コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん ポアンカレの法則

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これと、これを、うまく組み合わせたら、とんでもないものができるぞっていう。

何かと何かを合わせると大ブレークするものが、あるんだよ。

 

 


仕事は楽しい

「俺、仕事が好きなんだよ。

商人していると、めちゃくちゃ楽しいしな」

「私も仕事が好きで、お客さんの喜ぶ顔を見たり、従業員とわいわい働いているのが、すごく楽しいんですよ。

でも、一人さんぐらいの、すごい経営者だと、そういう楽しみって、なかなか、ないんじゃないですか?」

「商人の仕事って、色々あるんだよ。

どれも、楽しいの。

例えば、俺なんかの場合、商品を考える時に、ポアンカレの法則というのがあってさ」

「ポアンカレの法則?」

「1足す1は2じゃん。

ところが、これ一個と、これ一個を足すと、100になるものがある。

それを、俺は考える。

ゲームとして、考えてんだ」

「1+1が100、ですか?」

ひとりさんは楽しそうに、「1足す1が100って、最高だろ」

今ひとつピンとこない私は、「そんな都合のいい事ってあるんですか?」

「あるよ。

例えば、ラーメンな。

あれは、夜鳴きそばの、そばを中華麺にしたもんなの」

「すいません、夜鳴きそばって何ですか?」

「えっ。知らないかい、時代劇とかで見たことないか?

夜になると屋台みたいなので、蕎麦を売りに来るの」

「あ~、分かります。その夜鳴きそばに中華麺を入れた、と」

ひとりさんは頷くと、「そばを中華麺に変えただけで、ダシも具も同じなの。

そしたら、ラーメンというのができて、爆発的に売れたんだよ。

ところが、なんだよ」

「どうしたんです?」

ラーメンができたら、そのラーメンに一つプラスして、味噌を入れたら味噌ラーメンになって、更に爆発的に売れたんだよな。

こういうのが、ポアンカレの法則。

これと、これを、うまく組み合わせたら、とんでもないものができるぞっていう。

何かと何かを合わせると大ブレークするものが、あるんだよ。

だから、常に、商売っていうのは、突拍子もないものを考えるより、みんなが知ってるものを組み合わせた方が成功しやすいんだよ。

みんなが知ってるラーメンに、味噌をプラスするとか、そういうものを考えなきゃなんない。

みんなが知ってるもの、人気のあるもの、じぃーっと見て、そこに一個だけ、ちょろっと加えるだけで大爆発を起こすんだよ。

なあ、面白いだろ。

「いいこと聞いた。

うちの新メニューを考えるときに、使わせていただきます。

他の店の人気メニューを見るときも、そういう見方をしたら、面白いな」

私がそう言うと、ひとりさんは、

「人気のある店を見に行くと、宝の山なんだよ」

「店を見に行くのは、宝探しか~」


商売の極意

よそのお店を見に行った時、そこの良いものを取り入れるのに、「うちの店には合わないんじゃないか」っていうのがあるんだけど。

合わないかどうかは、やってみればいいだけなんだよね。

お客さんが喜ぶのか、受けないのか。

やってみないと、わかんないよね。

やってみてダメだったら、止めればいいんだよね。

俺の知り合いでね、農家レストランみたいな店をやってるのがいるんだよ。

その人に「田舎にもう一軒、あなたの家ができたと思ってくださいっていうコンセプトがいいよ」って、俺、話したの。

それで、自分の田舎の家だと思ってもらえたら嬉しいから、うちの店ではお客さんが来た時に「いらっしゃいませ」じゃなくて「おかえりなさい」、帰る時は「いってらっしゃい」と言わせてもらってます。

というのを書くと良いよって言ったら、その人は「それ、いいですね」って。

ところが、次、そこの店に行った時、知り合いが「秋葉原のメイド喫茶で、そういう言い方をしているらしいんですよ」って、なんだかんだ言って、やってなかったんだよね。

農家レストランの挨拶と、メイド喫茶のそれを、一緒にする奴がいるのかって。

そんなこと言ってる間に、とっととやれって。

もう、即、やんなきゃだめだよ。

なぜかと言うと、仕事のアイデアって、当たることもあるけど、失敗も、いっぱいするんだよ。

失敗したら、改良もしなきゃなんない。

早くやれば、失敗もわかるんだよ。

そしたら、やって改良して、また、やって改良、その繰り返しなの。

一つのことをやるたびに、時間がかかるんじゃ遅い。

それで、遅いもの=お金にならないなんだよ。

全てのものは、スピードなんだよ。

新幹線だって、早いからお金になるんだよ。

テレビの各駅停車の旅だって、30分で、いいとこどりしたのを見せてくれるから、人は見るんだよ。

本当に8時間も10時間も電車に乗っかかってるところをテレビで流したら、その番組、見る人、いないよ。

だから、よその店の良いところを取り入れるなら、即、やる。

即、ダメだったら、即、改良する。

それで、またやる。

その時、一番、気をつけなきゃいけないのは、それをするのに多大なお金がかかっちゃうとか、多大な手間暇がかかっちゃって、本業に影響する、要するに、収入に差し支えるのなら、問題があると思うんだよね。

だけど、、ただのアイデアとか、お客さんがいくらかでも喜んでくれるものなら、即、やるべきなんだよね。


そんな話をしているうち、車は閑静な住宅街。

すると、ひとりさんが突然、「喫茶店に入ろう」

「えっ、どこに喫茶店があるんですか?」

「ほら、あっち」

ひとりさんが指さす方をよく見ると、小さな喫茶店がありました。


競馬は小銭をかけて馬が走り、商いは自分の人生をかけて自分が走る

車を降り、店に入ると、

「あら、ひとりさん!」

お店のママさんが歓声をあげました。

「今日は北海道から俺のお弟子さんが来てくれてね、何か俺に相談したいことがあるらしいんだけど。2階、いいかな」

「どうぞ、どうぞ。

誰もいませんから、ゆっくりしていってください」

「いつも、ありがとね。

コーヒーふたつと、あとは適当にうまいもん見繕って出してくれる?」

「かしこまりました」


2階へ上がると、

「へぇ~、1回は狭いのに、ここは広々としてるんですね」

私が二階フロアを物珍しげに眺めていると、ひとりさんが「ここなら落ち着いて話ができるだろう。さあ、座ろう」

席について私に、ひとりさんは「ところで、恵美子さんから、街中に2店舗目を出すって聞いたけど、準備は進んでいるのかい」

「いや、それが、なかなか」

「街中だと、ある程度の実績がないと、物件を貸してもらえなくて」

「不動産屋さんって、そういうもんよ。

向こうは向こうで、命がけで商売をしてるんだからな」

「それと貯金が。

少しずつ貯まってきているんですけど、街中の物件を借りるには、あともうちょっと、という状態で」

「そうか。

ま、焦らないことだな。

焦って自分のペース、崩しちゃったら、仕事って上手くいかなくなってくるからな。

あ、そうだ、思い出した」

「どうしたんです、一人さん」

「いい話があるんだよ、お金持ちになる方法、聞きたいかい」

「はい、是非」

ひとりさんは、ニコニコしながら、

「ただね、本当の事って、つまんないの。

だから、たいがいの人は本当の話より、面白い話の方を聞きたがるんだよな」

「あはははは・・・・・」と、私は笑って受け流したけれど、

ひとりさんは話を続けます。

「例えば、競馬で儲かってるっていう話、面白そうなんだよ。

俺は、競馬、やりたかったらやりなって言うんだけど、自分はやらないんだよ。

なんでかと言うと、ああいうのは小バクチっていう」

「小バクチって、どういうことですか?」

「仕事というもの、商いってのは、人生かけてんだよ。

自分をかけて、家族や従業員の生活から何から全部かけて、一切合財かけて、自分が走ってんだよ。

競馬は馬が走るけど、商いは自分が走ってるの。

その自分というものに全てをかける。

それと比べたら、パチンコだろうが、競馬だろうか、小バクチじゃあないか。

だから、そんな小バクチにお金を使って、競馬の予想を立てないで、自分の仕事のことで、次はどんな商売が当たるか予想を立てた方が、よっぽど楽しいんだよ。

競馬やパチンコで儲けてビル建てたって話、聞かないだろ?」

「はい、確かに」


商人は1万円儲けるのに命をかけるんだよ

おがちゃんよ、若い子で、「お店持ちたいけど、お金がない」って奴がいるだろ。

そういう人は、月1万ずつでも、貯金するしかないんだよ。

1万円ずつでも、貯めてれば、一年で12万、10年で120万、貯まるよな。

「そんなお金じゃ、どうにもなんない」と思うだろうけど、加速の法則っていうのがあるんだよ。

コツコツ貯めてると加速がついてお金も貯まりだすし、協力者も出てくるんだよ。

苦労の時期にがんばれば、人生という幹から深い根が生えるんだよ。

いっぺんに、どこかからお金を借りてきて、仕事を始めても、案外、うまくいかないもんだよ。

だから、おがちゃんよ、若い子には、「腐っちゃだめだよ。今が頑張り時だからね」って、教えてやってくれな。

それで、もし商売を始めたら、1万円に命をかけるんだよ。

「1万円に命をかける」って、どういうことか、分からないだろ。

簡単なことだよ。

先月より1万円、売り上げを上げるのには、どうしたらいいか、考えるんだよ。

真剣に考えれば、1万円ぐらい売上を上げることぐらい、すぐ見つかるよ。

例えば、お客さんにもっと愛想良くするとか。

お品書きをぱっと見ただけで、人気メニューが分かるようにするとか。

もっと、色々あるよ。

そうしたら、また次の月も、1万円あげることを真剣に考えるんだよ。

それをやっていると、1ヶ月に5万も10万も売上が上がっちゃうことがある。

サラリーマンだったら、お給料が1万円上がるんだって、1年かかる人がざらにいるよ。

商人は、毎月1万円あげることだって可能なんだから、やらなきゃダメだよ。

お金持って、二階から手を振ってる人、みたいなもんだよ。

1階から2階まで飛び上がれる人なんて、いやしない。

それより、裏の階段から一歩ずつ上がっていけば、すぐ2階に上がれるんだよ。

階段一歩、1万円だと思って、命をかけて、知恵を出して行動してごらん。

仕事の面白さが見えてくるよ。

本当に、仕事って、面白いんだよ。

ちょっと地味なようだけど、1からコツコツやるんだよ。

それが遅いようで、成功の一番の近道なんだよ。

加速がつくと、驚くほど速くなるんだよ

あの、加速がついてきた時のスピード感を、みんなにも味わせてあげたいよ。

これが、お金持ちになるための本当のコツだよ。


「少し硬い話が続いたかな」

「いや、そんなことありません。すごい勉強になります」

私がそう言うと、ひとりさんは、

「次はもっと楽しい話をしよう。でも、これも大切な話だよ」

 

 

追伸 世界ランキングの来日はツイている

 

「激しい時代が来ると思うか否かは、個人の自由」

そういった一人さん。

では、一人さんは、どういうふうに考えているのでしょうか。

そのことを尋ねると、一人さんはこう言いました。


俺かい? 別に怖くなんかないよ。

世界ランキングがやってきたところで、商売の仕方が全く変わることはないでしょ。

「今、目の前にいるお客さんを喜ばせる」

商売のコツって、昔っから、これしかないんだよね。

それで、何がお客さんを喜ばせるのかが分からなければ、成功しているところを見つけて、真似すればいいんだよ。

幸い、俺たちにはそれを教えてくれる仲間がいる。

俺たちは、車みたいなものなんだ。

ハンドルがあって、タイヤがあって、ワイパーがあって、一個一個違う個性が集まって、一台の車なんだ。

だけど、ハンドルにもたれかかっているタイヤはないんだよね。

そんなタイヤがいたら、車にはならないんだよ。

もちろん、俺も、えみちゃんも、まだ未熟だよ。

だから、これからも色々学ばなきゃいけない。

だけど、俺達は未熟でありながらも、タイヤはタイヤとしての働きを果たしている。

ハンドルはハンドルの役割を果たしている。

俺は自分の役割をやり続ける。

えみちゃんも、他の社長たちも、それをやり続けられる人だと確信している。

だから、俺は。「世界ランキング」は怖くない。

というより、むしろ、俺はツイてると思ってるよ。

こんなこと言うのは生意気だけど、今まで世界で戦いたいと思ったら、」こっちから出かけて行かなきゃいけなかった。

それが今、向こうからわざわざお出ましいただいているんだから、こんなにありがたいことはないと思っている。

それでお互い自分を磨いてさ、商人として学ばせてもらってさ。

その中でいろんな気づきをもらって、人生の修行もさせてもらって、もっともっと魂的に成長するんだって、ワクワクしているよ。


多分、一人さんはそういうだろうと予想はしていましたが、あまりにも予想通りのの答えだったので、私は笑ってしまいました。

一人さんという人は、そういう人なんです。
変えられないものは、変えようとしない。

変えられるのは自分だけなんだ、と明らかに眺め、いつも、一つ上を目指し続けている人なんです。

ですが、あんなことを実にあっけらかんと言ってのけるなんて。

私は、改めて、

「すごい人を師匠にしてしまったな」

そう思いました。

ですが、一人さんにそのことを言うと、

「えみちゃんがそう思うのはえみちゃんの自由だけど、俺はそう思わないんだよね」と・・・・・。


人間は環境に流される動物だというように考えている人もいるけれど、そうじゃないよ。

人間は環境を作る動物なんだよ。

今、俺達がいる環境は、人間が作ったんだよね。

真っ黒な夜を明るくしたのも人間なんだよ。

人間が環境を悪くしたと言うけれど、その環境そうとしているのも人間なんだよ。

それで、この不況を何とかしようとする人もいる。

財界にもいるし、政界にもいる。

でも、環境を作っているのはそういう人たちだけではないんだよ。

世の中不満だらけだけど、みんな、その中で幸せを見つけようとしている。

そういう環境を作ろうとしている人が学校の先生にも、町工場で働いている人にも、近所のおじさん、おばさんの中にもいるんだよ。

厄年だろうが、八方塞がりだろうが、

「そんなもの、困ったことじゃありませんよ」

って、目の前の現実を何とかしようとしている人がごまんといるの。

俺はそういう人たちを見るとね、こう思うんだよ。

「この人はかっこいいな。

みんなが参ったしている中で、一人勝ちしてるな。

自分はまだ青いな」って・・・・・・。

だから俺も、その人たちに負けちゃいられないんだよ。
余計な話なんだけど、もう一個、ちょっとだけいい話を教えてあげよう。

これからは「一人勝ち」の時代が来るんだよ。

これがまた、いい時代なんだよ。

 

 

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