私、プレゼンで緊張して、声が震えてしまうんですが、原因はなんですか!!
声が震えてしまう原因には色々な要素が絡み合っていますが、その中のひとつにプライドが邪魔をしている場合があります。
プライドとは「誇り・自尊心・自信・うぬぼれ・傲慢・虚栄心」このような言葉がプライドという一言でまとめられています。
これだけ多くの言葉を単に一言でプライドとして使われています。プライドと一口に言っても色々な気持ちが含まれているんですね。
分類するなら、良い意味が「誇り・自尊心・自信」、悪い意味が「うぬぼれ・傲慢・虚栄心」といったところです。
こんにちは、Greenです、多くの方が捨てるべきプライドを持ち続けてしまっているのはこの2つを混同してしまっているからです。持つべきプライドと、持つべきでないプライドをはっきりさせましょう。!!
捨てるべきプライド
捨てるべきプライドは「他人と比較することで満たされるプライド」です!!
他人と競争すること自体は自分を高める手段にもなるから、一概に否定することはできませんが、他人という存在は「敵」ではないからこそ、勝ち負けに一喜一憂する必要はありません。もっと自分の人生だけに集中しましょう。
「不要なプライドは捨ててください」というのは、不要なプライドというのは悪い意味でのプライド。つまり「うぬぼれ・傲慢・虚栄心」この部分なんです!!
プライドを全て捨ててしまうと、自分を大切にできなくなったり、軸を失い周りに流されてしまうこともあります。必要なプライドは持ち続ける必要はありますが、あなたの足かせになっているだけの不要なプライドは捨ててしまってください。
プライドが高いのは能力が高いからではなく、何かコンプレックスがあるからプライドを高くして、自分を守ろうとしている場合がほとんどです。恥をかくことを恐れなければ緊張することはなくなります。しかし、自分を守りたいがために、恥を捨てることはなかなかできないものです。一見矛盾のようにも感じますが、自分を守るためのプライドが自分を変えることを妨げています。
プライドが高い人の特徴
- 自分の非をなかなか認めない
- 負けず嫌い
- 常に主導権を握りたがる・他人に決断を任せられない
- 臨機応変な対応が苦手
- こだわりが強く頑固
- 人に頼るのが苦手
メリットとしては、「コミット力がある」「向上心がある」「責任感が強い」になります!!
デメリットとしては、「終わることのない欠乏感」「安らぎのない人生」「親友や愛する人ができない」ということです!!
持つべきプライド
私が持つべきプライドとはなんですか!!
メロンちゃんだけだはなくて、私達の持つプライドは理想の自分を追求するために必要なプライドです!!
ほとんどの人は小さい頃から、親、親戚、先生など、こういう人達の影響で周りの目ばかり気にして、自分が他人よりも優れているのか、劣っているのかをやたら意識していました。
しかし、人間関係を横、もしくは平面に捉え直すことができれば、周りの存在は”敵”ではなく”仲間”と考えることができます。これもアドラー心理学の教えです。
私達が本当に意識するべきなのは、周りの他人との比較ではありません。理想の自分と今の自分を比較したとき、今自分がどのあたりにいるか、どうすれば理想の状態に近づけるのか、これを考えてみて下さい。
そしてそこにあるべきプライドは、理想の自分を追求するために必要なプライドだけです。他人と比較することで傷ついたり、満たされたりするプライドは捨ててください。
プライドの捨て方
本当の意味で自分にプライドを持てると、他者と比較した際の優劣やそれによって生じる不安感といったものはそれほど強くはありません。傷ついたことや他者の評価によって「自分の価値が揺らぐ」ということがないためです。
この見せかけのプライドは、本物のプライド=自尊感情をきちんと育てていくことで自然に不要となっていくものです。ですので、(1)自分のダメな部分を認める、(2)チャレンジする、といった行動を通して、本物のプライドを手に入れましょう。以下にくわしい方法を記載します。
(1)自分のダメな部分を認める
プライドの高い人は「ダメな部分があってはいけない」と感じやすいものですが、それはダメな部分・ネガティブな部分によって自分の価値が失われてしまうといった「誤った認識」があるからです。そこで、まずは自分のダメだと思う部分を認識して、「私は自分を認めてもいいんだ」「完璧じゃなくてもいいんだ」と自分にいってあげましょう。
(2)チャレンジする
プライドが高いことのメリットとして、コミット力や責任感・向上心があると紹介しました。
そのためプライドの高い人は「行動力がある」と思われがちですが、彼らの多くは「自分がやりたいこと」ではなく「周囲に評価されること」や「自分のできそうな範囲」に、とどまって行動していることがよくあります。
そのため好きな人にアプローチしたり自分が本当にやりたいことには積極的になれないということが少なくありません。
自分が本当にやりたいことに失敗してしまうと、受けるダメージが大きすぎるためです。
見せかけのプライドでは「自分が本当にやりたいこと」へのチャレンジはできないのです。
そこで失敗を恐れず、たとえ失敗しても過剰に自分を責めたりしないようにしてチャレンジを続けていく必要があります。
本物の自尊感情を育てる上では、チャレンジが成功するか失敗するかよりも、「本当にやりたいことにチャレンジできた」ということが大切だからです。
他人の目を気にせず自分が本当にやりたいことに積極的にチャレンジしましょう。
そうすることで、本物のプライドが持てるようになるでしょう。
放下著
お盆も近いので放下著という言葉を説明します。
放下著(五家正宗賛)「ほうげじゃく」と読みます。間違っても「したぎをはなつ」と読まないで下さい。寒い冬の間は厚着をします。春になってだんだん暖かくなると、一枚脱ぎまた一枚脱いで薄着になっていく様子を・・下著・を・・放つ・・・と説明した人がいたそうです。笑えない話です。
「放下(ほうげ)」とは、投げ捨てる、放り出す、捨て切るの意です。「著(じゃく)」は命令の助辞(じょじ)で放下の意を強める為に用います。「放下著」、すなわち煩悩妄想はいうに及ばず、仏や悟りまでも捨て去る、すべての執着を捨て去れ、すべてを放下せよ!というわけです。
唐突でしたが、頭に思い浮かんだので、記述しました。
まとめ
見せかけのプライドのせいで生きづらさを感じていた人は、不要なプライドを捨ててみてはどうですか?
何かに追われる人生から、「安らぎと愛のある人生」が手に入るかもしれませんよ。
(参考文献:マイナビウーマン)
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。