街に出てみよう
- バスに乗って知らない街へ行ってごらん
- 今ここで幸せになった人が、この先も幸せなんだ
- この世は遊んだもの勝ちだよ
- 個性があるから、生き方も死に方も全員違う
- 追伸 お客様が喜んでくれることを提供するのが仕事
バスに乗って知らない街へ行ってごらん
遊ばなきゃダメだよって言うと、無理して遊ぼうとする人がいるんです。
お金がないのに、借金してまで遊ぶとかね。
あのね、俺はそういうことを言ってるわけじゃないんだ。
自分にできる範囲で遊びなって言ってるんだよね。
わかるかな?
例えば、旅行したいけどお金がないっていう人は、休みの日に路線バスに乗るの。
そのまま終点まで行ってもいいし、途中で気になる街があればそこで下車してもいい。
とにかく、自由に好きなところで降りるんだよね。
降りたら、その街をぶらぶら歩くの。
知らない街だから、歩いているだけでわくわくするんだよね。
で、良さそうな定食屋があったら、そこへ入って定食とビールを頼んで一杯やるんです。
いい気分になったら、またバスに乗って帰ってくる。
そうやって、休みの度に違うバスに乗っかって、いろんな街へ行って、その町にある定食屋へ行けばいいんだよ。
そんなの大してお金はかからないけど、すごく楽しいじゃない。
旅をするって言うと、みんなすぐ海外に行かなきゃとか、何万円もかかるような旅を想像するんだよね。
だけど、それって知恵がないだけなの。
知恵があれば、さっき言ったみたいに、路線バスで行く近場の旅行を思いついたりして、1000円とか2000円で日帰り旅行楽しめるんだよね。
そういう知恵がないのも、遊び慣れていないからなんです。
それとね、競馬が好きな人は、一レース100円から買えるから、1000円あれば10レースも楽しめるんだよ。
全部外れたって1000円のマイナスで済むし、運良く当たっちゃうかもわかんない。
そしたらものすごいラッキーだよね。
競馬を楽しんだ後は、帰りに餃子屋さんにでも立ち寄って、ビールでも飲んでごらん。
最高に楽しいから。
一人さんって、競馬はやらないの。
だけど、ちょっと考えただけでそういう遊びも思いついちゃうんです。
こんな風にパッとアイデアが出るのは、いつも楽しく遊んでいるからだよ。
今ここで幸せになった人が、この先も幸せなんだ
時代はだんだん良くなっているんです。
すでに、魂の時代になったんだよね。
軍国主義とか絶対主義みたいな時代には、みんな国に合わせなきゃいけなかった。
大変だろうが苦しかろうが、個人の幸せは押し込めて、国の言う通りにしなきゃいけなかったの。
だけど、そういう時代の方が間違っていたんです。
その間違ってることを、時代が変わった今も引きずっている人がいるんだよ。
やっといい時代が来たのに、それっておかしいでしょ?
自由にしていい時代になったんだから、自分がしたいこと、好きなことをしないでどうするんだって話だよ。
好きなことをしなきゃ損だし、神様だって味方してくれない。
そんなのに相も変わらず昔みたいなことを言うのは、時代錯誤もいいところだよ。
人の言うことを、いちいち気にしなくていいの。
魂の時代に、全体主義を持ち出す方がおかしいんだから。
魂の時代っていうのは、一人ずつ違っていいんだよ。
好きなことも、生き方も、幸せのかたちも、全部違っていい。
その方がうまくいくよっていう時代なんだよね。
実際、一人さん自身も、俺のお弟子さんもそれでうまくいっているんです。
それもね、いきなり上手くいっちゃう。
いきなり幸せになるの。
好きなことをすれば、その瞬間から幸せになるのは当たり前だよね。
で、そうやって幸せな時間を増やしていくと、その後にもっともっと強烈な幸せがやってくるんだよ。
幸せっていうのは、連続して続くものなんだ。
芋づる式に、永久に続くのが幸せだよ。
みんな「幸せの後には不幸が来て、不幸の後には幸せが来る」とかって言うけど、そんなの嘘だよ。
不幸の後には、ずっと不幸が続くんです。
いつまで待ったら幸せが来るんですかって、今ここで不幸な人は、いつまで待っても幸せは来ないよ。
ひどい人は、来世まで幸せになれないかもわかんない。
と言うか、来世まで考え方を変えないと、来世でもまた不幸が続くだろうね。
だって今幸せじゃないのに、同じことをして、来世幸せになれるわけがないよね。
1+1=2なのに、「3」って書いてバッテンもらったの。
にもかかわらず、その後の試験でも「3」と書き続けて、いつか〇がもらえると思ってるのはおかしいでしょ。
来世も幸せになりたいんだったら、今世から幸せにならなきゃダメなんです。
でね、今すぐ幸せになるの。
明日幸せになればいいとかじゃない。
今、だよ。
どうやって今この瞬間に幸せになるんですかって、ひとりさんだったら、いい女がTバックを履いてるお尻を想像するの。
それだけで、たちまち幸せなんだよ。
だからみんなも、一瞬にして幸せになれる何かを持ってごらん。
高尚なことじゃなくていいから。
もちろん、自分を幸せにするのが高尚なことならそれでいいんだよ。
だけど、少なくとも1人さんの場合は高尚じゃない。
あなたは、瞬時に幸せになれるものをいくつ持っていますか?
まずはそこからだよ。
この世は遊んだもの勝ちだよ
俺たちは神様に招待されてこの世に生まれてきたんだよね。
この地球に遊びに来ているの。
神様から「この地球で、めいいっぱい遊んで楽しみな」って招待されてきたんです。
ここは遊びの星なんだ。
それは遊んじゃいけないっていうのは、道理に反することなんだよ。
わかるかい?
みんな遊んじゃいけないと思い込んでいるけど、昔から、上の人たちはものすごく遊んでいたんだよ。
貴族は美味しいものを食べて、優雅に蹴鞠をして遊んでいた。
大奥の女性は、ため息が出るほど綺麗な着物を着て、楽しんでいたんだよね。
自分達はめいいっぱい楽しみながら、民にはうまくいって働かせてたの。
だけど、時代は変わって豊かになった。
豊かになったということは、庶民も何も関係なくて、全員が楽しく遊べるようになったということなんだ。
考えてごらんよ。
昔は盆と暮れしか休みがなかったのに、それが日曜日祝祭日も休めるようになって、今では土日休みになったの。
しかも会社勤めをしている人は、有給休暇まで取れる。
最近では、ちゃんと有給を取らなきゃ会社が罰金を払わなければならない。
それだけ世の中が変わったんだから、あなたも変わらなきゃおかしいよ。
どれだけ楽しめるか。
どうやって楽しく遊ぶか。
この世界は、遊んだもの勝ちなんだ。
遊んだ方が幸せになれるし、運勢だってよくなるからね。
個性があるから、生き方も死に方も全員違う
人って、顔や声が全部違うよね。
人生も違う。
同じ人って絶対にいないんです。
例えば、同じ癌という病気にかかったとしても、症状から、状態から、治り方も死に方も全部違う。
なぜかと言うと、神様は重複をしないからだよ。
だから、これだけ大勢の人がいても、存在する人の数だけ生き方があるんです。
どんなにそっくりな双子だって、どこか違うの。
もちろん、人間だけじゃない。
葉っぱ一枚にしても、同じ葉っぱは絶対にないんだよね。
波だって、同じ波の形は一つとしてない。
似た波があったとしても、どこか違う。
神が作るものって、絶対に同じものはないんだ。
そういうものなの。
どうしてこの世には、二つとして同じものが存在しないんですかって、それは1人1人に個性があるからです。
じゃあ、なぜ個性があるか。
それは人それぞれ、学ぶ必要があるからなんだよね。
学びってみんな違うの。
それと、そもそも全部違うから面白いんだよね。
みんな同じだったら、ものすごく退屈だと思うよ。
会話にしろ、経験にしろ、1人1人違うから楽しんだよね。
もし皆同じなら、究極を言っちゃうと、この世に誰か一人いればいいだけの話になっちゃうでしょ?
これまでは全体主義の時代だったから、個性を無視して、無理やりみんな同じようにさせようとしてきたの。
学校へ行けば、男子は全員坊主にしなきゃいけないとか、女子はスカートの長さは何CMにしなきゃいけないとかね。
だけど時代は変わったんです。
今はもう、個性が許される時代になったの。
すごく楽しいことだよね。
追伸 お客様が喜んでくれることを提供するのが仕事
実は岐阜に入る前、私はすでにまるかんの販売代理店を始めていた舛岡はなえさんや、みっちゃん先生というのは、元々一人さんの幼馴染で、早くからまるかんのお仕事を一緒にされているお弟子さんの一人です。
修業では、商品に関する詳しい情報を始め、その説明方法、電話対応のやり方、チラシの配り方、お客さんの対応方法、商品の陳列方法、お客さんが入りやすくなるようなお店作り・・・・・・・といった、一通りの事を教えてもらっていました。
その時衝撃的だったのが、一人さんをはじめ、みっちゃん先生もはなゑさんも、皆が口を揃えて言うんです。
「ここでやることが全部真似できたら、じゅんちゃんは岐阜へ行っても絶対大丈夫だからね」
普通なら、個性が大事にして、それぞれの良いところを出しながら勝負するものだと思いますよね。
ところが、むしろ「個性は出さなくていいから」って教えられたんです。
その証拠に、自分で考えなさいとか、そういうことは一度も言われた事がありません。
私は、その理由を一人さんに尋ねてみました。
「学校では個性を大事にしなさいと教えられたかもしれないけど、個性は趣味や服装とかに出すもので、商売に出すものじゃないの。
例えば、魚を釣る時には、ミミズやゴカイを餌にするよね?
それなのに、ミミズやゴカイは趣味じゃないからって梅干しを餌にしたって、魚は釣れないよね。
そういう風に、商売のやり方も勝手に変えちゃいけない事ってあるの。
商人は、お客さんが喜んでくれることを提供するのが仕事で、こちらの趣味や個性は関係ないんだよね。
特に、日本みたいに国土の小さい国だと、地域差もそれほどないから、はなゑちゃんえみちゃん先生がやってきて成功してることは、他のどの地域でも必ず通用するはずなの。
ファミリーレストランやファーストフードのお店を見てごらん。
地域ごとに個性があると言うと、そんなことはない。
どのお店でも大体同じようにやって、それがお客さんに喜ばれているよね」
そう言われて、なんだかとても安心しました。
一生懸命、はなゑさんやみっちゃん先生の真似をしよう。
そうすれば、私だって成功できるんだと、勇気が湧いてきました。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。