「お金を粗末にすること」
「お金の悪口を言うこと」
「お金持ちの悪口を言うこと」だな。
- お金に嫌われるのは「お金を粗末にする人」、好かれるのは「器量の大きい人
- 自分は「ツイてる」と思うこと
- お金だけでは幸せになれないよ
- 落ち着いて、お金以外に関しても偏見がないか確認してみて
- 堅実にいっぱい貯めればいい。これからは「気分を大切にする人」が成功するよ
お金に嫌われるのは「お金を粗末にする人」、好かれるのは「器量の大きい人
Q お金に好かれる人、お金に嫌われる人とは、どんな人ですか?
A 斎藤一人さん
お金に嫌われる人は、お金を大切にしない人だな。
それからお金持ちの悪口を言う人、妬む人。
これはあくまでも俺の意見だけど、絶対にやってはいけないことはね、
「お金を粗末にすること」
「お金の悪口を言うこと」
「お金持ちの悪口を言うこと」だな。
お金の悪口を言ったり、お金持ちの悪口を言ったりすると、お金を嫌っているのと同じ波動が出るんだよね。
あなたが嫌えば、お金も嫌う。
お金にも「意志」があるから、「この人の所に集まりたい」という人と、「この人のところに行くのは嫌だ」という人がいるんだよ。
人生ってね、「風船」みたいなものなんだ。
風船にお水を入れれば下に落っこちるよね。
ガスを入れれば上に上がるんだよね。
人の運命も、中に何を入れるかで運ばれていく場所が変わっていくんだよ。
つまり、どんな考え方をするかで上にも行けるし、下にも行ける。
俺は「人生は考え方次第で、どこにでも自由に行ける」ものだと思っている人なんです。
反対に、お金に好かれるのは、「器量の大きい人」。
器量って、器が大きい人ってことなんだ。
例えば、自分が家を建てるときに親が500万円出してくれたとする。
そうしたら、喜んで出してもらうよね?
ところが、友達が親から500万円出してもらって家を建てると、それを羨む人がいる。
ということは、自分の良い事は受け入れられるけど、人の良いことは受け入れられないんだよね。
それは、器量が小さいっていうこと。
お金に好かれたかったら、人に良いことがあった時に、「よかったね」と言っていると、自分にも必ず「よかった」と思える良いことが起こるんだよ。
自分は「ツイてる」と思うこと
Q お金持ちになるために、最も重要なことは何ですか?
A 斎藤一人さん
いいかい?
俺が思うには、自分が「ツイてる」と思っているかどうかだな。
何故かって言うと、この地球は「行動の星」だから。
親が億万長者なら別だけど、お金持ちになりたかったら行動しなければ無理だんだよ。
その時に自分は「ツイない」と思っていたら、行動ができない。
行動ができないということは、「何もしない」ということだから、何もしないでお金持ちになることは確率的にありえない。
それは、宝くじを買わないで当たる方法を考えているのと同じくらいの確率なんだよ。
自分は「ツイてる」と思えないのだとしたら、1日100回でも200回でも「ツイてる」という。
そのうち口癖になると、何かあった時に、「ツイてる」と自然に言葉が出てくるんだよな。
人生がうまくいっている人というのは、うまくいく口ぐせを持っている。
反対に、うまくいかない人は、「うちは貧乏だから」「学歴がないから」とかって、すぐ言うんだ。
でもさ、そんなことは世間がもう知ってるから、自分がわざわざ言わなくても大丈夫なの。
世間が入ってくれることは世間にお任せして、自分が言わなければいけない運勢を良くする「ツイてる」とか、魅力のある言葉なんだよね。
日本人ならではの謙虚な言い方ってさ、行き方まで謙虚にしちゃうんだよね。
本当はさ、謙虚なんていうのは、大金持ちとか、家老の息子とか、どうしたって偉くなっちゃうような人がしていればいいの。
何も持っていない人が、守りに回るぐらい馬鹿げた事ってない。
謙虚にしている場合じゃないの。
まずは守るようなものを得ようよ。
それに行動するしかないんだよな。
何も持たずに生まれてきた、貧乏に生まれてきた、その環境に「ツイてる」と思わなきゃいけないよ。
お金だけでは幸せになれないよ
Q 私は今、OLをしていますが、貯金がほとんどありません。
もっとあればと際限なく欲が出てしまいます。
お金はあればあるほど、幸せなのでしょうか?
A 斎藤一人さん
お金がないよりあるほうが幸せなんだけど、「お金だけで幸せになれるか?」って言うと、そうではないんだよね。
幸せってさ、「思い」なんだよ。
幸せと思う気持ち。
つまり、考え方なんだよね。
同じ現象でも、「幸せだと思える人」と、「不幸だと思う人」がいる。
例えばさ、「奥さんがうるさいから嫌だと思っている人」と「奥さんがうるさいから浮気ができる、幸せだなと思っている人」、つまり、起きている現象は同じでも「幸せだと思う技」を持っていたら、幸せになれるんだよな。
六本木で一本50万円のワインを飲みながら愚痴を言っている人より、安い居酒屋でチューハイを楽しく飲んでいるおじさんの方が幸せなこともあるの。
だから、自分がどんな時でも、「ツイてる」「感謝してます」そんな気持ちがなければ、幸せにはなれないんだよな。
落ち着いて、お金以外に関しても偏見がないか確認してみて
Q お金に対する偏見が強く、「お金は汚いもの」「お金持ちは悪い人」というイメージが抜けません。
どうすれば、お金に対するプラスのイメージを持ってますか?
A 斎藤一人さん
これはね、お金に対する偏見じゃないんだよ。
「人間」に対する偏見なんだ。
要するに、偏見っていうのはお金に対してだけ持つんじゃないんだよ。
「偏見」というサングラスをかけているんだ。
だから人にも偏見があるし、職業にも偏見があるんだよ。
魂が成長すればそれはなくなってくる。
いいかい?
「下」という漢字は、「人」という字の上に棒があるんだよ。
簡単に言うと、下の人間は棒があるから上の人間が見えないんだよ。
わかるかい?
「上」という漢字は、「下」という字の下に棒がある。
だから上の人間は下の人間が見えない。
「中」という漢字は上から下を棒が貫いている、つまり両方分かる人っていう意味なんだ。
何を言いたいのかと言うと、「お金持ちは汚い」っていう人がいるんだよ。
だけど、お金持ちは貧乏人が怖いんだよ。
何故かって言うと、犯罪はお金がないことが原因で犯すことの方が、はるかに多いんだよな。
俺たちみたいにした町に住んでいる人間は、本当は別に泥棒でもなければ強盗でもないんだよ。
上の人間が下の人間をそう見るのは間違いだよって言いたいの。
お互いが、下の人間は上の人間が悪いやつと思っているけど、そんな悪いことをしてる人はお巡りさんが捕まえてくれる。
テレビや映画じゃないから悪いことはできっこないんだよ。
「あの上の人間は悪いことをしてお金持ちになったんだ」と思う。
確かに、そういう人間も稀にいるよ。
下町にも悪い人間はいるんだよ。
だけど、ほとんどの人間はそうじゃないんだよ。
人間に対する偏見があるのと同じように、いろんなことに偏見というものを持っている。
職業にも偏見を持っている、お金にも偏見を持っているんだよ。
だから一回、「私はお金だけじゃなくて、いろんなことに偏見があるんじゃないか」と思ってごらん。
良い学校に行かせなきゃいけない偏見とか・・・・・・。
だけど、明治の頃は「いい学校に行きたい」というだけで村八分になったんだよな。
でも、それもおかしいんだよ。
勉強に向いてる子は勉強をすればいいし、大工に向いてる子は大工になればいいんだよな。
お互いがいろんな形で生きているんだよ。
それなのに、これはいけない、これはいいとかって、偏見の目を持つのはやめたほうがいいよね。
お金持ちにもいい人はいるし、貧乏な人にもいい人はいるの。
お金とは関係ないの。
ちゃんとした目で見ないとだめだよ。
ドラマで政治家は悪い役回りが多いけど、政治家だって本当は一生懸命やっている人がほとんどなんだよ。
実際の世の中映画じゃないからね。
落ち着いてよーく見てみないとだめだよ。
堅実にいっぱい貯めればいい。
これからは「気分を大切にする人」が成功するよ
Q 堅実に稼ぐのか、一攫千金を狙って稼ぐのか、どちらの方がお金持ちになれますか?
A 斎藤一人さん
あのね、商売でもなんでも最初から大儲けできないんだよ。
最初はちょっとしか儲からない。
勤めに行った方が得ぐらいの儲けしか出ないの。
下手でも、少しずつ、少しずつやっていくうちに上手くなるんだよ。
逆上がりだっていきなりはできなくても、下手でもやっているうちに少しずつできるようになるのと同じだよ。
意外と勘違いしやすいのはね、「コツコツ貯めるのが一番」だって言うんだけど、そうじゃない。
「堅実にいっぱい」の方がいいんだよ。
例えばさ、一個1円儲かるものを100個売ったら1000円の儲けだよな。
一個10円儲かるものを1000個売ると1万円なんだよ。
一個1万円儲かるものを1000個売れば一千万円なんだよな。
だから、一個売って1万円儲かるものの方がいいんだよ。
トヨタ自動車がうんと儲かるのは、1代何百万円もの車を大量に売っているからなんだよ。
それで、お客さんから喜ばれている。
自分を徐々にそちらの方に変えていかないと儲けは出ないよということなんだ。
ただ、いきなりトヨタにはなれない。
トヨタだってさ、最初は手作りで車を作っていたんだから。
それから、今までは、世の中の流れが、お金持ちの国貧乏人にいろんなものを売っていたんだ。
それで、日本はお金持ちになれた。
でも、もう豊かになって、モノはみんな持っているから、これからの時代は、その考えを切り替えていかないといけない。
モノの時代を通り越すと、「気分の時代」に入ってくるんだよ。
日本の車で例えると、海外の高級車より本当は性能がいいんだよね。
それにもかかわらず、日本は、その高級車より少し値段を必ず安くするんだよ。
そのクセを止めないとダメなんだ。
何故かって言うと、ネームバリューが絶対につかないんだよ。
売れなくてもいいから宣伝費だと思って、「世界で一番高いロールスロイスよりも高い車」という謳い文句でロールスロイスより高い車を売れば、買う人がいる。
何千万円もする車を買うお金持ちにとっては、50万円くらい高くても大して関係ないんだよな。
他の日本車に乗ってる人だって、「日本の車が世界一なんだ」って気分がいいんだよ。
50万円するシャネルのバッグを、「このマークを外して3万円でお売りします」と言われたって、絶対に買わないだろ?
やっぱりそれは「気分」なんだよ。
持ってるだけで気分が良くなっちゃう。
持ってるだけでステータスが上がっちゃう。
モノのない時代は物を持ってることがステータスなんだ。
これからは「買えないモノを持っていることがステータス」になる。
モノのない時代にはモノを提供することが一番だったけど、モノが余ってきたら「気分を大切にする人」が成功するんだ。
そうやって時代によってお金儲けが変わるんだよ。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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