コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 手当て

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手を具合の悪い所に当てて、優しく撫でてあげるときの気持ち、無償の愛に「まったく何の効果もない」というのはむちゃくちゃだって言ってるだけなの。

 

 

 

誰だって、無償の愛で人を治せるんだよ

私はもともと、理科系の人間です。

一人さんと出会う前は、病院で臨床検査技師として働いていました。

白衣を着て、採血した血液中の成分を調べたり、おしっこに含まれる細胞を顕微鏡で観察したりして、患者さんの経過を追って行く。

1にデータ、2にデータ、3、4がなくて、5にデータ、そういう毎日。


なんですが、実は子供の頃から私は、死後の世界とか、超能力とか、宇宙人とか、前世とか、精神世界などなど、興味津々、不思議なことが大好きでした。

自分は幽霊を見たことがなく、霊感も全然ないから、そういう不思議なものにすごい興味があって、そっちの関係の本もたくさん読んでいたのです。

臨床検査技師をやめ、「十夢想家(トムソーヤ)」という暇な喫茶店をやっていた頃も、常連さん達と不思議な話で盛り上がっていました。

そんなちょっと風変りな「十夢想家」に、ある日、一人さんがふらっと行ってきた。

何度か一人さんと言葉を交わすうち、
「この人、博学だな。なんでも知ってる、もしかして一人さん、宇宙人かな?」

そう思った私は、一人さんにいろんな質問を投げかけました。

質問の内容は、もちろん不思議な世界に関すること。

投げかけた質問すべてに、一人さんは明快な答えを出してくれました。

しかも、一人さんが教えてくれたことは、よその不思議と全然違うんです。

不思議でありながら、ちゃんと地に足がついている。

天の摂理にかなった本当の真理なのです。

そして、目からウロコがボロボロ落ちてくるような話ばかりです。


例えばある時、「気」でもって具合の悪い人は治している方がいて、奇跡的に助かった人たちがいることを、私は知りました。

ただ、元・臨床検査技師の私としては、やっぱり、半信半疑。

だから、一人さんに聞いたのです。

「こんな不思議なことが本当にあるのかしら?」って。

そしたら一人さん、真顔で私にこう言った。

「俺には分からない」

「一人さんにも分からないことがあるんだ」

「うん、はなゑちゃんが何で不思議だっていうのが俺には分からない。

だって、これって、そんなに不思議なことじゃないもん。

インチキな人がいるのも確かだけど、本当に「気」で治せる人がいるのも確かだよ」


こんな言葉が返ってくるとは思って見なかった私は「えっ!」」びっくりしました。

「どう考えたって不思議でしょ。

これが不思議じゃないっていうほうが、おかしいですよ、一人さん」

一人さんは笑って「そうだよな、やっぱり、俺おかしいよな」そう言うと、

「けどさ、お医者さんにしか治せないっていうのも、俺に言わすと、おかしな話だよ」

「でも、普通はお医者さんが治すもんじゃ」

「けどさ、イギリスの方では、「気」のようなもので人を癒すことをやってるボランティアの人がいて、そっちはやるか、西洋医学の方でやるか、両方やるか、患者が選択できるようになってる病院もあるんだよ。

中国の病院でも気功を取り入れて、治療してるんだよね」

「海外じゃ、さして珍しいことじゃないんだ」

「そうだよ、日本では、まだ認知されてないだけの話。

もちろん、こういうので全部治せるって過信するのはよくないよ。

だけど、治るものもあるんだよな。

逆を言うと、お医者さんだって、薬でも、全部治療せないだろ?」

「確かにそうですけど。

でも、ドクターだって、看護師だって、みんな一生懸命やってるんで」

「薬とかお医者さんがいらないって言ってんじゃないんだよ、俺は。

病気は医者しか治せない、薬とか手術とかしか直すものがないって、そうじゃないよって言ってんの。
治す方法は色々あって、食事療法とか、気功とか、霊的なもので治してる人がいるんだよ」

「それって、気功とか霊的な事って、ひとりさんもできるんですか?」

「あぁ、できるよ」

「やっぱり、一人さん、何でもできるんだ」

「こういう不思議なものを使った治し方は、特殊な能力を持った人にしかできないわけではないんだよな」

「一人さん、今、ならぬことをおっしゃいましたね」

「あぁ、言ったよ」

そう言って一人さんは笑うと、とんでもないことを言った。

「誰だってできる。はなゑちゃんにもできるよ」

私は即、「一人さん、冗談はやめてくださいよ!」と言いました。

霊的な能力を持っていない自分にそんな奇跡的なことは絶対にできないと思っていたからです。

すると、一人さんはくすっと笑って、「冗談じゃないよ。

いいかい、はなゑちゃん、よく聞きなよ」

昔、癌になった子供がいて、苦しんでたの。

それをお母さんが見てた時に、「あぁ、かわいそうに。

何とかしてやりたい」そう思って子供のお腹に触ったら、癌の塊に触れて。

そしたら、お母さんの手は自然と我が子のお腹を優しく撫で始めたの。

痛みを取って楽にしてやりたい、という母の愛が、自然とそういう行為をさせたんだよ。

そして、お母さんは一心不乱になって、ずっとお腹をなで続けてたら、癌が消えてたんだって。

こういう類の話が現実にたくさんあるんだよ。

何を言いたいかって、要するに、人間は愛の力で治せることもあるんだよって。

本当だよ。

薬も何もない時代は、みんな、具合の悪い所に手を当てて治してたんだから。

だから「手当」って言うんだよな。

それは本来、母親が具合の悪い我が子を助けてやりたいと思った時に、誰に教わるでもなく自然と手が苦しいところを優しく撫でてる、あの母の気持ち、無償の愛で治してるの。

もちろん、これで全部の病気が治るわけじゃないよ。

何でも過信はできないからな。

人間って、肉体と精神、この二つで出来てるから、病気を治すには食事のバランスをとったり、考え方を変えることも大切なんだよ。

だけど、気功で治るものもある。

母が我が子に手を当てて、治るものもある。

わかるかい?

手を具合の悪い所に当てて、優しく撫でてあげるときの気持ち、無償の愛に「まったく何の効果もない」というのはむちゃくちゃだって言ってるだけなの。

いいかい。

愛でやれば奇跡が起きるんだよ。

人間には皆、愛がある。

誰だって無償の愛で、人を治せるんだよ。

大いなる神がそういうふうに人間を創ってくれてるの。

そして一人さんは、手を当てるのとは別の、無償の愛による癒しの方である「大宇宙エネルギー療法」を教えてくれました。

今、まるかんの社長している弟子たちは、みんな、20年以上前からこの大宇宙エネルギー療法を教わっていて、ボランティア活動として具合の悪い人、元気のない人に、元気の素である宇宙エネルギーを送ってあげたり、気になる場所を浄霊したりしていました。

当初、今みたいに「こういう癒しの方がありますよ」というのを世間の皆様に公表せず、、仲間内で内々に行っていたのです。

それは、当時の日本には、大宇宙エネルギー療法のような癒しの方を受け入れる土壌がまだまだできていなかったためです。

ところが最近になって、この一人さん秘伝の癒しの方が公にされた。

それにはそれ相応の理由があったのですが。

これがまた、実に不思議なのです。


突然の嗚咽、一人さんにいったい何が!!

フランスに、奇跡の聖水がわくことで知られる、ルルドの泉というのがあります。

ある時、一人さんと仲間たちとで、このルルドの泉を題材にした映画のDVDを見ていました。

そのうちに、みんな、だんだんまぶたが落ちてきて、うたた寝をしてしまったんですね。

私も、うつら、うつらしかかっていたのだけど、ちょっと変な声が聞こえてきた。

耳をそばだてると、「うっ、うう・・・」と言う、嗚咽する声。

誰だろう?

そう思ってみたら、想像だにしなかった光景が。

一人さんが背中を震わせながら、むせび泣きしてる。


そんな一人さんを見たのは、初めてでした。

「ど、どうしたんですか」

私の声かけに一人さんは「ハッ」として、すぐ涙を拭き、「どうもしないよ」と言います。

私としては、「あぁ、そうですか」とは言えない。

だって、誰が見たって「どうもしない状況」ではなかった。

だから、私、一人さんに尋ねました。

「映画見てて、苦しくなっちゃったんですか?」

すると、一人さんは「いや、そんなことはない」

こんなやり取りが1、2分ほど続き。

最後に私はこう言いました。

「あんな風に泣いている一人さん、らしくない。

何かあったんでしょ」

「いや、人にするような話じゃない」

「話してはまずいことですか?」

「いや、そういうわけじゃないけど、はなゑちゃんには関係ないことだから・・・・・・」

「話してまずくないことなら教えてください」

私はしつこく食い下がりました。

すると、一人さんは「ふぅーっ」と息を吐き、そして、

「品詞の赤ちゃんがルルドの泉につかっって、命が助かったシーンを見てた時、言葉が降りたんだよ」と。


「えっ!!」

「『汝は過去において奇跡により助けられた』、って言う言葉が俺に降りたんだ。

そしたら、透明度もなく涙が出て、どうしようもなくなって」

どうやら前世で、瀕死の状態だったひとりさんは奇跡によって命を救ってもらったらしい。

その場面が、あの言葉でフラッシュバックで脳裏に浮かんできたもんだから、涙が止まらなくなった。

助かった時の気持ち、親の気持ち、それが入り混じって、あまりにも感極まって涙が止まらなくなったと。


一人さんの瞳は赤く、光るものがありました。

私も、もらい泣き。

そして、しばし沈黙。

映画は既に終わっていて、仲間たちは気持ち良さそうにスースー寝息を立てながら夢の世界。


「はなゑちゃん、あのさ」

「はい、何でしょう」
「俺、大宇宙エネルギー療法を世間にお知らせすることに決めたよ」

「どうしたんですか、いきなり」

「いきなりではないんだ。

本当の事言うと、もう随分前から、お知らせしなさい、お知らせしなさいって言われてた」

「それは誰に言われてるんです?

一人さんの中にいる神様?

それとも・・・・・・」

「さあなあ。

どっちにしろ、人間の俺としては、やりたくないんだ。

だって、仕事とは関係なく、ボランティアでやってんのにさ」

「そういうのを利用して商売してる、みたいな風評を建てられちゃう可能性大ですよね」

「それ、俺にだけ言われるならまだしも、はなゑちゃんたちまでが言われたらさ。

それを考えたら、やっぱり俺、嫌なんだよ。

けど、汝は過去において奇跡により助けられたっていう言葉が降りた後、

今世はあの時のお返しをみんなにしていきなさいっていうメッセージもらって。

で、それをやらないなら帰って来なさいって言うの。

要は、お知らせしなかったら魂の故郷に戻って来いって神が言うんだよな」

「死んじゃっちゃ、まずいね」

「まだまだ、もうひと花もふた花も咲かせようって言うつもりでいるのに。

俺、やだよ。

だから、やるしかないよな」

一人さんはそう言うと、優しい目で未だ夢の世界にいる仲間達を眺め、

「この話はまた場を改めて、俺がみんなに話すから」


後日、仲間の弟子たち、まるかんの社長たちが勢揃いした場で一人さんは事情を説明し、

「というわけで、大宇宙エネルギー療法を世間に知らしめることにした。
ボランティアでやりたい、という人には無償の愛でやり方を教えていく」

そう言うと、一人さんは私たちに、手のひらを広げて見せました。

「その手は何ですか? 

5ってこと?」

私の質問に、一人さんは頷きで答え、

「目標5万人。

エネルギー療法をやるボランティア療法士の数が目標5万人ってことだ。ただな」

「タダ、なんです?」

「別に5万人行かなくてもいいの。

俺としてお知らせすればもうそれで。

お知らせすれば約束を果たしたことになるから。

だけど、一応、目標は高く5万人ってことでやっていこうということだよ。

こういうのがないと、俺って燃えない人だから」

一人さんはそう言うとニコッと笑い、
「みんなが、この話に乗るかどうかは、各自の判断に任せるよ。

やりたくなかったら、無理しないでパスしなよ。

俺は大丈夫だ、一人でもやるから」

すると、仲間たちから、

「ふざけないでください、一人さん。

こんな、楽しそうなこと、独り占めにするなんて、卑怯ですよ」

「そうだ、そうだ、ウチにもやらせてくださいよ」と、声が上がりました。

こうして、私達は一人3秘伝の大宇宙エネルギー療法をお伝えする活動を始めたのですが。


「先天的な病気で臓器移植が必要な赤ちゃんにエネルギーを贈ってください」

「末期乳癌の女性に、無償の愛を」

その他、うつ病、脳卒中、失明の危機に瀕した方、実に様々な病気やケガで困っている方々に対して、

「皆さんの無償の愛をお願いします」

その呼びかけに全国のボランティア療法士さんたちが答えてくださり、そして、困っていた方々に幸せな結果がもたらされました。

奇跡的な回復を遂げたケースも、いくつも、いくつもあるんです。

もちろん心配していた風評被害は一切なく、しかも、予想を超える速さで目標5万人を超え、公表からわずかになんでボランティア療法士さんの数が6万人を達成。

お知らせしたと言っても、えみちゃんが本を書いたのと、私たちのホームページに大宇宙エネルギー療法のご案内を出しただけなんですけど。

それでも、「無償の愛で、ボランティアでやりたいです」という人が6万人も集まってくれました。

これはもう奇跡以外の何者でもない。


ところで、皆さんはどう思います?

この奇跡と諸々のことを含め、皆さんは一人さんのこと、どう判断しますか?


※ 大宇宙エネルギー療法を受けたい方には全国各地にいるボランティア療法士が無償の愛でエネルギーを送ってくれます。

ただし、当初の目標を達成したため、現在は「ボランティア療法士になりたい」という方にこの療法を教える活動は終了いたしました。

 

追伸 得点表

愛とは愛から出る波動と心の強さです。

 

ライバル意識がある、

破壊する、喧嘩する
恨み、妬みいろんなことが
その人を伸ばしていく励みになるんです。

 

その中で一番強いのは愛の力です。

 例えばあるお薬があって、一生懸命に相手の人に話をするんです。
これは愛の力なんですね。

ところがうまくいく人とうまくいかない人がいるんですね。

それは買ってくれるんだろうかと結果ばかりを気にしている人がいるんです。

 

例えばテニスをしたとします。

一方の人はボールを見ています。
ところがもう一方の人は結果を気にして点数表ばっかり見ています。

 

結果はボールを見ている人が勝つんですね。

相手の人に良さを伝えたいのならば
その人が買うか買わないかはどちらでもいいんです。

 

5年後に買うかもしれないですから結果は神様が出す答えです。

目の前の人が買わなくても後で入ってきた人が横で聞いていて

それを買うときもあります。

買わなくて帰った人も5年後10年後に買う時があるかもしれません。

 

明日になれば友達を連れて来て二人で買うかも分かりません。

結果ばっかり気にして物を売っていると相手の心には伝わりません。

そうすると明日来ることも5年後10年後に来ることもありません。

ゲームの最中はボールを見て相手の動きを見るんです。

得点表はゲームオーバーの時に見るだけでいいんです。

常に結果ばかり気にしているからテクニックで売ることを考えるんですね。

 

そのテクニックも売上ばかり気にして自分のためにだけしているテクニックなんですね。

例えば学校の先生も生徒を怒りますよね。

生徒のためを思って言ってくれる先生はいい先生なんです。それをその生徒がいると邪魔だとか思っていると同じ注意しててもわかるんですね。

 

生徒のためを思って言ってくれる人とそうじゃない人ぐらい見抜けるんです。

人間は万物の霊長なんです。
相手はあなたのことを見抜けるんです。

 

そのことがわからないで名演技や名テクニックで

騙したとすればあなたに天罰が下ります。

そんなことで入ってきたお金で幸せになれると考えているのは
大間違いなんですね。

 

 

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斎藤一人さんの話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとうございます。

 

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