でも、魂が成長すれば、ある日、急に勇気が出るものなんです。
質問1 エゴ
ついつい自分の感情ばかり優先してしまい、相手の気持ちが考えらくなってしまいます。
斎藤一人さん、どうすれば人の気持ちをしっかり考えられるようになりますか?
斎藤一人さん
自分の気持ちばかり優先してしまうのは、意外かもしれないですが、自分を大切にしていないということなんです。
だって人の気持ちを考えられないと、みんなに嫌われるでしょ?
人に嫌われるって、すごく寂しいことなんです。
幸せじゃないんです。
そんな状況に自分の身を置くいうのは、自分を大切にしていないんです。
どうせなら人に好かれた方が楽しいし、嬉しいですね。
みんなに喜ばれる存在になった方が、幸せに決まっています。
自分を大切にするって、「自分を幸せにする」ということですね。
自分を楽しませて、笑わせて、たくさんの愛の中に身を置くこと。
それを自分に大切にするというんです。
自分を大切にするのと、自分ばかり優先するのは違います。
勘違いしやすいんだけど、自分ばかり優先するのはエゴなんです。
エゴって、自分を愛しているようで、実は愛していないんです。
みんなに嫌われるようなことを、一生懸命にしているんです。
だから仕事でもなんでも、ちっともうまくいかないんです。
当たり前なんです。
そういう人には、誰も協力しないんです。
社員が3000人いる会社のトップが本を出したら、300部も売れなかったいうという話があるんです。
3000人の社員がいて300部も売れないというのは、10人に1人も買っていないということですよね。
一体、どうなってるんでしょうか。
その社長、社員に嫌われてるんです。
社長本人も、そういう嫌われるような社長じゃないと成功できないと思っているから、社員から嫌われるようなことばっかりするんです。
自慢じゃないですが、斎藤一人さんの会社は社員が5人しかいないけど、斎藤一人さんが本を出したら5冊は必ず売れるんですよ。
それどころか、何全部、何万部と売れるんです。
それだけ斎藤一人さんのファンがいてくれるわけなんですが、裏を返せば、斎藤一人さんが自分のことを、うんと大切にしているからなんです。
自分を大切にしていると、だんだん「相手も自分と同じように大切な人間なんだ」ということに気がつきます。
自然と、相手のことを大事に思う気持ちが育ち、みんなに優しくなれるんです。
だから周りの人が、どんどん自分のファンになってくれるんです。
人間は、自分を大切にできないとダメなんです。
自分ことも大切にできないのに、人に優しくできるわけがないんです。
斎藤一人さんは、タツヤ君が本を出すとなれば全力で協力するんです。
タツヤ君だけじゃなく、他のお弟子さんが本を出す時だって同じように全力でお手伝いするんです。
周りの人にチャンスが来ると、斎藤一人さんにできることは何でもしてあげたくなるんです。
仲間が困っているとなれば、飛んで行って助けるんです。
それは、みんなのことを「自分と同じ」だからと思っているからです。
自分と同じように大切だからこそ、少しでも幸せになって欲しいと思っているんです。
ところが世間では、会社の上役なんかでも、他人のチャンスを潰す人がいるんです。
部下や後輩に抜かれたくないから、チャンスをつぶそうとするんですね。
そういうことを自分がやられたら嫌だよねという話になんです。
自分がチャンスが掴んだ時、横からそのチャンスをもぎ取られたら、笑っていられるんだろうか。
幸せだと思うだろうか。
そんなことも分からないから、人に嫌われているんです。
わかりますか?
周りにいる人は、みんな自分と同じぐらい大切な人です。
大切な人にチャンスが訪れたら、応援するのが当たり前なんです。
斎藤一人さんの場合、そうやってお手伝いをして相手が成功すると、よく「斎藤一人さんにお礼がしたい」と言ってくれるんです。
もちろん、その気持ちは嬉しいけれど、私にお礼をしてくれても、二人の間でキャッチボールをするだけだからね。
それよりも、他の誰かを助けてあげてください。
斎藤一人さんにお礼をする代わりに、誰かが幸せになるためのお手伝いをするんです。
そうすれば、この世の中に幸せな人がどんどん増えていくんです。
それが、斎藤一人さんの喜びなんです。
質問2 白光の誓い
「私は喜怒哀楽がものすごく激しくて、毎日とても疲れます」
斎藤一人さん、穏やかな性格になる方法があれば教えて下さい。
斎藤一人さん
今、斎藤一人さんやお弟子さんたちが広めている「白光の誓い」というものがあるんです。
<<白光の誓い>>
自分を愛して他人を愛します。
優しさと笑顔を絶やさず、人の悪口は決して言いません。
長所を褒めるように努めます。
これを毎日、10回言ってごらん。
できれば朝起きてすぐにこの機会を心に沁み込ませるといいですよ。
心の中で思うだけでもいいけれど、声に出して唱えると、自分の耳でこの誓いを毎日聞くことになるんです。
その分、心に沁みやすくなります。
小さい声でもいいから、声に出してみてくださいね。
朝起きた時に唱え忘れてしまった場合は、気がついた時に唱えましょう。
声に出せない場面もあると思います。
そういう時は、心の中で思うだけでいいですからね。
大事なのは、継続することなんです。
発行の誓いを唱えると、どうなるかというと、自分への愛、他人への愛がちょっとずつ心に沁み込むように芽生えてくるんです。
だんだん笑顔が増えて、優しい人になっていくんです。
そうすると、過度に怒ったり泣いたりするような、そういう激しい感情は落ち着いてきます。
残るのは、微笑みと大笑いだから、それを大事にすればいいですね。
コップに水が行ってきずつ垂れて溜まっていくように、少しずつ少しずつ……….。
やっているうちに、必ず心のエネルギーが満タンになりますから、楽しく続けてくださいね。
こういうお知らせをすると「斎藤一人さんも毎日唱えてるんですか?」と聞かれるんだけど、斎藤一人さんはやってないんです。
なぜならば、斎藤一人さんに降りた誓いですから。
斎藤一人さん自身は、すでに「白光の誓い」そのもので生きているんです。
今更斎藤一人さんがこの誓いを言い始めてるようでは、仕方がないんです。
質問3 勇気
自分の性格を、無理なく変える方法はありますか?
斎藤一人さん、何か良い方法はありますか?
斎藤一人さん
最初に、大切なことをお伝えしておきますね。
人は、そのままの性格で幸せになれるんです。
簡単に言うと、「弱気な人間に強気になれ」と言っても、できないんです。
女の子におちんちんを出せと言っても、それは無理ですよね。
ないものを出せと言っても、それは不可能なんです。
だけど、ないならないなりに、弱気だから人を傷つけないとか、無茶しないとか、その性格ならではの「いいところ」があります。
怒りっぽい人は、「私は怒りっぽいからこそ、不条理が許せない」とか、「弱いものがいじめられたら助けずにはいられない」とか。
どんな性格でも、いい方に捉えるしかないんです。
魂には段階があって、前世は怒りっぽい性格だったけれど、今世は弱気に生まれたとか、その時によって違うんです。
だけど、魂が成長すると治るんです。
前世で怒りっぽい性格を攻略し終えた人は、もう無駄に怒らなくなるんです。
その代わり、今世では弱気に挑戦してみようかというように、みんな1ずつ学んでいくんです。
ピラミッドと同じで、一段ずつ積み上げていくしかないんです。
早く上がることができるけれど、飛ばすことはできないんです。
周りに「ものすごい弱気だな」と思う人がいたら、その人は今世、弱気を学んでいるんです。
すでに過去世で弱気という問題をクリアしている人は、簡単に「勇気を出せ」なんて言うんだけど、それはいじめと一緒だし、いくら周りがうるさく言っても、本人の魂が成長しない限り弱気は直らないんです。
でも、魂が成長すれば、ある日、急に勇気が出るものなんです。
自分の性格を、無理にねじ曲げようとしなくていいんです。
弱気な人は「弱気のこういうところが素晴らしい」と思えば幸せになれます。
怒りっぽい人は、「怒りっぽい性格のおかげ、でこんな良いところとがある」と思えば、必ず幸せになれますから。
あなた自身が、自分の一番の味方でいなければ駄目ですよ。
質問4 義務
自分の体に、誰にも言えないコンプレックスがあってつらいです。
コンプレックスを抱えながらも、幸せに生きていく道をありますか?
斎藤一人さん、回答お願いします!!
斎藤一人さん
大丈夫です.
絶対に幸せになれます。
あなただけじゃなく、人はみんな、どこか悪いところがあるものです。
顔が悪い、性格が悪い、歯が悪い、腸が悪い、血流が悪い..........大っぴらに言わないだけで、誰だって悪いところがあるんです。
大なり小なり、悩みも抱えているんです。
絶世の美女だって、とても人に言えない、恥ずかしい悩みがあるかもしれないんです。
でも、どんな人でも絶対に幸せになれるんです。
幸せになれない人はいないんだ。
私たちは、どんな悩みを抱えていようと、「必ず幸せになります」と神様と約束して生まれてきたんです。
人それぞれ、いろんな条件のもとで幸せになると決めて、今世、生まれてきたんです。
この親のもとで、この体で、この顔で幸せになるんです。
必ず幸せになる道があるし、幸せにならなければいけないんです。
幸せって、「義務」だからです。
みんな「幸せになる権利がある」と勘違いしているんだけど、本当はそうじゃないんです。
幸せになるのは、私たちの義務なんです。
権利なら主張しているだけでいいけれど、義務の場合は努力が必要なんです。
神様と約束して生まれてきたんだから、私たちは、何がなんでも幸せになる努力をしなければいけないんですね。
追記 虎を捕まえるより、罠を売った方が儲かる
人が困難や、何かに立ち向かおうとする時に、必ず「勇気」というものが必要になります。
でも中には、その「勇気」が出ない人もいます。
それで、その「勇気が出ない人」はだめかと言うと、そうではありません。
勇気が出ない人は「勇気が出ない」という才能なんです。
そういう人は安定を求めます。
そして、その安定の中から魂を成長させる人なんです。
だからちゃんと真面目に会社勤めをして、そこの中で幸せになって、そして魂を成長させればいいんです。
いくら「こうやった方がいいよ」と言ってもやれない人は、そのことを「やれない」という才能なんだよね。
あなたの最高の幸せのために、「やれない」とか「勇気が出ない」とかそういうことが、あなたの中に組み込まれているんです。。
そういう人は自分のできることの中で魂を成長させていると、結果は必ず良くなります。
「大きな目標」を追い求めるのも才能だけど、「小さな幸せ」を追い求めるのも才能なんです。
だから、それを否定するよりいかしたほうが、必ず上手くいきます。
私の話を聞くだけ、何も行動や実践をしない人がいるんだけど、それはそういう「段階」なんです。
だから、それを否定するより活かしたほうが、必ず上手くいきます。
私の話を聞くだけで、何も行動や実践をしない人がいるんだけど、それはそういう「段階」なんです。
今、その人は「聞く段階」だから、今世は聞くだけでいいの。
知るだけでいいの。
行動できる人は「行動する段階」なんです。
それは、行動できない人はまた来世があります。
私たちはものすごく長いスパンで「魂の修行」をしています。
だから、死んでも大丈夫だし、臆病でも大丈夫なんです。
勇気がある人は虎の穴に入って、トラの子供を捕まえて来ることができます。
でも勇気のない人は罠を仕掛けるんです。
それで、虎を捕まえにいくよりは、罠を売った方が安全で儲かります。
臆病だから成功できないんじゃないの。
臆病は臆病を活かせばいいんです。
それを「勇気がなければいけない」「努力家じゃなければいけない」「やり始めたことは途中でやめちゃいけない」っていうのは間違いだからね。
途中で辞めないで続けられる人は、それはそれで才能です。
だけど、私のように続かない人もいるんです。
だから続かない人は、その「続かない」という才能を活かせればいいんだよね。
人それぞれ容姿も性格も「才能」も違うよね。
持って生まれた「才能」はしっかり活かすんだよ。
追記の追記 辛くても、愚痴っちゃダメ!!
ポジティブということで考えると、当然ですが一般的にはポジティブであるべきと言われていますよね。
でも、どうしようもなく辛い時には、ポジティブな気持ちになれる理由はなく、やっぱりネガティブな言葉が出てしまいます。
僕も、そんな状況にある人には「辛い時は、愚痴を言ってもいいんだよ。
辛い思いを吐き出してもいいんだよ」と言っていたことがあります。
一人さんはよく、「相手の肩の荷を降ろしてあげる」とおっしゃいますが、こういう状況での対応は、一人さんのおっしゃる「肩の荷をおろしてあげる」、ということになりますか?
斎藤一人さん
それはちょっと違うね。
うまくいっていない人にさらにネガティブなことを考えさせたり、言わせたりしたら余計に落ち込むだけなんだよ。
そうなんですか?
斎藤一人さん
その人にとって、「これは駄目だ」ということがわかったんだから、ネガティブの状況をなんかではないし、失敗ではないんだよ。
大体、失敗っていうものがありえないんだ。
でもみんな、何かにつけて失敗にとらわれがちになってしまうよね。
最初からうまくいくものなんてないんだから、うまくいかないのなら、改良すればいいだけなんだよ。
改善していけばいいんですね。
そういう意味では失敗はないということですね。
斎藤一人さん
当然だよ。
最初から何でもうまくいくと思っていたら、その道で長年やって来られた諸先輩方をバカにしているのと同じだよ。
居酒屋を一件作るのだって、居酒屋のお客さんだった人が、ある日突然、居酒屋をやりたいと言ってすぐに上手くいくもんじゃない。
これまで居酒屋をやってきた人たちがずっと苦労しながら試行錯誤してきた形が今、あるんだから。
そうですね。
何事もそんなに簡単に成功するものではないですから。
斎藤一人さん
でも、何かに挑戦するっていうことはいいことなんだよ。
そんな勇気があるからこそ、成功するんだからね。
だから、何かを始めたのなら、失敗しても、単に改良あるのみなんだよ。
と言うか、改良していくしかない。
木が成長するのと同じように、人も改良・改善しながら進化するんだ。
それが当たり前なんだよ。
そのことを大変だと思うほうがおかしいんだ。
そこは大事なポイントですね。
僕たちは、一度失敗すると、もう、この世の終わりみたいに思ってしまう。
僕も失敗してしまうと、「うわ~、やってしまった!!」とか思ってしまって、しばらく落ち込んで何もやりたくなくなったりしますからね。
でも、おかげさまで、最近では「最初からうまくいかないのは当たり前」だと思えるようになって、前よりは落ち込む時間が短くなりましたね。
斎藤一人さん
それはいいね。
どんな状況になっても、改良すればうまくいくに決まっているんだよ。
それに、改良するためのアイデアが何か浮かんでくるはずなんだ。
自分の商売に関することで、何もアイデアが浮かばないとしたら、その人は何かがおかしいんだよ。
「そのアイデアを絞り出すのが大変なんだよ」という人もいるのかもしれないけれど、本来なら知恵なんて湧き上がるように出てくるものなんだ。
出ないのだとしたら、その人は出ないような考え方を持っているということ。
そして、最初から「知恵なんて出るわけない」と思い込んでいるような人なら、その浮かんだ知恵で改良しようとしても、結果的に失敗してしまったりするんだよ。
ネガティブな思いが頭をよぎっただけで失敗してしまうんですね。
斎藤一人さん
要するに、うまくいかなかった時は、うまくいかないような知恵が働いたということ。
例えば、ひとつのものに改良を加えてよくして行かなくてはならないのに、全く違う新しい別の事に手を出したりしてね。
失敗する時は、失敗するような原理できちんと働いているんだよ。
なるほど。
わかりやすいですね。
では、やり方さえ間違っていなければ、アイデアは勝手に湧き上がってくるものなんですね。
斎藤一人さん
木でも成長する時は、上の方を目指しながら伸びていくよね。
横を目指すことはないんだよ。
上を目指していると色々なことが起きてくるけれど、そこに面白みもあるんだよ。
人間は自然と向上するようにできているんだ。
だから、向上することは大変なんかじゃない。
向上しない方が大変なんだよ。
逆に、今のままでいることの方が難しいんだ。
例えば、きちんと手入れをされた盆栽を見てごらん。
ずっと同じ形に留めておこうとするために、針金なんかでぎゅっと全体を縛っているよね。
木が大きくなったり、枝が太くなったりしないように手入れをしているんだよ。
なるほど、人間も同じですね。
斎藤一人さん
そう。山に自然に生えている木なんかは、そんな手入れなんかされていないよね。
だからすぐ着くと上を目指して大きく太く育っていく。
俺はね、俺のところに来る人たちに巻きついている針金を外してあげる係なんだよ。
そうすると皆、のびのびと上を目指して育っていくんだよ。
お弟子さん達も、本来の姿に戻ってグングン成長していくんですね。
僕もひとりさんには針金を外してもらったように思います。
上手くいかないのは、当たり前。
人は、改善・改良を繰り返しながら成長するようにできている。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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