最後に何を言っていますか?
- 最後に言う言葉で引き寄せるものが決まるよ
- 思いにエネルギーをかけると物質化します
- 達成したい思いに圧をかける
- お金とはエネルギーなんです
- 「どちらが正しいか」より「どちらが楽しいか」だからね
- 命とは時間だから命がけなんです
- 人間関係でもっと成長したい人へ
- 追伸 覚悟を決めると引き寄せるものが変わる
最後に言う言葉で引き寄せるものが決まるよ
特に、最後の言葉が一番大事なんです。
例えばタクシーに乗って「新宿に行ってください」と言って、その後に「やっぱり新小岩に行ってください」と言うと、タクシーの運転手は新小岩に向かいます。
それと同じで、「しんどいなあ」とか「辛いなあ」と言っていても、「でも楽しいな」と最後に言うと、潜在意識は楽しいことを引き寄せようとするものなんですね。
逆に、最後に言った言葉が否定的だと、否定的なことを引き寄せてしまいます。
私たちの無意識には莫大な情報があります。
人はそこに繋がることができるのです。
言い換えれば、人は「思ったことを起こせる力」があるのです。
その思うこととは、どんな言葉を使うかです。
その言葉で起こせることが変わってくるからね。
多くの人は、潜在意識が莫大な情報の貯蔵庫だということを知りません。
そして、その貯蔵庫から自分の望むものを取り出したり、繋がったりできることを知らないんです。
だから、良いものも悪いものも、ごちゃまぜになって引き寄せてしまうんです。
思いにエネルギーをかけると物質化します
ある人の「遠く離れた人とすぐに話ができたらいいな」という思いから、電話が発明されました。
また、ある人が夜空を見上げ、「あの月に行ってみたいな」という思いから、ロケットが発明されました。
「思い」に対してエネルギーをかけると、それが物質化されるんです。
「空を飛びたい」という思いに対してエネルギーをかけたら、飛行機が発明されたんです。
それと同じで、思いに対して「恐れる」という形でエネルギーをかけると、それが物質化されて、「恐れるような出来事」を引き寄せます。
だから、誰かに嫌なことをされたら、「そんなことはやめてください」という回避のエネルギーをかけないといけません。
それを我慢すると恐れのエネルギーが蓄積されて、また恐れるような事が物質化されますからね。
「嫌なことが起こる」って、偶然と偶然が重なってるわけではないんです。
「思うこと」は止められないけど、それがいいことならもっとエネルギーをかけて現実化する。
それが悪いことなら回避のエネルギーをかけるとか、人はエネルギーを使い分けることができるんです。
達成したい思いに圧をかける
思いが強ければ強いほど、エネルギーが大きくなります。
ただ、普通の人の2倍成功している人のエネルギーが、普通の人の2倍も大きいかというと、そうではありません。
人のエネルギーの大きさというのは、誰でも似たり寄ったりなんです。
では2倍成功している人と普通の人はどう違うのかと言うと、エネルギーの使い方が違います。
例えば鉄砲の弾から火薬を抜けば、それに火をつけてもボッと燃えるだけです。
火薬を広げて火をつけても燃えるけど、爆発はしません。
でもその火薬を弾丸にぎゅっと詰めて圧縮して撃つと、象でも一発で仕留められるような威力を発揮するんだよね。
それと同じで、思いに対して圧をかけると、それだけエネルギーが高くなります。
夢や目標に対して、どれだけ集中して行動できるかが大切です。
その夢や目標を達成したいという思いに圧をかけると、実現するためのエネルギーが高まるんです。
これに対してうまくいかない人って、自分のエネルギーを分散させています。
夢や目標の実現に直接関係ないことをやってみたり、あれもこれもと欲張ってエネルギーが分散し、集中できてないんです。
お金とはエネルギーなんです
お金儲けができない人って、お金がエネルギーだっていうことを知らない人が多いよね。
お金はエネルギーです。
エネルギーっていうのは無尽蔵にあるんです。
「日本のお金を誰かが集めちゃったら、なくなっちゃう」って思うかもしれないけど、なくなることはありません。
私がどれだけ儲けても、そのお金を持ち歩けるわけじゃないから、銀行に預けます。
すると銀行はそのお金を誰かに貸したり、投資したりして、運用するんです。
だから無くならないの。
それで、もしなくなったら、国はまた印刷するだけなんだよね。
それとお金儲けができない人って、お金儲けが大変なことで、そんなに簡単に儲からないと思っているんです。
「お金儲けは、そんなに大変なことじゃない」とか「この世は豊かなんだ」と思っている人には、豊かな発想が出てきます。
だから人間って「何を思うか」がとても重要なんです。
「どちらが正しいか」より「どちらが楽しいか」だからね
私たちは魂を成長するために生まれてきました。
魂を成長させるっていうのは、「隣人を愛しなさい」っていうことなの。
それをどういう事かと言うと、人はそれぞれ違う考え方を持っています。
ところがつい人間は、自分の考え方や意見が違うと相手を変えようとします。
それが間違いなんだよね。
この地球という星が、考え方が違う人どうしても生きられる星なんです。
「どちらが正しいか」って言い出すと苦しくなる。
争いごとも起きるよね。
それよりも「どちらが楽しいか」なんです。
それを「こちらが正しい」って言い出すと、相手が間違っていることになるから、喧嘩になるんです。
人それぞれに学ぶものが違います。
皆等しく、学ぶものが違うんです。
池に住む魚は日照りが続いても水が少なくなってくると、一箇所に集まってきます。
そこでみんなで、肩寄せ合っているんです。
それでもっと日照りになるとどうなるかと言うと、水がなくなります。
すると全員が口から泡を出して、その泡の中に隠れるんです。
ところが水が豊かになってくると、下に潜る魚もいれば、水面の近くを泳ぐものもいるんだよね。
それと同じで、家庭が貧しいと、お姉ちゃんが家の手伝いをしたり、お兄ちゃんが働きに出たりとか、弟も学校から帰ったら家の手伝いをしたりします。
それで貧しいながらも兄弟が協力し合って、生きていくんです。
ところが豊かになってくると、お姉ちゃんはデザイナーになりたい、お兄ちゃんは歴史の研究をしたいと、それぞれ自分のやりたいことをやり出すの。
だからといって、「豊かになったら兄弟がバラバラになった」というのはおかしいでしょう。
豊かになってくると、いろんなことをしたくなってくるんです。
貧しさの中で学べることもあるけど、豊かになった方がより多くのことを学べるんだよね。
命とは時間だから命がけなんです
人は何度でも生まれ変わる・・・・・・。
私はそう、思っています。
だから、今世でできないことがあったら、来世でやればいいんです。
でもやっぱり、今世は一度限りです。
そんな一度限りの人生を生きる思いを表したのがこの詩です。
絶対なる肯定
絶対なる積極
いつでもどこでも命がけ
人間は生まれたら必ず死にます。
ということは、生まれた瞬間から人が死というものにどんどん進んでいくんです。
だから、この講演会も、私は命がけで話しているんです。
つまり、命がかかっているんです。
温泉に入ってる時は、命がけで温泉に入っています。
勉強している時でも、命をかけています。
命というのは時間なんです。
だから「いつでもどこでも命がけ」というのは、その時間をかけているという意味なんだよね。
それで「絶対なる肯定、絶対なる積極」ってどういう意味ですかって言うと、私たちの命は常に前へ前へと進んでいます。
必ず一秒一秒前進しているんです。
だから、物事を否定的に捉えようが、捉えまいが、時間は前にしか進めません。
「積極的にとらえたら時間が逆戻りした」っていうのはないからね。
私たちは常に前に向かって進むしかありません。
死に向かって前進しているんです。
人は横を向きながらでも前進するし、後ろを向きながらでも前進しているわけだよ。
私たちは、前へ前へと絶対的に進む生き物なんです。
それが後ろを向いたり、横向いたり、あっち向いたり、下向いたりしている人がいるけど、みんなどこを向こうが、前にしか進めません。
だから、どうせ住むなら肯定的に前を向いた方が安全なんだと、私は思っているんです。
そして、どんな時でも命がかかっているんだから、目の前の人に優しくして、自分も楽しく生きる。
それが私の思いであり、
覚悟なんです。
人間関係でもっと成長したい人へ
私は毎朝、必ず言う言葉があります。
私は神です。
あなたも神です。
みんなも神です。
この言葉を言っていると、神様の存在をより強く感じることができます。
ちなみに、ここで言う神とは内神様のことで、全ての人に宿っている神様のことです。
そしてさらにこの言葉を言っていると、「自分も未熟な神だけど、相手も未熟な神なんだ」ということがわかります。
そういう目で見ていると、すごく嫌な人がいても「この人は未熟な神なんだな」って思うだけなんだよね。
それで、見方が変われば流れが変わるんです。
世の中が自分の都合で変わることはないから、運勢を変えるには、見方を変えなければならない。
だから、嫌な人が現れたら「私は神です。あなたも神です。みんな神です」
と心の中で呟く。
そうすると、「自分も未熟だけど、あの人も未熟な神で、お互いに成長している神なんだな」という風に思えるんです。
そうなると、人間関係のストレスもなくなり、学びがもっと深くなります。
追伸 覚悟を決めると引き寄せるものが変わる
「やってみたけれどうまくいきません」
「問題が解決しません」
そういう言葉を言う人に足りないもの。
それはもしかしたら覚悟かもしれません。
「神様は魂の成長から絶対にあなたを逃さないよ」
そう一人さんは言います。
問題が問題のままだったら、魂の成長のために何度でも何度でも考える、乗り越えるチャンスを神様は与える。
それが神様の愛なのですね。
先日、ある男性が私にこんな相談をしてくれました。
「彼女には、結婚する前から借金がありました。
でも、僕は彼女を心から愛していたので、借金のことは承知の上で覚悟を決めて結婚したんです。
でもお金の問題が原因で、結局、離婚しました。
覚悟を決めたつもりだったんですが、うまくいかなかったです」
確かにお金の問題は、夫婦でも兄弟でも、親子でも、もめる原因になります。
しかし、この男性は覚悟を決めて結婚したと言うけれど、私に言わせれば、彼が決めたのは覚悟ではなく、ただ結婚を決めただけだったのかもしれません。
本当の覚悟とは、「何があっても自分の責任」と決めることだと思うのです。
この男性の場合、お金の問題は彼女の責任、彼女が悪いと思っているうちは、ずっと解決できないのです。
でも、このことは自分の問題であり、自分の中の何を変えたらいいのだろう、成長させたらいいのだろうと考え始めると、その途端に解決策を引き寄せ始めます。
私たちはそれぞれが、魂の成長のために生まれてきています。
どんなに大切な家族でも、毎日一緒にいる人でも、それぞれ修行の内容は違い、代わってあげることはできないのです。
できることといったら、それは覚悟を決めて、自分に起きることは全て自分の責任だと決めること。
そしてどんなことが起きても、この環境の中で最高に幸せになるにはどうしたらいいだろう、と考えることなのです。
それができれば、引き寄せる解決策は全く変わってきます。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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