この言葉を唱えていると、最初の一歩が軽やかに出せるんです。
「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」
自然と人を「やる気」にさせる言葉
この言葉の意味
これは、チャンスを確実に掴み取る言葉です。
目の前にある、またとないチャンスをこの言葉でグッと掴みとるんです。
「やったらやれるんだよ。
あなたには十分な可能性があるんだ。
しかし、今やらなければチャンスを逃し、永久にできないよ。
だったら、やろうよ。
この絶好の機会を掴み取って、活かそうじゃないか」
そんな意味なんです。
この言葉を唱えていると、体が自ずと前に出るんです。
自然と人をやる気にさせる言葉なんです。
この言葉の使い方
「幸せだなあ」という言葉は、チャンスを引き寄せる力を持っています。
常日頃から、「幸せだなあ」という言葉を口癖にしていると、チャンスがやってくる。
そんなチャンスを逃さずにつかみ、ここ一番という時に「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」と言うのです。
「豊かだなあ」と知恵をを呼んだ時にも、この言葉を唱えると、呼び込んだ知恵を確実につかみ取り、生かすことができます。
いつでもすっと動ける姿勢を前傾姿勢と言います。
重心を前倒しにしている形です。
逆に体を後ろに反り返らせると、とっさに動くことが出来ません。
この言葉は、心を前傾姿勢にさせます。
チャンスと見るや、すぐに動き出せる心の体制を作り出してくれるんです。
言葉が作る「軽やかな一歩」
一歩踏み出すことの難しさを知っている人には、この「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」という言葉は、値千金と言って良いと思います。
この言葉を唱えていると、最初の一歩が軽やかに出せるんです。
もちろん、踏み出せばしめたものなんです。
百歩歩くことも、最初の一歩を踏み出すことも、動き出すという観点から見れば同じことなんですから。
やり始めるのが億劫になった時、この言葉を唱えていると、獲物を狙う豹のように、しなやかに次の動作に移ることができるんです。
まさに、チャンスに対する敏捷性を獲得することができる言葉なんです。
やってやれないことはありません。
やらずにできるわけがないんです。
「ありがたいなあ」
あなたの願望を実現する言葉
この言葉の意味
「ありがたいなあ」には、二つの意味があります。
一つ目は、「ありがとう」という感謝の意味。
二つ目は、「ありがたいなあ」と先回りして言うことにより、願望実現が測れるという意味です。
例えば、家が欲しいとします。
普通なら、家が手に入った後で、「素晴らしい家をお与えくださり、ありがとうございました」とお礼を述べるところです。
これを「後礼(実現した後のお礼)」とよんでおきましょう。
ところが私は、まだ家が手に入る前に、「ありがたいなあ」と先回りしてお礼を言います。
このように、「予礼(あらかじめのお礼)」という意味が、「ありがたいなあ」には込められている。
この言葉の使い方
「ありがたいなあ」と声にしていると、ありがたい現実が、後追いで次々と起こってくる。
先行して「ありがたいなあ」と言ってしまうことが、この言葉の使い方なのだ。
つまり、欲しいものをイメージして、「ありがたいなあ」と言う。
ターゲットを明確にすれば、その欲しいものが手に入るということなのです。
お礼も、お祝いも先回りで言おう
営業の仕事でも、「予礼」や「予祝」は使える言葉です。
予礼はすでに述べたように、「ありがとうございます」と、お客様にお礼を述べてしまう方法です
「予祝」も同様で、「おめでとうございます」と、先にお客様を祝ってしまう。
例えば、営業の電話でこんな風に言ってみるんです。
「おめでとうございます。本日お電話させていただいて100人目のお客様なんです」
こう言われたら、お客様はどう思うだろう。
面白がって耳を傾けてくれるのではないでしょうか。
なぜ、こういう「予礼」や「予祝」をすると思いますか。
もちろん、営業の成功率が飛躍的に高まり、目標が実現しやすくなるからです。
「予礼」や「予祝」には、願い事を叶える力があります。
「幸せだなあ」「豊かだなあ」にも、先回りの力が込められているんです。
お礼は先回りして言いましょう。
そうすれば、願いは叶います。
「いいことがありそうだなあ」
悪い予感も一瞬で転換する
この言葉の意味
「嫌な予感がする」という胸騒ぎは、誰しもよく経験するだろう。
良くないことが起こりそうな気配に、足がすくむ感覚です。
そんな感覚に襲われた時に、「嫌なことが起こりそうな気がする」と、感じたまま声に出すと、それが現実のものとなってしまうことが多いですね。
そうではなく、「いいことがありそうだなあ」と、心の照明のスイッチを入れるんです。
うするとぱっと心に灯りがともり、嫌な気配が一瞬にして吹っ飛んでいきます。
悪い予感や気配を一気に転換する言葉が、「いいことがありそうだなあ」なのだ。
この言葉の使い方
胸騒ぎに対する処方箋として、この言葉を用います。
この時、心に33と晴れたイメージを伴うと、瞬時に気分は転換できます。
しかも、暗い心が明るくなるだけではない。
実際に良いことが起こりやすくなるんです。
つまり、この言葉も「予祝」と同じなんです。
「いいことがありそうだ。おめでとう」と前祝いすることで、その結果が本当に起こるようになるんです。
ツキを呼び込むんです。
えられるものはとても大きいですね。
何より晴れやかな気持ちになる言葉
お参りすると、心が晴れる。
そんなことはないだろうか。
行くときは散々悩んで人が、参拝の帰りには、「いいことがありそうだなあ」と晴れやかな顔になったりする。
あるご婦人の話です。
その人は、毎日20分、30分という長い時間、神様にお祈りをしています。
一体何を祈っているのだろうかと、耳を傾けました。
私は驚きました。
5分を神様に向かって愚痴をこぼしていたからです。
それも、支離滅裂に、くどくど訴えています。
しかし、10分、20分と経つうちに祈りが整理され始め、やがて感謝の言葉へと変わります。
悩みから感謝へと心を転換し、昇華させていくプロセスが、祈りだったんです。
そんな心の転換方法を即席でやれるのが、「いいことがありそうだなあ」という言葉なんです。
だったら、続けて「神様、ありがとうございま」すと合掌してはどうでしょうか。
いわば、言葉による参拝法ですね。
嫌な予感など、払拭してしまいましょう。
そうすれば、残るのは「いいこと」だけです。
「すべての良きことが、雪崩のごとく起きますように」
人に「最大級の言葉」を贈ろう
この言葉の意味
豊かな人には豊かな波動が出ているし、貧しい人には貧しい波動が出ています。
だから、成功するには、豊かな波動に変わることなんです。
波動を変える言葉は二つあります。
①「困ったことは起こらない」
②「この人にすべての良きことが、雪崩のごとく起きますように」
この二つです。
2番目の言葉は、何と贅沢な内容でしょうか。
「すべての良きこと」が「雪崩のごとく起きる」のだから。
「いいこと」が堰を切ったようにおし寄せれば、人生は夢のごとく変わるでしょう。
この言葉を会う人ごとに贈り続けるんです。
そんな人が豊かにならないはずがないんです。
顔つきがみるみる良くなり、豊かな波動に満ちてきます。
それは当然のことなんです。
この言葉の使い方
たとえ一回きりの出会いであろうと、この言葉を念じる。
出会う人たちのすべてにこの言葉を贈ります。
口癖にしてしまうんです。
いやいやではなく、心を込めて言うんです。
もちろん、言いたくない相手もいるでしょう。
しかし、「情けは人の為ならず」という格言があります。
みんな情けをかけるなと誤解しているようですが、実は、人に親切にしておけば、巡り巡って自分に良い報いが来るという意味なんです。
これと同じで、この言葉を贈り続ければ、巡り巡って、誰よりも自分が豊かになれるんです。
だったら、どんな人にでも贈るのが、自分のためというものなんです。
どうしてもムシの好かない相手には?
それでも、どうしてもムシの好かない人はいる。
そんな人にまで言葉を贈る必要はない。
あるお弟子さんが、嫌な相手にどう対処したらいいのか悩んでいました。
私は、嫌な奴からは離れたらいいと教え、こんな話をしたことがあります。
「俺ね、温和になって、すごい人間ができてきたなと思ったら、違ってたよ。
嫌な奴が目の前に出てこなかっただけ。
最近嫌な奴が出てきたの。
そしたら、『ふざけるな』って思ったの。
前と全く変わってないよ」と。
お互いに波長が合わない時は、離れること。
無理をして、逆にツキ落とすことはない。
この言葉を会う人すべてに送り続けてください。
誰よりも豊かになるのは、あなた自身です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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