どれほどの”名器”と言われる器でも、それが日の目を見ずにしまいこまれていたら、それこそ宝の持ち腐れですよね。
- 質問1 心のお医者さん
- 質問2 宝の持ち腐れ
- 質問3 資質
- 質問4 舐められてるだけ
- 質問5 不登校
- 質問6 実践方法
- 質問7 人間関係
- 質問8 通行妨害
- 追記 この人生は楽しい、神様のご招待なんです
質問1 心のお医者さん
斎藤一人先生のご著書を多数拝読し、先生の教えをたくさん勉強してきました。
そこで質問なのですが、多くの人を救うにはどうすればいいんですか?
教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
「多くの人を救うには、『単純なこと』がいい」。
どういうことか説明しますね。
私は今まで、精神的にも経済的にも幸せになるために、いろいろな「教え」をお話ししてきました。
そのたくさんの「教え」を、一生懸命、たくさん勉強して下さった人もいると思います。
ここで申し上げておきますが・・・・・・、色々なお尻を一生懸命勉強してくださっている方は、将来的に(もちろん、今からでも)・・・・・・「人助け」をする人です。
人の心をほっとさせたり、人の心に灯をつける、「心のお医者さん」のような役割。
神様から、そういう「使命」を頂いて、生まれてきているのです。
通常、「お医者さん」というのは、「人間の体のこと」や「手術の仕方」、「薬のこと」なんかを、いっぱい勉強しなくてはいけません。
とにかく、いろんなことを勉強しなければ、「お医者さん」にはなれないのです。
この世の中には、「お医者さん」となる使命を持って生まれてきている人もいますが、ほとんどの人は「患者さん」です。
それと同じで、「精神的な世界」でも、「心のお医者さん」になる人もいれば、「患者さん」もいるのです。
ちなみに、人数的な話をすると、「心のお医者さん」になる人は、ほんの「一握り」の人数です。
「患者さん」の方が、圧倒的多数です。
斎藤一人さんの周りには、「心のお医者さん」になる使命を持った人が、たなかの多く集まっています。
それを見ていると「心のお医者さんになる人って、多いんだな・・・・・・」と思うかもしれませんが、世間的には「少数」だということを知っておいてくださいね。
さて、あなたが「心のお医者さん」になった場合、「患者さん」に病気のことを説明するとき、どうやって説明しますか?
「患者さん」が理解できるように、できるだけ「わかりやすい話」にして、説明しますよね。
それと同じで・・・・・・、「精神的な学び」も、「患者さん(初心者の人)」に伝えようと思ったら、できるだけ、「わかりやすい話」にしないといけないのです。
それが・・・・・・、『天之御中主様 おたすけいただきまして ありがとうございます』という言霊なのです。
精神的な学びを全く知らない人が、あなたの目の前にいて、その人が何かで困っている時・・・・・・、あなたはこう言ってあげればいいのです。
「とにかく、『天之御中主様 おたすけいただきまして ありがとうございます』と言ってればいいんだよ。
そしたら助かるからね」。
これ以上、シンプルな方法はないでしょう。
こういう「単純なこと」こそ、実は多くの人を助けられるのです。
キリストは、「神の教え」を死ぬほどたくさん勉強しました。
あの分厚い聖書の元になったほど、たくさんの知識を学び、直弟子達に少しずつ、それを教えていました。
しかし、街でキリストに教えを請う貧しい民達に、キリストはこう言ったのです。
「『アーメン』とだけ言ってればいいんですよ。
そしたら、あなたは救われるでしょう」。
これ以上ないシンプルな言葉「アーメン」。
これなら、学校に行ったこともない貧しい民でも覚えられるでしょう。
「アーメン」という単純な言葉に、「神の教え」を集約しました。
これがキリストの「愛」だったのです。
釈迦は、「南無阿弥陀仏」という言葉に、「神の教え」を集約しました。
日蓮は、「南妙法蓮華経」という言葉に、「神の教え」を集約しました。
本当に多くの人を救いたいと思ったら、「単純なこと」がいいのです。
精神的なことを学んだことがない人、理論的なことがわからない人、簡単なことしかできない人。
そういう人でも救われるのが、「単純なこと」なのです。
質問2 宝の持ち腐れ
どうすれば器が大きくなるんですか?
比較されるのがあまり好きではありません。
器の小さな人と言われたことがあります。
比較されることと、器を大きくすることのつながりを教えてください。
斎藤一人さん
人間の器を大きくすると言っても、結局は自分の持っているものを出し切らないと大きくならないのではないかと思います。
道具としても器もを使わなければただの”もの”です。
どれほどの”名器”と言われる器でも、それが日の目を見ずにしまいこまれていたら、それこそ宝の持ち腐れですよね。
それと同じで私たちが持っている器も、使って、使って、使い切るところに活かされれるし、そして生かされる道があるのです。
人は生まれも違えば顔形、性格も違って様々です。
人の器も様々な用途があって、それぞれに価値があります。
人間の器に価値のない器なんて、一つもありません。
大切なのは、その価値に気付いて、活かし切ることです。
斎藤一人さんは、「この世の中は、必ず”比べられる”という仕組みを持っているんだよ」と言います。
例えば、あなたがスーパーへ買い物に行って、りんごを買うとします。
りんごと一口に言っても、「ふじ」「つがる」「王林」「紅玉」「ジョナゴールド」など、様々な種類があります。
値段も違えば味も違います。
そして同じ品種でも、大きさや傷み具合も違って、最終的には一つのリンゴを手にするのではないでしょうか。
人も世間に出れば、必ず比べられます。
顔や身長や体型、学歴や勤務先、資格や能力の高さなど、様々な尺度で比べられます。
しゃくりではビジネス書の自己啓発というジャンルの中で比べられる、出版社の中でも売れているかどうかと比べられます。
ここで大切なことは、「どうぞ、比べてください」どういうことだと、斎藤一人さんは言います。
「この世の中は必ず比べられるんです。
『自分は誰かと比較されたくない』と言っても、洋服屋に行けば、『あっちよりも、こっちの服がいい』って自分は比較してるんだよね。
だから、『比較されるのが嫌だ』って逃げるんじゃなくて、『どうぞ比較してください』って生きていかなきゃだめなの。
それで、他人が比較する基準は他人が持っているのだから、これはどうしようもないけど、自分が比べる基準は自分が決めるわけだから、自分で幸せになる基準を決めちゃえばいいの。
それと、器の大きさを決めるのも結局は他人なの。
あなたが会社で『あなたは器の大きな人ですね』と言われていたとしても、家に帰ったら奥さんに『あなたって器が小さい男ね!』って言われているかもしれないの。
大切なのは、あなたが誰にとって器の大きな人でありたいかってことなの。
そして、それを決めるのは自分自身なんです。
器って受け皿だから、大きい方が、より多くの人を受け止めることができるの。
でも、一人の人を受け止めるだけの器も大切なんです。
だから、あなたは誰のために器を大きくしたいですかってことなの。
その誰かを受け止めるだけの器を、一生かけて大きくしていくのが人生なんです。」
器は比較されてこそ大きくなるんです。
質問3 資質
どうして人は働かなければならないのでしょうか?
親が資産家であれば、働かなくてもいいと思ってしまうんですが、働くことの意味を教えていただければ幸いです。
斎藤一人さん
働くというのは働くことが好きな人がいてるんです。
嫌いな人もいてるんです。
だから嫌いな人はお金がなくても働かないんです。
資産家の家に生まれても働き者の人は働くんです。
資産家の家に生まれても働く必要がなくても働いているんです。
だから資産家の問題ではないんです。
働き者か働き者でないかということです。
家が資産家で働き者でなかった場合は、働かなくていいし、第一に働きません。
いろんな理由をつけて、いざとなれば病気になって働きません。
ナマケモノを働かせると病気になるんです。
昔の人がそう言ったんですね、斎藤一人さんが言ったわけではありません。
この問題は当人の資質です。
環境の問題ではないです。
だからお金があっても働き者は働きます。
お金がなくても怠け者は働きません。
質問4 舐められてるだけ
嫌いで攻撃的な人に感謝できないのですが、私のことが嫌いで些細なことでも、突っかかってくる攻撃的な人間に感謝できません。
そういう人との会話も給料の一部だからと仕事としては割り切りますが、その人の存在を感謝することが出来ません。
どうすれば良いでしょうか?
33歳会社員。
斎藤一人さん
簡単に言うと舐められてるんですね。
舐められている人の特徴はいつも、オドオドビクビク、オドオドビクビクしてるんですね。
これを止めて、威張っちゃいけない、舐められちゃいけないと1日何回も行っていると事前に対処が出来るようになりますから、まずはやってみてください。
質問5 不登校
娘の不登校で悩んでいます。
娘が1年前から中学に行かなくなりました。
とても明るくて元気な娘だったので、ただどうしたら学校に行ってくれるか、途方に暮れています。
良い助言をいただければありがたいです。
50歳女性。
斎藤一人さん
いろんな本を読んでくれていて、よく知ってくれていると思うんですが、斎藤一人さん自身が学校嫌いで学校には行っていません。
その斎藤一人さんにどうしたら学校に行かせますかの質問は、オカシイと思わないとだめですよ。
学校なんか行った人で成功した人に相談してください。
どうしても娘が高校に行きたがって、私は行かしたくないんですけど、斎藤一人さんはその質問ならわかります。
斎藤一人さんは学校嫌いですから、お嬢さんの気持ちはよくわかりますが、学校に行かしたいお母さんの気持ちは斎藤一人さんには全然わかりません。
相談するというのは、誰にでもすればいいというものではありません。
相談するのはこれはこの人、これはこの人と判断しなければダメです。
それが出来ないと人生が狂います。
質問6 実践方法
身近な人間との間で、威張っちゃいけない、舐められちゃいけないを実践するコツ、夫婦、親子、職場の上司、部下、相手が身近であるほど遠慮がなくなります。
それと同時に感情も大きく動きがちだと思います。
実際自分が起こってしまった時に、後から後悔したことがありました。
また無神経な言葉を使ってしまったこともあると思います。
反対に相手を怒らせたり、傷つけたり、悲しましたりするのが嫌で本当は言うべき言葉を飲み込んでしまったことがある気がします。
相手が身近な程、威張らない、舐められないは難しくなる気がするのですがどうすれば良いでしょうか?
ヒントをいただければ幸いです。
斎藤一人さん
「威張っちゃいけない、舐められちゃいけない」。
それは難しいと思います。
最高に難しいです。
最高に難しいことですから、挑戦する価値があるんです。
簡単なことに挑戦しても、何のご利益もなければ、難しいから挑戦するんです。
それと周りの人についつい言っちゃうといいますが、周りの人だから大切にするんです。
周りの人に怒っちゃいけないとか、傷つけることを言って、貴方の言葉で傷ついたって言われたもんですから、私はそれから言いたいことも言えなくなって、口がきけなくなったという人もいるんです。
黙っていればいいんです。
ずっと黙っていればいいんです。
一生は黙っていられないんです。
その時上手に言おうとするんです。
注意されたから口がきけなくなりました。
ずっと口を聞かないでいてみてください。
そんなことは出来ません。
そうすれば利口になって、相手に傷つけないように意思を伝えるにはどうしようと利口になるんです。
今まではこの馬鹿野郎と言っていたのを、ちょっとおいで、いい話があるからな、これはこういう風にしたら絶対に得ですよ。
そういう風に言えばいいんです。
怒らなくても、教えればいいんです。
だからいいことはどんどんどんどん、していけばいいんです。
身近だとそれが出来ません。
嘘をつくなよ、赤の他人に怒鳴ってるか、身近だからお互いに気を使うんです。
だから円滑に行くんです。
身近な人ほど怒鳴らないで喋れば一番いいんです。
身近だからこそお互いにバカにしちゃっちゃいけないんです。
尊重し合って生きていかないと人間としての世界が成り立ちません。
質問7 人間関係
テーマ人間関係、別れた家族との関係で悩んでいます。
元妻が数年前からアルコール依存症になり、顔を合わせれば夫婦喧嘩になり、子供達も巻き込んでしまい、苦しんだ末に今年離婚しました。
元妻に感謝はしていますし、愛してはいたのですが、向こうは私の性格が嫌で、元妻は離婚してからアルコール依存症の状態が少しは良くなり、仕事も始めました。
私も風邪ひとつひかなくなり、新しい彼女とも出会い、支えてもらっています。
しかし子供達と離れているのが辛いのです。
一番下の子はまだ5歳ですし、みんなが寂しがっています。
これまでの人生で一番幸せな思い出は、元妻と子供達からもらいました。
家族の元に戻った方がいいのか、新しい彼女と歩んでいくのか、みんなの調和を目指せば良いのか、誠に身勝手ですが悩んでいます。
これも魂の学びだとすれば、ヒントを頂けませんでしょうか?
40歳男性
斎藤一人さん
アルコール依存症があなたと別れて少し良くなった、貴方のことを嫌いなんです。
あなたといるのが嫌なんです。
だから離れてきたから元気になってきたんです。
それで今新しい彼女がいるなら大事にしてください。
下手していると今の人にも捨てられます。
しっかりしてください。
しっかり生きないと駄目ですよ。
質問8 通行妨害
自分の思っていることを言いたいのですが言えません。
「以前あなたは面白いと思って」言ったんでしょうが、「私は傷ついた」と言われたことがあり、それ以来、思っていることも言えずに人の話を聞いて笑ってるしか出来ないようになりました。
これからは仕事に対する意見を言いたいし、昼休みに仲間と楽しく過ごせたらと思うのですが、どうすればいいでしょうか?
39歳会社員
斎藤一人さん
人間というのはちょっと口を滑らすこともあるんです。
傷つけたことはそれは悪かったんですね。
だけどそんなこと言われたぐらいで、口をきけないというのは、あなたは大体なめられてるんです。
そんなことでしっかりしてください。
人間だから間違えることがあります。
そういえば良いだけです。
完璧じゃないんですから、言ってきた相手も完璧じゃないよと言ってください。
いちいち落ち込んでいると不幸な人間が増えて仕方がないんです。
何かにつけて落ち込まない。
わかりましたか?
何かあればはいずり上がってくるんです。
転んだら起きるんです。
転んだままでいれば通行妨害です。
立ち上がってください。
追記 この人生は楽しい、神様のご招待なんです
私のお弟子さんである、まるかんの社長たちは、知り合ってからずっと、もう何十年も私の側にいて、ずっと私の話を聞いています。
そんな彼らが、私にこういうのです。
「次から次と新しい話が出てきて、一人さん枯れることがない」って。
私は「違うよ」って言うんです。
「枯れない」んじゃないんです。
ただ飽きたの。
自分が話している間に、自分が飽きちゃっただけなんです。
だから、例えば「一人さん、この前、話してくれた振動数の話をまずして下さい」と言われた時には、もう私は新しい話をしていて、振動数のことを話すのが少し億劫なんです。
私のお弟子さんのみっちゃん先生はそれを知っている者だから、一人さんの雑談まで録音しておいてくれて、いい話をCDにして、まるかんの商品の取扱店のお店で聞けるようにしたりしてくれているんですよね。
「一人さんの話は、楽しくてためになる話だから、その話で講演をして全国を回った方がいいんじゃないですか。
同じ話で5年間、講演して歩いて、食べている人もいますよ」と、助言してくれる人もいます。
でも、一つのテーマで5年間、講演活動しているその人はその人、私は私です。
私は「このCD聞いて」でいいんです。
それでも、どういうわけか、そのCDを聞いた出版社の人から「一人さん、このお話、本にしませんか?」という依頼が来て、毎年何冊も本になっちゃう。
その間も、どんどん新しい話が神様のひらめきで出てきちゃうから、CDもどんどん出て、本も出版しています。
何が言いたいのかって言うとね、飽きっぽいのがいけないんじゃない。
飽きっぽさもも、神様が与えてくれたよきものなんだよっていうことです。
だから、例えば「田上なんて嫌だな。めんどくさいなあ」と思っているような人間が、自動の田植機の発明をするのであってね。
田植えが趣味みたいに好きで「何時間でも田んぼに浸かって、苗を植えていたい」という人が田植え機を発明するとは思えないでしょ。
そんなことは、まずないんです。
だから神様が与えてくれたものは、どんなものでも、すべて、使い道があるんです。
その、神様から頂いたものの使い道を作り出していくのが、我々人間の頭なんです。
神様が与えてくれるものは全て、ダイヤモンドの原石みたいなもので、そのままでは輝かない。
使い道を探して行かなきゃならないんです。
たいがいの人は「自分のこの性質は良くないものだ」と思い込んでいて、それの使い道があるなんて考えてもいないでしょう。
使い道がわからないままにしているものって、みんな、たくさん持っているのです。
「それでは宝の持ち腐れですね」っていう人、あなたのおっしゃる通りです。
せっかく神様から頂いた宝が腐ってしまうんです。
それだけではありませんよ。
神様のご招待である、この人生が、辛いものになってしまうんです。
この間、ある人から「罰というのは本当にあるのですか、ないのですか?」と質問されて、
私は「あるよ」って答えました。
たった一つ、罰があるのです。
神様が与えてくれたものを100%生かして、自分のこの人生を楽しく生きようと思わない人の心の中は、闇なんです。
自分は何もできないと思い込み、テレビのニュースを見てるだけで不安になって、怖くて、生きていくのに大変な思いをするんです。
私たちは、「この世での人生を楽しんできます」と神様と約束して、この世に生まれてきたんです。
神様との約束は、守った方がいいですよ。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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