見栄っていうのはね、必要経費とは違うんです。
必要もないのに自分を良く見せようとして買ってるんだとしたら、それは見栄だよね。
見栄ってね、いくら張っても自分にメリットは何もないの。
- 見栄を張るのはお金の無駄遣いだし人にも嫌われるんです
- 「俺より変な人だ」と思ったのが純ちゃんの第一印象
- 誰でも成功者になっちゃうやり方があるんです
- 真っ当に仕事のことを考えてたらうまくいくんです
- 追伸 質問 金の切れ目が縁の切れ目
見栄を張るのはお金の無駄遣いだし人にも嫌われるんです
戦後、物のない時代のサラリーマンってね、今の人たちと同じようにスーツを持ってたんです。
だけど、今なんかよりずっと高くて、そう簡単に買えるものじゃなかったの。
だけど、サラリーマンって背広を着るもんだったんだよね。
それはね、ビジネスマンは戦士と同じだからなの。
戦に行くのに、褌一丁で行くわけにはいかないよね。
鎧を着てたり兜をかぶったりしなきゃいけないのと同じで、サラリーマンにはスーツが必要なんです。
いくら楽だからって、ステテコだとかジャージ姿で仕事に行く理由には行かないの。
見栄っていうのはね、必要経費とは違うんです。
例えば、農民が鎧兜を持ってたら、何に使うのかわからない。
そういうものが見栄なんです。
だけど、サムライだったら鎧兜は絶対に必要だから、顔晴って買わなきゃいけない。
見栄とは全然違うんです。
わかるかい?
同じように、商人はあまりみすぼらしい格好をしてちゃいけないんです。
お客さんが、「この人から商品を買っていいんだろうか」って不安に思うような服装じゃダメなの。
そういう、最低限やっちゃいけないダメな事ってあるんです。
だけど、必要もないのに自分を良く見せようとして飼ってるんだとしたら、それはみえだよね。
人より自分の方が上だって見せつけたいとか、虚勢を張りたいとか、そういうのは意味のない見栄なんです。
見栄てね、いくら張っても自分にメリットは何もないの。
それどころか、お金の無駄遣いだし、人にも嫌われるだけなんです。
「俺より変な人だ」と思ったのが純ちゃんの第一印象
初めてじゅんちゃんに会った時はね、私のことが怪しい人に見えたんじゃないかって思うんです。
多くの人は、初対面の人に自分の肩書きを言うでしょ。
だけど、私は自分語りをしちゃいけないと思っているから、肩書き何か言わないんです。
そうすると、まだ若いのに会社に乗っているものだから、「なにしてる人なんだろうな」って思われるの。
理解できない人って、最初は怪しまれるんだよね。
ただ、話しているうちに、「怪しい人じゃないみたいだな」ってことが分かってくるよね。
それでいいんです。
じゃあ、私の方はじゅんちゃんをどう思ったかって言うと、私は基本的にね、男性でも女性でも若い人が好きなんです。
何でですかって言うと、これから「顔晴って」自分を変えていく、未来のある人でしょう?
だから、じゅんちゃんのことも、「将来が楽しみだな」って見てたんです。
じゅんちゃんは、私に「導いてもらった」と思ってくれてるんだよね。
だけど、そんな大層なことじゃないんです。
あのね、人を導くってどういうことかって言うと、一番大切なのは「憧れ」なんです。
私が立派な人かどうかじゃないんだよ。
誰かに憧れると、自然にその人の言うことを聞きたくなったり、真似したくなったりするでしょ。
そういうことなの。
じゅんちゃんの場合、私が外車に乗ったり、アルマーニの高級なスーツを着たりしていて、そういうのを見て憧れてくれたんだよね。
「自分もこうなりたい!!だから、この人の真似をしよう」って。
それで、斎藤一人っていう成功者の真似をしたから、じゅんちゃんも成功したんです。
じゃあ、どうしたら人に憧れてもらえるんですかって、それは人それぞれに憧れるポイントがあるんです。
仙人みたいな人に憧れる人がいれば、芸能人みたく華やかな人に憧れる人もいる。
だから、全員から憧れてもらうのは無理なんです。
でも、例えば観音様っていうのは、綺麗にお化粧して、美しいよね。
だから、人気ナンバーワンです。
そういう意味では、見た目も大切なんです。
あなたも誰かに憧れるような人間になればいいよね。
誰でも成功者になっちゃうやり方があるんです
成功する可能性って、誰にでもあるんです。
ただ、皆それを知らないだけなの。
知れば、誰でも出来るって私は思ってるんです。
成功することはね、難しくないんだけど難しいの。
お金持ちになることも、簡単だけど難しい。
ただ、「簡単で面白い」って思っちゃうと、誰でも本当に成功者になっちゃうんです。
成功して豊かになることが、なんでそんなに簡単で面白いのかって、ちゃんと理由があるの。
それはね、商売の方法って、昔から変わらないこと。
実は、方程式みたいに簡単なんです。
成功するための方程式があるんです。
子供の時には、みんな学校に行くでしょ。
学校っていうのは、正しいか間違っているかを教えるところなんです。
で、これは絶対に必要な事なんです。
社会に出たらどうなるかっていうと、正しいのは当たり前で、そこに「好き」「嫌い」が入ってくるんです。
これが成功の方程式なの。
例えば、じゅんちゃんが携帯電話を買うとするよね。
その時、必ず好きな機種を買うんだよ。
もちろん、電話としての機能をなしていなきゃ話にならないけど、それは当たり前の事なんです。
要するに、良い商品を作るのは正しいことだけど、それは大前提で、商品が売れるかどうかは、そこに人の「好き」がどれぐらい入ってくるかってことなの。
わかるかい?
レストランなら、美味しい料理を出すのは当たり前。
それに加えて、どのくらいお客さんが好きになってくれるかが大事なんです。
人間ってね、嫌いな人の所へは行かないんです。
好きな人の所へ行く。
好きな物を買う。
その一点が重要なんです。
好きか嫌いで、嫌われちゃったら終わりなんだよね。
お客さんに嫌われて繁盛するものはないし、お客さんに好かれて繁盛しないものをないんです。
私のお弟子さんにね、スピリチュアル・カウンセラーの高津りえ先生がいるんです。
りえ先生は、いつも爪を綺麗に手入れしているんだけど、ある時立ち寄ったネイルサロンで、お店の人が「この前行ったホストクラブでね・・・」なんて話を、別のお客さんに延々としてたそうです。
見るとね、そのお客さん、すごくつまらなそうな顔してたの。
きっと、そのお客さんは、ホストクラブの話なんて興味がなかったんだよね。
そういう、お客さんが聞きたがってるかどうかも分からないような話題は、絶対にしちゃいけないの。
お客さんてね、自分の話を聞いてもらうためにいるんじゃないの。
お客さんのためにお店があるんです。
だから、お店ではお客さんが嫌がるようなことはしちゃいけないの。
そんなことをしてたら、お客さんは逃げちゃうんです。
真っ当に仕事のことを考えてたらうまくいくんです
それとね、私はよくじゅんちゃんとかお弟子さんに「威張っちゃだめだよ」って言うんです。
それはどういうことかって言うと、正しいやり方で一生懸命仕事をしていれば、うまくいくのは当たり前だっていうことなんです。
まっとうに仕事のことばかり考えてたら、必ずうまくいくの。
筋肉だって、鍛えれば鍛えるほど強くなるよね。
お相撲さんが強いのは、毎日稽古しているんだから当たり前なんです。
それと同じこと。
そういう、当たり前のことって、威張るほどのもんじゃないの。
お相撲さんどうして戦うのはいいんです。
でも、お相撲さんが素人の蕎麦屋さんの大将を投げ飛ばしたらいけないんです。
大企業の社長さんが出てきた時、どっちの商品がいいからちょっと勝負してやろうって、私たちが大企業に挑んだりするのはいいんだよ。
それは、経営者っていうプロ同士の戦いだからね。
威張るってね、自分よりも弱い者に対する態度のことなんです。
自分よりすごい人、大きい人と戦うには何の問題もないけれど、その分野で勝負してない人、素人に対して戦いを挑むのは卑怯なんです。
威張るっていうのは、必ず弱い人に対してやることなの。
言葉を換えると、それは「弱い者いじめ」なんです。
で、弱い者いじめている人が人気が出ることって、絶対ないんです。
正義のヒーローでも、強い奴と戦うことはあっても、弱いものと戦ってる奴はいないでしょ。
威張ってると決して正義のヒーローにはなれないんです。
そもそも、威張ってると周りの人間は嫌な気分になるよね。
そうやって周りの人を嫌な気分にさせたこと自体、人って損をするようになってるんです。
威張ってる人は嫌われるから、商人でもサラリーマンでも、絶対に仕事がうまくいかないんです。
お金を持って威張っちゃったら、その人は成功者じゃないんです。
だって、人から嫌われるためにお金持ちになったんじゃないでしょって。
成功者って、精神的にも成功者じゃないといけないんです。
単にお金を持っているだけで、人は悪口を言うものなんです。
ちゃんとやっといても、悪口を言われることがあるの。
だけどね、精神的にも成功している人は、そういうことでいちいち相手を憎んだり怒ったりしないんです。
相手は、相手は自分がどういう人間か知らないんだからしょうがないよって、許してあげられるようになるんです。
そうするとね、今度は成功者から人格者に変わるんです。
そうやって、私たちはどんどん魂が上に行くようにできているんです。
追伸 質問 金の切れ目が縁の切れ目
見栄っ張りな夫は、友達に奢ったり、家に人を招いて大判ふるまいをしたりします。
やめさせるにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
方法としては色々あると思うんですよ。
例えば、お小遣い制にして、家計を脅かさない範囲内で人にご馳走するとか、色々あると思うんです。
それよりも、私が気になることがあります。
はっきり言います。
ごめんなさい。
この旦那さん、もしかすると本当の友達がいないんじゃないですか。
それか、自分に自信がないのではないかと思います。
だって、見栄っ張りって、自分を大きく見せたいということですよね。
なんで、自分を大きく見せたいのでしょうか?
きっと奢ってあげないと自分と一緒にご飯を食べてくれないとか、大判振舞いをしてあげないと家に遊びに来てくれないとか、何か恐怖が心の底にあるんだと思います。
だって、奢ってあげなくても、人って仲良くなれるんじゃないですか。
一緒にご飯を食べたり行くんじゃないですか?
斎藤一人さんたちの仲間うちの楽しいルールは、基本的に、みんな割り勘です。
なぜかと言うと、おごりだから来る人というのは、別に本当は、その会が楽しいからとか、会いたくてきたとか、そういうわけで来てるわけじゃないですよね?
だから割り勘はいいですよ。
だって、絶対に来たい人しか来ないですから。
斎藤一人さんは、それが人との正しい付き合い方のではないのかと心から思っています。
だから、まずは、あなたが旦那さんの心の中の恐怖を取り除いてあげてください。
とっておきの方法があります。
それは、こんな風に言ってあげるんです。
「あなたって本当に人気者ね。だから、別に奢らなくても、みんな喜んで来てくれるわよ。割り勘で行けばいいじゃない。」
「家に呼ぶ時も会費制にしましょう。あなたのこと好きな人が、喜んで来てくれるわよ」
だって、「金の切れ目が縁の切れ目」、なんてことになってしまったらそれこそ悲しすぎますからね。
本当に奢らなくて誰も来なくなったら、あなたがこう言ってあげてください。
「誰よりも、私があなたのことを、いつも心から愛してるわ!」
心の隙間が愛で埋まると、見栄を張る必要なんてなくなりますよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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