一見、失敗に見えるようなことでもそれが学びとなって、必ず成功に結びつきます。
だから自分が引き寄せた結果を見ていたら、自分が大我で生きているか、小我で生きているのかが分かります。
押し出した後に成功の道ができる
人が勇気を出して「押し出した」時、その前方には道ができます。
その道を一歩一歩進んでいくと、神様がひらめきという形でいいや様々なヒントを与えてくれるのです。
その与えてくれたものを活かすと、またあなたの前に道ができます。
そしてまたその道を一歩一歩進んでいくと、また神様がひらめきをくれるんです。
そうやって進んでいく道こそが幸せの道であり、成功の道となります。
押し出しもしないで成功したっていうのは無理な話。
例えば、東京から熊本に行きたいのなら、熊本までの行き方が分からなくても、まず最寄りの駅に行って東京駅までの行き方を聞きます。
東京駅に着いたら新幹線で博多までの行き方を聞き、博多に着いたらそこで熊本までの行き方を尋ねればいいのです。
押し出しもしないで成功したいというのは、東京の自宅の玄関を開けたら目の前に駅があって、その電車に乗ったらすぐに熊本に着きたいと願うようなものです。
そんなことは無理ですし、楽しくもありません。
旅は目的地へ行くまでの景色を眺めたり、美味しいものを食べたりするのが楽しいんだよね。
人生の旅路も、途中途中でいろんなことがあって、それを乗り越えて成長するからこそ楽しいものです。
勇気を出して一歩押し出すと、不思議なことが起きます。
例えば借り物でもいいからヴィトンのバッグを持って起きだしてると、「このままでは終わりたくないという野心」が生まれるんです。
それで、その野心は人によってそれぞれ違います。
野心とは「野の心」と書きます。
野原には道がありません。
そこでまず、自分の行きたいところを決めるんです。
その目的や場所は人によって違います。
その決めたところに向かって歩いていると、楽しくて楽しくてしょうがなくなります。
そして振り返った時、あなたの後ろに道ができている・・・・・・。
その道こそが幸せの道であり、成功の道なんです。
外からの圧に対して「押し出す」
「押し出し」ってすごく大事なんです。
特に私のファンだと言ってくれる人達ってみんないい人なんだけど、押し出しが足りない人が多いのです。
押し出しが足りないと、相手に押し出されちゃう。
そして人生に押し出されちゃう。
だから私は「押し出せ、押し出せ!」とか、「押し出しが大事だよ」って言うんです。
ただ「押し出し」って、なんでもかんでも押し出せばいいかって言うと、そうではありません。
「押し出し」の本当の意味は、外から出てくる圧に対して押し出すことなの。
外からの圧が50なら自分を51で押し出せばいいんだよ。
そのわずかでも外の暑より自分が高い圧を出していると、この宇宙にある生命エネルギーが自分に入ってきます。
「腰が痛い」とか「肩がこる」という人は、外からの圧に負けて弱くなり、そこから晴明エネルギーが抜けている証拠です。
圧は必ず、弱い方から強い方に流れるんです。
だからそこに圧をかけてあげればいい。
それもただ圧をかければいいというものではありません。
例えばマッサージでも、強く押しすぎると「揉み返し」が起こって逆効果になります。
だから、外の圧より少しだけ高いツムツムが圧をかけてあげること。
そうすれば自然とそこにはエネルギーが入ってくるようになるからね。
川の水が腐らないのは、川の流れに対して圧ができるからです。
洗濯機で洗うと汚れが落ちるのも、回すと洗濯機の中の水に足がかかるんです。
「洗剤のいらない洗濯機」があるように、圧がかかるだけで汚れを落としてしまうんだよね。
微差でも負けは負け
外からかかる圧の大きさは人によって違います。
何も考えずにぼーっとしてる人はあまり世間からの圧はかかりませんが、会社を経営していて従業員をたくさん使っている人はそれだけ足がかかります。
その時は外からの圧対して自分の圧を少しだけあげればいい。
相手が50なら自分は51の圧を出す。
これが49.5だとダメだからね。
たった0.5で微差だからいいんじゃないかと思うけど、その微差が大差なんです。
50対49.5で負けても、50対0で負けても、負けは負け。
それと同じです。
押し出しって、外からの圧に対して少しでもこちらの圧が高ければ押し出されるんです。
逆に、少しでも外の圧に負けると押し出されちゃうんだよ。
私は講演会の時、自分の圧を上げるようにしています。
例えば、1000人の人が聞きに来てくれたら、その1000人の人に負けないように自分の圧を上げるんです。
これが一人分でも少ないと、私は見に来てくれた人に圧倒されて、おどおどしたように見えるかもしれません。
私が講演会をするとなると、北は北海道から南は九州、沖縄まで、飛行機に乗って見に来てくれる人がいます。
ありがたいことに、日帰りで帰れないからホテルに泊まる人だって少なくありません。
誰も飛行機代やホテル代や参加費を払ってまで、一人さんのおどおどした姿を見たいと思わないよね。
だから私は来た人に負けないように圧を上げるんです。
圧を上げて話さないと、せっかくいい話をしても、それが相手に伝わらないことを知っているからです。
我には「小我」と「大我」がある
「引き寄せ」とは、その人の考え方が起こすものだということですが、俺はそう考え方のもとになるのだ「我」なんですね。
それで、世間で言う「あなたは我が強いね」っていうのは、「小我」という個人の我のことをいうんです。
個人の我って言うのは、自分のことしか考えないとか、他人の事より自分のことをまず優先的に考えるという、狭い生き方のこと。
これに対して「大我」といわれるものがあります。
「小我」が自分勝手で利己的な我のことを言うのに対して、大我というの神様とつながっている我のことを言います。
大我とは「真我」のことです。
つまり、本当の自分なんです。
私たちの魂はもともと神様の分霊であり、元々は神様と繋がった存在でした。
それが生きていく途中で間違った考え方を覚え、真我を見失った状態が小我だとも言えます。
小我で生きていると、なぜか物事がうまくいかないんです。
短絡的にうまくいくことがあっても、それは長続きしません。
小我でうまくいった事って、結局は誰かに迷惑をかけていることが多いのです。
だからいずれはその報いを受けます。
もし今世で受けなくても、必ず来世で受けることになるわけです。
これに対して大我で生きていると、失敗というものがありません。
一見、失敗に見えるようなことでもそれが学びとなって、必ず成功に結びつきます。
だから自分が引き寄せた結果を見ていたら、自分が大我で生きているか、小我で生きているのかが分かります。
もし物事がうまくいかないことが続いたら、それは「あなたは今、小我で生きていますよ」ということを知らせる合図であり、神様が「大我の道から外れているよ」と知らせてくれているのです。
追伸 「行動すること」と「なんで勉強すること」は違う
「引き寄せの法則」というと、「言ったことが形になる」ことだと思っている人がいます。
それで、「言ってみたけど形にならなかった」って言うけど、それはあなたが未熟だからなんですよね。
努力もなしに、ただ「思えば叶う」とか「書いたら実現する」というのはまず、その発想自体が貧しいんです。
だから、貧しいものを引き寄せるんだよ。
この地球という星は「行動の星」です。
神様が私たちの魂を、行動を通して成長させるために作った場なのです。
行動してみてうまくいかなかったら、自分が未熟だということがわかります。
だからそこに工夫が生まれたり、人に教わるという行動が生まれたりして、その結果、成長していきます。
未熟が悪いことではありません。
悪いのは間違った時に、素直にその間違いを認められないことなのです。
未熟な人は正しいことを教えてもらっても、それがなかなか正解だとは思えません。
でもその結果はうまくいかないんだとしたら、その時に自分が未熟だったんだと知ればいいのです。
未熟だから間違えるのは仕方ないんだよ。
「言ったことが形になる」って言うのは、言っていると行動したくなります。
だから言うことは行動するためのモチベーションとして必要ということにつながります。
ただ、注意が必要なのは、「行動すること」と「勉強すること」は違うということです。
本を読んだり、講演会や勉強会に出席したりすることで「行動している「つもりになっている人がいます。
でも行動は実践が伴って初めて価値が生まれるもの。
いくら本を読んだり、講演会に行ったりして知識を増やしても、それを実践して自分の知恵に変えないと、「本当に行動したこと」になりません。
中には行動しないもの同士が集まって仲良くなる。
同じ波動を出しているから話が合うのでしょう。
そこで自分たちがいかに正しいかって、傷の舐め合いみたいなことをします。
まわりも同じような事を言っているから自分も正しいように思われるかもしれないけれど、そのような周りの人達は成功していますか?
自分達の間違いを認めたくないから「欲は持っていけない」とか言って、自分たちの言っていることを正当化しようとします。
「正当」ということは、正しいということです。
正しいのにあなたが苦しいとしたら、その苦しさはずっと続きます。
でも、神があなたを苦しめようとは絶対にしません。
やっていて苦しいとしたら、それは「間違ってますよ」ということを知らせる合図なんです。
この星は「行動の星」だから、行動してみたら自分が正しいかどうか分かります。
本当に正しい事をしていたら、必ず成功して幸せになるんです。
世の中にはいろんな教えがあるから、その中で自分の合うものをやればいい。
常に、本当に幸せかどうかが大事なの。
不幸は不幸なんだよ。
それを素直に受け止めて、「ああ、自分が未熟だったんだ」と知って、「だからこれから幸せになるんだ」と行動を変えればいいのです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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