幸せになるのも、成功するのも、行動しないで上手くいくということはありませんからね。
「そのままでいいんだよ」って自分を褒めること
別に難しい話だとは思っていないんですけど、ちょっと普段、世間の人が入っているような話とは違うので、そのつもりで聞いてください。
まずですね、「行動の星」って言うんだけど、行動する前にやってもらいたいことがあるのね。
それが、自分に向かって「そのままでいいんだよ」って、1日に何回か行ってもらいたいのね。
なんでかって言うと、例えば人間って、なんでも逃げちゃうタイプとか、頑固な人とか、いっぱいいるんだよね。
その人の性質っていうのがそれでそれあるんです。
ただ頑固な人っていうのは、頑固じゃなきゃ生きられない、何かがあったんだよね。
前世からずっと生きている間に。
逃げ方の人っていうのは、つい逃げちゃうような癖があったんだよね。
だけど、それは、その時に逃げなければ、命に関わるようなことがあったから逃げたんだと思うんだよね。
それで弱気の人ってみんな、強気になれない、何か理由があるんだよ。
それを、自分のどこが悪い、ここが悪いって、悪いから直そうっていう形になると、悪い芽を植えてしまって、悪いものがなっちゃうんだよね。
それよりも、そうなったのは仕方がないから「そのままでいいんだよ」「がんばったな」
「よく生きてきたね」とか、よくがんばったねという風にして、やっぱり自分を褒めて、肯定してあげないとこれからが始まらないんだよね。
それで、これからそれを「自分はこのままでいいんだよ」って自分に何回も言えるようになると、人にも言えるようになるんだよね。
一旦まず、認めてあげないとだめだよねっていうことが言いたいの。
「確信すること」と「行動すること」が大事
それから例えば、自分は仕事探してるんだけど、これから何か仕事をしようという人は、例えばラーメン屋さんでもなんでもいいんだよ。
何かお金の話をしちゃって、全然話が違う人はごめんね。
ただお金の話って分かりやすいからするのね。
例えば、「貯金通帳に1000万円欲しいんだ」って思ったとするよね。
そうするとまず必要なことは「1000万円、絶対に貯められるんだ」っていう確信を持たないとダメなんだよね。
自分に確信がないとやれないんだよね。
これは1億円でも同じなんだよ。
それで、そうなった時「貯金通帳に1000万円あることを本当に思い描けますか?」って。
思い描けたとしたら、その次に、1000万円貯まるような行動を取らなくちゃいけないんだよね。
例えば、「働かないでお金がほしい」って言っても無理なんだよね。
この星はそういう風にできてないんだよね。
1000万円を貯めるんだとしたら、例えば自分が日本蕎麦屋をやろうとするんだったら、「まずは下積みにに行ってとか」っていうのがあるように、1000万円って、ビルで言うと10階建てのビルだとするじゃない。
そうすると、一番最初は1回から作っていくと思うけど、実はそうじゃなくて、基礎から作って行かなきゃならないんだよね。
そうすると、穴を掘らなきゃいけないこともあるんだよね。
だから、日本そば屋一つやるにしたって、下積みのような基礎みたいなものがいるんだよね。
わかるかな?
例えばこれが1億円で、100階建てのビルだとするとね、本当に下の方もうんと深く掘らなきゃならない。
だから、上に大きい建物を建てようと思ったら、本当に深く掘らなきゃならないんだよね。
それで、行動しないとダメなんだよね。
だから、自分は例えば1000万円欲しいけど、何をやっていいかわからないんだとしたら、それはその時点で貯金箱買ってきて1日100円でいいから貯金する。
お給料の中から1万円でもいいから貯金して、実際に行動に移していると、だんだんだんだん考えが浮かんでくるんだよね。
つまり、目的に向かっていくことが楽しいことで、この星は行動しないと何もできない星なんだよね。
よく、ひとりさんが納税日本一になったのは、不労所得があったんじゃないかという人もいるんだけども、私は不労所得の貰い方を研究しているわけじゃないし、納税日本一になった時だって、不労所得でなったわけじゃないんだよね。
私は一生懸働いていなかったら、働いてやる方法しか知らないし、教えられないんだよ。
「運良く、こういう財産をもらいました」とかっていうのは、そういう人に聞いてもらいたいの。
きっと、その人はその人なりの、何かをしているはずなんだよね。
だけど、私がやっているのは事業家だから、事業としてのやり方しか教えられないんだよね。
だから、絶対に成功する。
スパゲティ屋をやろうが絶対に成功する。
それで、成功するって信じているから行動できるの。
それから、行動すると同時に、例えば逆上がりだって一回じゃできないんだよね。
何回も、何回も練習して逆上がりだってできるのと同じように、何回失敗しても、「絶対に成功する」っていう確信があるから、これじゃダメだっていうことがわかった、成功に一歩近づいた、そして、さらにこれじゃだめだっていうことが分かって、もっと成功に近づいた。
改良して、改良して、改良してやるのは、絶対に成功するって信じているからなんだよね。
「ついてる」だってそうだよ。
「自分はついてる人間なんだ」と思うから、行動できるんだよね。
だから、確信する。
成功しているところを本当に思い描く。
そして、行動する。
いいかい?
前に山があってこの山がどうしても邪魔だって言うんだったら、ただ考えてるよりスコップ持ってきて、少しでも山を削りな。
それで、本気になって削っているうちにいろんなアイデアが出てくるし、知恵も出てくるの。
だから、行動を伴わないような願い事は、願いじゃないんだよ。
思わずやりたくなっちゃって、本当にやろうっていう、ここはそういう星なんだっていうことが分かってもらいたいの。
それがこの話はね、100回聞いてください。
100回聞けば絶対に分かるから。
はい、以上です。
追伸です
人が不安な気持ちになるのは自然なことなんです。
でも、あまり心配し過ぎたり、ずっと不安な気持ちでいたりすると、人は病気になってしまいます。
病気になったら動けなくなるよね。
では、どうすればいいかと言うと、不安な気持ちになった時には「この不安な気持ちのあとにはいいことがあるんだ」とか「これがいいんだ!」って、自分に言ってあげるの。
この不安な気持ちというのは、実は潜在意識から過去の記憶が蘇ってきたものなんです。
それは放っておくと消えるんだけど、しばらくすると循環して、また上がってくる。
だから上がってきた時に、「この気持ちがいいんだ」っていうのをくっつけて潜在意識に下しちゃえばいいんだよ。
そうすると、次に上がってきた時にはその不安な気持ちが弱くなるからね。
さらに次に来たら、「このハラハラが最高にいいんだ!」とか、「このドキドキの跡がいつもいいのよ!」って言って、それを繰り返すんです。
そうすると、必ず不安を感じなくなりますよ。
少しの不安を大げさに考えてしまう人がいます。
そういう人は、1のことを100ぐらいに考える癖があるんです。
だから実際に起こることを、百倍大げさに考えて自ら不安にしてるの。
そういう人は、不安な気持ちになったら「大げさに考えない」という言葉を何度も言うんです。
そうすると、少し不安な気持ちが治ります。
水も100°になると沸騰するけど、それを少し下げてあげれば沸騰しないんです。
それと同じで、不安や心配も沸騰すると人の体は病気になるの。
だから、 下げてあげれば病気にならない。
こういうのは、少し下がれば十分なんです。
ただ、何でもそうだけど、やらないとだめだよ。
この星は行動の星だから。
薬だって、処方されたものを見ているだけでは効かないよね。
食事も、出されたものをただ見ているだけでは栄養にならないし、お腹もいっぱいになりません。
聞いただけで知ってるつもりになっても、実際にそれを行動に移さないと、お腹もいっぱいになりません。
聞いただけで知ってるつもりになっても、実際にそれを行動に移さないと、結果はついてこないんです。
だから、何事もまずやってみる。
行動癖をつけようね 。
追伸の追伸 そのままでいいんだよ
あの光の少年はその後、見目麗しい青年に成長し、いっぱしの実業家となって自分が育ったあの街にオフィスを構えました。
少年の頃に思い描いた通り、いいえ、それ以上に何十億と稼ぐ商人になっていましたが、彼には「知恵と人間の魅力で勝負する」というポリシーがあります。
だから、あえて住宅が立ち並ぶ中にある小さなオフィスを借り、お客さんが幸せになる商品に愛の波動のっけて全国に発送しています。
また、彼は昔と変わらず、いつも笑顔で明るく、みんなを楽しい気持ちにさせていて、町の人からも、会社の従業員さんからも、
「一人さーん」
と気軽に声をかけられ、慕われています。
一方のみっちゃんは、この時高校生。
光のことはすっかり忘れてしまったけれど、昔と変わらず一人さんが大好きです。
けれど、あることがきっかけで、近頃ますます一人さんの大大大ファンになってしまいました。
そのきっかけとは、1ヶ月前に起きた、ちょっとした騒動でした。
騒動が起きる少し前から、みっちゃんは学校がとてもつまんなくなってしまったのです。
友達と喧嘩したわけでもないし、意地悪されたわけではないし、他にやりたいことがあったわけでもありません。
自分でも、なんで学校がつまんなくなったのか、理由が全然はっきりしなくて、ただなんとなく、つまんなくなっちゃったのです。
そして、1ヶ月前の朝、みっちゃんはついポロリと「学校、やめたいな」と言ってしまったのでした。
さぁ、大変!!
驚いたのは、みっちゃんのお母さん、お父さんです。
二人とも口には出さないけれど、みっちゃんのことを親の言いつけに従ういい子だと思っていましたから。
「何で辞めたいんだ」
「どうしたの、学校で何かあったの?」
お父さん、お母さんは、みっちゃんを質問攻めにしました。
でも、みっちゃんは「全然何もないよ」「ただ、なんとなく」しか言えません。
だって、本当に実際そうなのだから。
とはいえ、そんな返事に、お母さんもお父さんも納得するわけがありません。
「本当は何かあったんでしょ」「学校辞めてどうするんだ」と、しつこく聞いてきます。
二人の相手をするのが面倒くさくなって、ついにみっちゃんは、その場からダッシュで表へ逃げ出してしまいました。
普段はのんびり屋のみっちゃんも、逃げると心に決めたとたん、面白いぐらい、すごい速さで駆けていくから不思議です。
あとおお父さんの足が止まっても、みっちゃんのスピードはまったく衰えません。
追っ手の音がしないのに気づいたみっちゃん。
振り返って逃げおおせたのを確認すると、予約スピードを落としました。
ふぅ、やっと自由になれた。
けどなぁ、これからどうしよう。
何もすることがない。
退屈でいいやんなっちゃうな。
みっちゃんは俯き加減であたりをうろうろ歩いていました。
すると、
「みっちゃん!!」
その声にみっちゃんの心はパッと明るくなり、と同時に顔を上げ、声のした方を見やりました。
そこには、白くてピカピカの洒落た車。
そして、ボンネットに浅く腰掛け、「よxt!」と手をあげた青年がいます。
「あ、一人さん!!」
急いで駆け寄ってきたみっちゃんに、一人さんはニコッと笑って言いました。
「がんばってるな、みっちゃん」
思いがけず、一人さんに「がんばってる」と言われて面食らったみっちゃん。
「あの、その、実はその、全然がんばってなくて、えっと・・・・・」
「知ってるよ」
一人さんの声は優しく、その黒い瞳は透き通るように綺麗です。
みっちゃんは下を向いて、一人さんに言いました。
「うちのお姉ちゃんも友達も、みんな、毎日、勉強とか、部活とか、がんばってる。
でも私だけ、何にもがんばれない。
本当にダメなんだ、私」
「いや、違う」
みっちゃんは驚いて、ひとりさんを見上げました。
ダメな人間なんて、この世に一人もいない。
人間は、神の愛と光でできてる。
誰でも自分の中に無限の力を持った神がいるんだよ。
そして、今、君の心は自分がどこに向かえばいいか、一生懸命探してる。
がんばってんだよ。
幼い頃に見たあの光の情景が、ほんの一瞬、みっちゃんの脳裏をよぎり、すぐにまた消えてしまいました。
「私は私のままでいいのかな・・・・・・」
みっちゃんの声は小さく低く、実に自信がなさそうです。
「みっちゃんは、みっちゃんはみっちゃんのままでいい」
そして、一人さんは笑顔で「心配するな」と言うと、みっちゃんの背中をポンポン叩きました。
するとどうでしょう。
さっきまで曇っていたみっちゃんの顔は、明るい笑顔に変わってしまいました。
「そうだ、その顔だ」
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
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我が儘勝手で申し開きも御座いません。
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お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。