自分のためにもなってお客さんのためにもなって、地域のためにもなって、そして神様が「偉いね」って言ってくるような考えをしていると、知恵を引き寄せるんだよ。
お客さんの視点で改良すること
先日、あるお店に行った時の事です。
そのお店のメニューをそこの店主は立ってはったんだろうけど、お客さんは座って見るんです。
だから目線が合わないんだよね。
そこの店主は魚釣りが好きだって言うからこういったんだけど、魚を釣るのだってどの餌をくっつけよう、どの浮きを使おう、鮎を釣るんだったらどれくらいの深さにしようとか、決まりがあるんだよね。
それと同じで、お客さんの目線に立たないとダメなんだよ。
表の看板の文字も、自分の手元で見えるように書いたんだろうけど、走っている車から見えないとだめなの。
そんなことを研究していると面白くて、さらにお客さんがうんと入ってくれるようになるんです。
だからとにかく、いいと思ったことは全部やる。
なぜならば、この地球は行動の星だから。
それでやってみると、うまくいかないことが起きる。
そのうまくいかないことは改良するの。
それに落ち込んだり悩んでいる暇なんかないんです。
「これが最高だ」と思うのでも、出すと同時に「どこが悪いんだろう」ってじっと見て、改良点を探すの。
そうすると、「ここがダメだった」とか、「この味がきつすぎた」とか、「個性が無さすぎた」とか、「これじゃあ、お客さんが来てくれない」とかってわかるんです。
だから、失敗してから次を考えるようでは遅いんです。
「これが失敗するとしたら何が原因だ」ってじっと考えてないとだめなの。
それが社長業なんだよ。
いいと思ったことは全部やる。
自分が無だと思っていたのが、夢があった、体があった。
だから働けばいいんだ。
それで世の中には、ラーメンの作り方を教えてくれた上に、給料までくれるところがあるんだよ。
世の中ってバラ色なんです。
そしてお金を貯めながら、お金の値打ちも分かるようになる。
それと、「俺はラーメン屋で一生過ごすんだ」って思わないほうがいいよ。
それはラーメン屋で一生を過ごすことが夢の人が思うことなの。
でも私が話ししているのは、大実業家になる話をしてるんだよ。
ラーメン屋でも改良を積んでいくと、今度はチェーン店にしてみようとか、次の展開が見えてくるんです。
経験ができて、お金ができて、信用ができてくると、チャンスはいくらでも回ってくるんだよ。
だからとめどなく行けるんです。
これが第一。
「大我」に合わせれば失敗しない
失敗しない方法があるんですか? って聞かれるけど、
それは「大我」に合わせればいいんです。
自分にもよくて、お客さんにもいい。
そして周りの人達にも支持される。
なおかつ神様が〇をくれる。
これが一番最高なんだよな。
それで、「人はなぜ行動しないんですか?」って言うと、成功の反対側を向いている人が行動をすると、1000M行くと1000M分、成功から離れて不幸になるんです。
そのような、動いて努力して失敗してる人を山ほど見てるんです。
だから自分もああなるのが嫌だから動けなくなるんです。
ところが自分のためになって、お客さんのためになって、会社だったら同僚のためになって、会社のためになって、それで神様が〇をくれるような働き方をしていたら、失敗なんていうのは絶対にないんだよ。
よく、「がんばってるけど、周りから浮いちゃうんです」って言う人がいるんだけど、浮いちゃうということは人と違うことをしているんです。
自分の仕事が終わったら隣の人を手伝う。
そういうことをしてたら浮く事ってないんだよ。
自分がんばって、手伝える人がいたら手伝って、自分が偉くなったら周りの人が働きやすい環境を作って、会社のためになって、お得意先のためになることをしてたら間違いないんです。
神様はモノを出さない
大我で生きるということは舵なんです。
大我で生きて圧を上げる。
圧とは推進力なんだよ。
でも推進しても、「どこへ行くんですか?」っていう話になっちゃうの。
それがどんな仕事でも、自分のためにならないといけない。
お客さんの為にならないといけないし、周りの環境にも良くないといけない。
そして神様が〇をくれるような考えにならないといけないんだよ。
「俺だけがが儲かればいい」じゃなくて、お得意先にも喜んでもらって、仕入先に代金払って、税金も払わないとこの国ではやっていけないんだよ。
これはどの仕事でもそうなの。
この考え方が舵なんだよ。
これに圧をかけていれば、自分の所も潤って、お客さんも喜んで、近所にも「あのお店ができて良かったね」って言われればいいんだよ。
それで税金もちゃんと払って、みんなに喜ばれるお店を作って失敗するわけがないんだよ。
そういう正しい考えになると「神の知恵」を引き寄せるんです。
「税金なんて払いたくないよ」っていう人に神が味方するわけがないんだよ。
あなただけが良ければいいんじゃないんだよ。
みんなが良くないといけないんです。
国からもらう時は「わ~」っと取ることだけ考えるけど、1円でも税金が上がるとものすごい勢いで反対するんです。
でもそのお金は誰かが出さないとダメなんだよ。
それで、その「この国のためにがんばろう」っていう人に神は知恵を出すんです。
神様はモノは出さないんです。
だから「物質化現象」なんてあっちゃいけないんだよ。
俺たちには知恵というものをくれるんです。
自分のためにもなってお客さんのためにもなって、地域のためにもなって、そして神様が「偉いね」って言ってくるような考えをしていると、知恵を引き寄せるんだよ。
自分の器を育てること
だけど、いくら知恵が来ても行動しない人には、何の意味もないんです。
東大の試験が全部解けるとしても、何も書かずに出てきたら0点なんだよ。
「知ってる」じゃダメなんです。
書かなきゃダメなんだよ。
この星は行動の星何です。
そののつもりで行くと、もっと役に立ちたい、地域のためにも何かしたい、税金ももっと払いたいなってなった時、何をやっても成功する事業家になれるんだよ。
最初はまったくの無から始めてもいいんです。
そこに「事業家になりたい」という夢が無から生まれたんです。
お金も何もないと思っていたら、「お金を稼げる体があった、手があった、足があった。だから始めよう」なんだよ。
それで始めるとどうなるかと言うと、最初からはうまくいかないんだよ。
そこで改良するの。
そして、いいと思うことは全部やるんだよ。
それを「何がいいですか?」って私に聞いてもダメなんです。
私ができることとあなたができることは違うんだよ。
一人一人違うんです。
だから、あなたがいいと思ったことに果敢に挑戦する。
それが一発で当たるほど、この世の中は甘くないの。
それに一発で当てるようなことは当てても価値がない。
だから改良して、さらに改良するの。
この改良癖というのは、よく「親方からこう習ったから、その通りやってます」って言うけど、それでは事業家になれないんです。
改良癖がないんだよ。
もっと良く、もっと良くなるんです。
それと、私たちのためにお客さんがいるんじゃないの。
お客さんがもっと喜ぶ事って何だろう?
そうやって発展していくと人も使える、雇用も生み出し、税金も払えるんだよ。
自分の考えていることのスケールが大きいですか?
考えているスケールの小さい人に、大きいことはできないんだよ。
「おちょこ」にはバケツの水全部入らないんです。
でもあなたは自分の器を大きくしておけば、おちょこぐらいだったのがバケツになり、樽ぐらいになる。
自分を育てていけるんだよ。
だから自分を育てていかないといけないよ、っていうことなの。
「無から有を生む」ってたったこれだけのことなんです。
神様の知恵はタダ
それと、行動の星に来て行動しないのは間違いなの。
大我とは何ですかというと、どこから出発しても「目的が正しい」という舵があるんだよ。
この舵なくして走ると、とんでもないところに行っちゃうよ。
そんなとんでもないところに行って失敗している人を見てるから、恐れて行動できなくなるんだよな。
だけど一人さんは、仕事を始めてから一ヶ月も赤字を出したことがないんです。
成功し続けているんです。
そして、その方法でをタダで教えているんだよ。
何故かって言うと、私もタダで習ったからね。
お金を払って習ったんじゃないんだよ。
神様が知恵をくれる。
自分には何もないと思ってたけど、自分にも知恵がある。
自分によかれ、他人によかれって大我に合わせてると、大我から知恵が来る。
こんな凄い事をが私たちにはあるんです。
だから下駄屋から始めようが、八百屋から始めようが、何でも改良なの。
それで、大きい事業家になろうと思ったら、どんな仕事をしてもいいんです。
成功者って「元からその仕事ですか」って、そうじゃないよ。
いろんな仕事に移りながらこうやって、やってくるの。
だから何でもできるんです。
なんでも改良なの。
要するに、今より少しでもいいことを考えればいいんだよ。
お客さんにとってね。
私たち商人はお客さんに奉仕する生き物なんだよ。
それで喜ばれた量が売り上げになって返ってくるの。
だから、喜ばれないようなことをしていてはダメなんです。
ラーメン屋でまずくてお客さんが来ないのに「この味で行きます」って、あなたは良くてもお客さんが迷惑なんです。
だから、もう少し美味しいものを作ってください。
列なすほど美味しいものを作って下さい。
そしたら楽しいし、お客さんにも喜ばれるんです。
それで、「これを当てたから、これで一生行きます」って言うのも人生です。
だけど、いろんなことを改良できるのだとしたら、何をやっても成功します。
次のチャンス、次のチャンスって、必ず与えられるんです。
無から初めて成功する人っていっぱいいます。
すごいお金持ちになる人がいるんです。
そういう人達って大概、ひとつの仕事じゃなくて、次、次ってやってくるの。
これが神のチャンスなんです。
これこそが「無から有を生む」ということなんです。
追伸 良いことにスポットを当てる
告白ついでにもう一つ、私の失敗談をお話しします。
私は昔、会社のスタッフとは歯車が合わない時期がありました。
仕事が順調にどんどん進んでいると、自分ができることをついスタッフも当たり前にできると思い込んで期待しすぎてしまい、知らず知らずのうちに、相手の悪いところばかりにスポットを当ててしまっていたのです。
それを続けているうちに、順調だったはずの仕事に滞りが生まれ流れが悪くなり、スタッフと溝も深まっていきました。
そこで私は立ち止まって「何かがおかしい」と考え、相手のいいところを探して、そこに積極的にスポットを当てるようにし始めたのです。
すると相手に対しての不満がなくなり、自然と感謝が生まれてくるようになったのです。
そして、その人も私がいいところを見出すとますます才能を開花させていき、いい仕事をどんどんし出しました。
さらにはそれぞれの部署の必要性が存在意義なども明確になってきて、会社としてそれぞれの人や部署が有機的に結びつき、みんなが自然に生き生きと動き出してきたのです。
結局、相手を否定的に見ると相手もこちらを否定的に見ますし、こちらが相手を認めると、相手もこちらを認めて才能も開花してくるのです。
そして、否定的に見られると相手も辛いし、見ている方ももう必ず辛くなるのです。
思い返してみれば、一人さんは私たちの弟子の、それぞれの良いところだけを見て育ててくれました。
決してできないことを叱ったり、他の人と比較したりすることもありませんでした。
それにいつも楽しいことを見つけては提案をして行ってくれたのです。
世間でも会社の社長から、「ウチにはいい社員がいないから」というぼやきが聞こえてきますが、それはいい社員がいないのではなくて、社員の良いところにスポットライトをあてていないだけだと思います。
それに良い指導者とは、社員にスポットを当てるだけでなく、仕事自体にも楽しさを見つけ出し、提案して行ける人だと思うのです。
私の会社では毎朝、朝礼と言って報告会をしていたのですが、それを「報道」という言葉に切り替えてみました。
どういうことかと言うと、全国の特約店さんからのいろんな報告を、その地域の担当者が発表するのですが、それを単なる報告から「報道」に変えただけで、スタッフはニュースキャスターの気分になり「以上、現場の北海道からの報道、〇〇がお伝えしました」というように、楽しく発表し始めたのです。
すると、発表する方も楽しいし、聞く方も楽しくてどんどん盛り上がり、よりすごいこと、楽しいことを報道したくなって、情報を探し始めました。
さらには最新の情報を追うようになるので役に立つ知恵がどんどん出だし、仕事もスピーディーになっていきました。
あなたもぜひ、あなたの周りの人やあなたに起こった出来事の良い所にスポットを当てる習慣をつけてみてください。
そうすれば毎日がもっと楽しくなりますし、毎日どれだけ天からのギフトを受け取っているかがわかります。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
www.youtube.com https://youtu.be/epPCNBxhClo
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きも御座いません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。