進歩に終わりはなくて、常に進歩している途上にあるんだ。
信頼は、まず自分から
ユミ
信頼してあげようと思っていても、相手が自分の期待を裏切ったりした時などは、反射的に「もう、なんだよこの人!」と腹が立ってしまうこともあると思います。
どうすれば、もっと大きな心で相手を信じ来られるようになりますか?
斎藤一人さん
それは、自分を信じていないからだろうね。
自分の中にいる神のことも信じられないのに、人の神を信じられるはずがない。
自分のことが信じられるようになれば、「みんなの中にも、自分と同じように神が宿っているんだ」と思えるようになる。
だから、相手がどんなに失敗しようと、腹が立たなくなるんです。
自分や相手を信頼していると、表面的には失敗に見えるようなことが起きても、必ず「この失敗を経て、これから良い方へ向かうから大丈夫」って思えるの。
神は絶対に失敗しないという大前提で相手を見てあげられるから、失敗を失敗と捉えなくなるんだ。
わかるかい?
それなのに、普通の人は「あなたのこと、疑ってるよ」という波動を相手に送っちゃうからうまくいかないの。
そういう波動をキャッチすると、神はその後に見合うような現実を起こすことで、「その考えは間違いだよ」って教えてくれるんだよね。
一人さんのお弟子さん達って、俺と出会う前に成功していた人は一人もいないんです。
借金を抱えていたり、大赤字のお店を経営していたり・・・・・・。
だけど俺は信じていたよ、この人達も絶対に成功するって。
1%の疑いも持ったことがありません。
で、その通り、全員が大成功しちゃったんだよね。
なぜそんなに信じられるんですかって言うと、みんなの中に、同じように神がいることを知っているからだよ。
「ワンネス」という言葉があるんです。
全てのものは一つという意味なんだけど。
要は、この世のものは全て一つの神から生まれたものであって、みんな神と同じなんだよって。
俺たち人間も、神から分け御霊を頂いて生まれてきた神の子。
みんな、信じるに値する存在なんです。
でね、神というのは永遠なる進歩なんです。
進歩に終わりはなくて、常に進歩している途上にあるんだ。
自分に起こるどんな出来事も間違いではないし、誰もが成功に続く道を歩いているんだよ。
人を傷つけるのは、神を傷つけるのと同じこと
ユミ
信じないということは、ものすごく神様に失礼な事なんですね。
斎藤一人さん
失礼どころの話じゃないんだ。
信じないって、神をいじめて、傷つけているようなものなんです。
人が傷つくような事をしたり言ったりすることも、結局は相手を信じていないということだから、これも神をいじめているのと同じなの。
人に対してだけじゃないよ。
自己反省しすぎる人とか、自分を褒めてあげられない人とか、落ち込んでばかりいる人なんかも、自分の中にいる神をいじめているんだよね。
そういう人は、運勢が悪くなるの。
あるいは、死んでから地獄へ行くようになっているんです。
それくらい、神をいじめるって罪深いものなんだ。
絶対に、神をいじめちゃいけないんです。
神をいじめると、絶対に幸せになれないからね。
ユミ
私をこの世に生み出してくれた存在をいじめることになると思うと、自分の事も人の事も信頼しなきゃいけないと思いますよね。
ちなみに、「今、神様をいじめているんだな」って自分でわかるサインのようなものはありませんか?
斎藤一人さん
即座に分かる方法があるんです。
それはね、嫌な感情だよ。
気分が悪い。
晴れ晴れとしない。
そういう時は、「神をいじめていませんか」っていうお知らせなの。
怒りや悲しみ、苦しみ、もやもやした嫌な感情が出てきた時は、改めて神を信じるつもりで気持ちを切り替えてごらん。
でね、神様を信じられるようになると気分も良くなる。
要は、自分の感情こそが「神様のご機嫌」なんだよ。
神を信じられたら、苦しみも落ち込みもなくなるよ
ユミ
神を信じていると、気分が良くなる。
ということは、神を信じている人は、苦しんだり悩んだりすることがなくなるということですか?
斎藤一人さん
それはそうだよね、信じていない時とは全然違います。
だって「自分の中には、絶対に失敗することのできない神がいる」と信じているわけだから、そういう人には成功しか訪れません。
当たり前だけど、成功で埋め尽くされている人間が、落ち込んだりするわけがないよね。
あなたを落ち込ませるのは「我」あって、「神我」ではないの。
そのことがわかると、何か問題が起きても「これは解決できるんだ」と思えるし、実際にそうなるんです。
わかるかい?
失敗する人は、「我」を中心にして生きているからだよ。
神を中心に生きていれば、絶対に失敗なんてしない。
たとえ失敗のように見える出来事が起きたとしても、それは成功への過程であって、必ず成功につながるんです。
それとね、目の前で誰かが苦しんでいると、「しんどいだろうな、辛いだろうな」って、あなたも胸がキューっと痛くなるかもしれません。
でもそれは一見、相手のことを気遣っているようで、実は相手を信じていないの。
もし相手を信じていれば、「大丈夫、必ず解決するよ」と言ってあげられるんだよね。
あなたの胸が苦しいのは、相手を信じていないから。
それは間違った考えだよっていうお知らせなんです。
そもそも、あなたが一緒に苦しんだら相手の苦しみが消えるんですかって。
そんなわけないから、あなたが苦しいんだってしょうがないの。
苦しんでいる人がいたら、「大丈夫、大丈夫」って明るい波動を送ってあげるの。
それを信じるということであり、正しい道。
だから、あなた自身にも、苦しみは生まれません。
明るい波動のもとには、明るい現象しか起きないよ。
神を信じていれば、ものすごく楽に生きられるようになるし、ものすごいスピードで成功できるからね。
一人でも信じてくれる人がいたら絶対変わる
ユミ
周りで見ている親や先生、上司のうち、たった一人でも信じてくれる人がいると、その人の人生は全く違ったものになるでしょうか?
斎藤一人さん
そうだね。
友達でも誰でもいいの。
自分を信じてくれる人が一人でもいれば、ものすごく人生は豊かになるんだ。
ユミ
「信じているよ」っていう言葉がなくても、ただ信じてあげさえすれば、その波動は相手に伝わりますか?
斎藤一人さん
絶対に伝わります。
大事なのは、信じているよって言う目で見てあげることなんだ。
親だって、「この子の中に神がいる」と信じてあげることが本当の愛だし、それは黙っていても子供に伝わります。
でも、なかなかそういう目で子供のことを見ている親はいないよね。
ユミ
だから、怒ったり心配したり、必要のない感情に振り回されちゃうんですね。
親が子供を心底信じていたら、親も子供も、必ず幸せになれるのに・・・・・・。
斎藤一人さん
神は人間みんなに、「個性」というものをつけてくれました。
どういうことかと言うと、人間には個性があるから、一人として同じ人生を歩めないんです。
人それぞれ、起きた出来事に違う反応を起こすから、よその子を見て「うちの子もああなって欲しい」と思っても無理なんだ。
だけど、どんな反応をした人も、本当は皆成功できるはずなの。
ひとたび神を信じられるようになると、その瞬間から、誰もが成功への道を歩き出せるよ。
ユミ
それでも人を信じられない人はどうしたらいいのでしょうか?
斎藤一人さん
そういう人は、無理に信じなくてもいいの。
別に突き放しているわけじゃなくて、一人さんは俺流のやり方を紹介しているだけだから。
無理をしてまず押し付けようって、そんな話じゃないんだ。
信じる信じないかは、その人の自由。
いいと思ってくれた人だけ行ってみたらいいんです。
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