なぜかというと、「おんぶにだっこはできない」ということを子供ながらに知っていたんです。
質問1 泉
私は自分の意見らしいものがなく、流されやすいタイプだと感じています。
もっとしっかりするには、どうすれば良いでしょうか？
斎藤一人さん、自分の意見が持てるようになる良い方法はありますか？
斎藤一人さん
自分の意見がなかなか出ないのは、自分を大切にしていないからです。
まずはあなた自身を、大切にしてください。
楽しいこと、嬉しいこと、ワクワクすることを、たくさん自分に経験させてあげてください。
それと、「白光の誓い」がものすごく効果的ですから、毎日、唱えるといいですね。
そうすれば、泉が湧くように、自分の意見が出てくるものなんです。
質問2 卑屈地獄
顔がよく、仕事もできて、みんなに人気があって、素敵なパートナーに生まれてる人がいます。
その人を見ては、どうして自分はあの人みたいに恵まれていないんだろうと卑屈になり、とてもつらいです。
斎藤一人さん、私はどうすれば卑屈地獄から抜け出せますか？
斎藤一人さん
魂が向上すると、そういう卑屈な気持ちはなくなるんです。
だから、まずは白光の誓いをどんどん言うことです。
その上で、ちょっとだけアドバイスなのですが。
あなたには、相手の境遇が無条件に与えたもののように見えるかもしれません。
でも、本当にそうだろうか。
その人が何でもさらっとこなしているように見えるだけで、実はものすごい努力をしているかも分からない。
何の努力もしないで、ご褒美だけを受け取ってるわけではないんです。
顔にパックしたり、シミを取ったり、食べるものに気を使ったり、魂を向上させる努力をしたり …….きっと、色々やっているんです。
こう言ってはなんですが、あなたの100倍、気を使っているかも分からないですよ 。
卑屈に思うことなんてないんです。
それよりも、自分が一歩でも魂を向上させることを考えてみてください。
「向上したい」「魅力をつけよう」と顔晴る人には、神様がうんとご褒美をくれるんです。
あなたに向上心が芽生えた時、誰にも負けない、キラッと光る魅力がつくんですよ。
質問3 あなた色の宝石
綺麗な顔、すらっとしたスタイルに生まれていたら、人生もっと違っていたんじゃないかと、鏡を見るたびに悲しくなります。
斎藤一人さん、自分に自信が持てるようになるには、どうしたらいいでしょうか？
斎藤一人さん
顔の作りだとかスタイルだとか、みんな不細工は嫌だって言うんだけど、その外見すらあなたの魅力にする方法があります。
白光の誓いを毎日唱えていると、魂力がつきます。
魂がうんと成長して、オーラが出てくるんです。
オーラが放てるようになったら、あなた自身が宝石に変わるんです。
青色は青く輝き、赤色は赤く輝くんです。
それぞれ持ってる光で、キラキラしてくるんです。
あなた色の宝石になるということです。
要は、ものすごく魅力的な人になるんですね。
鼻が低かろうが、二重顎だろうが関係ないんです。
というより、「その鼻がすごく可愛い」とか「ふくよかなところが人に幸福感を与えてくれる」というように、一番魅力的に見えてくるんです。
片岡千恵蔵やハンフリーボガードなんかは、言っては悪いんですが、顔だけ見るとそこまでいい男と言わなかったんです。
ところが、並み居る男前が太刀打ちできないくらい、ものすごいオーラを放っていたんです。
どんなにいい男が出てきても勝てないほど、魅力があったんです。
魂力をつけてごらん。
あなたも、そういう輝きを放つことができるからね。
質問4 おんぶに抱っこ
人に可愛がられるようになる秘訣はありますか？
斎藤一人さん、回答お願いいたします。
斎藤一人さん
斎藤一人さんは、7人兄弟の末っ子なんです。
そうすると、よくこう言われるんです。
「末っ子だから、親御さんにずいぶん可愛がられたでしょう？」
斎藤一人さんは確かに可愛がられたんだけど、それは末っ子だからではないんです。
斎藤一人さんが可愛いから、可愛がられたんです。
可愛い子というのは、よく観察してみると、親に可愛がられるようなことを言ったりしているものなんです。
可愛がられるのには、可愛がられる理由があるんです。
当たり前なんですが、ものすごく大切なことです。
わかりますか？
斎藤一人さんはどんな可愛いことを言ったんですかと問われても、自分ではわからないんです。
ただ、母親思いの子だったかもしれないんです。
わがままはなんかは言わなかったですね。
うちの母親はものすごく働き者で、そのおかげで、豊かで人並み以上の生活をさせてもらえたんです。
母には仕事の才覚がだからなんです。
だけど、母がいそくしていると、他の兄弟から「お母さんは仕事ばっかりで、全然かまってくれない」なんて聞こえてくることもあったんです。
子供だから、どうしてもよその親と比べるんです。
寂しくなるんですよね。
それでも斎藤一人さんは、一切、不満はなかったんです 。
なぜかというと、「おんぶにだっこはできない」ということを子供ながらに知っていたんです。
おんぶとだっこは両方できないんです。
おんぶか抱っこか、どちらかにしないと。
食べさせてもらって、来させてもらって、温かい家で生活させてもらって、もう十分してもらっているんです。
それなのに「遊んでくれない」と、両方をねだるのはただのわがままなんです。
こういう話をすると、「私は親に求めるばかりで文句しか言ってこなかった」と、暗い顔で反省する人がいてるんです。
だけど、反省しなくていいんです。
そう思ってる時点で、もう十分すぎるぐらい反省できているんです。
私たちは、前進するために生きているんです。
幸せになるために、この世に生まれてきたんです。
反省ではなくて、感謝ですね。
暗い顔より、明るい笑顔です。
終わったことをいつまでも引きずらないで、幸せになるという義務を果たせするよう、魂を向上させましょう。
質問5 引き寄せの術
相手の言い方にちょっとトゲがあったり、初対面なのにタメ口で文句を言われたりすると、ものすごく心が沈みます。
些細なことにいちいちショックを受けなくなる方法はありますか？
斎藤一人さんアドバイスをお願い致します。
斎藤一人さん
自分の周囲に「なんだこいつ、こんな言い方をして」と思う人がやたら出てくるんだとしたら、それは何かがおかしいですよね。
はっきり言うと、自分がそういう人を呼び寄せているんです。
それが問題なんです。
例えば、あなたはしょっちゅう誰かに怒っているとします。
それは、あなた自身が、怒るような理由を探しているんです。
探してるだけならいいんだけど、人間は、念力みたいに呼び寄せる力があるんです。
私たちは神様から生まれた存在だから、とんでもない力を持っているんです。
怒りたい人は、無意識のうちに、怒るはけ口を探しているんです。
イライラのネタを、自ら求めているんです。
見つからないと呼び寄せるんです。
だから、旅行に出かけても、なぜかあなたの鞄だけがなくなるんです。
自分で、嫌なことを呼び寄せているんです。
そうやって、常に「あいつは許せない」「頭にくる」と文句ばっかり言ってるんです。
呼び寄せるのは、怒りだけではなく、悲しくなることを探したり、 辛くなることを探したり、いろんな人がいます。
なぜそんなことをするのかは、自分を許せないだからです。
自分を大切にしていないし、自分に愛がないから、 苦しみを探したり呼び寄せたりするんです。
そういうのをなおしたい場合は、自分と他人を幸せにする言葉「白光の誓い」を唱えると良いんで す。
自分を愛して他人を愛します。
優しさと笑顔を絶やさず、人の悪口は決して言いません。
長所を褒めるように努めます。
まずは、自分を愛することから始めなければいけないんです。
やがて魂が向上してくると、変な人は出てこなくなりますから。
それと、嫌な人を呼び寄せているいるように感じる時は、相手の痛みをし知り、「こんなに傷つけてしまったんだね、ごめんね。もう二度としないよ」と学ぶためかもしれないです。
この場合は、あなたの魂がちゃんと学びさえすれば解決しますから、学んだ後には同じようなことで苦しまなくなりますよ。
いずれにしても大切なのは、誰かに嫌なことを言われても、自分はやらないことです。
そう思えるかどうかで、人生は全然違ってきますからね。
ちなみに、もし斎藤一人さんが嫌なことをされたらどうするんですかて尋ねられれば、斎藤一人さんの場合は、穏便になんて済まさないんです。
誰に言ってるんだと、やっつけてしまいます。
それくらいの気持ちでいると、逆に嫌な人を呼び寄せなくなるんです。
相手も、人を見て嫌なことをするから、こっちが先に強気の波動を出してしまえば、変な人は自然と寄ってこなくなりますよ。
質問6 神様のお手伝い
神様のお手伝いとは一体どんなことをすることですか？
斎藤一人さん
神様のお手伝いというのは、まず自分が幸せになって、それから人に幸せのなり方を教えるんです。
神様がいつも願っていることは、人の幸せなんです。
だから人の幸せのお手伝いをすると考えてればいいんです。
質問7 因果消滅法
一人さんでも、因果を一つずつ解消しているということですが、全然困ったり、悩んだりしているようには見えません。
一人さんにとっては因果もゲームのようなものなのですか？
斎藤一人さん
因果というのは罰ではありません。
この世で犯罪を犯して逃げていても、罪が軽くなるわけではありません。
途中で反省して、良い人になったからといって、罪が消えるわけではありません。
因果というのは、嫌なことをしたから、嫌なことが起きるんですから、このことからどうして自分の魂が成長するかを考えて、良い人になれば、因果は消えます。
良い人になるのに、悩む必要はないです。
自分が楽しい人間になって、人まで楽しくしてあげる人間になれば、因果は消えます。
苦労しながら、因果を消す自体がおかしいんです。
要するに楽しみながら因果を消していってください。
質問8 魂の夜明け
魂の夜明けを迎え、いつか不幸な人はいなくなりますか？
斎藤一人さん
不幸な人は少なくなります。
幸せというのは、誰かに幸せにしてもらうということは出来ません。
どんな良い世の中が来ても、不幸でいることが出来るんですね。
その人の選択ですから、強制はできません。
質問9 習い事
誰にでもバイオリンとか、野球とか、何世代もやっていて、得意なことが一つでもあるはずなんですが、それが何かどうすればわかりますか？
斎藤一人さん
それ以前に誰でもはやってません。
習い事を長くはしていません。
貴方が思いつかないのは前世もやってないんです。
これから始めてください。
ゼロから始めて、来世はちょっとは上手になって、その次はうまいねとか、その次は天才じゃないかとか言われますから、どうせ何もやっていなかったんですから、好きなのを選んでください。
質問10 欲
斉藤一人さんはすごい貯金があるのに、特に欲しいものはないということですが、今、斉藤一人さんの欲しいものは何ですか？
斎藤一人さん
自由と女性、そうすると今、自由がないんですかという人が居てるんですね。
そうではなくて、女性で服をいっぱい買ってる人に、まだ買いたいですかと尋ねれば、もっと買いたいと答えます。
たくさん買ってる人ほど、買いたいと言うんですね。
自由がないかと問われても、日本で一番自由な社長だと斎藤一人さんは思ってるんです。
もっと自由が欲しいんです。
女性にも囲まれていますが、もっと囲まれたいんです。
だから女性も宝石をたくさん持ってる人は、もっと買いたいんですね。
無理に諦めた時に、不幸とか暗くなるんです。
洋服を1着欲しいなと思えば、次は2着欲しいと思います。
お坊さんやなんかで、みだしなみなんかどうでもよくて、1着の衣でいる人がいますが、お坊さんはあれが正しいんです。
しかし全部がお坊さんになれば、洋服屋さんが全部潰れます。
産業が成り立ちません。
だから一枚でも洋服を変えるように努力するんです。
男性は一人でも多くの人から好かれるような魅力ある男性になるんです。
これが正しいんです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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