斎藤一人さん 部屋の乱れは心の乱れ
無駄なものを捨てて、福の神を呼び込む
あなたの環境を今すぐ良くする
ひとりさんが、いつも楽しそうな上機嫌な笑顔で話し始めました。
「さあ、まゆみちゃん、いよいよ魔法の教えも大詰めに入ってきたね。
人が幸せになるためには、『いつも上気元でいること』『体をいつも上気元にすること』が大切だっていう話をしてきたよね。
それに加えて、とても大切なことを、今から話すからね。
『環境を良くすること』
これがね、幸せになるには欠かせないんだよ」
「環境って言うと、育った環境とか、今住んでいる環境とか。
後は、職場の環境とか、そういうことだよね、一人さん?
それって、自分でよくできるものなの?」
「うん、そうだね。
大抵の人は、環境っていう言葉を聞くと、そういうことを思い浮かべるよね。
でもね、俺が言ってる環境っていうのは、ちょっと違うんだよ。
環境っていうのは、今自分が住んでいる家のこと。
本当に、自分の家とか、部屋って、すごく大切な環境なんだよ」
「環境って、自分の家のことなんだ」
「そう。その家の環境を良くするって何かって言うと、簡単に言うと、綺麗に掃除しろって、ことだよ」
「あはははは! そうか!お掃除して、きれいにすることなら、自分でいくらでも環境を変えられるもんね」
「それがさ、その掃除がなかなかできない人が多いんだよ。
だから、今、掃除の本が、物凄い人気なんだよ」
「確かに!私の知っている人にも、掃除が出来なくって、なんとか掃除をしようと思って本を買ったら、結局、本が増えたぶん、余計に部屋がぐちゃぐちゃになっちゃったって人、いたもん!」
「じゃあ、まゆみちゃん。
ここでね、すごいこと教えてあげるよ。
『一人さん流 開運掃除術』
今まで掃除が、絶対出来なかった人も、必ずできるメカラウロコの秘伝」
「えっ!すごい、すごい、ひとりさん、教えて」
「いいかい、言うよ。『捨てる』」
「はぁ!? 捨てる?」
「そうだよ。片付けようと思う、できないんだよ。
捨てればいいんだよ。
この『一人さん流 開運掃除術』は、迷ったら捨てるが基本で、それでやったら、どんどん綺麗に片付くよ。
でね、いっぺんにやらなくてもいいから、やり出すことが大切なんだ。
今日は、この引き出しからとか、いらないものを、どんどん捨てていくの。
まゆみちゃんさ、本当に部屋ってさ、すごく大切なんだよ。
だって、仕事をして帰ってきたり、自分が帰ってこられる唯一の安らぐところが、自分の部屋なんだよ。
その人の、気を養うところなんだよ。
自分の気持ちを充電するところなんだよ。
その部屋が、捨てた方がいいようなものや、いらないものに囲まれてて、ぐちゃぐちゃだと、安らぐどころか、逆にいいエネルギーが入ってこないんだよ。
それにね、ちょっと神様的な話をさせてもらっていいかい?」
「もちろん、聞きたい、聞きたい」
「この宇宙の中心に、天之御中主様っていう、全てのものを創造した神様がいるんだ。
外国では、ヤハウェと呼んだり、アラーとか大日如来とか呼んだり、いろんな呼び方をしているけれど、日本では、天之御中主様と呼ばれてる。
人間は、その天之御中主様から、小さい針の先ほどの金色の光の、神様の分け御霊をいただいているんだ。
だから、みんなどの人も等しく、その神様の分け御霊をいただいている神様の子供なんだよ。
いや、神様なんだよ。
その神様が住んでいるところ、汚くしていいと思うかい?
だから、自分の部屋は、きれいにするんだよ。
そうすると、自分の中の神様も、天の神様も喜んでくれるから、いいエネルギーもたくさん入ってくるし、運勢も人生も、見違えるようによくなるんだよ」
「ひとりさん、とっても素敵なお話だね。
部屋をきれいにすることを、成功や幸せにとって、こんなに大切な意味があるんだね。
私の中の神様が喜んでくれる部屋にします。
がんばります」
ただ、掃除と思っていた私にとって、部屋をきれいにすることが、自分にたくさんのいいエネルギーが入ってきたり、神様が喜んで味方してくれることなんだと思ったら、なんだかとっても楽しい出来事になりました。
さあ、一緒に、できるところから、小さな引き出し、一つからでもいいから、掃除を始めましょう。
五つ目の魔法は「あなたの環境今すぐ良くする」。
まずはとに捨てることからスタート。
いらないものを、どんどん捨てていきましょう。
無駄なものを迷わずに、捨てられるようになるすごい話
「ところでね、ひとりさん。
いい部屋って、具体的にどんな部屋のことを言うの?」
「そうだね。いい部屋っていうのは、無駄な物がない部屋のこと」
まゆみちゃんの部屋には、ずっと来ていない洋服とか、一度も読んでいない本とか、買ってから一度も使っていないものとか、そういうものはないかい?
そういう無駄なものからは、無駄な波動が出ちゃうんだ。
まゆみちゃんに更に無駄遣いをさせる波動が出るんだよ。
その上、人生を無駄にしてしまうような悪い波動が出るんだよ」
「えっ、そうなの、ひとりさん。
それって、すごく怖いね。
う~んと、まだまだ、私の部屋にも、来てない洋服とか、使っていない化粧品とか、思いついちゃうな。
まずいよね、これって。
早く片付けなきゃ。
「あのね、まゆみちゃん、『一人さん流 開運掃除』だよ。
片付けようと思っちゃダメなの。
無駄なものは捨てるの」
「あ~、そうだったね!」
「あのさ、あみんな大概そうなんだよ。
まゆみちゃんもさ、いつか着るだろうと思って、とっておいた洋服、着たことあるかい? ないだろう。
いつか着るだろうのいつかって、こないんだよ。
その洋服は、まゆみちゃんにとっては、もう必要のないものなの。
だから、ありがとうございますって、感謝の気持ちを込めて、捨てればいいの」
「本当にその通りです、一人さん「いつか」って思ってたら、今でも捨てられないもんね。
じゃあ、自分がいらなくなったものを、人にあげるっていうのはどうなのかな?」
「それはね、まゆみちゃん、欲しがっている人がいるならいいけど、大抵の場合は、まゆみちゃんがいらないものは、人もいらないよ。
人にあげるなら、そのものが旬のうちにあげるんだよ。
ずっとタンスに寝かせてたものは、もうとっくに旬を過ぎたものだから、捨てるのが一番いいよね」
「本当だね。その通りです、ひとりさん」
すると急に、ひとりさんは、すごいちゃんといっぱいな笑顔を私に向けました。
この可愛い笑顔は、なんかすごく楽しい話の前触れです。
「まゆみちゃん、絶対に無駄なもの捨てたくなるいい話、聞きたいよね?」
「うん、絶対聞きたい!!」
「あのさ、よく『埃じゃあ死なない』って言うたう?
あれってね、嘘だよ、死ぬよ」
「え~、本当?」
「あのさ、無駄なものが多いと、元々無駄なもので動かさないから、埃だらけだよね。
それに無駄なものを詰め込んだ押入れでなんか、開かずの間はみたいになっちゃって、空気もよどんでいる上に、ジメジメすごいことになるよね。
わかるかい?
そういうところと浮遊霊が大好きな場所なんだよ」
「浮遊霊、わかる。湿っと暗い感じだよね」
「浮遊霊っていうのはね・・・・・・。
あ、この話は、信じても、信じなくてもいいからね。
こういうこともある気持ちで聞いていればいいよ」
「何言ってんの、一人さん。めちゃくちゃ信じるよ」
「浮遊霊ってさ、本当は死んだら成仏しなくちゃいけないのに、成仏できないでこの世をさまよってる霊なんだよね。
はっきり言って、人のことを妬んだり、恨んだり、まあ、すごい不幸せに生きた人だよね。
だから、すごいマイナスの波動を出してるんだ。
だから、浮遊霊は、同じマイナスの波動を出している、汚いところや、よどんだ空気のところが大好き。
暗くてジメジメして、空気が動いていないところが大好き。
埃がいっぱいあるところとか、無駄なものがいっぱいある部屋は、同じマイナスの波動だから、集まってきちゃうんだよ。
だから、まゆみちゃんがどんなに「私、上気元です」って言ってても、部屋の中がぐちゃぐちゃだと、浮遊霊が溜まっちゃって、うまくいかないんだよ。
よくね、貧乏神てみんな言うけど、貧乏神という神様がいるんじゃないんだよ。
本当は、浮遊霊のことを言うんだよ。
だから、浮遊霊がつくと、まゆみちゃんのやることなすこと、色んなことがどう思いもうまくいかなくなったり、体の調子がおかしくなったり、トラブルが続いたりして、真由美ちゃんの運勢が、どんどん下がっちゃったりするんだよ」
「なるほどね!
神様が、私を貧乏にするとか、不幸にするとか、運勢を悪くするとか、ありえないもんね。
浮遊霊だったんだね、ひとりさん。
私、絶対部屋をきれいにする。
無駄なもの、どんどん捨てる。
だって、浮遊霊の集会所みたいにしたくないもん」
「あははは、浮遊霊の集会所は面白いね、まゆみちゃん。
要は、部屋を綺麗にして、上気元でいれば、何も心配する必要はないんだよ。
ただ、何をやってもうまくいかないとか、トラブルが多いとか、そんな人って、家の中が必ずぐちゃぐちゃで、物で溢れてるんだよ。
よく、テレビのドラマでも、お金持ちの家の雰囲気を出す時って、物が少なくってすっきりしてるんだよ。
でもって、貧乏な家を表現する時って、必ず、すごくものがぐちゃぐちゃたくさんあるの。
だから、本当はみんな、どういう家を福の神が好きで、どういう家を貧乏神が好むのか分かっているんだよね」
「おかしいね。
でも、本当によくわかりました、ひとりさん。
私は、とにかく無駄なものを捨てて、福の神がいてくれる部屋にします。
それで、いつも上気元でいて、もう一秒たりとも貧乏神には隙を見せませんよ」
「そうだね。それと、よく「もったいない」っていう人がいるんだけど、それって、よく考えた方がいいよね。
そんな無駄なもののせいで、人生が不幸せになっちゃうことの方が、最高に「もったいない」ことだよね」
人生が全て駄目になっちゃうよりももったいない事って、あるかい?
ないだろ!?
そのことを、よくわかった方がいいよね」
「本当にその通りでーす、ひとりさん」
あなたも、無駄なもの、心から捨てようと思いましたよね!?
どんどん無駄なものとは、さよならしてください。
貧乏神とさよならしてください。
あなたには不思議なことが起きますよ。
運勢がグンと上がったり。
今まで、一生懸命にやっていても、なぜかうまくいかなかったような事がスムーズに行くようになったり。
大きなチャンスが転がり込んできたり。
とにかく想像もしなかったいいことが次々と起こるようになります。
楽しんで捨ててください。
部屋が綺麗になると人間関係がうまくいく!
部屋がきれいになると、なんとも清々しい気分になりますよね。
大好きなものに囲まれてスッキリとした部屋は、見ていてとっても心地いいもの。
でも、部屋の見た目だけではなくて、実は見えないところで、あなたに大きな影響を与えているのです。
ひとりさんがこんな話を教えてくれました。
「まゆみちゃん、覚えておくといいよ。
部屋中の無駄なものに囲まれて、平気で生活していると、当然のように、会社でも学校でも人生そのものが、無駄なものばかりに囲まれた人生になっちゃうんだよ」
「それって、すごく怖いわね。
無駄なものばかりに囲まれてる人生なんて、そんなの絶対に嫌だな」
「まず自分の人生を作り出す大切な環境が自分の部屋なんだよ。
だから、そこが、無駄なものに囲まれているって事は、どこに行っても、無駄なものに囲まれちゃうんだよ。
だから部屋って、実はその人の考え方や、人間関係とすごく繋がりがあるんだよ。
部屋がぐちゃぐちゃしている人は、頭の中もごちゃごちゃしてるの。
部屋がごちゃごちゃしている人は、人間関係もごちゃごちゃしてるの。
だから、部屋がぐちゃぐちゃで無駄なものが多い人は、頼まれた用事をすぐに忘れちゃったり、肝心なことを言い忘れたり、望んでもいないトラブルを呼び込むじゃったりするんだよ。
必要以上に不安がったり、心配する人、すぐイライラする人、人間関係のトラブルが多い人もそうだよ、大抵部屋がぐちゃぐちゃ。
部屋の乱れが、不思議と、そのままその人の心の乱れに現れているんだよ。
だから、不思議なんだけど、部屋を片付けると、スーと穏やかになって、人間関係もものすごくうまくいくんだよ。
面白いだろう、まゆみちゃん」
「本当に面白い。
ますます、『一人さん流 開運掃除術』がんばります。
今日も、大切なことを教えて下さって、ありがとうございます、ひとりさん」
ひとりさんから聞いたこの話を、いろんな人に伝えています。
その中に、こんな面白い人がいました。
用事があって電話をかけたら、いつもすごく元気な彼女が、珍しくちょっと疲れた声なんです。
「どうしたの? 体調でも悪いの?」と聞きました。
すると、
「いや~、まゆみちゃんから掃除の話を聞いたから、今日は朝からずっと今まで、家の中の片付けやってたんだよ」とのこと。
見ると、時間はもうお昼の3時過ぎです。
もう私は、おかしくておかしくて笑いながら言いました。
「がんばりすぎだよ。
いっぺんに家中片付けようとしたら、そんな声にもなるよ。
今日は、この引き出し一段目のいらないものを捨てようみたいに、少しずつでも、部屋を片付けていけばいいんだよ。
『一人さん流 開運掃除術』は、大切なのは上気元で楽しんでやることだよ」
すると突然、電話の向こうの彼女は、いつものとっても明るい元気な声になって、
「なんだ、よかった」
もう二人して、大爆笑しました。
一人さんの教えてくれることは、本当に簡単です。
今回のお掃除にしても、そうなんです。
大切なのに、これをするとますます良くなるのに、苦しんでまでやろうとしないことです。
楽しんで行ってください。
楽しんでやったぶんだけ、ますますあなたの上気元もアップして、本当に一石二鳥どころか、1万石鳥ぐらいの得がありますよ。
楽しんだぶんだけ、あなたの人生に楽しい奇跡が起きます。
家にはたくさんの神様がいる
掃除をすると運勢がグンとよくなる。
ひとりさん、日本が大好きです。
ひとりさんは、私たちにいろんな神様の話を教えてくれます。
ある時「外国の〇〇という神様はどうなんですか、ひとりさん?」と聞いた人がいました。
するとひとりさん。
「いや~、俺は日本担当だから、わからないな」
私たちはお腹がよじれるくらい大爆笑です。
それくらい一人さんは、日本が大好きなのです。
そんなひとりさんが教えてくれた、私の大好きなお話です。
「まゆみちゃんね。
日本って素晴らしい国なんだよ。
ものすごいたくさんの神様がいるんだ。
よく、八百万(やおよろず)の神って、言うだろ。
その八百万って、まだ古代の、人間が100万人くらいしか日本にいなかった時代に800万人だから、すごいよね。
人間一人に対して、神様が8人もれなく付いてくれてたんだよ。
豪華だよね」
「ああははは。もれなく神様が8人って、おかしいね」
「面白い話があるんだよ。
よくおトイレをきれいにすると金運が良くなるって言うんだけど、そのおトイレの神様の話だよ。
八百万の神の八百万の意味は、ものすごいたくさんの数を、本当は意味するんだ。
日本ってね、どんなものにも神様が宿っているんだよ。
例えば、火の神様とか、水とか、石とか、全てのものが神様だから、とんでもない数の神様がいるんだよ。
ある時、そのたくさんの神様は家の中に入って行ったんだ。
どんどん神様が入っていって、『私はこの台所で』とか『私はここで』とか、みんな次々にいいところを取っていったんだ。
その時に最後に残っていた場所が、おトイレなんだ。
一番最後に家に入ってきた神様は、もうそこしか残っていないから、おトイレ担当になったんだな。
でね、何でその神様は一番最後になっちゃったかって言うと、一番たくさんの宝物を持っていたんだよ。
で、荷物が重たいから、一番遅くなっちゃったんだよ。
だから、たくさんの宝物を持っている神様がいるおトイレをきれいにすると、金運が良くなるって言われているんだよ」
「面白いね。でも、家の中に神様はいてくれるって、日本ってやっぱり凄く良い国だね。ひとりさん」
「そうなんだよ。
だから、家をきれいにすると、色んな所にいてくれる神様が喜んでくれて、その家の人を応援してくれたり、守ってくれるよね」
「なるほどね!」
「例えばね、玄関が汚れていたり、物がいっぱい積んで置いてあると、その家に『いい気』が入ってこなくなっちゃうの。
玄関の神様が本領発揮できないんだな。
一生懸命やっているのに、なぜか物事がうまくいかないとか、途中で問題が起こって進まないという人は、『玄関』を掃除するといいよ。
玄関にあるものを片付けて、綺麗に掃除すると、滞っていた物事が、途端にスムーズに進むようになるからね。
それとか、窓が汚れていると、外の景色が見えにくくなるよね。
そうすると、不思議と、物事の見通しが悪くなったり、本当にいい情報
が自分に入ってこなくなるんだよ。
窓をきれいに拭いて、外の景色が良く見えるようになると、それと同時に物事の見通しも良くなる。
そうすると、まゆみちゃんにとって必要な情報や、大切なヒントが、今日あった人や偶然の出来事を通じて、どんどん入ってくるようになるんだよ」
「本当に家の中をきれいにすると、いいことばかりだね。
ありがたいね!」
「まゆみちゃんさ、掃除って神事なんだよ。
神事ってさ、目に見えないけれど、いつも自分を守ってくれたり応援してくれている神様を尊ぶことだよね。
神様は見えないから信じないって人がいるんだけど、そんなことを言ったら、母親が子供を愛する気持ちだって見えないけれど、ちゃんとそこに存在するよね。
神様は、目に見えないけれど自分を愛してくれている絶対なる存在だと、俺は思ってるよ。
だから、神事の掃除をやっていると、想像を超えるような不思議な力が働いて、奇跡が起きるんだよね」
「ひとりさん、私も本当に心からそう思います。
私は、お掃除ももちろん、ひとりさんから教わった事を一生懸命、ひとつひとつやって、自分に奇跡を起こして行きます」
優しく微笑んだ一人さんは、いつも私にとって、最高に私は愛してくれる絶対なる神様のような存在です。
しかも、目に見える最高にかっこいい神様です。
追記 斎藤一人さん流・開運掃除術
彼女には、斎藤一人さん「斎藤一人さん流・開運掃除術」を伝えて、それからこういう話もしたんです。
例えば、「斎藤一人さん流・開運掃除術」というのがあって、それは、簡単に一言でいうと「いらないものは捨てる」ということなんですね。
ところが、聞く人によっては、モノを捨てる話となると、なかなか一筋縄ではいかないこともあるようです。
先ほどの話の続きなんですが、
「息子さんにとって、一番いいことは、家を建ててあげることではなくて、経済を学ばせることだよ」って。
「経済を学ばせる」って、息子さんが実家を出て、自分で自分を食べさせて、お金の管理も自分でやったり、自立して生活を営んでいくんです。
その中で、大変なこともあるかもしれないけれど、その大変な経験を通して息子さんはお金や仕事の大切だだとかを学び、成長していくんです。
それを、親がへたに手を貸すと息子さんは学べなくなるんですからね。
という話をしたら、相談者の女性が「確かにそうですね」って。
それで電話を切りました。
最近、その女性と電話で話ししたのですが、あの後、女性はすぐ「斉藤一人さん流・開運掃除術」を開始したんです。
「今まで本当に、ゴミと生活してた、みたいなもんだから、一部屋につき、毎日5~6時間をお片付けを5日して。それで一部屋片付くんだけど。でも、片付け始めて初日、亡くなった父がずっとそばにいて、私を励ましてくれてる感じがして、嬉しくて涙が止まらなかったんです」
そうやって、女性は言っていました。
そして、翌日からは、もう涙とさよならして、普通に片付けをやり続けて毎日5時間もお片付け。
それって、体力的に大変じゃないかと思うんじゃないですか。
「それが、全く疲れないんです。すごく気分が良くて、楽しいんです。いらないものを捨て出したら、うちの旦那さんが、すごく優しくなったんですよ。それに、自分でもモノを捨て出して、手伝ってくれるんです。今までだったら考えられないわ」って、明るい声で言ってました。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
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我が儘勝手で申し開きも御座いません。
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