働かないアリに「働きアリ」って、名前をつけてあげることがおかしいんです。
「働きアリ」って名前がついたからには、働くしかありません。
人間でも、働きに来ているのに、働かない人がいます。
会社のスペースが小さくたって、成功することはできる
「まるかん」は、会社のスペースは小さいけれど、私は、そこが好きなんです。
このスペースで日本一になれたら嬉しいと思って仕事をしてきました。
でも、大きいビルを建てて、大きい会社を作ることが好きな人もいます。
そう思っている人は、大きい会社を作ればいいんです。
だけど、私には、そんなに大規模の会社の経営は向いていません。
私は自分に合った規模の会社で楽しく仕事をしたいんです。
日本一になりたいけれど、少人数でやりたい
私が会社を作る時に、一番最初に考えたことは、
「日本一の会社になりたいけれど、少人数でやりたい」
ということです。
あと、「自分が会社にいなくても、任せられるしっかりした人材を作りたい」。
そう言ったら、「そんなこと、不可能です」って、色々な人に言われました。
でも、今、私はそれが可能になっています。
「不可能です」って言う前に、それが可能になる方法を、真剣に考えてみればいいんです。
私も真剣に考えたので、いい方法が見つかったんです。
まず、「働き者」を雇うこと。
うちの会社の人たちはみんな働き者です。
私が見張っていなくても、一生懸命働きます。
見張っていないと働かないような人を雇うから、困るんです。
あと、「性格のいい人」を雇うこと。
うちの会社で、「社長が毎日、会社に来ないで頭にくる」っていう人、一人もいません。
「私たちが会社を守っていますから、社長はどうぞ、安心して旅にでも行ってください」って、みんな言ってくれるんです。
これが、うちの会社の人たちのプライドなんです。
「働き者」と「性格がいい人」が集まれば、社長がいなくても、何の問題も起きません。
働かないアリは「なまけアリ」。「働きアリ」じゃありません
最近、「働きアリ」の何割かは働いていないってことが分かったそうです。
それ、「働きアリ」ではないよね。
「なまけアリ」だよね。
働かないアリに「働きアリ」って、名前をつけてあげることがおかしいんです。
「働きアリ」って名前がついたからには、働くしかありません。
人間でも、働きに来ているのに、働かない人がいます。
そんなのは、とんでもないことなんですよ。
商人だったら、毎日毎日、一生懸命、働くんです。
それでしっかりお金を稼いで、しっかり税金を払うんです。
よく人から、「一人さん、もう一生、食べていけるだけのお金あるでしょ」って言われます。
一生食べていけるだけのお金、ありますよ。
でも、働くんです。
だって、仕事が面白くてしょうがないから。
だから私は、働いて、働いて、一生、働き続けるの。
本当に「強運」って、そういう人に、来るんですよ。
焼き鳥屋さんも、お客さんの誕生日を祝っていい。
例えば、あなたが、焼き鳥屋さんだとします。
成功したいなら、まず最高の笑顔を作る。
次は、いい言葉を話す。
悩んでいる人がいたら、その人の話を聞いてあげる。
お客さんが誕生日だったら、「おめでとう」って言ってあげる。
お金を使わなくても、やれることって、いくつもあるんです。
シゲのところは、居酒屋をやっています。
シゲの店では、お客さんの誕生日のお祝いをしています。
誕生日のお客さんにケーキをプレゼントして、記念写真を撮ってあげるんです。
うさぎの着ぐるみをかぶったスタッフが出てきて、盛り上げたりもします。
それを見て、「シゲちゃんの所では、誕生日のお祝いをやってるけど、あれは居酒屋だからできるんだよね。うちは焼き鳥屋だから、できない」っていう人がいるそうです。
でも、「焼き鳥屋さんだから、お客さんの誕生日のお祝いをやっちゃいけない」なんて、法律はありますか?
そういう人は、ちょっと条件が違うだけで、「俺は出来ない」って言うんです。
できないんじゃなくて、やる気がないんです。
そういう人って、やらなくて済むことばかり、探してるんですよ。
「必死」っていう言葉があるけれど、これは「必ず死ぬ」って書くよね。
死ぬ気でやるって事なの。
もし、あなたが焼き鳥屋の店主だとして、「これから三日以内に、お客さんの誕生日のお祝いをやってあげないと、銃殺に決定します」って言われたら、どうしますか?
急いで準備して、めいっぱいニコニコしながら、やりますよね。
それだけのことなんですよ。
「本当に、仕事に必死になっていますか?」ってことだけなんですよ。
仕事って、命がけなんですよ。
命がけって言っても、あなたの命だけではないんですよ。
女房とか、子供とか、その会社で働いている人の家族やペット。
その幸せまで、全部、引き受けるんですよ。
大変な覚悟ですよ。
だけど神様が、「これだけのものを引き受けなさい」って機会をくれたってことは、その人にできるって事なんです。
松下幸之助さんみたいに、「うちは貧乏だった」「私は体が弱かった」「小学校しか行かなかった」っていうのは、「ハンデ」って言うんです。
ハンデを神様がくれるって言うのは、その人に、相当実力があるからなんです。
そういう風に思える人が強運なんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。