コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 実るほど頭を垂れる稲穂かな

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日本は瑞穂の国って言って、米の国、稲作の国だよな。

稲って見たことある?

ピーンと立って上向きにまっすぐ伸びていくよな。

それで穂がついて、だんだん実ってくると頭が重くなって、頭を垂れてくるんだよ。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」っていうだろ。

だから頭は垂れなくちゃいけないよ。

 

 

 


やたらと頭を下げるな。背筋を伸ばしていろ


全ての出会いは必然である


「そういえば、一人さんに初めてお会いした時もそうでした。

僕、一人さんって人をよく知らなくて。

申し訳ないですけど」

今覚えば本当に申し訳ないくらい無鉄砲なやつだったと思う。

「ちっとも申し訳なくないよ」

「同じ中津でとってもお世話になっているテル社長っていうすごい米屋さんがいて、

そのテル社長が、”東京で読書”ののすすめっていう本屋さんをやってる清水克衛さんというおもしろい人がいるから、

一度会ってみろと言われたんです」

「うちの近くにある”読書のすすめ”の清水くんね。

あの本屋さんへは、俺もよく行くし、仲がいいからね」

「その清水さんが、「今度一人さんが九州へ講演で行くから、

是非会いなさいと。

電話で一人さんに伝えておくから行くようにと言われて」

「ああ、そうだったかね」

「僕にとってあの日は、出会いを求めて一人さんの所へ出かけとっとっという感じじゃなかったです。

たまたま縁があったというか。

目の前にいる人とのつながりを大事にするうちに、広がっていったような気がします。

今ひとりさんがおっしゃったように、僕の人生に現れるべくして現れてくれた人のような気がするんです」

「そういう意味では会うべくして会ったんだよ」

「本当にありがとうございます・・・・・・」

「いいんだよ。

物事にはタイミングってあるからね。

タイミングが違っていたら、どんなに会いに行っても会えないの。

どんないい話を聞いても分からないの。

神やることに遅い早いは絶対にないんだ。

神の配慮に対して、もうちょっと早ければよかった、

もうちょっと遅ければよかったって言うけど、

それは自分が勝手に思っているだけ。

いろんな苦労だってそうだよね。

他の人に必要だから、それが起きている。

それだけのことで、もし必要なかったら起るわけがないんだ」

「出会いも苦労も、絶妙のタイミングなんですね」

「そう、だから、やたらと会いに行ってもダメなの」

「はい。よくわかりました」

 

自分についてきてくれた人間にむやみやたらに
頭を下げさせるようなリーダーは失格である


「あちこち行くと、あっちでもこっちでも頭を下げなくちゃならないよな。

男は、やたらと頭を下げるなよ。

頭を下げるより、使うためにあるんだよ。

よそにできたんだから自分にもできる。

どうしたらできるだろうってな」
そのことに関連して、僕には聞いておきたいことがあった。

「一人さん、また一つ質問させてください。

以前、いろんな人にのこのこ会いに行くなという話をしてもらった時も、

あちこちで、あんまり頭を下げるなと言われたんですけれど、

それはなぜなんでしょうか」

「いいかい。

一つは、お前たちも10年後20年後には、

どんなに偉くなってるかわからないんだよ。

へたに頭を下げていると、その時嫌な思いをするだろ。

偉くなっても態度を変えるなって話はしたよな。

一度、尊敬したら一生尊敬しなくちゃいけない。

一生もんだな。

つまらない人間に、いつまでも頭を下げて続けなけり」ゃならなくなるよ。

だから師匠は慎重に選べということなの」

「はい。それはめちゃくちゃよくわかります」

僕は自分のお師匠さんが日本一だという確信を得ていたので、

自信を持って答えた。


「もう一つは、これからリーダーになろうという人とか、

自分の会社や店を持って人を使っている人たちに共通して言えることだけど、

リーダーって、親分なんだよ。

その親分が、色んな所で頭を下げてると、

下の人間が嫌な思いをする。

しげちゃんの所なら、お店にいる若い子も同じように頭を下げなくちゃならないだろ」
それを聞いて、一つの記憶が蘇ってきた。

セミナーや講演会に出まくっていた頃、

創業メンバーから、「俺たちの大将って誰なんですか」と言われた事があったのだ。

「いろんな人の話ばかりで、なんだか嫌なんですよ」と。

それこそバコンとボディブローを食らった気がしたことを思い出した。


「こういう話があるよ、昔、清水次郎長って任侠の大親分がいてね、

その次郎長がある人にこう尋ねられたの。

「親の言うことも聞かない奴らが、親分のためだったら命もいらないっていうのは、

どういう教育してるんですか」って。

清水次郎長はこう答えたんだよ。

「俺のために命投げ出すってそんな奴がいるかどうかなんて、自分は知らない。

うちの子分にそんな奴がいるって、聞いたことがない」って。

「だけど、俺は子分のためだったらいつでも死ぬ覚悟でいる」って。

だから、人がついてくるんだよ。

本当にそんなもんだよ。

これが人が命をかけたくなる大将の生き方だよな。

俺たちはそっちの世界の人ではないけど、これは大切なことだと思うよ」

「めちゃくちゃかっこいい・・・・・・」


僕はその話に痺れまくっていた。

すぐに清水次郎長の本を読みたくなった。

「やっぱり上に立つ人間に必要なものは覚悟だよな。

例えばうちの連中は俺を好きでついてきてくれているのに、

俺が誰かに頭を下げたらどうなる?

その誰かさんが親分の親分になっちゃって、

その誰かさんにも頭を下げなくちゃいけなくなるだろ。

だから、俺はしげちゃんと最初に会った時も、

俺に頭を下げなくていいぞと言ったよな」

「いや、そこだけは下げさせていただきます。

うちの連中も一人さんのことが大好きですから」

「そうか、それは嬉しいな。

じゃあ俺もいいし師匠でいられるようにがんばるよ」

「ありがとうございます」

この心意気についてきた「まるかん」の人たちの力が納税日本市を生み出したんだと分かった。

確かにこんなリーダーだったらみんながついていきたくなって当然だ。

僕も九州で頑張ってくれている仲間たちのためにかっこいいリーダーになりたいと思った。

四年経った今でもこの言葉は深く心に残っている。


頭を垂れるのは実ってから。
それまでは天に向かってピンと伸びるべし


「日本は瑞穂の国って言って、米の国、稲作の国だよな。

稲って見たことある?

ピーンと立って上向きにまっすぐ伸びていくよな。

それで穂がついて、だんだん実ってくると頭が重くなって、頭を垂れてくるんだよ。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」っていうだろ。

だから頭は垂れなくちゃいけないよ。

でも、まだ伸びている最中に頭を垂れたとしたら、

その稲は病気なんだ。

上を目指してピーンと張るんだよ、特に若いやつはな」

僕の頭の中に、青空の下、まっすぐに伸びた稲のイメージが浮かんできた。

仕事や生活の忙しさの中で、ついつい忘れてしまっているけれど、

僕らはまだ伸び盛りだった。

背筋をピンと伸ばして生きていっていいんだ。


自分の人生に誇りを持つ

 

「有名人とか肩書きに弱い人、そしてその人たちに威張っている人が、

俺は嫌いだよ。

よく大会社の社長や会長に会いましたと自慢している人がいるだろ。

たかだか町工場のオヤジに、あんな大会社の偉い人が会ってくれたって。

「たかだか」何ていうのは、自分がソニーや本田より下だと思っているからだよね。

どうして日本一の町工場って言わないんだろうな。

町工場だって、蕎麦屋だって、たこ焼き屋だってな、

「うちは日本一だ」と言ったら日本一なんだよ。

そうすれば、日本一のサラリーマンだし、日本一のセールスマンだし、

日本一の店員にもなれるのに。

私が目指すのは日本一の店員で、お客様をみんな幸せにして、

それでこの国の幸せにも貢献しているぐらいに思えば、全部意議があるよ。

有名人や肩書きに負けるんじゃない。

誇りを持つことが大切なの。

自分の道を歩いている人間だけが、それを持てるんだよ」
この話は救われる人、勇気が出る人がたくさんいるはずだ。

思い切って一番聞きたいことを聞いてみた。

「一人さん、それを表に出て行って伝えることってしないんですか?」

ちょっと間を置いた後、ひとりさんはこう言った。

「俺は、極力人に会わない。だからCDを配ったり本を書いたりしてるんだよ。

まあ誰にも会わずに顔も知られずにふらふらしてるのが俺の唯一の楽しみだからな」

「一人さんに会えてる人っていっぱいいると思います」

「だから代わりに伝えてくれる俺のお弟子さんやお前に教えたんだよ。

唯一の楽しみだけとっておいてくれよ」

そう言って一人さんは笑った。

 

 追伸 世間に振り回されないための眼力

 

この世に起きることには、全て理由があります。

それを見抜いてみると、実に面白くて。


例えば、日本人は意見が割れると、とことん話し合います。

アメリカは多数決だから、51対49なら、51に従う、ということで、たったたったと進みます。

日本人は、「半数近くが反対してるんだから」って、ずっと話し合いで決めようとするのです。

これは、日本独特です。

「なぜ、そんなことをするんですか?」と言った時、日本は、元々、瑞穂の国といって、農業国だったからなんです。

米というのは、田んぼに水があって、お日様が程よくてっていればすぐつくと伸びる。

お百姓さん達が集まって、どんなに長く話し合いをしてても、米は確実に伸びるのです。

だから、あんな、悠長にしていられた。

この習慣がずっと続いていて、日本人はとことん話し合いをする。

お互い、くたびれるまで、最後の一人が「うん」と言うまで話し合います。

ところが、農業以外のことになってくると、決断を早くしなかったらチャンスを逃すし、場合によっては被害が出たりするから、51対49で「51の意見で、そら行け」なのです。

わかりますか?

農業は話し合っていてもいいのです。

米はそれでも育ってくれて、食べていけるのだから。

でも、他のことでも、ずっと話し合うのですね、日本人は。

アメリカ人なんかは、長々と会議ばかりやってる日本人を見ると「一体、何をしてるんだ!」と思うらしいのだけど。

なぜ、日本人がそうなったかというのがわかってくると、
「あぁ、そういう理由だったんだ」

って、思うんですよね。

そういうことを見に行くのも眼力です。


本当に、人間、見抜く眼力がないとね。

見抜いて行かなかったら、振り回されっぱなしになってしまいます。

リーマン・ショックで不況が来て、一時、テレビで証券会社のアナリストだかがこう言ってました。

「もう、不景気が底をついたから」って。

でも、あれは、株が売れなくなったりして、自分たちに不都合があるから、明るいことを言ってるんであって。

そこを見抜かないと、いけませんよね。

それから、この前、テレビを見ていたら、ある人が、「これからの時代、学歴でどんどん差がつく」とか言っていました。

お金持ちの家の子供は、塾に行けるし、大学に行ける。

だけど、お金のない家の子供は塾にも大学にも行かせてもらえないから、どんどん格差が広がるんだとか、どうとか。

いうこと自体、別にいいんです。

それも、一つの考えですからね。

ただ、私はいいたい。

人には学校へ行く権利がある。

だけど、「学校へ行かない」という権利もあるんだよ、って。

世間の人は、常に片方だけが正しいように思うけれど、そうではないのです。

例えば、パティシエになりたいとか、コックさんになりたいとか、大工さんや商人になるために、早く社会に出たい人も、中にはいるんです。

ちなみにいうと、私は中学校しか、出ていません。

それでも、一応、日本で一番税金を払っています。

自分でいうのもなんだけど、私の家は豊でした。

私が望めば、高校でも大学でも、喜んで行かしてくれたのです。

ただ、私は「自分には、学歴は必要ない」と思っていたから、高校に行きませんでした。

だから、「高校・大学に行かない」という選択もあるのです。

「働いてお金を稼ぐ」という選択があります。

要は、他人が勝手に決めた「正しいと思い込んでいる選択」にしばられていると、苦しくなっちゃうよ、ってことです。

テレビは何かのマスコミに入っていることを、鵜呑みにしないで、しっかり自分の目で見抜いてください。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

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