覚悟を決める前の俺は、頭の中で、こんなことやっちゃったら、こうなって、ああなって、100の嫌なことが浮かんだりする。
だけど、苦労の扉だと思って開けると、そこは花園なんだよ。
苦労の扉と思って開けると、そこは花園だった
神様は絶対、人を困らせないね。
ましてや、神の役に立っている人間を守ってくれないとか、困らせるとか、生活が苦しくなるとか、そんなことしない。
神の愛に沿ってやっていたら、全てが良くなっちゃうだけだよ。
本当は、一人さん、自分が不思議なことを知っていることを世間の人に知られたくないんです。
一人さん本人は普段、ひた隠しに隠して生きています。
ただ、一人さんは自由が好きで、束縛されるのが嫌いだから、人も束縛したくない。
だから、私たち弟子は自由に一人さんの不思議を語ったり、本に書いたりさせてもらっているわけです。
だけど、一人さん本人の気持ちとしては、知られたくない。
だから、不思議なことを本に書いたりして世間の方にお知らせすることも、一人さん曰く「人間の俺としてはしたくない」のです。
でも、どういうわけか、私たちの理解の及ばないところで、皆様にお知らせしなきゃいけない状況に、一人さんは追い込まれます。
大宇宙エネルギー療法をお知らせする前に言葉が下りたというエピソードをご紹介しましたけど、どうやら、その類のことが起きるようなんです。
そうすると、ほぼ毎回、一人さんは逃げる。
「やだ、やだ、俺、やりたくない」って、まるで駄々っ子のように逃げます。
そうすると、一人さん、必ず体の具合が悪くなって、病気するんです。
床に臥せってる間も一人さんの中でいろいろ葛藤があって。
それでも最終的に、一人さんは覚悟して「やるよ、人助けだ」って立ち上がるんですけど。
立ち上がったら、病気が治ってる。
その上に、一人さん、前よりは若くなっていて、もっとかっこいい。
毎回そうなんです。
そして、実際、やってみると何も困ったことは起きなくて、人に喜ばれたり、いい出会いがあったり。
それから、すごくいい、皆が助かるサプリメントが、一瞬にしてできたりとか。
とにかくいいことしか起きない。
神が「やれ」っていう時期があるんだよね。
その時、やるじゃん。
そしたら、実際、嫌なことひとつもないんだよ。
覚悟を決める前の俺は、頭の中で、こんなことやっちゃったら、こうなって、ああなって、100の嫌なことが浮かんだりする。
だけど、苦労の扉だと思って開けると、そこは花園なんだよ。
だから、自分は神のお告げで苦労してっていう人がいるけど、それと本当に神なんだろうか。
だって、お前の人生、台無しになっても紙のために働けとか、そういうこと、神は言わないよ。
神はみんなに「最大限幸せになりな」って、いつも言ってる。
いや、他の人の神様のことは、俺、知らないよ。
けど、俺の知ってる神様はそうなの。
それで、神が「やんなさい」って言った時にやると全部が解決、なぜか、そうなっちゃうの。
人間の頭で考えたら、こんなになって、あんなになって、大変だけど。
でも、実際に神様が守ってくれるから、そうならないんだよ。
神様って本当に優しいよ。
そう、一人さんは言います。
いいことしか起きない、ということが分かってるのに、それでも、一人さんは毎回逃げて、病気して、立ち上がってというパターンを繰り返す。
これも、別な意味で、すごい不思議です。
わかってるならさっさとやればいいのにって、皆さん、思いません?
でも、そこで葛藤するのも、なんか人間くさくって、そういう一人さんが私達弟子は大好きなんです。
一人さんの成功が奇跡と言われる理由
小銭は努力で得られる、大金は天が与える
以前、ひとりさんのファンで精神的な事が大好きな若者が集まってる場所にふらっと立ち寄った時、一人さんはいつものように熱くみんなにこの話を語っていました。
じゃあ、小銭っていくらですか?って言ったら、神的には1000万、2000万。
だから、1000万、2000万までは努力で行くんだよ。
それ以上になってくると、大金(おおがね)は天が与える。
天が喜ぶような人間にならないと、大金は入ってこないの。
ということは、天はどういう人を好くか、ということを考えればいいんだよ。
そしたら、自ずと答えは出てくる。
それをやってれば、天が味方してくれるの。
ただな、小銭を得る努力をして、天が味方するんだよ。
わかるかい?
何もしないと、何も起きないんだよ。
この地球っていう星は行動の星だから、だから、何もしないと何も起きない。
それで、何もしないと不幸になるようになってる、星なの。
だから、この星は行動しなきゃいけない。
行動すると失敗か成功かなんだけど、行動しないと100%間違い。
何もやらないのは、間違いなく失敗なんだよ。
だって行動の星だからな。
その中で、自分はこういう時、どういう行動するか、ということは判断して行かなきゃなんない。
その判断をして行くのに、本を読んだり、勉強してないと駄目なんだよ。
しっかり勉強し、神がつけてくれた脳をちゃんと使って小銭を得る努力をし、さらに神が喜ぶ行動すると天が味方するの。
この話を聞きながら、「さすが師匠! いい話するわ」と思ったんですけれど。
そういえば、自分たちを小銭を得る努力をした者なって思い出した時、私、「あれ?」って思った。
「一人さんの小銭を得る努力、あれ? 何したんだろう」って。
私は何も、一人さんがウソを教えると言ってるんじゃないんです。
私たち、弟子の社長達が経済的に豊かになったのは、私たちが知らないうちに小銭を得る努力をするよう、一人さんが仕向けてくれたおかげであって。
だから、小銭を得る努力が大切で、必要なこと。
ただ、一人さんがそういう努力をしてただろうか?
そうやって考えると、私の頭にでっかい「?」がつくんです。
なぜかと言うと、ひとりさんの仕事って、まるかんの商品を作ること、いわゆる商品開発なんですけど、ひとりさん、研究らしい研究、一切、してません。
一人さんは本好きだから、たくさん本を読んでます。
でも、一人さんが読んでる本は、旅の本とか、孫子とか老子とか、自分の仕事とは関係ない本ばっかり。
じゃあ、どうやって一人さんはうちのサプリを作るのか。
これがまた、信じられないような話なんですよ。
まるかんの商品は、ひとりさんがパッとひらめいて、できちゃってます。
これ、本当なんです。
一人さんと一緒にご飯を食べてたり、雑談したりしてる時に、突然、一人さんが「あっ」て言う。
「どうしたんですか?」って聞くと、一人さん、「いいものができたよ」って。
そして、一人さんはその場ですぐ、まるかんの商品を製造している工場に電話して、新商品の発注をします。
この時、一人さんは工場の人に、「8成分を何割、B成分は何割、C成分は何割にして作って下さい」という言い方をしています。
研究していないのに、いきなり、そういうこと言えちゃうんです、一人さんは。
で、あとは試作品ができるのを待ってる。
最初の試作品が上がってくると、それがも、最初からすごいんです。
どの商品もみんな、1回目の試作品で、めちゃくちゃいいものになるから、私の知っている限り、作りなおしたことが一回もありません。
この話、同業他社さんだったら、絶対信じないと思います。
それは当然。
だって、こんなこと、通常は絶対にありえないもん。
普通は、ひとつのサプリに。土の成分を何割いるかという配合比率を探し出すために、たくさんの研究員を雇って調査・研究させています。
研究員が長い時間をかけてデータを取って、研究に研究を重ねて、ようやく「これでいける」という配合比率を見つけるんです。
それで試作品を作っても、1回目の試作品でゴーサインが出ることは、まずありません。
何度も作り直して、ああでもない、こうでもないをやって、やっと商品ができてきます。
そうして発売されても、よくって千三つの世界。
ちなみに、千三つとは、新商品を1000個作ったとして、そのうちヒット商品になるのは3個だという意味。
最近は、この千三つすら難しいそうです。
ところが、一人さんの作った商品は常に、発売されると大ヒット。
じゃあ、新商品が大ヒットして、前からある商品が売れなくなるかと言うと、そういうことはないんです。
前からある商品はそれはそれでお客様に喜ばれていて、ずっとロングセラーを続けてます。
こういうことになるのは、やっぱり、一人さんのサプリがすごいからだと思うんです。
もし良くなかったら、ヒット商品になったり、ロングセラーになったりしない。
良くないものに大切なお金を出す人って、いないでしょ。
私は何も、まるかんの商品が良くて他社のが良くないと言ってるのではありません。
うちの商品を売りたくて、こういうことを言ってるんじゃ絶対ない。
二十数年間、一人さんをそばで見ていて、私、ずっと感じてました。
一人さんの仕事はもしかすると正真正銘の神業じゃないだろうかって。
要するに、一人さんは「神がかってる」と言いたいのです。
そして、神がかってるのは、一人さんが何らかのミッションを受けてここに来た、選ばれた人だからではないか。
そんな気がしてならないのです。
そのことを、私は、言いたいだけ。
そして、私の意見に対して、皆さんはどう思いますか?
一人さんという人を、あなたはどう判断しますか?ということなんです。
製薬会社の度肝を抜いた、一人さんサプリの中身
人さんが商品をひらめく場面にずっと立ち会ってきて、 そこには法則性があることを私は発見しました。
お決まりのパターンが二つあるのです。
一つは、私達弟子の社長達が「一人さん若くて綺麗になっちゃうサプリ、あったらいいな」とか言って、一人さんにお願いするパターン。
もう一つは、一人さんの具合が悪くなって閃くというパターン。
ちなみに一人さんが具合が悪くなるのは、神様が「やれ」と言ったことから逃げ回っている時なのですが。
私たちにお願いされるにしろ、病気になるにしろ、何のパターンにおいても、瞬間技で一人さんはサプリを作ります。
この成分が何割、この成分は何割、あれは何割というのがポンと一人さんに浮かんで、しかも商品名まで出てきちゃう。
しかも、私達弟子がいつも理解に苦しむのは、 一人さんは工場に発注すると、もう覚えてない。
自分が発注したことは覚えているのだけど、どの成分をどれぐらい使うか、何割入れるのか、細かいことは、本人はほとんど忘れてしまう。
ちょっと、これ、商品開発者としては風代わり。
世間広しといえども、こんな商品開発者、見たことも聞いたこともありません。
だけど、一人さんのひらめきでできたサプリは、すごいんです。
他社さんが密かにまるかんのを買って研究しているぐらいです。
なぜ、他社さんに研究されているのが分かるのかと言うと、例えば、こういうことがあったのです。
まるかんのロングセラーの一つ、コエンザイム Q 10配合の「ひとりさんパワー」(仮称)を一度に大量に購入する方がいました。
初回は10個、次は20個、そのまた次は30個と増えていく。
「この買い方を普通じゃない」と思った担当者が購入した方に尋ねたら、なんと、その方は製薬会社の方でした。
その方が言うには、「ひとりさんパワー」を飲んだら、あまりにも良くて驚いたそうなんです。
「ひとりさんパワー」は高画質なコエンザイムを使っているのですが、それと同じものを他社さんも使っています。
なのに、 飲んだ結果に、こんなにも差が出る。
どうしてなんだ?
気になって、製薬会社の方が調べたら、「ひとりさんパワー」のコエンザイムは20分で吸収されるようになっているらしい。
そこまで突き止めて、その方は担当者にこんな質問をしてきました。
「コエンザイムが20分で吸収されないとパワーが発揮しにくいそうです。
この配合は、どのように研究されたんですか?」
要は、高度な専門知識がない人こういうものは作れない、ということです。
この一件について、私、一人さんに尋ねました。
「コエンザイムって、20分で吸収されないと効かないらしいんですけど。
一人さん、いつどこで、そんなことを知ったんですか?」って。
そしたら、一人さんは、「さあ知らない」と一言。
「誰かに教わってもいないし、勉強したわけでもない。
いつも通り、頭に浮かんだことを工場にの人に言っただけだよ」って。
じゃあ、一人さんから注文を受けた工場の方に、早く救出するための知識や技術があったのかと言うと、これは分かりません。
ただ、一つだけ言えることは、もし工場の方でそういう技術を持っているんだとしたら、当然、「うちの会社はこういう技術を持っています」とアピールしてくるはずなんですけれど、そういう話は聞いたことがない。
では、どうして、こんな人気のサプリができちゃったのか。
一人さんに尋ねても、「俺、そんなの知らない」って言うんです。
20分で吸収されないと効きづらい、ということも、「今、はなゑちゃんからき聞いて、初めて知った」って。
そんなバカなっていう話じゃないですか。
あまりにも不思議すぎる。
だから、私は「不思議、一人さんは不思議だ。
神がかってる」って言うのだけど。
言われた当の本人は「えっ、そうですか」って、怪訝な顔してる。
不思議だと思ってない、当の一人さんは。
追伸 人を育てるのが大変だと思ってる人へ
人を育てるって、大変なことだよね。
まず、一方的に「育てる」って言うんじゃなくて、「自分も一緒に育とう」と思わないと無理なんだよね。
「育ててやろう」なんていう上から目線じゃなくて、やさしい気持ちがないと人は育たないの。
「育児は育自」って言葉があるけど、その通りで、親になったからっていきなり完璧になれるわけがないよ。
だから、親に対していろいろ不満があるって言う人は、
「親は未熟なりにがんばった。
あの時の親にとっては、あれが最高レベルだったんだ」って思うことだよ。
子供でも、部下でも、後輩でも、何もあなたより劣ってるわけじゃないんだよ。
あなたと対等の魂なの。
あなたに、「人と一緒に育つ」ってことを教えてくれる存在なの。
だから、相手が気持ちを打ち明けてくれることがあったら、「そうだよね、わかるよ」って言ってあげよう。
最初から否定して、花を踏みつけたらいけないよ。
「ちょっと甘いことを言ってるな」って思ったら、「そうだね。わかるよ。
ただ、こういうものかもしれない」って、教えてあげればいいの。
そして、「大丈夫だよ、私たちがついてるからね」って、安心を教えてあげること。
そこから先、どんな生き方をするかは、その人の問題なんだね。
間違ったことをしたら、「それ、間違ってるよ」って言ってあげればいい。
怒るんじゃなくって、「これこれ、こうだよ、だから、それは駄目だよ」って、普通に間違っている理由を教えてあげるの。
相手は、何度も間違えるかもしれない。
何度も間違えないと覚えないっていう、前世から持ってくる魂のクセってのもあるからね。
それでも、怒らずこんこんと教えてあげるの。
それが、「すでにわかっている人」の務めだからね。
「でも、あんまりにも同じことを間違えすぎじゃないのか?」って、頭にきそうになったら、こう考えてみな。
あなた自身が、「こんこんと教える」ってことで学ぶ魂のクセを持ってきてるのかもしれないよ。
それぞれの家庭や会社ごとに、ルールがあるよね。
だけど、あまりにも上の人間八百屋が「それは駄目でしょ」って言い過ぎたり、「これは、こうやらないと」って干渉しすぎたりすると、相手の花が根を張る「心の領域」がどんどん狭くなっちゃうんだよ。
根を張れない花はしぼんじゃう。
自分でやってみて失敗したこと、恥ずかしい思いをした事って、ものすごく身につくの。
それは得難い成功の種なんだね。
先回りしてやり方も手取り足取り指示して、「ダメダメダメ」を連発すると、その機会を全て奪ってしまうんだよ。
本当の愛って、相手の心の領域に土足で踏み込まないことを言うんだよな。
自由に根を張る土壌を大きくしてあげようって、見守ることが大事です。
「一緒に咲こうよ」って言う大きな波動が出ている人は、太陽になっちゃうの。
明るくて、あったかいから、周りに、皆が集まってくるよ。
旅人が、太陽から方角を知るように、「どこへ行ったらいいんだろう」って迷っている人たちの目印になってあげることができるんだね。
自分が太陽になって、人と一緒に育つ。
これが、みんなで花園を作る唯一の方法じゃないかな。
だから、私は、信ちゃん達を自分が育てたなんて思ってないよ。
一緒に、「今までよりもマシになってきた」んだよな。
師弟関係じゃなくて、仲間で、友達なの。
来世も、再来世ももまた会おうな。
それで、また楽しくやろうよ。
あなたも、そうやって、大好きな人達と楽しく過ごしなね。
そうすれば、そこが花園になるからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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