自分が焦りそうになったら、こう言うの。
「ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ」って。
そうすると、気持ちに余裕ができて、ゆっくり行動できるから。
- 焦りそうになったら「ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ」
- 歳を取ることで不機嫌になるのなら自分で年齢を決めて「上気元」でいる
- 「死ぬのとき」は、苦しくない
- 「上気元」の人は不況に関係なくどこからも必要とされる
- 追伸 死後の世界
焦りそうになったら「ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ」
ここんとこ、忠夫ちゃんが、「手足が冷たい、冷たい」って言うの。
忠夫ちゃんは、住んでいる福井県から、ずっと車を運転して東京まで来るんです。
「運転の途中で休憩したかい?」言って聞いたら、1回も休憩しなかったんだって。
そうやって、追い立てられるような気持ちで何時間も運転していると、ずっと前かがみでいるって事だよね。
そうなると呼吸が浅くなって、酸欠になるよね。
脳が酸欠になると、脳に血を送ろうとして、手足に血液がいかなくなって、手足が冷たくなっちゃう。
忠夫ちゃんは、誰からも「早く来なさい!」なんて、言われてないんですよ。
でも、勝手に自分で焦ってる。
焦る必要なんか、ないんです。
でも、焦っている人に「落ち着きなさい」って言っても、なかなか落ち着けません。
自分で意識して、動作をゆっくりにするしかないんです。
例えば歩く時、わざと、ゆっくりゆっくり歩くようにする。
それで背筋を伸ばすと、酸素がいっぱい吸える。
仕事中にトイレに行くときも、家でこたつから出るときも、ゆっくりゆっくり歩くようにする。
自分が焦りそうになったら、こう言うの。
「ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ」って。
そうすると、気持ちに余裕ができて、ゆっくり行動できるから。
このことをやるとやらないでは、いくら体にいい食べ物を摂っても、サプリメントを摂っても、全然効き目が違うと思うんです。
「焦り」っていうのは、体の免疫力を下げるんです。
焦っていると自律神経の「交感神経」ばかりが過剰になります。
人間の体っていうのは、「交感神経」と「副交感神経」のバランスでできています。
「交感神経」というのは戦闘態勢になるから、神経を閉めるんです。
「副交感神経」は、神経を緩めるんです。
ところが今の人は、神経が常に高ぶっているので、みんな交感神経の方が過剰になっています。
だから心がけで、緩めないといけないんです。
ゆっくりゆっくり歩く。
大きく深呼吸する。
それだけで、神経が随分ゆるまるんです。
それに、どうせ焦って何かやったとしても、いいものはできません。
リラックスした気分で行った時に、いいアイデアもばんばん出て、いいものができるんです。
いいですか?
「上気元」でいたかったら、わざと動作を、ちょっとゆっくりするんですよ。
あなたにとって、気持ちが落ち着くスピードがあるんです。
焦りそうになったら、「ゆっくり、ゆっくり、お先にどうぞ」。
これが「上気元」でいるための魔法の言葉なんです。
歳を取ることで不機嫌になるのなら
自分で年齢を決めて「上気元」でいる
人間って、「上気元」で生きていると、一年がすぐ過ぎちゃいます。
毎日が楽しくて、一年が感覚的に「半年ぐらいで過ぎちゃったな」と思った時は、半年分しか年を取らないんです。
その逆に、不機嫌でいると、時間が長いんです。
そうすると、一年でもガクンと歳を取っちゃう。
白髪なんかも、シワなんかも、あっという間に増えちゃうんです。
いろんな人から、「一人さんの髪って真っ黒ですね」
「白髪が全然ありませんね」って驚かれるんですけれど、それって珍しいことだそうですね。
私は毎日、楽しく生きています。
今日は何曜日だとか、自分の誕生日も忘れちゃうくらい、毎日楽しく生きています。
すると・・・・・・、一年が3ヶ月ぐらいで過ぎちゃう感覚なんです。
だから一年で3ヶ月分ぐらいしか、歳を取らないんだと思います。
あと、年齢に関して言うと、自分で自分の年齢を決めているの。
どういうことかと言うと・・・・・・、「自分の年齢を勝手に決める会」というのをやっていて、自分の歳を自分で決めてるんです。
私は昔から「27歳」が好きなの。
なぜかと言うと、三十歳になると、分別があるようなことを言わなきゃいけないから。
あれが嫌なんです。
分別がないのが好きなの。
だから、今も私は27歳です。
皆さんもね、自分の歳って、自分で決めていいんですよ。
「私は十八歳」とか、「私は25歳」とか。
特に女の人は、歳をとることを気にしますよね。
「来年は、もう50歳だなぁ・・・・・・・」とか、「もう三十路になっちゃった・・・・・・」とか。
ため息混じりに年齢のことを考えて、不機嫌になるくらいなら、自分で自分の年齢を決めればいいんです。
27歳って決めたら、今年も、来年も、再来年も27歳。
死ぬまでに27歳なんです。
それって、最高でしょう?
誰かに「何歳ですか?」って聞かれても、答えちゃダメですよ。
「私、27歳で決めてます」って、それで通すんですよ。
その方がよほど、「上気元」で楽しく生きられるよね。
「上気元」でいるためなら、何をどう考えてもいいんです。
自分を不機嫌にする物事を、どうやったら楽しく乗り越えられるか工夫していく。
それが「上気元の修行」なんです。
「死ぬのとき」は、苦しくない
人を不安にさせるものに、「死」があります。
人は死ぬのが怖い。
死ぬ時が怖い。
だから、いろいろ心配するんですよね。
「死にたくないな・・・・・・」とか、「苦しかったら嫌だな・・・・・・」とか。
だけど、死ぬ時って、苦しくないんですよ。
車なんかにバンっとぶつかって、「う~」って苦しんでる人がいるとしますよね。
そういう人に怪我が治ってから、「ぶつかった時、どうでした?」って聞いても、全然覚えていないんです。
その時、いくら苦しんでいたって、当人は覚えていない。
意識がない。
死ぬときも、意識がありません。
苦しくないんですよ。
以前『タイタニック』っていう映画ありましたよね。
船がバーンとぶつかって、だんだん沈没していく話です。
あれ、傍で見てるから怖いんですよ。
沈んでいくほうは、船がグラングランと揺れていて、何も考えられない。
何も考えないまま、意識がなくなるんです。
だから人間っていうのは、死ぬときは何も考えられないの。
そのまま死んじゃうようになってるんですよ。
死ぬときは事故だろうが、病気だろうが、怖くないんですよ。
「死の恐怖」というのは、実は「想像の産物」なんです。
「どんなに苦しいだろう・・・・・・」と考えるから不安になるけれど、実際は苦しくありません。
だから安心してくださいね。
「上気元」の人は不況に関係なく
どこからも必要とされる
今、世の中が不況です。
「就職口がなかなかなくて、大変なんです大変」って言うけれど、どこの会社も不況に関係なく、いつも優秀な人材を欲しがっています。
優秀な人材というのは「上気元な人」のこと。
ちょっとぐらい大変なことがあっても、いつもニコニコして、楽しそうに働いて、「ここで働けて幸せです!」「うちの会社って最高です!」って言ってる人は、ひっぱりだこなんです。
バブルの時は、とにかく人材が欲しかったから、「不機嫌な人」でも就職することができました。
でも、今みたいに、採用される人数が絞られてきたら、「上気元」な人じゃないと採用されません。
働き出してからも、ずっと「上気元」でいられる人じゃないと、勤まらないんです。
会社の面接の時だけ、いくら「上気元」を気取っていても、いざ働き出した時に、皆に不機嫌な態度をとっていると、真っ先にリストラの対象になります。
これは、良い傾向なんです。
不機嫌な人が、簡単にうかっちゃいけない時代なんです。
仕事が欲しければ、とびきり「上気元」でいる。
そうすれば、必ずいい就職先が見つかります。
たとえ、就職先が見つからなくても、周りの人があなたを見ています。
「〇〇さんっていう人を、すごく感じがいいよ」「そういう人に家に来てもらいたいよね」と、人づてに働き口を紹介してもらえるかもしれません。
「上気元」でいると、あなたを押し上げてくれる人が、必ず出てきます。
どんなに不況になっても、「上気元」でいる限り、難しいことは何もないのです。
追伸 死後の世界
もしこうやって見ていて、みんながいても、白い光の玉があれば、死んでいるんです。
魂が死んだことが分かれば、魂だけになりますから、痛みも苦しみもないんです。
交通事故で体がぐちゃぐちゃになっても、魂が抜けてしまえば、綺麗な体なんです。
幽霊が凄いのになって出てきますが、死んだということが分かっていないんです。
まだ生きてると思って、ぐちゃぐちゃになった死体のまま、起き上がって出てくるんです。
分かっていないんですね。
想念の世界ですから、50で死んでも、80で死んでも、1番綺麗な18が良いといえば、18になるんです。
それが分かっていないんです。
死ねば人間というのは、何歳にでもなれるんです。
自分が死んだ時に、八十歳のおばあちゃんが迎えに来るとしますね。
おばあちゃんは迎えに来た時は80歳なんです。
あの世にいるときは、八十歳の格好でいるわけではないんです。
一番自分が若くて元気で、一番自分がいたかったときの格好でいてるんです。
ただ18歳で迎えに来られれば、誰ですかということになりますが、みんなが分かる格好で迎えに来てくれるんです。
みんなは生まれたときは苦しくなかったでしょう。
誰も覚えてないでしょう、ということは、生まれたときは苦しくないんです。
産んだ母親は苦しいかも分かりませんが、子供は苦しくないんです。
それと同じで、人は死ぬ時は苦しくないんです。
ものすごく苦しんでいても、苦しくないんです。
オートバイかなんかで事故を起こして、苦しんでる子がいますよね。
その時苦しかったかと聞いてみてください。
何ともないと答えるはずです。
何も覚えてないんです。
苦しくないんです。
魂で抜ければ苦しくないんです。
でもね、あまりひどい時は魂が離れるんです。
その時は痛くて苦しくてというのではなくて、全然知らないんです。
自分が痛いと感じている時は絶対に死にません。
死ぬ時は魂が抜けますから、痛くないんです。
もうこの人はが助からない時は、魂が抜けるんです。
それが時々まれに助かる人がいてるんです。
戻ってくるんです。
痛い時は大丈夫なんです。
痛くない上に光の玉が迎えに来ていれば、そちらの方向に行くんです。
向こうで生まれて、また戻ってくるんです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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