コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 社会に拡げたいこと

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楽しみながらやる、どうせやらなきゃならないんだから、苦しみながらやるんじゃなくて、楽しみながらやる。

 

 

 

働くことの本質


質問 本質


働くことの本質とは何でしょうか。

ヒントをいただければ、幸いです。


斎藤一人さん


「人から喜ばれる存在になる」


元々、働くっていうのは、「はたがらくする」、ということ。

だから、私達は働かなきゃいけない。

そうすると、傍が楽になる。

人から喜ばれる存在になる。

人から喜ばれれば、人間というのは幸せになる。

仕事が面白くないということは、その場で喜ばれていない。

喜ばれるほど、一回働いてみたらいい、奉仕のつもりで。

一生懸命、やってみればいい。

どんな仕事でも、神様が出してくれた仕事だと思って、一生懸命やってみればいいんだよね。

働くとは、「はたがらくする」事だから、自分が働かないと、人に苦労させる。

あなたを食わせるために、誰かが苦労するんだよね。

なおかつ、働きに行ったところで、人に親切にしたり、お給料を変な話、20万円もらったら、25万円分働こうとか、30万円分働いて、社長を喜ばせようとか、そういう、「人に喜ばれるんだ」っていう気持ちで働くことだよね。

働くとはそういうことさ。

そうしたら、喜ばれるからね。

これは余計なことだけど、俺なんかも一生懸命働いて、税金払って道路作ったりして、これは年寄りがこれで助かるんだと思ったりすると、結構楽しいもんだよね。

喜ばれるって、やっぱり嬉しいことさ。

 


一人さんの願い

 


質問 心に願っていたこと


斎藤一人さんが、仕事を始められた時、心に願っていたことを教えて頂ければ幸いです。


斎藤一人さん


「三方良し」


一番思ったのは、仕入先が喜んで、自分も喜んで、買ってくれた人が喜んでくれる。

みんなが喜ぶ事って何だろう、ということだと思うよね。

そんな素晴らしいこと考えてたんですかって。

それを考えなかったら長続きしないんだよね。

仕入先が泣かしたって長続きしないし、自分の利益が出なくなったって長続きしないし、お客さんにソッポを向かれたらどうしようもないし。

だから、この三つが全部、「三方良し」って、近江商人は昔から言ってるんだけど、これしかないんだよね。

これだけやってると楽しいし、これだけやるだけで難しいんだよね。

難しい事っていいよ。

難しいことは一生懸命やらないとできないから、それだけで精神が落ち着くよね。

あまり簡単なことばかり、狙わないほうがいいよ。

簡単なことは価値がないんだよ、やる価値が。
難しいですねって言うけど、難しいことは、ちゃんとやった分だけ価値がある。

やったぶんだけ身になるんだよ。

だから、難しいことに挑戦しなよ。

簡単な方へ、簡単な方へ逃げてると、人生めちゃくちゃになっちゃうよ。

 


一人さんが社会に広げたいこと

 


質問 社会に拡げたいこと


斎藤一人さんは、社会を通じて、どのようなことを社会に拡げようとしていらっしゃいますか。

差し支えなければ教えて頂ければ幸いです。


斎藤一人さん


「一輪の花に感激しながら、山に登ることもできる」


普通の人は、苦労して、苦労して、やっと成功を掴むと思ってるんだよね。

たけど、それは、私は、楽しみながらでもつかめるんだ、っていう風に思ってるんだよね。

苦しんで、努力してやっとつかむ、だから、仕事は大変なものなんだ、と思ってる人と、富士山だって、もう辛くて、辛くてと言いながら、上に登る人もいるけど、楽しいねえとか、景色いいねえとか、花が一個咲いてたって感激したり、そう思いながら、登ることもできるんですね。

だから、楽しみ方の経営者が、あまりにも少ないということと、実践で私が勝たないと、楽しんで仕事する経営者が増えていかないからね。


勝つというのは、ちゃんと利益を上げて、ちゃんと儲かっていれば、こういうやり方もあるんだとかね、部下を怒鳴らなくてもいいんだとか。

本当に、人に親切にしようとか、なんか甘っちょろいこと言ってるようだけど、実際にやってみると結構大変なんですよ。

今日1日、人に親切にしようと。
これは本当に気持ちいいんだよ。

奉仕のつもりで働こうって、それも楽しくだよ。

楽しくね、やってみる。

楽しみ方と苦しみ方があるんだとしたら、楽しみ方の代表になりたい。

楽しみっていうと、パチンコに行くとか、競馬に行くとか、遊びに行く事ばっかり考えてるんじゃないですよ。

そうじゃない。

仕事を楽しみながらやる。

でも、楽しいねとか、こうやろうよ、とか言ってると、100の苦しみが50でも30でも減るんじゃないか。

楽しみながらやる、どうせやらなきゃならないんだから、苦しみながらやるんじゃなくて、楽しみながらやる。

楽しみ組が買ったよって言いたいんです。

今、そういう時代になってきたから。

昔は野球でも怒ってばかりいる監督とか、バレーボールでも女の子に球ぶつけて悦に入ってた監督とかもいて、あれはあれで良かったんだけど、今は時代が変わって、怒ってばかりいる人は、なぜか勝てないんだよね。

いい時代が来たよね。

時代、時代で悪いことはないんだけど、楽しみながらやろうよって。

楽しみながら一番になりたいっていう。

楽しみながらでもできるんだよっていうことが伝えられたら嬉しいし、今もそう思ってやってます。


一人さんが楽しい瞬間

 


質問 楽しい瞬間


斎藤一人さんが、仕事をされていて、一番楽しいのはどんな時でしょうか。

もしよろしければ教えていただければ幸いです。


斎藤一人さん


「神様のお試し」


それはね、難しい問題が出てきた時ですね。

難しい問題が出てくると、これをどうやって楽しく解決しようかとかね。

神様が「どうだ参ったろう、これだったら泣き言を言うだろう」っていうのを、、「そんなの参らないよ」と言って、こうやって考えればいいんじゃないかとかね、こう考えれば楽しいよとかね。

人間死んだってね、彼方の天国に行くだけだから、何があったって参ったはしない。

これで参ったんだろうって、普通の人だったら、参って泣き喚いたり、首吊っちゃうというようなことが起きても、「俺は楽しいよ」って言える。

難しい問題が出てきた時が楽しいな。

不思議なものだけど、だんだんだんだん、それが強くなってくるね。


一人さんの決断法


質問 決断


斎藤一人さんが、仕事で重要な決断をするときに、頼みにしているものはありますか。

もしよろしければ、教えていただければ幸いです。


斎藤一人さん


「楽しい方を選ぶ」


やっぱり楽しいかどうかだね。

答えは一個じゃなくて、いくつも出るんだよね、重要な決断をするときってね。

迷うのね。

一個しかなければ、それしかないけど、答えがいくつも出て、最後に二つになって、どっちか迷うんだよね。

それで決断するんだけど、迷ってるということは、どっちでもたいして、大差ないんだよ。

50対49とかで、1とか0・いくつといった差だから、分からないんだよ。

だから、重要な決断をするとき、私は、必ず楽しい方、心が清々しい方。

心がすっきりして楽しいなと言える方を選ぶと、なんかその時は損したようでも、後から見れば、必ず得してるの。

だから、決断する時に、楽しい方とか、儲かる方という、それが商人にとって正しいように思うけど、楽しい方を選んでみると意外と上手くいくから、みんなもやってみるといいよ。

ただ、深く考えるんだよ。

会社に行かないで、寝てた方が楽しいんですとかいうことじゃないよ。

そんなことをしたらクビになっちゃうから。

長く、長くだよ、長く考えても楽しい事ってあるじゃない。

大人の楽しさだよ。

何人に一人でも勘違いするといけないからね、一応入れておきますけど。

私は楽しい方を選ぶ、なぜか、今まで成功してます。

 

追伸 「正しい」と思い込んでいることが、実は「失敗」の原因になっている!!

 

さて、神と約束して決めてきた「修行」を、私はどうしたら乗り越えられるでしょうか?

そのコツを教えましょう。

それは、「失敗したことを改良する」。

このことに尽きるのです。

やってきた「修行」に対して、何度も何度もトラブルを起こして苦しんでいる人は、実は過去にも「似たような失敗」をやっていることが多々あります。

そして、本人は「失敗」と思っていないのが、この話のポイントです。

例えば、「お金の事」で悩んでいる人で、こんな人はいませんか?

「ちょっとお金が入ってくるとパーッと使ってしまう」というクセのある人です。

こういう人は、「私のものを買ったのではありません。

人の物を買ってあげたんです」と言い訳をしますが、誰のものかどうかは問題ではないのです。

この人は「お金の修行」の最中であり、ちょっとお金が入ってきたのは、神がこの人に「お試し試験を出している」ということです。

そのことに気づかずに、パーッと使っていると、またお金のことで困るような問題が必ず起きてきます。

これは神が、「もうちょっと、この修行が必要だな」と判断したに過ぎません。

この人が、「お金が入ってきたら、しっかり貯金する」という行動を取るまで、この修行は永遠と続きます。

また、「人間関係」で悩んでいる人で、こんな人はいませんか?

「夫の実家に帰ると、お姑さんが、私に意地悪をするんです」という人です。

この人は、「私は全力でお姑さんに尽くしているのに、こんな酷い事ってありますか?」と言いますが、全力で尽くしているかどうかは問題ではないのです。

この人は「人間関係の修行」の最中であり、お姑さんが出てきたのは、神がこの人に「お試し試験を出している」ということです。

そのことに気づかずに、夫の実家にのこのこ帰っていると、この人とお姑さんの確執はずっと続きます。

なぜなら、お姑さんは、お嫁さんに帰ってきて欲しくないのです。

可愛い息子と孫にだけ、帰ってきてほしい。

そんなお姑さんの気持ちを温かく汲み取って、夫と息子だけを実家に帰し、お嫁さんは会いに行かなければいいのです。

この話をすると、「そんなことはできません」という人がいますが、なぜ、できないのでしょう。

だって、今までお嫁さんが夫の実家に行くことで、散々失敗してきたのです。

失敗は、改良するより方法はありません。

上手に改良するためには「知恵」が必要です。

そのために、お釈迦様だって、「嘘も方便」ということわざを授けてくれたのです。

うまい言い訳を使って、行かないようにすればいい。

仮病を使うのだって手です。

お姑さんとの間で、これ以上、「怒りの波動」を出し合う前に、会わない方法を考える。

この決断が「正解」であり、実は、この答えを出すことを、神は待っているのです。
また、お嫁さんと合わないことで、お姑さんに心の余裕が生まれ、久しぶりに会った時には、お嫁さんに優しくしてくれるかもしれません。

お嫁さんが、「夫の実家に行かない」という決断をするまで、この修行は永遠と続くでしょう。

このように、何度も起きているトラブルには、「その人が失敗を改良していない」という理由がちゃんと存在します。

しかも、「その人が正しいと思い込んでいること」が、実は失敗であり、改良の余地があるのです。

神は、「改良しない人間」を嫌います。

とにかく、うまくいかないことを、二度も三度もやるのはだめなのです。

何度も起きるトラブルがあったら、それは、あなたが何かを「改良する時」です。

何があなたの「失敗」であり、どうすれば改良できるのかを、もう一度よく考えてみてくださいね。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

 

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