目に見えないけれど存在する、様々な法則を味方にしようね。
実際に起きないことで悩むと身体が壊れる
悩みや心配事がある時って「大丈夫だ」とは思えないよね。
そんな時はまず、その悩みや心配事に対して、少しでもいいから自分が対処できることを考え、行動してみるです。
もし経済的な不安があるのなら、ちょっとずつでもお金を貯めるとか、体に良いものを摂るようにするとか。
それで、実際に起きていないことをあれこれ悩んだり、心配したりする人がいるんだけれど、これって凄く良くないんだよ。
どんな車でも、「空ぶかし」をしすぎると壊れてしまいます。
アクセルというのは負荷がかかった状態ならいいんだけど、負荷がない状態でアクセルを踏み続けるとエンジンが壊れるんです。
例えば、2トンの荷物を積める車に4トンの荷物を乗せてます車を走ることはできます。
でも、何も負荷のかかっていない状態、つまりギアがニュートラルになっている状態でフルにアクセルを踏み続けるとエンジンが壊れてしまいます。
人が実際に起きてないことを想像で思い悩むのは、これと同じことなんです。
例えば、あなたの目の前に梅干しが山ほどあって、それをひとつずつ食べることを想像してみてください。
どうですか?
実際に梅干しを食べていないのに、口の中に唾液が広がりましたよね。
つまり思いは必ず「身体」に影響を与えます。
実際に起こっていないことでも不安を持つと、体には交感神経の働きを高める物質の脳内ホルモンが分泌されて、血管が収縮するんです。
だから体の血液の循環が悪くなります。
同時に筋肉の硬直して、血の巡りが悪くなるの。
血液が体の細胞に栄養を運び、同時に老廃物を持って帰るという作業をしてくれます。
これが、筋肉が硬直すると出来なくなってしまうのです。
それで、悪い所、弱いところにその毒が溜まり、それが病気の原因になってしまうことがあるんだよ。
日露戦争の時に、二百三高地のような泥か何ぞという寒さの場所て、寝ないで撃ち合いをしても、多くの人はそれが原因で病気になることはありませんでした。
それぐらい人間の体は丈夫に作られているのに、実際に起こってないことで体に負荷をかけ続けてると、人の体は壊れてしまうからね。
「悟り」とは差を取ること
人が悩んだり、心配して不安な気持ちになったりするのも、これも一つの能力です。
だから、その悩みや心配、不安に対して具体的に対処してみるの。
それで、対処できない悩みや心配はいっそのことを放っておくんです。
すると、いつのまにかその心配や不安てなくなっているものです。
自分でやれることを精一杯やっていると、周りの人や、時間や運など、いろんなものが味方して解決してくれます。
実際、1年前に悩んでいたことで心配していたことを思い出させる人って、ほとんどいないでしょう。
「悟り」というのは、悩んだり心配しなくなることではありません。
悩みや心配事があっても、それでも「大丈夫だ」と思える心を「悟り」というのです。
差を取ることなんだよね。
能力に差があるのは、それぞれ目的が違うからなんだ。
ひとりひとりの課題に差はあっても、同じように魂を成長させようとがんばっているということに差はありません。
そうやって相手との能力や姿や肌の色や使う言葉の違いなど、様々な差を取って、お互いの魂や命の尊さを知ることが、本当の「悟り」なんです。
法則を知れば人生は変わる
この世の中には絶対的な法則があります。
私たちはこの絶対的な不変の法則があるからこそ、いろんなことが「大丈夫だ」と思えるんだよね。
例えば「万有引力の法則」。
これは、地上では物体が地球に引き寄せられるだけでなく、この宇宙においてはどこでもすべての物体は互いに引き寄せ合うことを説いています。
これがあるおかげで私たちは地上で生活していくことができるんだよね。
もし「明日、万有引力の法則がなくなったらどうしよう」なんて考えていたら、とてもじゃないけど生活していくことなんかできません。
私たちはすでに、様々な法則を知っています。
よく調べているものは自然科学や物理学の世界で広がってきました。
だからこそ、私たちはいろんなものを作り出すことができて、色んな出来事の予測し、明日が来ることを確信するんだよね。
何も化学や物理ほど難しくなくても、もっと身近にさまざまな法則があります。
心の成長と幸せに関する法則を紹介します。
このことを知ると「大丈夫だ」ということが分かるだけではなく、自分の人生を劇的に変えていくことだってできるんです。
すべては「100%の法則」
それは幸せなこともあれば、不幸なこともあると思います。
それらすべての出来事に対して「これは100%、自分の責任なんだ」と思えた時、自分の人生を100%コントロールすることができるようになるんです。
これを「100%の法則」といいます。
例えば部長がいつもあなたにばかり怒るんだとしたら「部長が悪い」とみるのではなく、「私の中に部長を怒らせる何かがあるんだ」ととみる。
そういう目を待つと、「確かに部長は全ての部下に怒ってるわけじゃない」ということがわかりますし、「ならば怒られないようにするにはどうすればいいか」ということも分かるんです。
自分が何回も騙されるんだとしたら、「自分が騙されるのを見抜けない」とか、何か騙されやすい所があるはずです。
とにかく、この「100%の法則」は自分に起こる出来事が100%、自分の責任だとみる法則なんです。
これがもし、50%は自分も悪いけど、相手の50%悪いんだとしたら、あなたの人生を相手に50%支配されていることになります。
相手が90%悪いんだとしたら、相手はあなたの人生の90%を握ってる事になるんだよね。
ところが100%自分の責任だとすると、自由度も100%になります。
だから自分の人生を100%自分のために生きようとするなら、この「100%の法則」を知っておいた方がいいのです。
「100%幸せだ」と思っても悪いことは起こる
幸せというのも結局、起きた出来事に対して「100%幸せだ」と思えるかどうかなんです。
それで、私が「100%幸せだ」と思っていても、浮気がバレる時もあります。
つまずく時もあるし、車を擦られる時もあるの。
生きていると色々なことが起こります。
先日もちょうど、みんなでドライブをしながら、この「100%の法則」の話をしていました。
どんなことが起きても幸せだと思えるかどうか・・・・・・
そんな話で車中は盛り上がりました。
そして、途中でトイレ休憩をしようと思って、サービスエリアに車を寄せました。
ところが、車を降りてトイレに行こうと歩き始めたとたん、突然「ポト」ンと鳥のフンが私の肩に落ちてきました!
一瞬びっくりしましたが、次の瞬間になんだか笑えてきてね。
累計納税額日本一の大金持ちで、「100%幸せだ」と思っている私でさえ、こういうことって起こるんです。
「100%幸せだって言っていると悪いことが起こらない」
決してそういうことじゃないの。
いろんなことが起こるけれど、何が起きようとも、それらをひっくるめて「100%幸せだ」と思えるかどうかが大切なんだよ。
普通の人は悪いことが起こると不機嫌になったり「ついてない」って思ったりします。
起こる出来事を100%予想するのは不可能だから、そうすると、あなたの幸せは偶然の出来事に左右されることになるよね。
人を変えることはできませんし、起こる出来事自体を変えることもできません。
変えられるのは自分だけなんです。
何かをやって失敗しても、経験しただけ得なんです。
それで、次はその経験を糧にして、うまくやればいいの。
先日もある人が「ちょっと嫌なことがあって、愚痴を言っちゃったんです。こんな私はダメですよね」って言うけど、そうじゃないんです。
幸せな人でも、つい愚痴をこぼすことはあるの。
そんなことも含めて幸せだなと思えばいいんです。
いちいち何かにつけて不幸だと思う癖をやめないと、幸せにはなれないよ。
最初はね、頭ではわかっていても、なかなか「100%幸せだ」なんて思うのは無理って人もいるよね。
でも、思うの。
思い続けて物事を見つめていくと、なぜ起きたのかという原因も分かってくるからね。
追伸 質問 働き方改革
世の中AI化が進み、人手がいらなくなると思います。
私は不安で仕方がないのですか?
どんな世の中になっていくのでしょうか?
お教えいただければ幸甚です。
斎藤一人さん
頭脳労働ってね、肉体労働と違って、時間をかければいい仕事が出来るってわけじゃない。
頭脳労働は、発想やひらめきが必要だからね。
いくら時間を費やしても、いいアイデアやひらめきが出てこないんです。
これからは、毎日会社に行って1日8時間も、机の前で拘束されなくて済むようになる。
今、働き方改革で、自宅で仕事をするテレワークが推奨されているよね。
でも、これからの時代はそんなもんじゃない。
「1日遊んで発想力を豊かにしろ」って言われるようになるよ。
すると、どうなるか分かるかな?
週休2日が、3日になり、いずれは週休5日になっていくんだよ。
働く日よりも、休みの日が多いんだなんて、すごいことだよね。
信じない人は信じなくていいよ。
ただ、10年後20年後にはその結果が分かると思います。
いずれにしても未来は、明るいってことです。
不安になる必要がないんだよ。
いい「ひらめき」って、一生懸命考えて浮かぶものじゃない。
リサーチしたり、研究したりして、出せるものでもないんです。
斎藤一人さんは、常に新しい商品を考え、世に送り出しているけど、一度も苦労して創り出したものはないんです。
急にひらめいた考えを商品にしています。
そして、失敗したことがない。
常にうまくいってるの。
どうして最強のひらめきが生まれるのか?
これも信じてもらえないかもしれないけど、「神様からのメッセージ」を頂いているんです。
神様からのメッセージといっても、具体的にアドバイスをもらうわけじゃない。
良い結果が出るようなアイデアを頂けるんです。
不思議だけどね。
例えば、肩こりに効くクリームが欲しいと思った時、不思議と肩こりに効く原料が見つかって、ちょうどいい配合の割合を思いつく。
店舗を持ちたいと考えたとき、ちょうどいい物件の話を友人が持ってくる。
斎藤一人さんの会社は、研究員は一人もいないの。
会社を作った頃は、「銀座日本漢方研究所」っていう社名だったんだけどね。
良いヒントをテレビで見て、こんな商品が作りたいなと思うでしょ。
すると、ちょうどいい具合に、作った人が私のところへ持ってくるんです。
こんな風に、新商品は数秒で生まれてしまうの。
神様のメッセージを受ければ、行きたい道に行けるよう、導かれていくんです。
そして、必ずうまくいくんだよね。
あなたも同じような経験があるんじゃないかな?
偶然入った喫茶店に置いてあった雑誌を読んで、仕事のヒントをもらったり、たまたま出かけた場所で、ずっと会いたかった人に会ったり。
神様からのメッセージを受け取るためには、絶対的な法則があるんです。
それは、自分が楽しんでワクワクすること。
人生を深刻に考えず、楽しむこと。
これが、運を掴むカギだからね。
神様からいいアイデアが降りてくる裏技なんです。
楽しくしていると、
すごいアイデアを神様からもらいやすくなる。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お世話になっております。
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我が儘勝手で申し開きも御座いません。
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