落ち目になったから地味な服を着たのではありません。
地味な服を着たから落ち目になったのです。
洋服を明るい色にするわけ
さて、世の中で大切なものは「言葉」や「声」ですが、「色」もそれらと同じくらい重要です。
考え方や行動は、この色に出るからです。
例えば、お金がなくて困っている人達は、色の好みが似ています。
茶、ベージュ、グレー・・・・・・くすんだ色ばかりに目が向いているはずです。
気をつけなくていけないのは、くすんだ色の服や持ち物を身につける人は、くすんだ人生になってしまうということです。
ですから、雑巾のような色の服を着ていると、雑巾のような人生になってしまいます。
色というのは、その人の今の姿を分かりやすく教えてくれるのです。
────値段が安いから買っただけなんですよ。
「なんでそんな色の服を買ったの?」と聞くと、こんなふうに答える人がいます。
でも、その人は値段が安いからその服を買ったわけではありません。
自分自身がくすんで暗い生き方をしているから、くすんで暗い色を選んでしまったのです。
羽振りがいい時は派手な色の服を着るのに、落ち目になってくると地味な服を着る人がいます。
こういう人は、落ち目になったから地味な服を着たのではありません。
地味な服を着たから落ち目になったのです。
洋服を買うときは、できるだけ明るい服、華やかの服を選ぶようにしましょう。
自分の好みはこの際横に置いて、機械的に明るい色の服を選んでみるのです。
すると、いつのまにか人生が、良い方向に向かっていくようになります。
自分が良い方向に向かい出したら、今度は周りの人にも目を向けましょう。
そして、暗い色の服が着ている人がいたら、ちょっと注意してみましょう。
もしその人の人生が不幸だったら、「明るい色の服を着てみませんか」と言ってあげます。
あなたのアドバイスを受け入れたとしたら、その人は見違えるように元気になって、あなたに感謝することでしょう。
どんな状況でも、明るく華やかな服装をするように心がけることが大切です。
このように、服装というのは、実はとっても大事なことなのです。
着ている服なんてどうでもいいじゃないか、という人もいますが、それは間違いです。
着る服によって、幸せになれる人とそうでない人に分かれてしまうのですから。
外見だけで人生は変わる
ただし、色の法則だけが独立しているわけではありません。
「幸せだなぁ」「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」という言葉を声に出しながら明るい色を選ぶようにするのが、一番効果的です。
綺麗な言葉を声に出しながら、明るい色の服を着てみましょう。
すると、あなたの行動ががらりと変わり、実際に綺麗で明るい人生になるはずです。
これは、バランスの法則が働くからです。
すると同時に、周りの見る目が変わってきます。
ここまで来るとあなたは、いつのまにか違う別の人生を生きていることに気がつきます。
────外見は人生を変えてしまう力があることを忘れないでください。
宇宙の中心から送られてくる知恵
自分が使ってしまった知恵はどんどん周りの人に教えてあげたほうがいいと言いました。
でも、そもそも人に何かを教えるという言い方では誤解されるかもしれません。
というのも、実は、誰もがその知恵を持っているからなのです。
そしてその知恵を、ただ忘れているだけなのです。
私からそれを教えられて、「なるほど」と思ったとしても、本当は初めから知っていたこと。
忘れていたのを、私の話がきっかけになって思い出しただけなのです。
これを「牽引の法則」と呼んでいます。
宇宙の中心には、とても大きな力があります。
そして、その中心と人間の心は直結しています。
全ての知恵は、宇宙の中心に置かれています。
ですから、分からないことがあったり、問題を解決したいと思ったら、宇宙の中心にその知恵を取りに行けばいいのです。
また、突然何かのアイデアが浮かんだとしたら、それは宇宙の中心から送られてきたものであることを知るべきでしょう。
考えていると答えは外から
全ての人の心がひとつの宇宙の中心と繋がっているのですから、みんな同じ注意を持っていることになります。
だから本来、教えたり、教えられたりすることがありません。
ある知恵を私が持っていたら、あなたもその知恵を持っているはずです。
しかし、何かの問題を抱えている人が自分一人で解決しようとしても、自分の能力の範囲内でしか知恵が生まれないのも事実です。
こんな時は、どんどん周りの人に相談しましょう。
こうしたことは会社を経営するときにも参考になります。
牽引の法則は、頭の中でいつも何かを考えていると、外の世界からその答えが引き寄せられてくるというものです。
自分自身ではどう考えても出てこないアイデアであっても、そのアイデアを思いついた人が向こうから持ってきてくれることがあるのです。
あるいは誰も持ってきてくれなかったとしても、テレビや雑誌にそのヒントが出ていたりします。
このようなヒントをきっかけにアイデアが浮かんでくるものです。
とことん考えれば誰かが持ってくる
でも、漠然と「こんな商品ができないかな」と思っているだけでは駄目です。
「これだけ考えて出てこないんだから、そろそろ誰かが持ってきてくれるだろう」と思えるまで、とことん考えましょう。
すると、しばらくして、「これを売ってくれませんか」と誰かがきっとやってくるはずです。
自分が必要だと思うものは、必ず宇宙のどこかにあります。
ですから、手に入れたいといつも考えていると、いつのまにか自分のところに引き寄せられてくるのです。
それはアイデアや知恵だけでなく、人間やモノであったりします。
だから、アイデアが出な出てこないといって焦る必要はありません。
牽引の法則で、いつかそのアイデアやってくるのですから。
私の会社では、みんなで協力してやっていくことにしているので、社員同士の仲がとても良いのです。
そして、お互いに自分の知恵を惜しみなく他の人に与えています。
というのも、私が20年以上も前から、色々な法則を周りの人に教えてきたからです。
分かってしまったことを考え込んでいるよりも、外に向けて投げ出した方がいい。
すると、いつのまにかそれと同じものが自分の所に返ってくる。
そう考えていると、人生がどんどん良い方に向かって行くのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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