一倍勉強してきたということもあるでしょう。
ただ、普段の一人さんは、あまり仕事のことを口にしません。
会社にも滅多に顔出さず、たまに顔出しても仕事の話をするより、みんなが元気になる楽しい話や、面白い話をしてくれます。
中学を卒業して誰よりも早く社会に出た一人さんは、正当な努力もしてお金持ちになりました。
ただ、累計納税額が日本一になるほどの大金持ちになったのには、もう一つ、理由があると思うのです。
それは、「小金は努力で得られるけれど大金は神が与える」という言葉にあります。
大金を得られる人は、必ずそこに神の力が加わっているそうなのです。
一人さんは神様から頼まれたことを1つ1つこなし、人助けの商品を作ったり、世の人のお役に立ち続け、喜ばれ続けています。
そんな一人さんだからこそ、神が大金を与えたのですね、
そこには何の不思議もないのです。
商売は10年やって本物
まるかんの特約店をしているTさんのお話です。
Tさんが10年ほど前に一人さんの講演会行ったとき、一人さんとお話するチャンスがあり、思い切って相談したそうです。
「なかなか商売がうまくいかないんです」と。
当時Tさんは、自分のお店をしている傍でまるかんの仕事を始めてちょうど一年経ったばかりでした。
それを聞いた一人さんは、「商売はね、10年かかるよ」と言ったそうなんです。
Tさんは 「だいぶかかるんだなぁ」と思ったけれど、一人さんの言葉を信じてずっとやってきました。
そしたら10年目にして、今までの売り上げをドーンと伸ばして、信じられないくらいの繁盛店になったのですね。
Tさんは私にこう言ってくれました。
「一人さんの言葉は本当だった!!」
私自身、今では全く信じられないのですが、昔のTさんは笑顔がなくて、ツンとした、とっつきにくい人に見られていたそうなんですね。
笑顔の練習をした時はほっぺたが痛くてだるくなるくらいで、そんな自分が、一人さんの教えでここまで変われたんだと言ってくれたのです。
そしたら周りの人達まで変わってきて、今では県外からもお客さんがやって来るそうです。
「もう優しくていい人ばっかりくるのよ」って。
だから私は言いました。
「それはね、Tさんが優しくていい人だからだよ」って。
一人さんの言うことを信じてずっとやってきた結果、10年目にして商人としての魅力、人間としての魅力がTさんにそのあったのだと思うのです。
Tさんの「本当に感謝しています、この仕事をやってきて良かった。
仕事を通じて魂を成長させてもらいました」という言葉に私も感動しました。
Tさんは、素直にひとりさんの教えを勉強し、行動しながら商人としての知恵を集め、魅力を磨いてきたのだと思います。
運をつかむための素直さ、そして勉強グセという扉が開いたら、行動しながら知恵を集めていき、魅力を磨いていく期間がある。
それが一人さんの言う10年なのかもしれません。
正しい欲を持つことが大事です
お金に対してもそうですが、欲を持つことに罪悪感を覚える人は多いようです。
一人さんは、「欲も神様がつけてくれたものだから、人間にとって必要なものなんだよ」と言います。
つまり大切なのは、欲の持ち方なんですね。
男の人は女性が大好きですよね。
お金持ちになりたいっていうのも、多くの場合は女性にモテたいがためのようです。
それで女性はおしゃれが大好きなんです。
いつまでも綺麗でいたいのです。
男の人も女の人も、この正統なる欲がないと、働く気力がわかないんです。
人間にとって正当なる欲は必要です。
これが人を行動に駆り立てます。
それがあれば働く意欲も湧きますし、向上心も湧くのです。
そして、そうやって意欲があって向上心のある人って魅力的なんです。
魅力のない人って、その欲が自分の我であったり、自分の欲求を満たすだけのものだったりするんです。
よく、異業種交流会やいろんなパーティーの席で、出会いを求めて名刺交換ばかり繰り返す人がいますが、相手に求めているだけではうまくいきません。
最初から私利私欲を求めてばかりいるとマイナスの波動が出て、同じようなマイナスの、奪おうとする波動を呼び寄せてしまいます。
私達弟子は、お金持ちになるのが目的で一人さんの弟子になったのでもなければ、そのために仕事をしているのでもありません。
でも、結果的に豊かになって大金持ちになることができました。
それをまず、ひとりさんや仲間たちと一緒にいるのがとにかく楽しくて、その楽しいの延長線上に仕事があったからです。
それと、私たちはもちろん欲はありましたが、必要以上にお金に執着することがありませんでした。
すると必ずと言っていいほど、お金のトラブルに巻き込まれるのです。
私たちは最初からお金に執着していないので、大金持ちになっても不思議とお金のトラブルに巻き込まれることはありませんでした。
だから、皆さん健全な欲を持って、毎日楽しく生きていきましょう。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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