コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 絶対このままでは終わらない

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「このままでは終わらない」という強い思いはあるのに、根拠も理由も何一つない。

 

 


絶対このままでは終わらない!!


「じゅんちゃん、じゅんちゃんに足りないものは顔のつやとキラキラなんだよ」

一人さんにこう言われた時の衝撃は、今も忘れられません。

今から18年前、千葉順一、25歳の時の事です。

「いいかい、じゅんちゃん、幸せになるのは人間の義務なんだよ」

こう言われて、またびっくり。

だって、そんなこと、聞いたこと、あります?

幸せになるのが義務だなんて。

幸せになるのが権利と言うなら、わかるけど。

「違う。

人間は、生まれてきたからには幸せにならなくちゃいけない義務があるんだよ。

そして、幸せになるのは、すごく簡単。

顔のツヤを良くして、キラキラ光るものを身につければいいんだよ。

今のじゅんちゃんに足りないものは顔のツヤとキラキラなんだよ」

当時、私は業界では中堅の印鑑メーカーの営業マンをやっていました。

「これを持っていれば幸せになれる」という怪しいモノじゃありません。

企業の社判やゴム印とか、ちゃんとしたやつ。

社長はいい人だし、給料もまあまあ。

営業成績もそこそこあげている。

友達もたくさんいるし、仕事の帰りには飲みに行ったり、ディスコに踊りにも行くし、夏休みはサーフィン、冬休みのスキーと忙しい。

自分で言うのもなんだけど、仕事もプライベートも充実して、結構いい線いっていたサラリーマンだったと思います。

だけど、時々叫びたいくらいの気持ちになるんです。

「絶対このまま終わらない。終わるはずがない」

と思って。

なぜ、そう思うのか、分からない。
じゃあ、何をするんだと聞かれてもわからない。

「このままでは終わらない」という強い思いはあるのに、根拠も理由も何一つない。

不安です。

焦りもする。

それで、夜、眠れないんです。

今思えば、単なる勘違いだったけど、高校を卒業する頃から、そういう気持ちはありました。


借金700万円で商売をたたんで再出発。サラリーマンに


私が高校を卒業して務めたのは『文具の千葉』

父がそれまで勤めていた事務機メーカーを退職して開いた文房具店です。

文房具店といっても、子供達がノートや鉛筆を買いに来るような店ではありません。

企業を回って、消しゴム一個から耐火金庫まで、あらゆる文具類の注文を取り、それをメーカーから取り寄せて納品する。

いわば酒屋の御用聞き、車のブローカーみたいなものです。

父がなぜ商売を始めたのか、改めて聞いたことはありませんが、当時父は50歳。

サラリーマンとして、ある程度先が見える年齢でもありますし、一人息子の私に、何か残したいという気持ちもあって、それまで事務機メーカーに勤めた経験も活かせる『文具の千葉』をおこしたのでしょう。

私は、といえば、卒業してサラリーマンになろうとは、全く思っていませんでした。

人に使われるということに、どうしても馴染めなかったのかもしれません。

父が商売を始めたのは、私にとっても「渡りに船」でもありました。

会社に勤めるより、お金も時間も自由になりそう・・・商売のイロハも分かっていないのに、勝手なことを考えて、父の商売を手伝うことにしました。

そうして始めた『文具の千葉』ですがうまくはいきませんでした。

年々赤字がかさみ、三年目に父はサラリーマンに戻ることになったのです。

その後、私一人が商売を続けましたが、一人で赤字を解消できるわけもなく、借金が700万円にまで膨らんだところで、いよいよ商売をたたむことにしました。

家を売り、親子3人、アパートにうつって再出発。

私は『文具の千葉』時代に取引のあった印鑑メーカーに入れてもらったのです。

「サラリーマンなんて」と思っていた私ですが、勤めてみたら、これが楽しい。

まず、給料がいい。

『文具の千葉』時代は、利益が出ていなかったし、なんといっても家族ということもあって、給料は5~6万円。

お小遣い程度です。

それが初任給で18万円~20万円もらえる。

これだけでも天にも昇る気持ちでした。

さらに先輩からの引き継ぎで、入社すると同時に300軒が私の担当になりました。

新規開拓の苦労がなく、そこを回るだけでいいのです。

しかも、仕事のやり方は先輩が教えてくれる。

一軒一軒、自分が開拓して取引先を作っていた頃に比べると、その環境はまるで天国のようです。

けれど、そんな環境にあっても、私は思っていたのです。

「このままでは絶対に終わらない」と。

すでに会社一つ潰していたのに、なぜそんなことは思っていたのか、自分でも不思議です。


「要するにじゅんちゃんは幸せになりたいんだよね」


印鑑メーカーに入社して2年。

順調に営業成績を上げていた私は、その頃すっかり天狗になっていました。

「営業なんてチョロい」と思っていたのです。

先輩から引き継いだ地盤があり、上司のアドバイスがあって、そこまで来ていたにも関わらず、そんなことはすっかり頭から消え、自分ほどの実力の持ち主が、このまま会社勤めで終わっていいはずがないと思っていました。

だって、会社はこれほどの人間をちっとも正当に評価してくれないんですから。

上司の目も、社長の目も腐ってる。

そんなふうに思って暇したから、社長から「おはよう」と挨拶されても、口の中でもごもごと、聞こえるか聞こえないかの声で「おはよう」というぐらい。

完全に勘違いしてましたね。

「仕事なんてチョロイ」と思っていましたから、、当然サボってました。

営業職を経験した人ならわかると思いますが、営業の仕事というのは、結構時間が自由になるものです。

その日の予定の得意先回りが終わったら、喫茶店で時間を潰したり、車のシートを倒して昼寝をしたり。

言われたことはやってるんでし、営業成績だってそこそこあげてるんだから、文句は言われる筋合いはないと思っていたし、むしろ休む暇なく仕事をして、ノルマをやっと果たす人を見て、馬鹿にさえしていました。

自分は仕事ができると思っていましたから。

仕事帰り、はなゑさんの喫茶店に行っては、文句を言ったり、愚痴をこぼしたり・・・・・・。

はなゑさんは、その後、一人さんの弟子になる舛岡はなゑさん。

私と幼なじみです。
彼女もいい加減、私の文句を聞き飽きたのでしょう。

ある時、こう言いました。

「うちのお客さんに、とっても面白い人がいるの。

一度その人に話を聞いてもらったら?」

そして、紹介されたのが一人さんだったのです。

一人さんは、私の話を聞いて、こういったのです。

「要するにじゅんちゃんは幸せになりたいんだよね」

言われて、はっと思いました。

そうか、私は幸せになりたかったんだ。

「このままじゃ終わらない」とか、「全くみんな見る目がないよな」などとブツブツ言っていた私ですが、では何に何になりたいのかといえば、はっきりわかっていなかった。

一人さんの言葉は、そんな私の目からウロコを落としてくれたのです。

そうです、幸せになりたかったのです。

 

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「運を良くして幸せになりたいと思ったら、まず顔に艶を出してごらん」


「人生に似合わないことは起きないものなの。

艶のない、くすんだ顔をして、暗い色の服を着ている人は、いかにも不景気な感じだよね。

逆に、つやつやの顔をして、キラキラ輝いている人は、幸せそうだよね。

だから、運を良くして、幸せになりたいと思ったら、まず顔に艶を出してごらん。

艶のある顔は福相なんだよ。

人間には貧相な人と、福相の人がいるけど、貧相な人は幸せになることができないんだよ。

逆に福相の人は不幸せになることができないの。

でね、貧相、福相というのは、顔立ちのことじゃないの。

顔立ちは好みだからね。

福相というのは、顔に艶があることなんだよ」

そう言われてもピンと来ません。

女性なら、「ツヤ、ハリ、たるみ」という言葉に敏感かもしれませんけど、そんなこと、男が気にすることじゃないと思ってましたから。

腑に落ちない顔している私に、
「男は顔じゃないと思ってるだろう。

でも、顔なんだよ。顔のツヤ。

いいかい、ちょっと待ってなよ」

そういうなり、一人さんは洋服のポケットからオイルを取り出して、私の顔に塗ってくれました。

「鏡を見てごらん」

見て、びっくり。

そこにいたのは、いつもと違う私。

やけに元気で、明るいじゅんちゃんがいたのです。
(このツヤは、実際に見ていただかないとわかりにくいので、全国のひとりさんファンの集まるお店で無料で付けてくれますよ)。


「いいかい、これがツヤだよ。

『貧乏勢い』というのがあってね、貧乏に勢いがついていると、なかなかツヤが出てこないんだ。

5回でつやがでる人は貧乏5代目。

中には10回塗らないとツヤが出て来ない貧乏10代目がいるけど、毎日塗っていると一回で艶が出るようになる。

顔に艶が出ると幸せになれるからね。

嘘だと思うだろうけど、試してごらんよ」


正直、半信半疑でした。

どうしていいか分からず、出口が見えない暗闇の中で悶々と焦り、不安になっているなら、やってみようか。

そう思って、顔の艶出しを始めたのです。

変化は一週間ほど経った頃から起こりました。

「じゅんちゃん、最近、元気だね。

何かいいこと、あったの?」

お得意さんに行くたびに、こんなことを言われるようになったのです。

「やる気のある人に顔を出してもらえると、事務所が明るくなっていいや。

ちょいちょい顔を出してよ」

なんて人まで出てくる始末。

一体どうなっているのか・・・・・・。

でも、そう言われれば悪い気はしません。
しばらく顔を出していない取引先に挨拶に行ったり、得意先に知り合いの会社を紹介してもらったり、自然に体も口も軽くなって言ったのです。

 

顔に艶を出したら仕事が楽しくなってきた


サボっている時は、「やることはやってるんだから」という気持ちでいても、実際はやることなんて山ほどあるわけです。

そういうことをやっていないんだから、大きな顔して、休んでいられる身分ではなかったのです。

それに実は、この「紹介して下さい」と頼むことが、私は苦手ででした。

それはまるで、「私は無能なので、自分一人では満足に顧客開拓もできないんです」と言っているようでしたから。

それが営業マンの仕事だ、なんて思っていなかったんですね。

だけど、「元気な顔を見るだけでも、嬉しいよ」なんて言われれば、「顔出すだけでもいいんだ」と思えるわけです。

元々、根が単純ですからね。

飛び込み営業だって、全然OK。

そんな気持ちでした。

「あの会社の総務に知り合い、いない?」

「総務にはいないけど、人事にはいる」

「じゃあ、とりあえずその人を紹介してくれない?」

「いいけど、オタクと取引するように言う力は、俺にはないよ」

「わかってます。そこから先はこちらの企業努力ですから」

なんて、やりました。

で、やると楽しいんですよ。

その頃はちょうど日本電電公社がNTTに変わる頃。

あまり知られていませんけど、印鑑メーカーにとって、会社が引っ越した、社名が変わるというのは需要が伸びる時。

住所が変われば、新しい社判が必要になるし、社名変更なんて、「ここを逃しちゃいけない!」というぐらい大量に需要が発生します。

それがNTTなんて大会社になったら、なんて大会社になったら、尚更のこと。

毎日毎日通いました。

「また来たの?」呆れられることもあったし、人によっては馬鹿にするような態度をとる人もいる。
「元気な顔だけ見られればいい」なんて人ばかりじゃなく、辛い思いもいっぱいしたし、恥もたくさんかいたけど、一生懸命仕事をすると、充実感が出てくるんですね。

昼寝をしていたら、体は楽かもしれないけど、こういう充実感は得られない。

「こういう言い方をしたら、駄目なのか」とか、勉強になることもたくさんあったしね。

結局NTTの注文は取れなかったけど、

「仕事は楽しい」

気がついたら、そんな気持ちになっていたのです。

それまでの仕事は、生活のために仕方なくする事と思っていたのに・・・・・・。

顔のツヤを出すだけで、周りも変わったし、自分も変わった。

これは驚くべきことでした。

 

※ 

『斎藤一人さんのファンの集まり場所』

斉藤一人さんのファンが全国から集まってくる場所があります。

その場所は、江東区の砂町銀座商店街の中にある「一人さんギャラリー」というお店です。

中には一人さんの書いた詩集や一人さん関係のものが飾ってあります。

もちろん、入場無料。

そのほか、テレビや週刊誌で有名になった「ついてる神社」があります。

もちろん、この神社は一人さんが作ったもので、一人さん曰く、お賽銭も要りませんが、御利益もありません、とのことです。

それでも楽しいジョークの分る一人さんファンが全国から毎日たくさ集まってきます。

ここに来ると、全国の一人さんファンに会えて楽しいとか、大人のためのディズニーランドみたいだ、とかいって、来た人は大喜びをしています。

偶然一人さんに会った人は、直接いろんな話を聞けたりでき、ともかく楽しい場所です。

ぜひ一度、あなたも遊びに行ってみると良いですよ(お金はいっさいかかりませんよ)。

十坪ぐらいの小さなお店ですから見逃さないでくださいね。

もし、わからなかったら、「ついてる神社」に行きたいんですけど、っていって聞いて下さい。

商店街の人なら、だいたいわかりますよ。

このお店でしか聞けない一人さんのプレミアムCDもあります。

すごく楽しくてためになると大好評です(これも無料ですよ)。

一応行きたい人のために住所と電話番号を書いておきますね。

東京都江東区北砂5-1-33

03-5683-4910

朝11時から夜6時まで

お休みの日はありません

 

 

追伸 仕事を楽しもうとすると、運気が上がるんだよ

「仕事を好きになれないんですよね」って人の話を聞いたんだけど、私にしてみれば、「仕事を面白くする努力をしてますか?」って言いたいよね。

喜劇映画ってさ、面白くしようとする努力をしてるよね。

 

遊園地やテーマパークが面白いのも、努力しているから。

 

仕事ってものは、楽しようとすると苦労する。

でも、楽しもうとすると、運気が上がるんだよ。

例えば、一分一秒でも早く、この仕事を終わらせようとか、会社中の女性を自分に夢中にさせてみようとか、部長に怒られてるんだったら、何回「馬鹿野郎」って言われるか数えてみるとかね。

私は、風邪を引いて医者へ行っても、「日本一明るく幸せな患者」になろうと決めてるの。

そうすると、勝手に治っちゃうんだよね。

人気者っていうのは、常に自分を改革してるんだよ。

商売がうまくいかないなら改革すればいい。

自分を良い方に変えればいいんだ。

頑固一徹がいいように言われるけれど、あれは自分のやり方を変えたくないだけだよね。

仕事って相手がいるの。

その相手に好かれることを考えないで、みんな「自分が、自分が」と言ってるの。

我が強いんだよ。

相手が納得することをやればいいんだよ。

そうして周囲を喜ばせてると、「喜びの達人」になって、仕事もうまくいくんだよ。

 

 

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斎藤一人さんの話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとうございます。

 

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https://youtu.be/yGA9szsyOsE

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