面白くて楽しくて涼やかに生きているとそれだけで自分がもう魔除けになるんです。
魔除け
神社に行くと鈴があります。
あれはマイクです。
チリンチリンと鳴らしますよね。
本当はお賽銭を入れてチリンチリンと鳴らすんです。
2礼して、2拍手、そして1拝です。
これが正式です。
日本の神様はうるさいことを言いません。
間違っていても全然平気です。
800万ぐらい神様がいると細かいことは言いません。
神道には考え方が一つあるんです。
面白くて楽しくて涼やか、面白くて楽しくて涼やかに生きているとそれだけで自分がもう魔除けになるんです。
だから斎藤一人さんは方位とか方角とか気にしますかと尋ねられると、気にしないよと答えるんです。
斎藤一人さんがいるところは良いところなんです。
面白くて楽しくて涼やかに、面白くてとは何ですかと言えば、尻尾が白いわけではありません。
面白くて楽しくて涼やか
面白くていうのは暗いの反対です。
暗い顔をしていないで、明るい顔をしていてください。
それから楽しくてというのは、自由なんです。
だってあんまり自由でないと嫌でしょ。
中国なんかで楽しいという字は踊りを踊ってるという字を書くんです。
踊りを踊ると楽しいですね。
例えばダンスをしている人がいれば、ダンスをしている人の中で、ワルツを踊ったり、タンゴを踊りながら泣き言をずっと言ってる人とか、そういう人はいないんです。
だからある程度は自由にしましょう。
ただ楽しければ良いからと言って、夜の夜中に暴走族のようにサイレン鳴らしながら走りまわすのではないんです。
面白くて楽しくて涼やかなんです。
だからみんながもし困った問題があれば、面白くて楽しくて涼やかに解決する方法はなんだと考えるんです。
そうすると思いつかなくても解決してしまうんです。
確率的には半々ですね。
思いつく時と思いつかない時は、しかし思いつくと見事に解決するんです。
面白くて楽しくて涼やか、これしかないんです。
日本の神様は困ったことがあると、八百万の神様が全部集まるんです。
八百万の神様
それでいろんな意見を出し合って決めるんですが、これがまた失敗が多いんです。
そうするとまた集まるんです。
知恵を出せる人は知恵を出し、力を出せる人は力を出し、これってなんですかといえば、今の民主主義と同じなんです。
だから特別な人は出てこないんです。
だけど集まって今みたいに、いろんなことを決めていこうね。
だけど元々大和の国というのは、みんなで力を合わせて輪になっていこうという国なんです。
ヒマラヤ、エべレスト征服という言葉があります。
あれは外人の言う言葉なんです。
日本人は違います。
感謝して山に登らせていただくんです。
ひとたびエベレストが怒れば、みんな吹き飛ばしてしまうんです。
ちょうどいい天気で運よく登れたんです。
やっとの事、上がらしていただいたのに、一人ぐらい登ったからといって、征服したとか言っているから、山が怒るんです。
地鎮祭
地鎮祭ってありますよね。
家を建てるときに、そこにもともといる神様がいてるんです。
その人にここに建てさせていただきますよとご挨拶をしているんです。
ご挨拶をして、よろしくお願いますと言うと、だから守ってくれるんです。
はなから悪いのがいるわけではないんです。
昔から富士山でもいろんな山を登る時でも、登らせていただいているという感謝だったんです。
神社に行けばお願い事をしてはいけません。
神社はお願い事をするとこではないです。
うちの息子が大学合格するようにお願いをすると言っても、ご先祖様ですから、ご先祖様は大学行ってないかもわからないです。
今更そんなこと頼まれても出来ないんです。
そうではなくて神社に行った時に、息子が大学に行く年まで、無事に生きてきましたありがとうございます。
感謝
感謝をすれば、日本は言霊の国ですから、感謝をすると感謝をするようなことが、必ずもう1回起きるんです。
そうするとまた感謝なんです。
感謝している人はずっと良い事が起きるんです。
ところがああしてください、こうしてくださいというのは、不正不満を言いに行ってるんです。
愚痴とか泣き言、不平不満を言うとまた言いたくなることが起きるんです。
だから不幸な人はエンドレスで不幸なんです。
嫌なことは全部起きるんです。
愚痴とか泣き言とか願い事とかそんなことばっかりしてるんです。
感謝がないんです。
感謝から始まらない人、そういう人はどちらの方向に行こうが、あなたの行く方向が不幸なんです。
あなたのいるところに問題があるんです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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