体のバランスは食事のバランスだよ
- 「ありがとう」を言う人が成功する理由
- 痛みを感じることにより感謝の気持ちが湧いてくる
- お客様に健康になってもらうという無常の喜び
- その程度のことはやっても意味がないと思っていませんか
- ランチを軽視していませんか
「ありがとう」を言う人が成功する理由
「食べられるものに、良い食べ物悪い食べ物もない」
と一人さんは教えてくれました。
「食品とは『人に良い品』と書くだろう。
だから、全部良いもので、ありがたいものなんだよ。
ただ、偏ってはいけないから、そのバランスは自分で取りなていうことさ」
ですから、何が身体に良いから食べろとか、食べるなというのはおかしいのです。。
問題は食べ物のバランスを自分で考え、体調を見て工夫すればいいわけですね。
一人さんはこうも言います。
「あれを食べたせいで体が悪くなったというのは、感謝の気持ちからかけ離れているよね。
そういう人は病気になる。
何を食べようが病気になるよね」
例えば、せっかくさんまを焼いたのに焦げ具合が酷いのを見て、「こんなまずそうに焦げたサンマなんて」って文句を言う人がいます。
確かに焦げていてまずいかもしれませんが、秋刀魚の身になってごらんなさい。
好きに泳いでいたのに捕まって、勝手に焼かれて、挙句の果てに、焦げててまずいだなんて文句を言われて、それはないですよ。
焦げているところだけ避けて、大根おろしと一緒に食べればいいじゃないですか。
「ありがとう」の気持ちなしに食べたら、何を食べても実にならないということですよ。
それって健康のみならず仕事の面でも当てはまります。
やはり、感謝の気持ちが最初にないと、仕事だってうまくいかないでしょう。
「ありがとう」をたくさんいう人の方が成功しているのはそのためですよ。
当たり前の中にいかに「ありがたい」を発見していくか。
これは大切です。
こうして毎日食べられて、健康でいられることを当たり前だと言わないで、それはとてもありがたいことであると自覚することが最初の一歩でしょう。
その気持ちが本物になると、自分に家族がいて、仕事ができて、様々な人と出会えて、その人たちに支えられて、社会でこういう立場を担って・・・・・・全ての事象に対して感謝の気持ちが宿ってきます。
痛みを感じることにより感謝の気持ちが湧いてくる
少し前に仕事で歩きすぎたせいか、久々に腰痛に見舞われました。
「寝る前に自分の全ての臓器や器官や細胞に向かってありがとうって言える人はどれだけいるのだろうね」
と一人さんに言われてから、そういう気持ちをずっと大切にしてきた私はこう感じていました。
結構私の腰、頑張ってくれているのだよな。
痛みを感じることによって、腰に感謝する気持ちが自然に湧いてきたのです。
前にも言いましたが、それなのに自分の体の各部分をタダで動く部品のように認識している人は、「腰が弱くなってどうしようもないね」と腰を責めます。
まあ、私が結構素直にこういう気持ちに至ったのは、小さな病気をいっぱいして、しょっちゅうどこかが痛かったという体験によるところが大きいのかもしれません。
知り合いの女性が40を過ぎてから、初めて頭痛を経験したそうです。
起き上がれないそうですよ、初めてだから。
見舞いに行くと、彼女は起き上がれずに、もうこの世の終わりのような顔をしているわけです。
全然、頭痛というものに対して抵抗力がないわけです。
こうなると、今まで退化なく健康で来られて初めて挫折して大ショックを受けて寝込むのがいいか、私のように様々な経験から自らの痛みの程度を把握して対処できる方がいいのか、不思議な気分になってきます。
しかし、そんな私も問題を突き破ることができず、大きな壁にぶち当たった時、時々何もかもが分からなくなる時があります。
そんな時、当たり前に思ってしまっているこの肉体に感謝できなくなります。
そういう時は目をつぶってこう想像することにしています。
自分の体全てに土をかけるのです。
土地に埋もれて動けない、埋葬されたような状態。
体のどこもが動きません。
いくら人を呼ぼうと叫ぼうとしても声が出ないので、誰も来てはくれません。
そうすると思い出すのです。
ちょっと前まで、しっかりとこの足で歩いていたことを、手を使ってご飯が食べられたことを。
すると、感謝の気持ちがものすごい勢いで広がってきます。
「幸せだよな」と実感します。
お客様に健康になってもらうという無常の喜び
幼い頃からずっと病気の苦しみを味わい続けてきた私は、なぜ自分だけがこんな目にあわなければならないのかと、いつも悩んでいました。
何しろ病気のデパートと言われていたぐらいでしたから。
ありとあらゆることをやっても健康を得られませんでした。
ですから、病院をいくつも転々としたり、最後には祈祷師の力を借りたりしたりとかいう話をお客さんから聞かされると、身につまされます。
実際、うちにもそれに近いようなことがありましたから。
一人さんに出会って元気にならせてもらった私が、昔の自分のような人たちの役に立ちたいと考えたのは、ごく自然なことだったのかもしれません。
ですから店に訪れたお客様から辛い経験を聞かされると、「あっ、この人も同じなんだ。
自分みたいに、子供なのにおじいさんみたいにな状態になっている人がいる」と分かって、
もう他人事ではなくなってしまうのです。
後日、そういうお客様から、「おかげさまで元気になりました」と報告された時の気持ちは、何者にも代え難いものです。
別に私が何かしたわけではないけれど、「健康になって良かったね」と一緒に喜び会えた時、つくづくこの仕事を選んでよかった、自分にはこれが天職なのだと無常の喜びが湧いてきます。
逆に、彼なりの年齢になるまでずっと健康でいられた人は、自分が健康であることの幸せに気づくのが遅いようです。
だから、これまで不よく知らずできた人ほど気をつけないと、急に倒れて、後で大変な苦労を背負いこみますから。
私のように病気のデパートは困りますが、小さな病気をちょくちょく経験しているような人の方が、健康のありがたみがわかるはずなので、大病に至る可能性が低いのかもしれないですね。
糖尿病、高血圧、肝臓病など、それまず成人病のカテゴリーだった病が、今、成人の病として成立しなくなっています。
子供にも若者にも多いから、もうこれは立派な生活習慣病になっているからです。
これは今後の一大テーマとなるのでしょう。
投薬や手術ではなくて、「生活習慣」を改善していかなければお手上げだという病気が、いくつも出てきています。
食習慣を含めた生活習慣が病気に絡むのだし、成功法則の良い意味で言えば、その人の習慣だとか口癖になっている部分が結構キーワードになっています。
そうした何気ない「習慣」を見直してみると、病気や仕事上の悩みなどの原因が見つかるものです。
その程度のことはやっても意味がないと思っていませんか
少しのことでだいぶ違うのです。
その程度やっても意味がないと思い込んでやらない人が本当に多いのだけれど、それは間違いです。
斎藤一人さんは口癖のように、「体のバランスは食事のバランスだよ」と言います。
どういうことかといえば、ちっとも難しいことではないのです。
例えば、肝臓系に問題を抱えている人はたいてい酢の物が苦手です。
母のアレルギー体質をそのまま受け継ぎ、生まれつき肝臓系がひどく悪かった私でしたが、母のように鼻をつまんでお酢をコップで一気飲みするような芸当はできませんでした。
肝臓を良くするためにはできるだけお酢の物を取ることだと、斎藤一人さんから教えられていた母でしたから、絶対に許してはくれません。
「おちょこ一杯でいいから飲みなさい」と言われてトライするのですが、どうしてもむせてしまって駄目なのです。
そこで母は妙案を思いつきました。
お酢を子供の好きなカルピスや蜂蜜のお湯割りにしてくれたのです。
そうすると不思議とまろやかな味になって、抵抗なく飲めました。
まあ、言ってみれば、今、健康飲料として流行っているはちみつ黒酢のようなものです。
後は、ご飯が酢飯で出てきたり、きゅうりとわかめの酢の物が必ず食卓に添えられていたことを覚えています。
本当に具合が悪ければ、いくらま作ったって、薬だと思って我慢するのでしょうっが、そこまで悪くない人にとっては、辛い取り方をしていると続きませんよね。
だから、続けるためには、美味しくとれる工夫が必要なのです。
肝臓系が弱い人は、例えば、サラダドレッシングでもいいから、毎日少しでもお酢をとること。
やらないよりは絶対にいい。
「肝臓が悪い人には血が必要だからレバーを食べるといい。
その対策としてお酢を取ってバランスを取りなよ」と一人さんから教えられた私は、焼肉屋に行くと、レバ刺しを食べ、その後必ず冷麺を食べることにしています。
冷麺にお酢をたっぷり入れるのです。
冷麺だぞお酢のきつさをあまり感じませんから。
それからクエン酸が汚れるのを防いでくれるクエン酸が豊富なキムチを食べます。
キムチなら食物繊維だってあるし。
ただし、これはどちらかと言うと体を冷やす性質がありますから、レバ刺しの付け合わせを生姜にしてもらいます。
75%は生姜が配合されているように、生姜は少量でも体を温めてくれる効果がありますからね。
このような組み合わせにするとバランスが取れますし、とても美味しいのです。
だから、外食しかできない人でも、考え方ひとつで、体のバランスをとる食事はできると思います。
ランチを軽視していませんか
大方のビジネスマンは毎日のようにランチを外食でとっています。
単純計算するだけで、週に5回、月に20回、年間250回近くのランチを外食でとっているわけで、健康に大きな影響を与えてくるのは必至といえます。
家庭では奥さんが色々健康に気遣ってメニューを考えてくれるでしょうが、いざランチとなるとワンパターン化したり、好きなものばかり、あるいは行き当たりばったりで空腹を満たす目的だけでは食べてはいないでしょうか。
ランチに対する心構えは当然あるべきなのです。
まず気をつけたいのは、あまり重いランチにしないこと。
お腹いっぱい食べてしまうとお腹が冷えてくるので、だいたいお昼は日本そば、うどんなどのでんぷん質のもので軽めに済ませた方が、体の負担が軽くなります。
もし牛丼など肉類を食べるならば、体を温めて血液をきれいにしてくれる役割のある紅しょうが(生姜と酢)をたくさん食べればいいと思います。
ハンバーガーやほか弁などを食べる機会の多い人にも当てはまります。
でも、なかなか外食で毎回、生姜と酢を一緒にとるような環境ってありませんから、そのためにはサプリメントを利用することをお勧めします。
なぜ、ランチを軽くしなければならないのでしょうか。
睡眠している間は断食状態にあるので、朝食は英語でブレイクファースト、断食を破るという意味になります。
断食後に急に重いものを食べるのはご法度、胃腸が休んでいるところに、ゆっくり起こしてあげるようなものから、朝食は入って行かねばなりません。
昔は、「朝はしっかり食べろ」が常識のように言われていましたが、最近は違う雪も多くなりました。
当然です。
それでは体がすごく疲れやすくなるわけですから。
ましてや現代は夕食の内容がヘビーになってきていますし、時間帯もどんどん遅くなってきていますから、気をつけていても仕事や生活の面から考えると、夕食を早くするとか、軽くするのは正直難しいわけです。
そうなると朝食抜きで、ランチがブレイクファーストというケースが多くなるので、いきなり肉類、油類がドーンと入ってくると、胃腸としてはいきなりエンジン全開にしなければならなくなります。
その辺りのいたわりが必要かと思います。
なるべく軽めで消化の良いもの。
例えば、中国の「点心」のような考え方をしたほうが正解でしょう。
それで晩御飯までにお腹がすくようであれば、軽くおやつを食べる方が、朝抜きでそのぶんランチでという考え方よりは遥かに良いでしょう。
取る量で加減するという考え方もいいでしょう。
加えて、取るべき栄養と共にどうしても発生するマイナス面をどこかで穴埋めすることを意識することが大切です。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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