嫁と姑が、顔を合わせると口喧嘩をしちゃうんですって。
殴り合いの喧嘩をしないとか、殺し合わなきゃ、
「仲がいい」ってことにするの。
「柔軟な心」って、どういうことか知ってるかい?
斎藤一人さん:人ってね、恋をすりゃあ、楽しいの。
フラれりゃ、悲しい。
それが自然なんだよ。
フラれてて悲しいからって、ほとんどの人は、ストーカーになったりしないじゃない?
悲しくて相手の住んでる街まで行って、恋しい人の姿を探すことはあっても、相手の自宅まで押しかけるのは「やめておこう」って踏みとどまるじゃない?
踏みとどまっただけで、もう上等なの。
自分に「上等、上等」って言ってあげることだよね。
そうやって、「自分に優しくする」って、すごく大切なことなんだよ。
──自分に厳しい人は、他人にも厳しい。
斎藤一人さん:そうだよな。
完璧主義者って、完璧を望むけど、無茶なんだよ。
誰だって自分がモテれば嬉しいし、貶されれば腹が立つの。
自分のことを貶した、その相手を殴ったり、殺しちゃう人もいるのに、自分はそれをしなかったんだよな。
殴ったり、殺したり、犯罪を犯さなきゃいいんだよ、正解なの。
嫁と姑の問題もそうだよ。
嫁と姑が、顔を合わせると口喧嘩をしちゃうんです、って。
殴り合いの喧嘩をしないとか、殺し合わなきゃ、
「仲がいい」ってことにするの。
「柔軟な心」とは、そういうことを言うんだよ。
「仲が悪い」というのは、
殴り合いをしてたり、殺し合いをしてる、って事なの。
悪口を言い合うなんていうのは、「仲がいい」の。
自分にも、相手にも、要求水準を下げておくの。
嫁と姑が、元気に悪口を言い合ってるのは「仲がいいんだ」って。
そういう目で見ているとね、面白いんだよ。
なぜか、必ず仲良くなっちゃうんだよ。
「愛と光の人」
斎藤一人さんが、何年も前に、
まるかんの社長さんたちと食べに行ったことのある、とあるピザ屋さん。
そこで、棚田が続く田舎道を抜け、丘を超えたところにあるのですが。
そのピザ屋さんに、久しぶりにピザを食べに行った時のことです。
私も同行させてもらいました。
お店の人が一人さんのことを覚えていて、
また食べに来てくれたことを大変喜んでいました。
(食事を終え、店を出た時に発見!!
「本日のピザは終了しました」という文字を、可愛くデザインして書いたダンボール紙が、ランチ時、お店の入り口に置いてありました。
斎藤一人さんは「どこのお店に行ってもそうなんだけどね。
俺は特別なことは何もしてないよ。普通にしてたよ」と言います。
「普通に、ご飯を食べたり、お茶をしたりして、『ごちそうさま、美味しかったよ』と言って、お店を後にするだけなんだよ」
一人さんはそうおっしゃるし、
同行するたびに私が見たのもそういうシーン。
でも、普通にしている一人さんのこと、人は、いつでも忘れられない。
なぜなんだろう・・・・・・・。
一人ひとり、神が書いた『物語』があるんだよ
斎藤一人さん:上の人に取り入って、上の人と仲良くなって、
上の人が自分を取り立ててくれるものなんだって。
ほとんどの人は、そう思ってるかもわかんない。
でも、いつも言うんだけどね。
一番上の人は神様なんだよ。
人は誰でも、
神様からもらった「運命」「さだめ」というものを背負って、
一生懸命、生きているんだよ。
その姿は、一人一人、輝いて見えるんだよ。
俺の目にはね。
全員に、神が書いた『物語』があるんだよ。
一人一人に、自分の物語を語ってもらうと、素晴らしいんだよ。
1冊の本になるぐらい、みんな、素晴らしい存在なの。
だから、俺にとって、どの人も、話を聞いてみたい人なんだよ。
こんな家族がいて、こんな初恋があって、って。
その後、こういう恋愛をして、失恋をして。
「平凡な人生だよ」って言うけど、平凡な人生でも、みんな違うんだよ。
ということは「平凡」なんてものはないんだよな。
みんな、一人一人、特別な存在なんだよ。
その光は神がくれるんだよ
斎藤一人さん:俺の方が出世したから、俺の方が偉い、じゃないんだよ。
道路沿いで交通整理はしているあの人も、
俺の知らないことをいっぱい知っているんだよ。
こっちの人も、そっちの人も、みんな、
俺の知らないことを、いっぱい知ってるの。
だから、みんなの物語を聞いてると楽しいんだ。
漁師さんに魚の話を聞けば天下一品なんだよ。
タクシーの運転手さんに、道を聞けば天下一品なの。
一人一人、輝いて、素敵なんだよ。
そういう素敵な人たちに囲まれているから、素敵な人生なんだよね。
そういう目で見て、自分がいばらないでね。
自分が助けられる人間を助けていると、
人って、光って見えちゃうの。
その光は誰がくれると思う?
神様がくれるんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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