あなたは生まれた時点で、すでにスゴいんです
謙虚と卑屈は全く別物なんです
誰かが「私はダメな人なんです」と言ったとしますよね。
そういう時、おそらく、大抵の人は「そんなことはないよ」と言うでしょう。
その人のためを思って、「あなたはスゴいよ」と言ったりしますよね。
人にはそうやって「スゴいね」って言えるのに、なぜ自分自身の凄さを認められないんですかっていうことなんです。
なぜ、自分には「自分がスゴいんだ」と言ってあげられないんでしょう?
それはね、これまでの人生の中で、そういうことを「言ってはいけない」とあなたの中にインプットされたからなんです。
「謙虚にしていなさい」とか「おとなしくしていなさい」と親や、学校の先生に言われて育ってきたんです。
多くの日本人がそうなんです。
だから、そういう教育を受けてきたもんだから、自分に「自分はスゴいんだ」と言ってはならない。
そう思い込んでいるんです。
その思い込みが、「自分がスゴいんだ」ということを認めてあげられない原因のひとつなんです。
でも、親御さんや先生が言っていることは、一人さんに言わせると、謙虚さと、自信がないことを混同しているんです。
「自分は生まれた時からスゴい価値があるんだ」
と思っているスゴい人が威張らないことを「謙虚」と言うんです。
周りにも「スゴい人だ」と思われているのに威張らないことが「謙虚」なんです。
自分はスゴくないと思っているスゴくない人がへりくだっているのは、ただの「卑屈」です。
魂というものは、そのままで十分スゴいのに、それを見ようとしない。
そして、卑屈になっている。
だから、あなたは苦労するんです。
なぜ正義が悪に負けるんだ!!
非常に仕事ができて、正義感が強く、とても真面目でがんばりり屋さんなのですが、心の奥底で「自分はスゴくない」と思っている女性がいました。
ある時、職場でベテラン社員が気が弱くて言い返せない社員に的をかけ、いちゃもんをつけているのを見かねた彼女は、「もう、やめましょうよ」とベテラン社員に意見したそうです。
彼女はどうなったと思いますか?
ベテラン社員に逆ギレされ、怒鳴られてしまったんです。
彼女は正しいことをしました。
弱い者いじめをしているベテラン社員の方が良くないんです。
それなのに、彼女はその人に怒鳴りつけられてしまいました。
「向こうが悪いことをして、私は正しいのに」と彼女は言うんです。
そうだ、そうだ、弱い者いじめをする方が悪なんだ。
正しいことをした人間が、悪いことをした人間に逆ギレされる邦画、おかしいんです。
分かりますか?
もし仮に、そのベテラン社員に意見したのが、スキンヘッドで筋骨隆々でね、素手で瓦の5、6枚ぐらい軽く割ってしまいそうな屈強な男性だったら、そのベテラン社員は絶対、逆ギレしないはずなんです。
何が言いたいのかって言うとね。
つまり、誰が言ったのかが重要なんだよっていうことです。
言っていることが、正しいかどうかじゃないんです。
「自分はスゴない」と思っているその女性のことを、そのベテラン社員は「スゴくない」と思っているんです。
相手になめられているから、正しいことを言っているにも関わらず、逆襲されてしまうんです。
人生、なめられちゃいけないんです。
正義は悪に勝たなくちゃいけないよ、と言ってるの。
相手に「スゴくない人」とみなされてしまったら、どんなに正しいことを言っても、相手の人は聞く耳を持ってくれないんです。
逆に「自分はスゴいんだ」と思って、スゴい波動を出していたら、何の問題もなかったでしょう。
逆ギレされることもなかったんです。
これが波動のなせる技です。
あなたが出していた波動が、今、あなたの目の前で起きていることを引き寄せたのです。
人生は、自分が出す波動通りになります。
人生は波動なんです。
人間は盆栽じゃないんです
「あなた達は本当はスゴいんだよ、スゴい人なんだよ」
私のお弟子さんである、マルカの社長たちと知り合った頃から私は彼らに、そう言い続けてきました。
スゴい人である彼らが一人さんの仕事を始める時もそうでした。
私は社長達にこう言ったのです。
「スゴい人にはスゴいことが起きると決まっているんだよ。
あなた達は、これからものスゴく豊かになり、ものスゴい有名になっていくから、そのつもりで、生きていきなさい」
スゴい人になるためにこれをしよう、あれをしようというような指導を、一人さんは一切しなかったんです。
お弟子さん達は、みんな、一人さんのものスゴい波動に引き寄せられてきたスゴい人たちだから。
いずれスゴい成功者になる。
そう決まっているんです。
だから、盆栽のように、伸びようとする枝をぐっと迎えてみたり、枝を無理やり捻じ曲げてみたりということを一切しませんでした。
人間は盆栽じゃないんです。
伸びたいように伸ばしてあげれば、無駄に力まずに、素直に、神の意図した通りスゴくなっていくということを、一人さんは知っていたからです。
ですから、お弟子さん達がやりたいことは絶対に「ダメ」とは言いませんでした。
むしろ逆に「もっとやれ、もっと」と言ってきたんです。
また、彼らに「自分がスゴくない」と思わせることがないよう、私の出来る限り、一人さんなりの配慮してきました。
例えば、こういうことがありました。
ある時、お弟子さん達が集まって、「管理者を養成するスクールがあるらしいよ。
なんでも軍隊生活を模していて、面白そうだから、みんなで話のタネに行ってみよう」という話をして盛り上がっているのを聞いたことがあります。
私は、彼らに知られないようにこっそり、そのスクールに電話をしました。
そして、講師の先生に、私はこう言ったんです。
「ウチの人たちが今度、そちらでお世話になるんですが、彼らが自信をなくすようなことを言わないでくださいね。
彼らは、すでに完璧なんです。
彼らから自信を奪うようなことは、しないでくださいね。
彼らは、今もう最高なんです。
すでに最高な彼らがもっと自分に誇りを持って、社会に出ていけるようなご指導を期待してますからね。
よろしくお願いしますね」
そこまでするぐらい、人には自信というものが大切なんです。
持って生まれた生命力を十分に発揮できるかどうかは、そこにかかっているんです。
人間は、赤ちゃんの時は神に近い状態で、自信満々でいたんです。
赤ちゃんの頃から、「いや、俺ってダメな人間だからね」っと思っていた人は一人もいないの。
じゃあ、なんで大きくなったら、自分がスゴくないんだって思うようになったのかって言うとね。
元々持っていた自信を奪った人が周りにいただけ。
それだけなんです。
私がお弟子さん達にしてあげたのは、彼らの自身を守ったこと。
ただ、それだけです。
それだけで、種の硬い殻を破って芽が出て、花は開くんです。
「自分はスゴいんだ」と言う言葉自体の波動がスゴいんです
ほとんどの人は、「自分にはすごい価値があるんだ」と感じたいし、その価値を得るために何かをしようとするんです。
でも、そんなことをしても「自分に価値がある」感は得られないんです。
なぜなら、「自分はスゴくない」と思っているから、スゴくなろうとして、色々とやるんですよね。
すると、「自分はスゴくない」と思っているあなたの脳と心は、それを証明しようとするんです。
例えば、がんばってもがんばっても、自分の存在価値を認めてくれないような会社に行ってしまうんです。
自分が出している「自分がスゴくない」という思いのエネルギー、すなわち波動が、そういう会社を引き寄せます。
そして、配属された職場には、なぜだか分からないんだけど、必ず、あなたの価値を認めようとしない、あなたをバカにするようなことばかり言う人がいるんです。
本当なんです。
そこであなたは確信します。
「やっぱり自分はダメなんだ」
こうして益々、自分が信じられなくなっていきます。
どんどん自分が小さくなっていって、自分のことがますます嫌いになっていく。
本当は、スゴい人なのに、スゴくないと思って生きている自分が、自分でも歯痒くて、歯がゆくて、心が泣き叫んでるんです。
だから「自分はスゴいんだ」と言ってください。
苦しむために、あなたは生まれてきたのではありません。
幸せになるために生まれてきたんです。
この世に出てくる時に、幸せになりますって、神様と約束してきたんです。
「でも、一人さん、私はスゴくありませんから」っていう人が必ずいるんです。
だからこそ、この言霊の力を借りるんです。
「自分はスゴいんだ」
声に出して言ってみてください。
この言葉の響きが、スゴい波動なんです。
「自分はスゴいんだ」と声に出して言うと、あなたの中から「スゴいんだ」という言葉の響きの波動が出ていきます。
思っていなくてもいいんです。
おまじないか、芝居の台詞のつもりで、「自分はスゴいんだ」というだけでいいんです。
いいですか。
いいことがあったから、幸せになるんじゃないんです。
「幸せだなぁ」って言っているから、いいことが起きるんです。
黙っていてもいいことが次々起きるなんていうことは、まずないんです。
だから、言霊の力を借りていいことを引き寄せるんです。
1日100回、声に出して「自分はスゴい」んだと言ってください。
それを21日間、実践してみましょう。
21日続けると、大抵の人はそれが当たり前に続けられるようになってきます。
それだけで、あなたに起きることが違ってきます。
何故かって言うとね。
あなたから出る波動が、前とは全然違っているからです。
全ては自分から始まるんです
「自分はスゴいんだ」と言ってると、スゴいことが起きてきます。
例えば、「自分はスゴいんだ」と思いながら就職活動をしていくと、自分の価値を認めてくれる職場が見つかります。
そうでない場合、「自分はスゴくない」と思っていると、逆の結果が出ます。
自分に価値がどんどんなくなっていくような職場に引っ張られるようにしていくことになるんです。
あなたは、どちらのパターンをお望みですか?
同じ働くのなら、自分の価値を認めてくれる職場で働いたほうが断然いいですよね。
だったら「自分はスゴいんだ」と言ってみてください 。
自分が出してる波動を変えないで、どんな努力をしても思った通りの成果は得られません。
「自分はスゴくない」という波動のままで、自分の価値を認めてくれる会社を探そうとしても、その通りにはいかないんです。
「自分はスゴくない」という波動が切り替わらない限り、あなたに嫌なことをしてくれる人間がいる職場に呼ばれて行きます。
それは避けられないの。
その人は、あなたの存在価値を否定するようなことをすることで、あなたが「もうこんなのは嫌だ」って、自分自身の幸せのために立ち上がることそくしているんです。
あなたへお知らせをくれているんだよね。
でも、「自分はスゴいんだ」と言っていれば、こんな難行苦行体験することはありません。
すごい波動を出している人の前には、その存在価値を否定するようなことを言う人が出てこないからです。
万が一、嫌なことを言われたとしても、スーっと言い返せるんです。
しかも、言い返しても角が立たない。
「自分はスゴいんだ」を言い出したスゴいタイプの人には、そんなすごいことが起きても何の不思議もないんです。
スゴい人には、スゴいことが起きるように、この世の中はなっているのだから。
追伸 嫌な人には要注意
世の中、どんな所にも嫌な人間はいる。
もちろん、仕事をしていれば、同じ社内にも、取引先にも、お客さんにも、嫌な人ってどうしてもいるんだよね。
とにかく、嫌な人とは、自分から関わらないことだよ。
近くには寄らないで、そっと距離を置くべきです。
親が嫌いなら、親と離れて暮らせばいいし、同僚が嫌いなら、異動を希望してもいい。
社長が嫌なら、転職してもいいんです。
それでも、嫌な人が近づいてきた場合には、自分だけは機嫌良くいることだよ。
会社では、人の悪口を言ったり、妬んだりしない。
笑顔で元気でいる。
さらに人に対して、嫌なことをせずに、親切にする。
こんなふうにね。
すると、あなたと同じような素敵な人が集まってくる。
これを「類友の法則」といいます。
類は友を呼ぶ。
いい人が集まれば、に仕事ができる。
だから、いい仕事がしたいなら、まずあなた自身が魅力のあるいい人になることだよ。
ただし、嫌な人が近づいてくることもある。
その時は、我慢しちゃいけないの。
それも大切。
サラリーマンをしているAさんの話をしよう。
Aさんの同僚Bさんは、嫌味なことばかり言う上司に悩まされていた。
わざとBさんの筆箱をシェーカーように振って、「いい音するね」と言ってみたり、「正義派ぶってるんじゃないよ」と小声で耳打ちしたり、嫌がらせをしたりしてくる。
Bさんは、この嫌がらせに反論せず、嫌な気持ちを表に出さないよう、努めて明るく元気に仕事をしていた。
ある日、Bさんは娘からもらった可愛いパソコンケースを使っていたら、それを見て嫌味な上司が「これ、若い女の子にもらったもの?」と高笑いで、このケースを持ち上げた。
それを見て、たまらなくなったAさんは「毎回、Bさんに酷いことを言って何が楽しいんですか? 余計な話をしにこの席につかないで欲しいんだけど、パワハラで訴えますよ」と、フロア中に聞こえる大きな声で、怒鳴った。
その瞬間、みんなの視線が嫌味な上司に集中。
上司は、おずおずと席から離れていった。
この日から、上司はBさんに近づかなくなったんだそうだ。
嫌な人が近づいてくる時は、こうやって、はっきり言葉に出して伝えることが大事だよ。
嫌な人が近づいてくる時は、こうやって、はっきり言葉に出して伝えることが大事だよ。
Bさんのように我慢していては、何の解決にもならない。
今の時代、言葉にしなきゃ伝わらないことが多いからね。
嫌なことは、はっきり相手に言う。
そして、Aさんのように自分も守り、人も守ってあげられる人になる。
これも魅力のある人の条件のひとつなんだよ。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読有り難うございます。
www.youtube.com https://youtu.be/3CfAFw07Mwk
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