神様もそうです。
「神はいない」と思っている人に神はいません。
でも、私のように神様はいるんだと思っている人には、いるようなことが起こります。
- 心の問題とお金の問題は解決の仕方が違う
- 知恵とは出し癖のこと
- 自分の思い通りに生きることは不可能じゃない
- 迷ったときは「お金になるほう」を選ぶこと
- お金はあなたにとってただの紙切れですか?それとも友達ですか?
- 追伸 一発で解決する面白すぎる不安症対策
心の問題とお金の問題は解決の仕方が違う
心の問題は、心の在り方次第でどうにでも解決できます。
だけど、お金の問題だけはお金がないと解決できません。
どう考えたって「ないものはない」んです。
この世には「心の問題」と「お金の問題」の二つの大きな問題があって、私は子供の頃に悟りました。
それは「心の問題かは考え方でどうにでもなるんだ」ということ。
ところが、お金の問題は「現実の問題」です。
だから公務員はお金持ちになれないんじゃなくて、もらったお給料の1割を貯めて、貯まったお金を増やす方法を考える。
そうすれば誰でも「お金持ちになること」はできるんです。
この家で起こる問題には必ず答えがあります。
貧しいんだとしたら、それは「貧しい」という問題なんです。
だから解決する方法は必ずあります。
神は解決できない問題は出しません。
解決できない問題を出したら、それは、ただのイジメだよね。
神は私たちを苦しめ様としているのではありません。
だから、見方を変えれば必ず解決する方法は見つかるからね。
知恵とは出し癖のこと
人間は一人でいると寂しくなってしまいます。
でも、「欲と二人連れ」なら急に元気が出るものだよね。好き
「欲を捨てて、無にになって」って言うけど、人間は死んでも無にはなりません。
「人生は虚しい」って言う人がいるけれど、それは「知恵」がないからです。
楽しく生きる知恵がないと虚しくなってしまうよね。
人間は死んであの世に行ってもむにゅはならないから、生きているうちに起きた問題に対して「虚しい」とか否定的な言葉を言ってないで解決するの。
問題が悩むために出てくるんじゃなくて、解決するために出てくるんだよ。
だから、起きた事を一つずつ解決していけばいいんだよね。
まず、その人に合った問題が出てきます。
そして、どんな問題もあなたにだけ出ているんじゃありません。
自分で考え出すのも知恵。
人に話を聞くのも知恵。
本を読むのも知恵。
要はどんな知恵を使ってもいいから乗り越えられればいいの。
それで乗り越えれば魂が成長して、上に上がれば上がるほど幸せになるようにできています。
問題解決ってゲームみたいなもので、すごく楽しいんだよ。
私たちは神様が用意してくれた「人生という名のゲーム」の中で生きているんだよ。
それと、知恵は「出し癖」なんです。
知恵がない人なんていません。
知恵を出しているとまたどんどん新しい知恵が入ってきます。
だから決して「出し惜しみ」をしてはダメなんです。
自分の思い通りに生きることは不可能じゃない
私はきっと、誰よりも欲張りなんだと思います。
お金持ちになりたいし、人にも好かれたいし、言いたいことも言いたいし、自由も欲しいの。
「そんなことは不可能だ」って言われるけれど、不可能じゃないんだよね。
私は会社を大きくしたいけれど、あまり人は使いたくはありませんでした。
だから必要最低限の人数で会社をやっています。
それで、言いたいことは言いたいんです。
だからといって人に嫌われたくはありません。
だとしたら、自分が言いたいことで「人が聞きたい話」をすればいいんです。
人が聞きたい話をしていれば、いくらでも人は聞いてくれます。
そしてやっぱり、人が聞きたくない話よりも、人が聴きたくなる話の方が話す方も楽しんだよね。
よく「周りの人が自分の話を聞いてくれない」って言う人がいるけれど、それは相手が聞きたい話をしていないだけなんだよ。
それと、「経営者は嫌われるものだ」って言われますが、それは単にその人が嫌われるようなことをしているだけなんです。
世の中にはみんなから好かれている社長もいます。
社員や関係者全員から好かれることは無理だけど、大多数から来られるとしたら何かが間違っている証拠です。
大体、人間は人間が好きなんです。
だから、嫌われる人には嫌われるだけの理由があるんだよね。
迷ったときは「お金になるほう」を選ぶこと
迷ったときって結局、「お金になるほう」が正しいんです。
お金になるということは、それだけ需要や要望があるということだし、必要としている人が多いということです。
つまり、それだけ人のためになるのです。
だから何か迷った時は「どちらが自分にとって儲かるか」を考えてみるといいよね。
「儲かるか」というと、なんだか「お金にがめつい」みたいなイメージだけど、そうではありません。
例えば、「ボランティアの仕事」と「お金がもらえる仕事」があったら、まずは「お金がもらえる仕事」を選んだ方がいいでしょう。
私は何も「ボランティアが悪い」と言っているのではありません。
ボランティアの社会には必要です。
でも考えて欲しいのは、「お金がもらえる仕事」とは、お金を払ってでも人手が欲しいってものだよね。
それだけ使う側の人は困っているわけだし、需要もあるということ。
それで、使う側も使われる側も助かって、その商品やサービスで助かる人がいて、そこからまた新たな消費が生まれて景気も良くなると、結局みんなが助かるんだよ。
これは自戒の念も込めてのことですが、お金に困らなくなると「売れなくてもいいから、良い本を作りたい」って思うんです。
でも、良い本ってやっぱり売れるんだよね。
だから「売れなくてもいいから、いい本を作りたい」っていうのは私のエゴだったり、押し付けだったりするかもしれないし、みんなとの意識のずれを産むことにもなりかねません。
お金よりも大切なものってたくさんあります。
また、お金で買えないものも沢山あります。
そこで私が言いたいのは、「友情よりもお金を大事にしなさい」ではなくてね、「お金より友情を大事にする時だってもちろんある」し、「お金よりも愛のほうが大切なんだ」と思う時は愛のほうを取ればいいんだよということ。
でも、迷うんだとしたらお金を選んだ方が、結局は正しいことが多いんだって言いたいの。
昔は食べ物でも分け合わないといけないくらい貧しい時代があって、時には誰かが我慢したり、犠牲になったりすることも必要でした。
でも、今の日本では食べ物の廃棄が問題になるくらいにモノが溢れています。
誰かが我慢したり犠牲になったするよりも、お互いが得する方法がいくらでも選べる時代なんだから、そうした方がいいよね。
ただ、いくら「お金になる方が正しい」といっても、社会常識から逸脱することや、法律に触れることは絶対にダメですよ。
お金はあなたにとってただの紙切れですか?
それとも友達ですか?
お金には意志があります。
使い捨てのカミソリだって、大切に使って「よく切れて偉いね」って言っていると、何倍も長く使えたりします。
それと一緒で、いつもお金に感謝していると、お金をあなたのために「もっと働こう」としてくれるのです。
でも「お金ってただの紙切れだし、数字だから意志なんかない」と思っている人にとってはやっぱりただの紙切れや数字でしかないんだよね。
「バビロンで一番の大金持ち」という本があります。
とても素晴らしい内容なので、私はみんなにこの本を読むことを勧めています。
ただ、この本の中には「お金は自分の召使いのように使いなさい」って書いてあって「ん?」と思ったけど、それでも実際、多くの人が大富豪になれました。
でも、「お金は召使だ」って言っているよりも「お金は大切な友達だ」って言っている方が絶対にいいし、実際、お金をあなたのために働いてくれるんだよね。
私は「お金は神のひらめきだ」って思っています。
神様もそうです。
「神はいない」と思っている人に神はいません。
でも、私のように神様はいるんだと思っている人には、いるようなことが起こります。
それよりも、どっちの考えが幸せで、どっちの考えが楽しいかの問題だと私は思います。
だから、「神様はいない」と思っている人を説得する気は全くありません。
来世があるかどうかも同様です。
来世があると思っている人も、ないと思っている人も、いつかはともに死にます。
だとしたら、絶対に来世があると思っている方が幸せなんです。
私の考えというか、私がみんなに伝えたいことというのは、まず今世幸せになって、お金にも困らなくて、来世も幸せになる生き方なんだよね。
追伸 一発で解決する面白すぎる不安症対策
先日、ある人から相談を受けたんです。
その人は、「私はもう何年も、集団で誰かにつけられているんです」って言うんです。
「どんなふうに付けられているの?」って聞いてみたら、その人は、私も後ろにいる車のナンバーがゾロ目だと、私の後ろをつけて来てるってことなんです」。
そう言うんだよ。
それから、誰かが耳元で「死ね!」と言ってきたり、家に盗聴器を仕掛けられていることもあるんだって。
それで、証拠を抑えようとすると、相手はパッと上手く逃げちゃって、警察に相談に行ったけど相手にしてもらえなかったらしいんだよね。
だから、その人は、「私、いつ殺されるかもしれないと思うと、不安で不安で夜も眠れないそうなんだよね。
周りの人に相談しても、「それって幻想じゃない?」とか、「あなたの考えすぎじゃないの?」とかって言われちゃうらしいんだよね。
だから、その人に、最初にこう言ったんです。
「あなたがつけられてるって思うなら、そうなんだよね」
そして、こう言ったんです。
「俺は人相見たからわかるけど、あなたの顔に死相とか、そういうものが出てないよ。だから安心しな」
そしたら、その人は、ちょっとほっとしたような顔になったけど、まだ不安そうに、「でも、こういうこともあったんです」「ああいうこともあったんです」って、言うんだよ。
だから、ひとりさんはこうも言ったんです。
「もし、まだ気になるんなら、こう思えばいいよ。
『ずっと私をつけてくるなんて、よっぽど私のこと好きなんだね。
この人、私のファンなんだ』ってね」
中村天風さんの教えて、こんな話があるんです。
ある財閥の息子さんがいて、その人が外出する時に、どこに行くにも女中さんがついてくるんだって。
それで、その息子さんが天風さんに「何処に行くにも、受注が金魚のフンみたいにゾロゾロ付いてくるんで、嫌なんです」って言ったらしいんだよね。
そしたら、中村天風さんは何て言ったと思う?
「金魚は、ウンコつけてても、気にしてないよ」って。
さすが天風さんですね。
あのね、こういう事って「宿命」だと思えばいいんです。
財閥みたいなとこに生まれちゃったら、女中がいつも過ぎてきたとしても、「定め」なんだよね。
それと同じように、何もしていないのに、誰かがいつもついてくるんだとして、その人は、「つけられるような定め」なんです。
「いっぱい人が付いてくるなんて、私って、相当人気があるんだな」って思っていればいい。
「私も、最近は人気が下がってきたな。
前は、車が10台付いてきていたけど、最近は5台になったから、人気が半分になっちゃったんだな」とかってね。
心って、思いようなんです。
「不安症」の人は、何があっても悪く考える癖が抜けないけれど、悪く考えていた方が、エネルギー使わなくて楽なんだよね。
「何があってもよく考える」って言うのは、実はものすごいエネルギーがいるんだよ。
「心配」っていうのは、後から後から、湧くように出てくるもの。
だけど「安心」だけは、ものすごい努力をしないと得られないんだよね。
だから、「不安」を「安心」に変えられるように、色々考えて、工夫して、自分の心を常に「明るい方向」に向けていなきゃいけない。
これはある意味、「戦い」と一緒だよ。
戦って、戦って、戦って・・・・・・、それで「不安」に打ち勝てたとしたら、これって凄いことなの。
「不安症を克服できた」ということで、同じような症状を持ってる人の「希望の光」になれるよね。
今度は自分と同じように苦しんでいる「不安症の人」を助ける側に回れるんです。
勇気ってね、出せば出すほど出るの。
よく「知恵と勇気が必要だ」って言うけれど、「勇気の無い知恵」はいくらあっても、何の役にも立ちません。
頭の中で、知恵だけが空回りしていても、行動ができないんだから、現実は何も変わらないんだよね。
「勇気って、どうやって出るんですか?」って、「出し癖」をつければいいだけだよ。
勇気ってね、少しだけでも出るようになると、また少し出るようになるの。
それで、「出し癖」が付くと、いくらでも出るんだよ。
「出し癖」がつけば、もうしめたもの。
いくら集団でつけてくる人がいても、「何か御用ですか?」とか、「私のことが好きなんですか?」とか、平気で言えるようになるから。
もしそれが幻想であっても、くだらない噂であったとしても、とにかく何でも自分のところに入ってきた情報は、「自分の都合のいいように考える」。
面白く生きるには、これしかないんだよ。
ラブホテルに行ったことがある人は分かると思うけど、ラブホテルって、部屋が鏡張りになっているところがあるんだよね。
それで、ガラスが「マジックミラー」になっていて、ガラスの向こうから、アダルトビデオのカメラマンさんが盗撮しているかもしれないっていう噂を、誰かが言っていたことがあるんです。
そんな噂を聞いたもんだから、ひとりさんはラブホテルに行くと、まず鏡の前に立って、、敬礼のポーズで「よっ!」って挨拶する。
だって、もし、盗撮してくれているカメラマンがいたら、かっこよく撮ってもらえるように、挨拶が必要でしょう?
やっぱり何事も挨拶は忘れちゃだめですよ。
まあ、この話はジョークですけど、とにかく自分の都合のいいように考える今度にするんだな。
何事も最後には、どれほど腹が座っているかなんだよね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。
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