心が何も感じない人生で、いいのかね。
オレだったら、つまんなくてしょうがないな。
「どこにもいない人」
一人さんは、納税日本一の事業家で、「稀代の商人」です。
それと同時に1人さんは、
心の楽しさと、経済的豊かさを両立させる、
魂的生き方について述べた本を数多く上梓している
「著述家」でもあります。
そんな一人さんのことを「精神的な指導者」と呼ぶ方もいます。
私の知っている一人さんは、
事業家としても、精神的指導者としても、
「どこにもいない人」です。
例えば、先日私は、
一人さんに、こんなことを言いました。
「何があっても、折れない心が欲しい。
しなやかで柔軟な考え方ができるようになりたい」
その時の、一人さんの「こたえ」、すごい!!
と思いました。
こんな、すごいことを言う精神的指導者の方に、
私は今までお目にかかったことがありません。
「どこにもない、こたえ」だったのです。
人間ができたな、と思ったら・・・・・・
斎藤一人さん:「何があっても、折れない心が欲しい。
しなやかで柔軟な考え方ができるようになりたい」
っていう話なんだけどね。
心の波を小さくすることは、できるよ。
でも、波が全く立たない心を持っている人って、いるのかね。
──でも、一人さんはいつも、ゆったりとしていて、すごく安定感があるじゃないですか。
斎藤一人さん:褒めてくれて、ありがとう。
実は俺もそう思っていたんだよね。
俺も、段々、人間ができてきたなって思っていたことがあったよ。
ところが、そうじゃないということが、ある日、分かったんだよね。
ずいぶん前のことなんだけど、うちのみっちゃんに、失礼なことを言ったやつがいたの。
それを知って、オレはめちゃくちゃ頭に来たんだよ。
オレが穏やかでいられたのは、
そういう人間がオレの前に出てこなかっただけの話なんだよね。
出てくれば、カッカ、カッカ、燃えるんだよね。
そうやって燃えている時の自分が、俺は大好きなんだよ。
いや、みちいちゃんの気持ちも、わかるよ。
自分より前を歩いている人が、やけに落ち着いて見えて、何て言うの?
すごい人間に見えるんだよな。
だけど、落ち着いて見えるのは、落ち着いているんじゃないんだよ。
くたびれて、動作が鈍くなってるだけなんだよ。
いつも泰然自若としている人だって、
嫌なことをする人間が出てきたら、カッカ、カッカするよ。
それが人間なの。
それって、案外いいもんだよ。
ここで怒らないで、いつ怒るんだっていうぐらいにね。
変な話ね、逆上して、相手をあやめそうになるところを、
例えば、茶碗を投げるだけで、済ますことができりゃ、
それでもう、御の字なの。
いつも泰然自若としていることを自分自身に求めるけどね、
心というのは、いつも同じではいられないの。
例えば、自分の家が火事になってしまったら、落ち着いてなんかいられないじゃない?
自分の女房が浮気して、心に思うことが何もないなんて、立派すぎるよな。
──そっか、いいんですね。
斎藤一人さん:いいんですねって言うよりも。
波の立たない心を目指していたら、無感情人間になっちゃうよ。
心が何も感じない人生で、いいのかね。
オレだったら、つまんなくてしょうがないな。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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