コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 楽な仕事、甘い海水、そんなもの探しても無駄です

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海の水は、どこでもしょっぱいんだよ。

それは決まってるの、しょっぱいに。

 

 


「楽な仕事」「甘い海水」、そんなもの探しても無駄です

「斉藤さんところの仕事をして、辞める人とかいないんですか」って聞く人がいます。

勤め人でも、どっかに勤めたら一生クビにならない会社ってありますかねって言ったって、そんなものはあるわけないの。

それは、ウチの仕事をやりに来たって、向かない人もいるんだよ。

向こうからやめていくものもいれば、「あんた向かないからやめな」って、こっちから言うのもいるんだよ。

それは、サラリーマンの社会でもなんでも同じなの。

「プロとして一生懸命やらなくていい仕事、ありますかね」って聞いたって、そういうのは世界は広いんだから、

「海の水もどこかで甘いところでしょう」って言ったって、ないよ。

海の水は、どこでもしょっぱいんだよ。

それは決まってるの、しょっぱいに。
だけど、「海の水でもね、天然の塩には甘美がありますね」ぐらいの疑ったことを言って欲しいんだよ、俺としては。

それが、「仕事も打ち込めば、面白さが出ますね」ぐらいのと同じなんだよ。

仕事が辛くってって言うけれど、辛いに決まっているんだよ。

辛くてやりたくねえから、こっちも金払ってるんだよ。

楽しくてしょうがないんだったら、金もらいたいよ。

金もらうっていうのは、辛くて大変に決まってるの。

そんなのは当たり前なの。

そこに喜びを見出すの。

「仕事楽しいよ」って俺が言うと、本当に遊んでいて楽しんだと思っているんだよ。

バカなこと言ってんじゃないよ。

金もらうっていうのは、大変なんだよ。


「それは簡単ですね」ってすぐ言える人が、成功者になるんだ

物を売るということは、簡単なんです。

俺はね、「それは簡単です」っていうのが口癖なんです。

「簡単なんですよ」って聞いて、「あ、それは簡単ですね」って、思う人は成功者なの。

失敗しちゃっていうのは、どんなこと言っても、「それは大変ですね」って言うの。

「それが難しいんですよね」っていうの。

例えば、「人の幸せ願うんだよ」って言うと、「それが難しいんですよね」って。

なんでも「難しい」というのが、クセなの。

で、なんでも「難しいですね」っていうやつは、これ、失敗者なの。

宝くじも、買わないなら絶対に当たらない。

それと同じで、絶対に成功しないタイプっていうのがいるんだよ。


物を売るプロは「自分の周り」から売るんです

「物を売るということ」はどういうことですかって言うと、物を売るからには、物を売るプロにならなければだめなんだよ。
例えば、私が本を作った。

で、「この本を無茶苦茶いっぱい日本中に売る方法はありませんか」っていうことしますよね。

そうすると、まず、友達に買ってもらう。

周りに買ってもらう。

これが大切なんです。

周りに売らなきゃダメなんだよ。

友達、親戚。

「そんな親戚とか友達って、大した数いないじゃないか」って。

そうじゃないんだよ。

「これは絶対にいい本だよ」って、友達にもすすめられない本、人に売ろうとするなってことなんだよ。

周りには売らないで、遠くから売ろうなんていうのは、インチキ商品に決まっているんだ。

本当に良いものだったら、周りから勧めたくなるんだよ。

それがプロなんだよ。

プロなんだから、「本当にこれいいよ」って、その商品のいいところを一生懸命に言うの。

プロというのは、自信なさそうに「これいいんだけど」とかグチグチ言っていては、いけないのです。

商人は、相手の目を見て、「これ見て、こういう風に素晴らしいんだよ」って、しっかり言うの。

こんないいものだから、絶対に買ってって。

で、買っていただいて、本当によかったよって言われるものを作るのです。

「お前の本、読んだけど、」良い本じゃないか」って言われるものを作るの。

自信を持って周りから買ってもらうの。

で、相手の目をしっかり見るの。

で、「絶対これ良いから買え」って言うの。

プロっていうのは、相手が買ってくれるのを待ってるんじゃないの。

買っていただくの。

これがプロなんだよ。


これが「日本一のお金持ちになる練習」!


ボクサーになろうがレーサーになろうが、大変に決まっているの。

サラリーマンでも、主婦でも、商人でも、プロになると、色々大変なの。

ただ、「この大変さから、どうやって逃れようか」としちゃうから、面白くないんだよ。

どっぷりつかって、そのことに集中して、「これは、いいよ」って、ならなければだめなの。

プロの商人なら、どういう風に言ったらいいのか考えるの。

ここに缶コーヒーがあるんだけど、どうしたらこの缶コーヒーの良さを伝えられるだろうか。

どうやってわかってもらえるか、真剣に考えるの。

考えてやってみるといいよ。

なんでも練習になるから。

「いいデザインでしょう?」とか、「味、デザイン、形、これだけですよ。何十年って続いているの」とか。

一生懸命に言って、説得して買っていただくんだよ。
だから、まず、周りからやらなければいけない。

で、周りにも売れないようなものを、全国的に発売したいなんて、笑わせちゃいけないよって。

まず、周りから言うんだよ。周りから。

「斉藤さんって人は、普段あんなに薦めないのに、あそこまで言うから買ってみようかな」って気持ちになるんですよ。

で、買ったら「本当に良いものじゃないか」って、お客さんに言ってもらえるんだよ。

そこまでやれる?

この商品で、あんたやれるかい? ってことを言いたいの。

「いや、これ友達に売ったら、友達失ってしまうから」って、それじゃやめろよ。

まず自分がじっくり見て、

「これならいける」

そう思ったら、周りから言って、買ってもらったら「今度友達紹介しろよ」って、言うの。

こんな良いものなんだから。

渦は、自分の所から作るの。

渦巻きって、自分の所から回していくよ。

自分のところは回らないで、周りからどうしたら回していけますかねって、そんなことは聞いたことがないの。


麻雀も仕事も「簡単に儲からない」から、おもしろい

どんなことでも、一生懸命やれば楽しいんだよ。

で、なかなか金が儲からないから、面白いんだよ。

麻雀でもなんでも、一人でやっていれば何回だって上がれるんだよ。

相手がいてなかなか上がれないんだよ。

そこを上るから楽しいんだよ。

「仕事は楽しい上に儲かるよ」って言うと、「楽しいことは楽すること」と思っているんだよ。

「楽しいとは、なかなかうまくいかない」ということなんだよ。

だから、知恵も使う。

頭も使う。

景気のいい時は儲かったのに、不況になっちゃったって、そこでどうしようかって考えるんだよ。

麻雀だってそうじゃないですか。

さっきは良い手が来たって、次は酷い手が来ることもあるの。

そこをなんとかしようと思ってやっているんだよ。

当てられないように、色々やっているんだよ、みんな。

そうすると、1000点だって上がれる時もあるんです。

万歳っていうものもあるんだよ。

仕事だって、それと同じなんだよ。

俺がそれを楽しい楽しいって言えば、「なんか魔法みたいなことでも使って楽してるんじゃないですか」って思ってるんだよ。

俺のこと、魔法使いかなんかだと思ってるの。

そんなことはできないんだよって。

 

「商売」って、「人様からえこひいきしてもらうこと」なんだよ

よく、俺が本を読ませると、「この本の感想は、どうのこうの」と書いてくる人がいるの。

本の感想を書くんじゃないの。

本の感想を書くのは学生の仕事なの。

「このような良い本を読ませて頂いて、ありがとうございます」というような、上の人が喜ぶようなことを書くんだよ。

それが大人なの。

上の人の機嫌を取れないやつが、お客様の機嫌を取れるはずがないんだ。

商いとは、お客様にえこひいきしてもらうことなんだよ。

例えば、俺がえこひいきしている本屋さんがいるんだよ。

本屋はいっぱいあるんだよ

近くにだってあるんだよ。

それがわざわざあそこまで行って、買おって気になるんだよ。

商人っていうのは、えこひいきしてもらえるような性格になるんだよ。

えこひいきしちゃいけないなんて、学校だけだよ。

商人っていうのは、えこひいきお客さんにしてもらって、300M離れていようが、500M離れていようが、離れていようがわざわざ来たくなっちゃうくらい可愛がってもらえるような性格になるんだよ。

「斉藤さん、いつも顔色がいいですね」とか、お世辞の一つも言ったりするんだよ。

これが商人なの。

それが、上の人の機嫌も取れないで、「あの人は一生懸命仕事しているけど、なんか相性が悪くって」って、言われるような社員じゃどうしようもないんだよ。

上の人一人の機嫌も取れないやつが、大人の世界で生きていけないんだよ。

だからみっともなくて、表に出せないんだよ。

そういう奴は。

出来が悪いんだって、はっきり言ってやらなければわからないの。

その程度の仕事ぶりで、出来が良いと思っているんだよ。

当人は。

商人は、常にえこひいきをしていただく。

執着して執着して執着して、えこひいきしてもらえるような人間になるの。

つい、あいつ使っちゃうんだよとか、つい、あそこを使っちゃうんだよってなるの。

えこひいきされる人間になるんだよ。

 

 追伸 なんで楽しくやれなかったんだろうね

 

「何か悪かったんですかね、俺は正論を言ってるつもりなんですけど」

初仕事で大失敗をしてしまい、私は意気消沈です。

「チョロイ」どころか、ショボいことになっていました。

「新入社員総スカン事件」の顛末を話すと、ひとりさんも笑いを噛み殺して、でもやっぱり我慢しきれずに笑っていました。

「正しければいいってもんじゃないだろ」

「だって、ひとりさんが厳しくしなさいよって、言ってくれたじゃないですか」

「ごめん、ごめん、俺の説明が足りなかったんだよな」

そう言って、ひとりさんはさらに笑うのです。

「俺はさ、かんちゃんが自分自身を厳しく見ていくように、と言ったつもりだったんだ」

私は「厳しく」というのは人当たりを固くしなさい、鎧を着なさいと言っているのだと思っていました。

相手に対して厳しくしろと。

若いので潰されないように、少しぐらいきつくてもいいから負けない強さを持て。

そう言われたのだと思っていました。

しかし、それは逆でした。


「社会に出たら、自分の言動に責任を持ちなさいよってことだよ。

仕事が何でもそうだけど、特に商人は責任が全部、自分自身に跳ね返ってくると思っていないとダメなんだよ。

最後は会社が後始末してくれるなんて思うのは、本当の商人のやることじゃないからね。

そういう厳しさをもって、仕事をしようよってことなんだよ。

ただね、自分に厳しくあろうとして、かえってお客様に喜んでもらえないなら、それは違うからね。

お客様に喜んでもらえないなら、商売をやってる意味はないんだから。

その辺のバランスを考えていきなさいよって、言ったつもりだったんだけどな」

ひとりさんは、まだ笑っていました。

それならそうと、そこまで説明してくれればいいのに。

ぶつぶつ言っている私に、不意にひとりさんが聞いてきました。

「でも、なんで楽しくやれなかったんだろうね」

「人に教えなくちゃいけないのに、へらへらなんかしてられませんよ」

「シール貼りの仕事は、楽しくやれたんじゃなかったのかい」
「あれとこれとは違います。

貼るだけの単純作業と研修の難しさとは一緒にできません」

私がそう言うと、

「そうかな、俺は同じだと思うけどな。

同じだよ、単純な仕事でも、難しい仕事でも同じさ」

ひとりさんは言うのです。

「どうやったらシール貼りが楽しくやれるか、かんちゃん、考えただろ。

なのに、なんで今回は知恵を絞らなかったのかな、と思ってさ。

別にヘラヘラすることは、楽しいってことじゃないよ。

どうしたらお客さんに喜んでもらえるのか、売上が上がるのか、新人さん達はそれを知りたかったはずだよ。

それを教えてあげるのが、研修なんじゃないのかな。

それを楽しく一緒に考えていくのが「まるかん」のやり方なんですよ、っていうのを教えてあげるのが、「78パーセント」の研修なんじゃないのかい。違うかい」


いえ、違いません。

今となれば、全然、違いません。

でも、その時は、そこが難しかったのです。


ひとりさん「どんなことでも同じだよ」と言います。
目の前の商品を一つ売るのも、大きな規模の商いをするのも、みんな同じだと。

ただ、私などはどうしても、小さなことは簡単で考えやすいけれど、少し規模が大きくなったり複雑になったりすると「楽しく」という発想と結び付けられなくなってしまうのです。

事が大きくなればなるほど、難しく考えてしまうのです。

実は、今だってそうです。

「どの仕事なら楽に儲けられるんだろうかと考える人がいるけど、それは違うよ。

楽な仕事なんかないんだよ。

どんな仕事も大変さ。

だから、楽しくやるんじゃないか」

ひとりさんにそう言われても、分かった、とはいきませんでした。

初仕事で大失敗した私は、「どんな仕事も大変さ」というところばかりで胸に残ってしまい、もう「ちょろい」とは思えませんでした。

「楽しくやる」ということが、かえってわからなくなってきたので。

「自分が楽しく生きられる努力」は、始まったばかりでした。

 

 

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斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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