何事も自分が楽しくなるように考える訓練をしてごらん
ひとりさん直伝!「モテる男」になる三つの方法
この前、ある人がみんなの前で、「一人さんの教えは、絶大です」って言おうとしてみたいなんだけど、間違えて、「ひとりさんは、絶倫です」って言っちゃったの。
これは、すごく嬉しい言い間違いだよね。
「なんだか俺、長い間、がんばってきて、よかったな」と改めて思うような気持ちにさせてくれました。
あのね、俺と一緒に本作りの仕事をしている編集者さんが、こんなことを言っていたんだよ。
「一人さんの教えて感動したこと」を毎日載せているそうなんです。
そこで、成功法則とか、宇宙の仕組みとか、そういう「いい話」を載せた時と、「どうしたらモテるかとか?」、どっちがアクセス数が高いか調べたんだって。
そしたら、圧倒的に「明るく楽しい話」の時の方が、アクセス数が高いってことがわかったそうなんです。
ほとんどの人ってね、「宇宙の仕組み」とか「難しい成功のルール」よりも、「どうしたら女にモテるかな?」とか「どうしたら好きな男を振り向かせられるかしら?」とか、そういう事の方が気になるんだよね。
だから、今回は特別に、「モテる方法」を教えるよ。
まず「モテる男」になる場合、三つのことを覚えてね。
一つ目・・・・・・優しいい
二つ目・・・・・・強い
三つ名・・・・・・女に手が早い
男ってね、優しいだけじゃだめなの。
優しくて、強くなきゃダメ。
そして、大事なのは、女に手が早くなきゃダメなんです。
なぜなら、今は「スピードの時代」と言って、なんでも早さが勝負なんです。
いや、冗談じゃなくて、本当にそうなんですよ。
あのね、その時代時代で、「流行」って変わるんだよ。
結婚でも、昔は親が結婚相手を決めたの。
俺たちの親の代では、相手の顔を見ないで、結婚したくらいなんだよな。
結婚したい時は、待ってりゃ親が何とかしてくれたの。
でも、今は「スピードの時代」で、自分で早く動いた人が勝ちなの。
人をあてにできない時代なんだよ。
恋でも、仕事でも「早さ」が勝負なんです。
「優しい男」って結構いるんだけど、「優しくて強い男」になるとグッと数が減る。
さらに「女に手が早い」まで兼ね備えている人は、非常に少ないね。
ひとりさん直伝!「モテる女」になる三つの方法
女性の場合、「モテる女」になるには、これから話す三つのことを覚えてね。
一つ目・・・・・・可愛い
二つ目・・・・・・優しそうに見える
三つ目・・・・・・男に手が早い
女性の場合、「可愛いい」っていいよね。
言うことが可愛かったり、笑顔が可愛くて、愛嬌がある人ってモテますね。
それから、女性は、優しそうに見えればいい。
本当に優しくなくても、優しく見えさえすれば、それでいいんです。
それから、女の人の「男に手が早い」っていうのは、こういうことなんですよ。
狙った男がいたら、ちょっと余分に見つめるとか、「あなたの趣味って何?」って聞くとか。
男が何か話をしたら、「えっ、それ、私も一回見てみたいわ」って、興味ありそうに話に乗るとか。
わかるかな?
女性は、相手の男に「あなたに興味があるのよ」っていう態度をうまく示さないとダメなの。
「男にうまく手を出させるようにする」って言うのかな。
それが女の「男に手が早い」っていう意味なんだよね。
だって、男ががんばって早く手を出しても、自分に少しもアプローチしてくれない女に手を出しちゃったら、痴漢かストーカーだよね。
だから、「いいなあ」と思った相手には、うまく手を出させるようにしてあげる。
アプローチされた男は、「あ、この女性、俺のこと好きなのかな?」と思ったら、相手の女性をよく観察して、間違えないようにしてね。
それで「ああ、この人は、俺のこと好きなんだ」と思ったら、即座に手を出す。
このタイミングが、お互い、息が合っていればいいの。
恋っていうのは、お互いの息が合って、波動が合わないとできないんだよね。
この前ね、一人さんはちょっと具合が悪くなった事があって、その時に、「もう人生、これでいいかな」っていう気持ちを生まれて初めて味わったの。
その時に、「なんで俺はこんな気持ちになるのかな?」って自分の胸の中を見直してみたら、結局、そういう時って「真面目なこと」を考えているんだよね。
それで、「これは不真面目さが足りないんだ」って気付いたの。
「不届き不埒なこと」が足りないんだよね。
だから、「もっと不届き不埒な事を考えよう」と思ったら、急に元気が湧いてきて、体も治っちゃったの。
結局、人間って、一番楽しいのは、恋をすることなんだろよな。
一発で解決する面白すぎる不安症対策
先日、ある人から相談を受けたんです。
その人は、「私はもう何年も、集団で誰かにつけられているんです」って言うんです。
「どんなふうに付けられているの?」って聞いてみたら、その人は、私も後ろにいる車のナンバーがゾロ目だと、私の後ろをつけて来てるってことなんです」。
そう言うんだよ。
それから、誰かが耳元で「死ね!」と言ってきたり、家に盗聴器を仕掛けられていることもあるんだって。
それで、証拠を抑えようとすると、相手はパッと上手く逃げちゃって、警察に相談に行ったけど相手にしてもらえなかったらしいんだよね。
だから、その人は、「私、いつ殺されるかもしれないと思うと、不安で不安で夜も眠れないそうなんだよね。
周りの人に相談しても、「それって幻想じゃない?」とか、「あなたの考えすぎじゃないの?」とかって言われちゃうらしいんだよね。
だから、その人に、最初にこう言ったんです。
「あなたがつけられてるって思うなら、そうなんだよね」
そして、こう言ったんです。
「俺は人相見たからわかるけど、あなたの顔に死相とか、そういうものが出てないよ。だから安心しな」
そしたら、その人は、ちょっとほっとしたような顔になったけど、まだ不安そうに、「でも、こういうこともあったんです」「ああいうこともあったんです」って、言うんだよ。
だから、ひとりさんはこうも言ったんです。
「もし、まだ気になるんなら、こう思えばいいよ。
『ずっと私をつけてくるなんて、よっぽど私のこと好きなんだね。
この人、私のファンなんだ』ってね」
中村天風さんの教えて、こんな話があるんです。
ある財閥の息子さんがいて、その人が外出する時に、どこに行くにも女中さんがついてくるんだって。
それで、その息子さんが天風さんに「何処に行くにも、受注が金魚のフンみたいにゾロゾロ付いてくるんで、嫌なんです」って言ったらしいんだよね。
そしたら、中村天風さんは何て言ったと思う?
「金魚は、ウンコつけてても、気にしてないよ」って。
さすが天風さんですね。
あのね、こういう事って「宿命」だと思えばいいんです。
財閥みたいなとこに生まれちゃったら、女中がいつも過ぎてきたとしても、「定め」なんだよね。
それと同じように、何もしていないのに、誰かがいつもついてくるんだとして、その人は、「つけられるような定め」なんです。
「いっぱい人が付いてくるなんて、私って、相当人気があるんだな」って思っていればいい。
「私も、最近は人気が下がってきたな。
前は、車が10台付いてきていたけど、最近は5台になったから、人気が半分になっちゃったんだな」とかってね。
心って、思いようなんです。
「不安症」の人は、何があっても悪く考える癖が抜けないけれど、悪く考えていた方が、エネルギー使わなくて楽なんだよね。
「何があってもよく考える」って言うのは、実はものすごいエネルギーがいるんだよ。
「心配」っていうのは、後から後から、湧くように出てくるもの。
だけど「安心」だけは、ものすごい努力をしないと得られないんだよね。
だから、「不安」を「安心」に変えられるように、色々考えて、工夫して、自分の心を常に「明るい方向」に向けていなきゃいけない。
これはある意味、「戦い」と一緒だよ。
戦って、戦って、戦って・・・・・・、それで「不安」に打ち勝てたとしたら、これって凄いことなの。
「不安症を克服できた」ということで、同じような症状を持ってる人の「希望の光」になれるよね。
今度は自分と同じように苦しんでいる「不安症の人」を助ける側に回れるんです。
勇気ってね、出せば出すほど出るの。
よく「知恵と勇気が必要だ」って言うけれど、「勇気の無い知恵」はいくらあっても、何の役にも立ちません。
頭の中で、知恵だけが空回りしていても、行動ができないんだから、現実は何も変わらないんだよね。
「勇気って、どうやって出るんですか?」って、「出し癖」をつければいいだけだよ。
勇気ってね、少しだけでも出るようになると、また少し出るようになるの。
それで、「出し癖」が付くと、いくらでも出るんだよ。
「出し癖」がつけば、もうしめたもの。
いくら集団でつけてくる人がいても、「何か御用ですか?」とか、「私のことが好きなんですか?」とか、平気で言えるようになるから。
もしそれが幻想であっても、くだらない噂であったとしても、とにかく何でも自分のところに入ってきた情報は、「自分の都合のいいように考える」。
面白く生きるには、これしかないんだよ。
ラブホテルに行ったことがある人は分かると思うけど、ラブホテルって、部屋が鏡張りになっているところがあるんだよね。
それで、ガラスが「マジックミラー」になっていて、ガラスの向こうから、アダルトビデオのカメラマンさんが盗撮しているかもしれないっていう噂を、誰かが言っていたことがあるんです。
そんな噂を聞いたもんだから、ひとりさんはラブホテルに行くと、まず鏡の前に立って、、敬礼のポーズで「よっ!」って挨拶する。
だって、もし、盗撮してくれているカメラマンがいたら、かっこよく撮ってもらえるように、挨拶が必要でしょう?
やっぱり何事も挨拶は忘れちゃだめですよ。
まあ、この話はジョークですけど、とにかく自分の都合のいいように考える今度にするんだな。
何事も最後には、どれほど腹が座っているかなんだよね。
追伸 一人さんの鳥小屋論
一人さんは、昔から鳥小屋論という考え方を持っている人です。
鳥小屋論とは、どういう考え方かというと、
基本線「どんなときも、生まれてきて幸せだと思おう」という精神論は敷くけれど、あとは各人の自由意志に基づいて行動するというものです。
鳥をちっちゃな鳥かごに入れておくと、かわいそうになる。
狭いと苦しくなるじゃん。
でも、でかい鳥小屋だったら楽なんだよね。
成功のhow toっていうのがあるでしょう。
成功する方法ってことだよね。
でもね、あーやって決め事を作っちゃうと、それは失敗になっちゃう。
なぜかと言うと、人はそれぞれ得意、不得意が違うんだよ。
感性も考え方も、全て違うんだよ。
それが人の個性なんだよね。
それで、その個性にいい、悪いはないの。
ただ、人と違ってるだけなんだよ。
だけど、そのやり方ができなかった人は、
「自分にはできない。自分はダメなんだ」
と思ってしまって、しまいには何もやらなくなっちゃう。
だから、鳥小屋を大きくしておいて、自由にさせといた方がいいんだよ。
そういう考えの師匠を持つと、弟子は自由気ままでいいものです。
でも、それが為に自由気ままが行き過ぎて、反省することも多々ありました。
そんな時の一人さんは、
「えみちゃん、必要以上の努力して、辛くなっちゃいけないよ」って言うだけ。
具体的にああしろ、こうしろと指示しません。
そんな一人さんに対して、私は一度、
「私にとって、一人さんは師匠です。
師匠なのに、どうしてでしょう矯正しようとしないんですか?」
と言ったことがありました。
その時、一人さんはこう言ったんです。
俺は人生を修行だと捉えている。
幸せになるためのね。
人生の中で色んな経験をして、あっちぶつかり、こっちぶつかりしながら、幸せな人間になっていく。
俺たちは商人だから、商売を通じてその修行をしているんだよ。
えみちゃんは、人よりうんとバイタリティがあるぶん、ぶつかった時の勢いがすごいと思うよ。
痛いだろうなって思うこともある。
だけど、えみちゃんは、このやり方でないと修行できない人なんだと思って、俺は黙って見てることにしているんだよ。
正直なことを言うと、本当はこのやり方が一番いいのになって思うことがあるよ。
でも、えみちゃんはこのやり方でしか修行ができないんだよ。
なぜって、俺は、えみちゃんじゃない。
えみちゃんも、俺じゃない。
それぞれ個性が違うように、その人に課せられた修行も違うの。
俺は、俺のやり方で修行するようになっているし、それが必要なんだ。
だから、えみちゃんは、そのやり方がえみちゃんにとって必要なものなんだよ。
中村天風さんっていう人がいるよね。
あの人がお師匠さんとヒマラヤだったか、とにかく高い山の、崖っぷちにある細い道を歩いていたんだって。
一歩踏み外せば奈落の底だから、天風さんはおっかなくて仕方がないく。
それで、お師匠さんに、
「こんなところを歩いていたら危険です。
落ちたらどうするんですか」
みたいなことを言ったの。
そしたら、そのお師匠さんの言ったことがすごい。
「何の必要があって?」
要するに、何の必要があって谷底へ落ちなきゃいけないんだと。
落ちる必要がないから、自分は落ちないんだっていうことだよね。
そのお師匠さんの言うとおりだよね。
危険な場所を歩いているから落ちるんじゃない。
危険じゃないところは歩いていても、死ぬときは死ぬんだよ。
ヒマラヤじゃなく、東京にいても死ぬ時は死ぬからね。
それで、その後師匠さんの考え方を発展させると、必要のないことは起こらないってなる。
だから、えみちゃんはえみちゃんのやり方で修行する必要があるし、そのやり方で蹴躓いても、それは必要なものなんだ。
例え、俺が、そんなやり方はやめて、この方法でいけって言っても、きっと恵美ちゃんの心の中には納得できない何かがあるよ。
だから、人生って、あっちぶつかり、こっちぶつかりしながら行くようになっているの。
それで、人生の修行って、自分がするものなの。
人生の修行は、早く終える必要はないんだよ。
早く悟る必要もない。
人間っていうのは、悟るべき時が来れば、勝手に悟るものなの。
それで、悟ることが目的じゃないんだ。
悟る時が来るまで、えっちら、ほっちら過程を楽しんでればいいの。
こういう精神的な話は、無理して理解する必要はない。
無理して覚える必要もないよ。
その時、その人が必要なことがスーッと入っていくものだから。
それで、必要な時に、必要なことがアタマに出てくるから。
学校の勉強と違って、なぜか必要なことは覚えてる。
覚えていることが、その人にとって必要なことだからね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
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