コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 孟母三遷の教え

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「孟母三遷の教え」っていう言葉があります。

ちょっと意味が違うかもしれないけど、

人間学という意味ではすごい考え方をするお母さんだ。

 

 

 

本を読めよ。1500円の本文10回読めば150円だ


「いいかい、しげちゃん。これから話すことは、どんな生き方をしてようが大切なことだぞ」

そう言われて、僕は思わず背筋を伸ばした。

「俺、一人って名前だよな。これは結構気に入ってるんだよ。

その「人」という漢字だけどね、どんな意味かわかる?」

「人と人が支え合っているところって、よく言いますよね。

結婚式のスピーチなんかで、何度か聞いた覚えがあります」

「正しくは、そうじゃないんだよ。

あれは、人間が足を広げて、独りで立ってる姿なんだ。

人って、自力で立つ者なんだよ。

誰かともたれあってるんじゃない。

だから、みんな自分の道を行くしかないし、

それが一番てっぺんに近い道だよ。

もし上へ行きたいなら、誰かの道を羨ましがったり、

人にもたれて歩くより、自分の道を行くほうがずっと早い」

「自分の道。いくらか見えてきたんですけど、

まだよくはっきりとは見えないんです」

「だから今日は、その話をするよ。

自分の道を行くっていうこと。

それで、とりあえずこの道を開けるの連続レクチャーは終わりとしようか。

これが始まって何回東京に来たかな?」

「7回目です。ラッキーセブン!」

「ちょうどいい数字だな」

 

(お母さん向け)・・・「信じてるよ」この言葉で子どもは育つ


「ちょっと個人的なことは話すけど、うちのお袋って変わってたんだよ。

うちは下町でね、そのせいかもしれないけど、

小学校も5、6年生になると競馬や花札なんかに興味を持つやつが出てくるんだよ。

時代だよね。

すると袋が、お前も馬券を買いな、花札やりなって言うんだ。

その理論がすごくてな。

男なんてどうせ一度は狂うんだから、

若い時狂っといた方がいいと。

若ければ金がないんだから、取られても大したことないって。

大人になって始めたら金額が大きいから。

だから今のうちにやれって。

そう言うんだよね。

酒も飲めって言うしね」

「一人さん、小学生の頃、そんなことしてたんですか」

「さあ。それは秘密だよ」

「それにしても、一種の英才教育ですね」

「孟母三遷の教え」っていう言葉がある。

ちょっと意味が違うかもしれないけど、

人間学という意味ではすごい考え方をするお母さんだ。

「かもわかんないね。
ついでに言うけど、例えば、俺が野菜を残すじゃない。

「食べなきゃ、栄養が偏るから食べな」じゃないんだな。

「お前は野菜が怖いのか、こんなものに負けるのか」って。

お袋の教育は、たった二つしかない。

何でも食って、どこでも寝られる。

これが男の条件だと。

でないと、戦地で死ぬぞって。

おふくろの家は軍人の家系だったからね。

日々、臨戦態勢だったんだよ」

「すごいお母さんですね」

「もっとすごいことがあるよ。

それは俺のこと、無条件で信じてくれたこと。

俺が学校サボるだろ。

その時、言うことが、学校へいけじゃないんだ。

お前ぐらい学校へ行かないなら、社会に出て絶対出世するって言うの。

あれに弱いよな。

何が弱いかって、無条件で信じられたら迷惑かけられないんだよ。

よく子供の将来が心配だっていう親がいるけど、心配するというのは、信じてないってことだよ。

信じていたら心配はしない」

「そういうものかもしれませんね」


著者に会うよりその本も何回も読む


「前置きが長くなったけど、そんなお袋でも、本当は俺は大学へ行かせたくて仕方なかったんだ。

大学へ行って遊んでいてもいい。

大学へ行ったらいろんな人と知り合いになれるだけでも得なんだ、って話をしてたよ。

最後には諦めたけど。

しげちゃんも一時期、出会いを求めていたようだけど、

出会いたいって思いはそれほど根深いんだな」

「はい。そう思います」

「でもな、もう一度言うけど、俺は人と会うことに、そんなに価値を見出してないんだよ。

誰かに会いたくなったら本を読めばいいの。

本には、その人の最高のことが書いてある。

エッセンスだよな。

著者はそこに全力を注ぐんだから」

この言葉は今となってはよくわかる。

一冊の本を仕上げるまでというのはものすごいエネルギーがかかるものなのだ。

ほとんどの著者は持ってるものはとりあえず詰め込むと思う。

またそれぐらいの気合じゃないと簡単に本は書けない。


「実際に会ってみると、本に書かれている以上だったなんて人間はほとんどいないよ」

「そんなことはないです。一人さんは本以上でした。

僕も自分の書く本に負けないようにがんばります」

「ははは、ありがとね。

だからな、本は読めよ。

いいと思う本当であったら何回も読んで、徹底的に読み込んで、さっさと実践するんだ。

1500円の本を10回読めば、一回150円になるだろ。

100回呼んだらいくらになる?」

「15円です」

「そう考えると安いもんだよ。

読めば読むほど無限の価値が広がっていくんだからな。

俺だって、教えられることはなんぼでも教えるよ。

でも、よく自分のことを考えてみると、教わって役立ったことってなんだろうって思うよ。

自分で考えたほうが早いかもわからないぞ。

本をしっかり読んで、自分でどんどんどんどん実践していく方が効果が高いかもしれないよ」

一人さんのこの話を聞きながら、ふと思った。

僕は、自分の頭でしっかり考えているだろうか。

自分で考えるより、手っ取り早く誰かに教えてもらいたいと思っていないだろうか。

少なくとも一人さんに会う前の僕はそうだった気がする。

それでも自己啓発や能力開発のセミナーにもよく顔を出した。

それが悪いことではない。

「あのセミナーはどうだった」と評論家になる前に、

いくら情報を入れてもそれをまったく使いこなすことのできない自分を見直す必要があるということなのだ。

色々なノウハウやハウツーを教えてもらえば、

それで人生がうまくいくように考えているところが、確かにあった。

それだけ楽しようとしていた。

そんな僕にとって、「俺の真似なんかするなよ。一人ひとり道は違うぞ」という一人さんの言葉は、ズシンと胸にこたえた。


自分のドラマをしっかり生きているか?


脇目も振らず、自分の仕事を極める


「人はなかなか変われないんだ。

変われないから、あの人はすごい、あの人みたいになりたい、あの人の話をもっと聞きたいと思う。

すごい人の成功話は苦労話を聞いて、

その時は何か役に立ちそうな気になるかもしれないけれど、

実際は違うよ」

「確かにそうですね。

聞いて2、3日は感動が残っていて、

自分も変わったような気になるんです。

でも、しばらくすると、もう元の木阿弥というか。

すっかり忘れちゃうんですよ」

「そんなもんだよ。

だって人はみんな生きる道が違うんだよ。

その人の話は、特別な話なの。

なんぼ聞いても自分が使いこなせるかどうかは別物だよ。

だって、よく考えてごらん。

自分はその人と同じ環境にいるわけじゃないもの。

お袋の話をしたから言うけど、親の教育の仕方だって、

しげちゃんと俺とじゃん同じじゃないんだよ。

それくらい人生が違うんだ。

だから俺は成功話モクロー話もしない。

そんな他人の話を聞いて、

羨ましがる前に自分の道があるんだよ。

自分の道を生きていれば、てっぺんまで行けるんだよ。

何故って、自分の道こそが神の道だかね」

「その自分の道が、みんな分からずに悩んでいると思うんです」

「自分の道って、どこかに遠くにあるんじゃないよ。

神様の椅子の話をしたろ。

今座っている、その椅子なんだよ。

その道を行けばいい。

板前さんなら、人に喜ばれる板前になる。

見せて喜ばれ、客に喜ばれる板前になり、中野から大切にされる板前になるんだよ。

警察官だって、サラリーマンだって、みんな同じ。

そんなことでいいんですかって聞くけど、それでいいんだよ。

必ず上に上がっていけるから。

神の道は必ず頂上に通じているの」

「僕は、商人の道をまっすぐ進んでいっていいんですね」

「そう、いいんだよ。

他人の道がよく見えたり、すごく見えたりするけどね。

そんなもんに憧れちゃだめだよ」


自分の人生で出会う人を大切にする


一人さんにそう言われると、自分の前に一筋の道が見えてくる。

その自分の足元から続いていく道が目に入らず、
みんな悩んだり、苦しんだりしている。

若い人だけじゃない。

40代になっても50代になっても、

「自分の人生は間違っていたんじゃないか」

「別の道があったんじゃないか」

という疑問を抱えている人もいる。

まだまだ若い部類に入る僕が、

こんなことを言うと生意気に聞こえるかもしれないけれど、

僕がこれまで歩いてきた道こそ、

自分の道であり、神の道だったんじゃないのか。

一人さんが自分にできることを、

これまで精一杯やってきたんだから。

「よく聞きなよ。

自分の道を歩いていくうちに、

いろんな人と出会うんだよ。

出会いなんか求めなくても出会うよ。

いい人も出てくれば、嫌な人も出てくるよ。

でも逆に困っている人、助けてやりたい人だって、

必ず出てくるんだよ。

遠い国の難民救済って立派だよね。

すごいよ。

でも、もしその人が自分の人生で出会った人も助けないとしたら、

それはおかしいよ。

困ってる国へ行っちゃいけないわけじゃないよ。

繰り返すけど、それはすごいことだよ。

ただ、そんな遠いところまでいかなくてもできることはいくらでもあるんだよ」

「僕の所へも、いろんな仕事をしている人が来てくれるんですけど、

道が一人ずつ違いますからね」

「そう。みんな自分の道がある。

立派なものやすごいものに憧れたり、羨ましがるより、

まずは自分のドラマをしっかり生きろよ。

俺は、そういう考え方だから。

あんたにできたんなら、

俺だってできるクラゲの気持ちを持って、

一生懸命やればいいんだよ。

言っておくけど、それしかできないよ。

人にできることって、それだけ。

だから逃避するな。

逃げるな、自分の道を行くんだよ」

 

追伸 世界のお母さんの話 

 

ここに今、たくさんのお母さんが来ていますね。

ほとんどの方は、

「日本のお母さん」だと思います。

「日本のお母さん」とは何ですかというと、心配する、謙遜する。

「ダメなのよ、うちの子は」ってね。

それから、なんでも心配していれば親のつとめだと思っているお母さんのことです。

日本漢方って女性の経営者が多いんですが、女性の経営者って「お母さん経営」をするんです。

お母さん経営は全然悪くないんですよ。

ただし、「世界のお母さん」にならなければいけないんです。


「世界のお母さん」って何ですかっていったら、


心配するより信じること。

「あんたのことを信じているよ」この一言です。


心配とはどういうことか知っていますか。

「信じられない」ということです。

「お母さん、あんたのことが心配で」というのは、「お母さんはあんたのことを信じられなくて」と言っているのと同じことなんです。

親にも信じてもらえないような人間が、社会へ出て立派にやっていけるんだろうか。

「お母さんはあんたの事を信じているから大丈夫だよ」

という一言が、子供の自立を促すんです。

また子供の方も、「人間として扱われているんだ」と、はっきり分かるんです。

日本人は、日本記録を出しても、どうも世界記録は出せない。

世界に通用しないのは、お母さんが「本当のことが心配で」と言い、どこへ行っても「うちの子はだめなのよ」と言っているからなんです。

人間、「ダメなのよ、ダメなのよ」と言われると、ダメなような気になってしまうのです。

松くい虫っているでしょう。

あれは「松くい虫」と言われているうちに松しか食えなくなってしまったんですから。

これは冗談ですよ。

でも、松くい虫は影響されなくても、人間はいつも言われていると影響されるんですよ。

だから、「だめだ、だめだ」で育てられると駄目な子になってしまうのです。
だからこれもやめて

「信じているよ」と。

会社でも、日本漢方の女性たちに

「あんたを信じているからしっかりやりな」

と言うと、彼女達をしっかりできるんです。

人には等しく能力があります。

最初の一回、二回うまくいかないだけなんです。

この中で一輪車に乗れる方、手を挙げてください。

いないですね。

でも、練習すれば、おそらく全員が乗れるんです。

最初から乗れないだけ。

物事がそういうものなんです。

例えば、どうも私はコンピューターやワープロができない、やる気もない。

だから「できない」ような気がする。

「普通の人でも10日で覚えられるんだから、斉藤さんだって2週間ぐらいで練習すればいいじゃないですか」

と言われても、できないような気がする。

皆さんも自分ができないと思ってください、「もうこの歳になって、コンピューターなんて覚えられない」と。

じゃあ、2週間後にコンピューターの基礎的な事が出来ないと銃殺にすることに決定したとします。

こうなった時に、にわかにやる気が出てくるのです。

「命がけでやる」とはそういうことです。

「これができないと銃殺なんだ」と。

自分にはどんな能力があるか。

何でもあるよ、って。

もちろん「銃殺だぞ」と言われてもできないことがあるんです。

中国雑技団みたいな体がグニャっと曲がって、足が頭の上から出るとか。

あれは2週間でやれと言われても、私にはできない。

だから何でもできるわけではないんですよ。

ただ、大抵のことはできるんです。

特に仕事なんかはそうです。

よく「社長業は孤独だ」という人がいます。

「社長業は大変だ」ってそんなの嘘ですよ。

全国にものすごい数の社長さんがいます。

そんなに大変なものだったら、こんなに大勢の人がやるわけがない。

嘘ってあるんです。

ソ連が崩壊した時にテレビのニュースで

「ソ連は食い物がなくて」

とずっと言っていましたが、私は見抜いていました。

そしたら、案の定、後から食料がたくさん出てきました。

どうしてわかったかと言うと、みんな太っていましたから。

デブは食い過ぎと決まっているんですよ。

だから、言っていることを鵜呑みにするんではなく、目を開いてずっと見る。

そうすると色々なことがわかる。

話が国際問題まで行きましたね。

「信じてるよ」

いい言葉だよね。

その昔、キリストが

「子供を育てるときは信じることと許すことだよ」という話をしたそうです。

信じることと、許すこと。

本当にそうだと思います。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

 

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