だけど自信のない人ほど「叶わない夢」を持つんです。
それでやってもできなくて、余計に落ち込むんだよ。
だから、目標は下げればいいの。
- 最後に「良かった」と言えばよかった人生になる
- 成功者ほど自分に騙される!?
- 「頭がいいと」は自分の不完全さを知ること
- 徳を積むと不必要な恐れがなくなる
- 神が描いてくれた人生は、あなたが思っているよりもスケールが大きい
- 困った時にのために貯めると、困ったことが起こって消えていく
- 問題を解決しただけでは悩んだ分だけ損
- 真の成功とは「成功を重ねること」
- モーゼは海が割れる前から神を信じていた
- お金の真理
- 追伸 質問 1割貯金
最後に「良かった」と言えばよかった人生になる
私のところに相談に来て、その後、出世したり成功したりする人には、ある共通することはあります。
それは、過去に起こった嫌な出来事や失敗を「それで良かったんだ」と認めることができたことです。
逆に変われない人というのは、「あの時、こうしなければ・・・・・・」とか「・・・・・・が許せない」と、過ぎ去ったことにいつまでもしがみついています。
「過去は変えられないけど、未来は変えられる」って言う人が多いけれど、まず、過去の出来事を許したり、認めて手放したりしないと、いつまでも前に進めませんし、未来を変えることもできないんだよ。
それで、良くなった人は「一人さんと出会えて良かった」って言ってくれるんだけど、大切なのは最後に「良かった」と思えることなんだよね。
どんなことがあっても、何が起こっても、最後に「これで良かったんだ」と思えば、それはいいことになります。
最後に良かったで締めれば、その人の人生は良かった人生になるんです。
今までのことはどうでもいいの。
今までのことは終わったことなんだよ。
そして、これからのことは想像なんだけど、自分にとって良いように創造するんだよ。
創り上げていくんだよ。
ただ、すぐに変わらないかもしれません。
だって、勢いっていうのがあるから。
例えば、時速100kmで走っている時に急ブレーキをかけてもすぐには止まらないけど、何十メートルかスピードを落としながら走って、それでブレーキを踏むと止まることができるんです。
走っている途中で急ハンドルを切ると横転しちゃうから、十分にスピードを落とすか、止まるかしてから、ハンドルを切ればいいんです。
成功者ほど自分に騙される!?
恐れてる人って、どんな運が来てもつかまないんです。
だから成功することができません。
ところが、自分は運が強いと思っている人は、どんなことが来ても「これは自分にとって良いことだ」と掴み取る市、運のいいことに変えちゃうことができるものなの。
それと、多くの人は間違えないようにするけど、実は間違えた方がいいんです。
例えば、コップが二つあって、どちらかが塩水でどちらかが砂糖水だとします。
それをじっと見ているだけでは、いつまでも分かりません。
だから、ちょっとだけ味見してみればいいんです。
多くの人が「どっちかなぁ?」って1時間ぐらい考えているうちに、私なら1分とかからずに味見して、どちらが砂糖水かは分かるんです。
ないことを悩んでいる自体が、またを悪くするんだよ。
それでまず、自分は絶対じゃないということを知るんです。
成功の秘訣っていうのは、「神は絶対だけど、自分は絶対じゃない」と知ることなの。
それで、成功者ほど自分に騙されます。
「自分は賢い」と騙されるんです。
でも、神を信じている人は、自分が絶対じゃないことを知っています。
ながら、「今度の仕事はこれで絶対だ!」って言いながらも、「自分は絶対じゃない」ってわかってるんです。
だから、やってみて間違っていたらすぐに変えることができるんだよね。
人間は、完璧ができないようになっています。
そして、それが神の愛なんです。
完璧ができないから、どれだけ良いものを作っても、さらに改良してもっといいものを作れたりするの。
そして、完璧なものは進化できないから、壊れるだけなんだよ。
車だって今出ているのは最新技術を装備しているけど、それにもっと便利な車ができるんだよね。
人も完璧じゃないから、今よりもっと良くなれます。
あなたが今どれだけ不幸でも、必ず幸せになれますし、あなたが今すごく幸せでも、もっと幸せになれるからね。
「頭がいいと」は自分の不完全さを知ること
私が事業を始めてから、これまでずっと成長し続けられてきたのも、「自分は完璧じゃない」ことを知っているからなんです。
「こっちだ!」って決めても「もしかしたらこっちかな」って思っているから、違ったすぐに方向転換できるんだよね。
屏風は曲がっているから倒れないんです。
それと同じで、曲がりながら進めばいいんだよ。
それを間違えずに、まっすぐ進もうとするから倒れるの。
それで、頭のいい人ほど大きな失敗をするんだよね。
世間の人が「一人さんってすごいです!」って言っても、自分まで「俺はすごい!」って思っちゃダメなの。
どれだけおだてられても、私たちは完璧じゃないことを知っていないとダメなんです。
どれだけ成功しても自分の未熟さを知っている人は謙虚でいられます。
さっきのコップの話でも、自信があっても「本当にこれは砂糖水かな」って恐る恐る舐めて確かめるの。
それを過信して、ガバッと飲むから大変なことになるんだよ。
投資でも自分を過信して投資するから、それで立ち直れないぐらい大損するんだよね。
商売は、自分たちがお客様の役に立つようなことを考えないと駄目なの。
お客様が自分たちのためにいるんじゃないんだよ。
そのことを忘れちゃだめだよ。
だから、謙虚さのない人は失敗するの。
仕事でどれだけ自信があっても、氷の上を歩くぐらい慎重じゃないとだめ。
「頭が良い」っていうのは学歴が高いことでも、知識が豊富なことでもなく、自分は不完全なんだっていうことを知っていることだよね。
私たちは人間だから完璧なわけがなく、完璧である必要はありません。
人は完璧を望むし、目指すけれど、神は決して人に完璧を望んでないの。
神が望んでいるのは成長なんだよ。
徳を積むと不必要な恐れがなくなる
恐れはどんなことをしてもあるんです。
特にはじめの一歩は誰でも怖いんだよね。
でも、徳を積むことで人は必要以上に恐れなくなるの。
例えば、トイレに入って汚れていたら拭いて出てくるとか、ご飯を食べたら「美味しかったです」って言うとか、普段からいいことをしていると、「とくをたくさん積んでいたら神様が味方してくれる」って思えて、必要なをするがなくなるんです。
人は皆、怖いんです。
怖くて当たり前なの。
もし、「私は全然、怖くありません」っていう人がいたら、それはただ鈍感なだけなんだよ。
いくら怖くても、それでもやっぱり一歩を前に出さないと進んでいくことができません。
そんな時、恐れて一歩が出せないのか、恐ろしくても一歩足を出せるかの差は、日頃から徳を積んで、神社に参拝したりして神に手を合わせているかどうか。
そうしていると、「いざという時は必ず神様が守ってくれる」という自信につながって、一歩を踏み出すことができるの。
その一歩を出す時に日頃の徳があり、神が味方してくれて「たから自分は大丈夫だ」って思えるかが重要なんです。
徳を積むって大事なんです。
徳を積んだからってすぐにいいことはないかもしれませんが、必ずあなたが一番必要な時にその積んだと徳は返ってきます。
神が描いてくれた人生は、
あなたが思っているよりもスケールが大きい
受験なんかのように、「いやだから」といって逃げられないことってあります。
それで、本当に運のいい人っていうのは、試験に合格しても運がいいし、試験に落ちて希望するところと違う学校に行っても、生涯の友を見つけたり、進学を諦めて働き出した先で成功したりします。
あなたが思っている人生はあなたが描いた人生だけど、神が描いてくれた人生はもっとスケールが大きいんだよね。
だから、徳を積んで運だけ良くしていれば、あなたががっかりするようなことでも、実際はのちのちすごくいいことに繋がるんだよ。
私はまさか、累計納税額が日本一になったり、本を書いてそれがベストセラーになったり、全国に何十万人とファンができるとは思っていませんでした。
正直に言えば、小さい頃からあまり欲しいものってなかったし、小銭があって自由があればそれでいいと思っていたのが、神がこんなステージを用意してくれたんです。
私がしてきたことといえば、トイレが汚れていたら綺麗にして出てくるとか、人のことを褒めるとか、あまり美味しくないラーメンでも「ごちそうさま、美味しかったよ」って言うとか、その程度のことなんだよね。
自分の出来る、小さな徳を積んできただけなんです。
水道の水でもポタポタと垂れている滴は小さくても、いつのまにかバケツ一杯の水が溜まるのと同じように、小さな徳でも積んでいるといつか大きなチャンスに変わります。
逆に影で人の悪口を言ったり、不親切なことを積み重ねたりしていると、いつかそれが大きな不幸になって自分の身に降りかかるんだよね。
神はあなたに「すごいことをやれ」って言ってないの、「できることをやりなさい」と言ってるの。
神ができることをやらないことを、一番嫌うんだよ。
困った時にのために貯めると、
困ったことが起こって消えていく
同じお金を貯めるのでも、「お金持ちになりたい!」と思って貯めるのと、「困った事が起きたら大変だから」といって貯めるのでは、結果が違ってきます。
ことが起きた時のために貯めると、実際に困ったことが起こって貯めたお金は消えていくんです。
恐れでお金を貯めると恐れで消えていきます。
「何かあったら困るから貯めよう」って言うと、何かあってそのお金は消えていくの。
それよりも「もっと豊かになりたい」と思って貯める方がいいよね。
心の中に豊かさの種をまくと豊かな実がなって、恐れの種をまくと恐れの実がなるんです。
「笑う門には福来る」って言うけど、笑ってると幸せになれるし、「いつも笑っていると運が良くなる」って言うことが科学的にも証明されているからね。
笑うっていうのは自分が笑うということも大事だけど、「相手から見たときにそれがどう映るか」も重要です。
なぜかと言うと「運は自分が発して、人が持ってくる」んだよ。
だから常に「相手にどう思われているか」って大事なんだよね。
「あの人に会うと元気になる」という人がいれば、「あの人に会うと気分が落ち込む」っていう人もいます。
どうせなら「あの人に会うと元気になる」とか「遠くからでも会いに行きたい」って言われるような人生を送った方がいいよね。
問題を解決しただけでは悩んだ分だけ損
神を信じている人は、「問題が起こった時の考え方」も違います。
多くの人は、問題が起こって、それを解決したら「よかった」って思うんです。
でも私の場合だと、問題が起こったらマイナスで、それを解決したらプラスマイナスゼロになって、「悩んだぶんだけ損した」って思うんだよね。
なぜかというと、「神はただ問題や試練を与えているんじゃない」と思っているからなんだよ。
その問題から何かを学んで、成長して得をしないとプラプラスにならないって考えるの。
「一寸先は闇だ」と思っている人と「一寸先は光だ」と思っている人とでは、起こる現象も違いますし、人生も違います。
それで、「どうすれば、一寸先は光だと思えますか?」って聞かれるんだけど、思う想うんじゃなくて言えばいいの。
いつも言っていると、いつかそういう気になってくるものです。
不幸な人っていうのは、急に不幸になったのではありません。
小さい頃から考えてきたことが積もり積もって、現在の自分を形成しているんです。。
その考えを急に「変えろ」って言われてもなかなか変わらないけど、使う言葉を変えて言っていると起きる現象も変わりますし、相手の見る目も変わり、世間が変わって人生が変わるんだよね。
極端に言えば、いくら意地悪なことを考えてる人でも、人に対して優しいことを言う人は、「優しい人だな」って見られるんです。
真の成功とは「成功を重ねること」
お金持ちになりたかったら、まず「5万円欲しい」と真剣に思うんです。
それで5万円持てたら、次は「10万円欲しい」と真剣に思うの。
そうやって10万円持てたら、それは成功なんです。
思ったことが現実になれば、「自分が願った事が叶う」と自信がつきます。
その自信が、次のチャレンジや行動につながって、その人の運気もあげます。
それと、真の成功とは「成功を重ねること」なんです。
成功を重ねていくと、あなたの波動が変わります。
波動が変われば引き寄せるものも変わるんです。
それをいきなり1千万円とか1億円を目標にするからダメなんだよ。
お金持ちになりたかったらまず、自分が可能な所から始めるの。
まずは3万円から始めて、次は6万円、9万円と成功を重ねると、脳は「やればできる」と思うようになります。
だけど自信のない人ほど「叶わない夢」を持つんです。
それでやってもできなくて、余計に落ち込むんだよ。
だから、目標は下げればいいの。
貯金が一銭もなかった人が3万円貯められたら、それだけでお金持ちなんです。
そして、そのお金持ちを続けていけばいいんだよね。
3万円貯められたらお祝いをする。
また3万円貯められたらお祝いをするという具合に、楽しくお金を貯めて行くの。
これがはるか遠くに目標があったら辛いし、楽しくないよね。
よく「大きな夢を持て!」って言うけど、私に言わせれば「夢は小さく、努力は大きく」なんだよね。
そうすれば、誰だって成功するんですよ。
モーゼは海が割れる前から神を信じていた
ライオンは百獣の王と呼ばれていますが、ライオンが本当に無敵なら、世の中ライオンだらけになっちゃうけど、そうはなりません。
これは神がいる証拠です。
先日、中華料理店に行ってご飯を食べていたら、注文したものでまだ来ていない料理があるのにお腹いっぱいになってしまいました。
そこで、念のために聞いてみると、お店の人はその注文を忘れていたそうです。
私はこれを聞いて「やっぱり、神はいるな」と思いました。
神様がいると思っていると、ちょっとしたことにでも感謝できるようになります。
目の前で海が割れないと神が信じられないとしたら、それはもったいないし、かわいそうだよね。
でもモーゼは、海が割れる前から神を信じていたの。
だから奇跡が起きたんだよ。
小さい奇跡に感動しない人には、大きな奇跡は起きません。
奇跡って電話帳と一緒なんです。
一枚一枚はすごく薄いのに、それが一冊になった時にあれだけ分厚くなります。
それと一緒で、小さい奇跡を信じられるからこそ、それが積み重なって大きな奇跡が起きるんだよね。
「運がいい」というのも一緒です。
「いいことが起こらないから運がいいと思えない」じゃなくて、「運がいい」と思っているからいいことが起こるんです。
あなたも私も、ともに「神の子」です。
受け取る準備さえ整えば、いつだって豊かさや幸せといった「神の愛」を受け取ることができますよ。
お金の真理
私はお金の真理をみんなに知ってもらいたいんです。
皆がこの事を知ってお金持ちになれば、この国にお金持ちが増えます。
そして、お金持ちがいっぱいいる国が豊かな国なんです。
福祉が充実している国が豊かな国だっていうけれど、お金を儲けてちゃんと税金を払う人がいなければ、福祉も成り立ちません。
それで、福祉サービスを受ける人もこのことを知れば豊かになって受けなくて済むようになりますし、本当に必要な人に行きわたるよね。
税金を払う人も「ごまかそう」じゃなくて、自分の税金が必要な人に使われていると思えば嬉しいものです。
よく「お金が絡むと争いごとが起こる」っていうけれど、本来お金は、神様が人間を幸せにするために作ってくれたものです。
お金で争ったり、困ったりするのは「それは間違っていますよ」という神のお知らせですし、それだけその学びが必要な証拠です。
だから、そのことに気づいて稼いだお金の1割を残し、あとは自分を幸せにするために、そして周りを幸せにするために使う。
そうすれば、お金に困らなくなるだけじゃなく、真の豊かさも手に入れることができますよ。
追伸 質問 1割貯金
主婦をしながらパートををしております。
お金持ちになる方法はありますでしょうか?
お教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
バブル崩壊やリーマンショック、震災の煽りを受けた不況などを経て、日本人みんなが、お金はなくなっていると思っているかもしれない。
でも、これは大きな間違いです。
不況の時、日本全体、世界全体にお金がなくなってしまったと勘違いしているだけ。
世の中、どんな時でもお金はあるの。
現に、金は毎日掘り起こされ、宝石は毎日のように作られている。
世界に存在する金銀財宝は増えているんだよ。
死んであの世に持っていた人は一人もいない。
不況の中、「お金がない」と騒いでる人を尻目に、お金を持っている人は確実にいるし、燃焼を増やしている会社はたくさんある。
「お金は増えている。豊かになっている」って、まず、想像してみることだね。
「お金はある」と思えば、お金を得るためのアイデアが降りてくるんです。
会社に勤めている場合は、お給料が一定だから、一気にお金持ちにはなりにくい。
でも、「お金持ちになりたい」と思うなら、それなりの方法があるんだよ。
例えば、お給料の「1割」を貯めてごらん。
続けていけば、少しずつだけど、お金は貯まっていきます。
ちょっとずつでも通帳の金額が増えていけば、「お金はある」という実感がだんだんと湧いてくるはず。
ある程度のお金が入ると、人って安心するものなんだね。
「1割貯金」も、初めは1万円だったとしても、年月が経てば2万、3万と増えていく。
すると、確実にお金持ちになれるんです。
そして、結婚していて、今すぐもっとお金持ちになりたかったら、奥さんも働くことだね。
二人で働けば、収入は多くなるし、奥さんも外に出てきて、綺麗になるんだよ。
これからは女性の時代だよ。
女性は男性をしのぐ勢いで、どんどん良くなっていく。
だから、男は女性の成長を止めちゃいけないよ。
褒めて、応援することです。
すると、旦那以上に働いて、収入も増やしてくれます。
「銀座まるかん」も、女性が強いんだよ。
自由に楽しく仕事をしているから、業績が伸び続ける。
今や年商何十億の女性社長だっているからね。
女性が本気で働くこれからの時代、日本の経済は大きく変わっていくだろうね。
それに、サラリーマンも今は副業がしやすくなっている。
休みの日に別の仕事できる環境も整ってきたしね。
二つも三つも、好きな仕事が色々出来る時代です。
「世の中、お金はある」と思えば、仕事についての色んなアイデアが出てくる。
この思いが成功を導くんです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きも御座いません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。